九州8日間ー3日目 志賀島一周

2019/04/13 - 2019/04/13

九州8日間の旅。3日目は志賀島（しかのしま）へフェリーで行きました。

エリア 博多(福岡)

博多駅で友人と待ち合わせ。
駅前から博多ふ頭行きのバスでふ頭まで。

ポートタワーがありました！

チケット売り場のあるターミナルビルには大ガラスの大きなアクエリアム。サメ、ウツボなどがいました。

このような一枚の大ガラス、しかも円形のガラスを作る技術は世界一の日本の技術です。これにより水族館のあり方が激変しました。最新の水族館のガラスはほぼ日本の会社が請け負っています。

ここもよく見たらほんとに下から上までどのくらい？ってくらい大きな水槽です。しかも省スペース。

ターミナルの隣のビルは「ベイサイドプレイス福岡」という商業施設です。野菜、スーパー、奥にフードコートもありました！

あまおうが激安です！ほかの食材も安いです！！

志賀島はあまおうの産地でもあるので、島であまおうを食べよう！

志賀島は第一ターミナル。1日に15便あります。

第二ターミナルは壱岐、対馬航路です。

四年前に釜山へ行く時に国際ふ頭を利用しました。ジェットフォイルで3時間弱。往復共に波が穏やかで快適でした。

釜山への航路の3分の2まで対馬が横たわっていて、釜山から対馬までは30分で行けるとか。日本で最も気楽に行ける海外航路かもしれませんね。

乗船時間が来ました。出航5分前に改札が始まります。5分前ってすごいですね。

結構な人数の方が乗船。料金は往復で1340円でした。

乗るのはこの船。きんいん号です。

志賀島は砂州で博多からは電車とバスを乗り継いで行くこともできます。

天神からは直行バスも出ています。

が、私たちの選択はフェリーです。大正解でした。

こんなに岸壁と船は密着できるものなんですねぇ。

風が気持ちよさそうなので甲板へ行く事にしました。

博多港を出航します。

志賀島へは、途中一箇所、西戸崎へ寄ってから行きます。トータルで30分の船旅です。

ほとんどの乗船客が西戸崎で下船しました。

なぜかな？

リクレーション村があるらしいです。

志賀島到着後、鳥居の先に志賀島唯一のレンタサイクル&カフェがあるとのこと。

こちらでレンタサイクルしました。
これがなんと3時間で2000円。島価格です！！

レンタルバイク。

マウンテンバイクは三段しかギアがない！！

島は右回りに行くように指示されました。出発してすぐにきんいん公園です。1784年、金印が発見された付近が今は公園になってます。

あれ？たしか畑で見つかったんですよね？大きな石の下。実物は京都博物館の国宝展の時に見ました。

「漢委奴国王」と、後漢書に初めて日本が出てきたんですね。紀元57年のこと。金印は光武帝から贈られたとされてます。

海が見えるレストランでランチをする事にしました。この直前のダラダラの登り坂で、エネルギー使い尽くしました！日頃の運動不足が・・・

ちょうど島の半分。玄界灘（日本海）です！

女将さん、ちづ子さんが志賀島で採れたイチゴをお裾分けしてくれました。

女将曰く、「ほんとは小さい方が美味しいのよ！3個もらったからお裾分け！」

やったー！

あの小さな島。干潮には歩いて渡れるそうです。神話に出てくる島や、神話に出てくる神様を祀った神社があるそうです。

気になる島。

その奥は玄界島かしら？

新鮮なサザエもいただきました。

大4個で1200円。下ごしらえされています。

目の前に玄界灘を見ながら、新鮮な海の幸をいただきましたよ！

ご覧ください！

この日は白身魚がたくさん取れたのかな。白っぽい丼です。タイ、ヒラマサ、イカ、ウニ、など。

厚切り、ごろごろです。

先程まで給仕してくれていた先頭の黒いワンピースの女性と三名様、ワカメを取りに行って、20分ほどでカゴいっぱい採って戻ってくる途中です。

新鮮なワカメを集めて、海で洗ってカゴに入れるだけです。洗うときに海に入るので四人とも長靴を履いています。

すごすぎる！

海の幸の恵み。さらには山菜など山の幸にも恵まれているそうです。ふきのとうやセリなどは、春先になるとそこら中に出てくるそうです。

ランチの後、私たちも海へ。マジ海まで3メートルくらい。これは台風の時など高波にさらされますね。

ちづ子女将によれば、13年前の地震で大打撃。その後の台風でも何度も被害に遭ってるんだとか。

二階の電気の付いているところが、私たちが食事をした場所です。ほんと海に近い！！

ちづ子女将と別れを惜しんで、旅は続きます。残りは比較的楽でした。

志賀海神社（しかうみじんじゃ）でお参りします。

全国の綿津見神社、海神社の総本社だそうです。神話のままですね。

遥拝所には亀がいました。

伝承では、神功皇后が新羅出兵を行い、朝鮮半島の広い地域を服属下においたとされる三韓征伐の時、ここで戦勝を祈願したとか。

神功皇后は、仲哀天皇の后で応神天皇の母で、経緯は『古事記』『日本書紀』に記載されています。

こちらの神主さんは雅なお姿でした。

帰りはきんいん一号か三号か？

右の一号でした。

見た目よりは小さかった志賀島。慣れないマウンテンバイクに疲れましたが、とても楽しかった！！

たとえ30分の船旅でも、とても遠くへ行ってきた感満載でした。

いちごは計り売りでした。たくさん買ってすぐ食べました。10gで40円だったかな？？甘かったですよ！！すぐ食べてしまいました！

旅人が旅の途中で買ってはいけない「ビンもの」ー手作りいちごやマーマレードを購入。あーーまたリュックが重くなりました！！！泣