桜満開、晴の週末をあえて避け、曇りの平日に行ってみる権現堂桜堤

2019/04/08 - 2019/04/08

有名な権現堂桜堤の桜、２０１９年は４月６、7日土日あたりが満開でした。
しかもお天気も良いという予報で絶好のお花見日和・・・

う～ん、絶対激混みだね、と思って６日のホームページをのぞくと
「朝の7時には第一駐車場が満車になっております」
と書かれていて、その混雑ぶりに恐れをなしてしまいました。
ちなみに８日月曜日の天気は曇りで肌寒い予報。

それなら、ほとんどの人が天気の良い土日に行くだろう、と読んで、
１日ずらして月曜日に行くことにしました。

晴の激混み間違いなしの土日より、曇りの平日を選んだのです。

さて読みは当たるのか？

エリア 幸手・久喜・栗橋(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 自家用車

初めて行く幸手権現堂桜堤

神奈川からだと、遠回りになるけど東名高速、圏央道で2時間、
帰りは最短距離で、東北道、首都高速、東名高速を使って1時間35分
どちらも渋滞はなし。料金は後者のが２００円ほど安かった。

権現堂桜堤 名所・史跡

10時過ぎ、第2駐車場へ右折で入ります。

すんなりと・・・＠＠

余りにもスムーズ過ぎて拍子抜け。
まだ数十台ほど空きがありました。

一番の懸念、駐車場待ちをクリアしたのでもう安心♪

ところで駐車場もいきなり見事な桜並木がお出迎えで
さすがは日本の有名桜どころです。

早速、堤の上を散策

見事な桜並木のトンネル

出店もたくさん、ずらりと並んでいます

桜の間から、菜の花の黄色が見え隠れして、期待は高まります。

この下にヤギがいるというので降りてみました

屋久島ヤギさんたち
白だけでなく、茶色ヤギ、黒ヤギもいました。

白い橋も遠目に見えます。
外野橋です。堤のどのあたりを歩いているかの目印になります。

橋のたもとから振り返ると、広大な菜の花畑と桜並木

こちら側は北なので、日中は晴れると逆光になってしまいますね。
その点は曇りのが分があるのかも。

中央あたりから西に向かって撮りました。

この菜の花畑の迫力もあって有名なんですね。
菜の花は6～7分咲きという感じで、満開ではありません。

菜の花畑の中には道があって、中ほどまで散策できます。

西のほうから東に向かって撮りました。

桜サミット

土手の際沿いに、日本中の色々な場所の桜が集められていました。

そのひとつの枝垂れ桜です。

桜色に濃淡がある華憐な花びら

枝垂桜越しの菜の花畑

土手の桜の下はトンネル状態です。

さてまた土手の上に上がっていきます。

階段の両側のソメイヨシノは満開で見ごたえあります。

全体的には散り始めており、水面はさくら花びらの絨毯となっていました。

第2駐車場上の桜の大木の密度濃い花

12時前に出ましたが、第2駐車場の前の道は渋滞していませんでした。
しかし駐車場は満車の立て札がありました。

天気はずっと曇で肌寒かったのですが、混雑はなく、桜も堪能できて良かったです。

お腹もすいたので、口コミで評判の良い十割そばが有名な「幸手門間ふくろう」に向かいました。
15席の人気のお店のお昼時ということで、いっぱいだったらダメ元ということで入店すると、ちょうど1テーブルが空きがありました。ラッキーです♪

このお店のすごいところは、店主自ら、お客さまのテーブルに人数分のそば粉をこねる実演してくれること。2人ならふたり分だけ。

こんなお店、見たことも聞いたこともありません。

とても手間がかかっていますが、打ち立て茹で立ての、一番良い状態のそばを賞味して欲しいという店主の意気込みが伝わってきて、嬉しいです。

幸手 門間 ふくろう グルメ・レストラン

さらに
本マグロの握り

艶やかな、づけマグロ

この時はお昼はアラカルトがなく、コースのみでした。
打ち立てお蕎麦も、握りずしも逸品でした。
記憶に残る食事になりました。

こじんまりとしたお店なので、予約が望ましいです。

青空をバックに桜と菜は本当にきれいですが

このたびは、青空をあきらめて良かった思います。

晴の激混みの土日より、曇りの平日を選んで快適に過ごすことができ、
「読み」は当たりました。

そのうえ、美味しいお料理も堪能でき、思い出に残る大満足な一日でした。

桜のほか、紫陽花、曼殊沙華、水仙の群落で有名な花見場所のようなのでその頃にも行ってみたいです。