キルギス・アドベンチャー(6)ソンクルからイシククル南岸を経てカラコルへ

2018/07/13 - 2018/07/13

　ソン・クル湖畔のユルタで1泊したあと、クルマク峠（標高3430ｍ）を越え、イシククル南岸を経由してカラコルにに向かいました。
　クルマク峠では初めて見る珍しい花が何種かありました。中でも、シュルマハウセニア・ニドゥランスの群生はこの場所が初めてでした。多年草で毎年少しずつ大きな株になり、花芽が出た年に枯れるそうです。
　イシク・クルの北岸には2011年8月に一度滞在したことがありました。今回、南岸を通過したことで実質的に一周を達成することができました。
　前回のツアーは湖畔でゆくりとくつろぐことができましたが、今回は車で通り抜けるだけで、湖岸に立つことはできませんでした。せっかくここまで来たのに勿体ない気もしました。
　北岸に比べると南岸は開発が遅れているようですが、それでも宿泊施設やキャンプ場、湖水浴場などが設置されていて、かつての神秘の湖はいまや中央アジアの一大リゾート地へと変わりつつあるように見えました。

エリア イシククル湖周辺(キルギス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

この旅行記のルートデジカメのGPS情報による。
緑色は今回のルート全体。
茶色は2011年に、イシククル北岸、カラコル往復、トルガルト峠を越えて中国・カシュガルに向かった時のルート。
2つのルートが交差したことで、イシククル一周が達成できた。

クルマク峠を登っていくと、後方にソン・クルの湖面が見えてきた。

ソン・クルの湖面と雪山。

クルマク峠付近。

クルマク峠近くの放牧風景。雪山も見えるが緑も豊富。

クルマク峠近くの放牧風景。写真下部は拡大画像。いちばん左は牛のように見えるが、右のほうは毛が長く、ヤクもしくはヤクと牛をかけあわせた「ゾ」と思われる。

クルマク峠近くで見かけたオレンジ色と黄色のケシの花。アイスランドポピー（シベリアヒナゲシ）によく似ていた。

名前は忘れてしまったが、地面にべったりとはりついて花を咲かせている。

クルマク峠のお花畑。

クルマク峠のお花畑。

リンドウ（ゲンチアナ）の仲間。

クルマク峠の高山植物。白い花はミミナグサ？

シュルマハウセニア・ニドゥランス。多年草で毎年少しずつ大きな株になり、花芽が出た年に枯れるそうです。

シュルマハウセニア・ニドゥランスの群生。道ばたに普通に生えていた。

シュルマハウセニア・ニドゥランスの接写。宇宙人のような格好。

峠を下りて舗装道路へ。このあたりで、2011年のイシククル→ナルィン→トルガルト峠への道路と交差する。

昼食会場。旧ソ連時代の面影を残すレーニンのポスターあり。

イシククルの南岸に到達。

イシククル南岸、ボコンバエフの村で鷹匠の実演と記念写真。

参考：2011年、イシククル北岸の山中でも同じ体験。今回の鷹よりは軽かった。

イシククル南岸、ボコンバエフの村で見た昼顔と雪山。

イシククルの南側にそびえる雪山。

イシククル南岸のリゾート施設。ユルトが並んでいた。

イシククル南岸の湖水浴用品ショップ。

対岸は、2011年に滞在したチョルポン・アタ。

イシククル南側の岩山。

イシククル南岸を走る。残念ながら一度も停車せず。

参考：2011年8月、イシククル北岸の保養地で泳いでいるところ。今回はその対岸を通過した。

湖周辺の天気はめまぐるしく変わる。対岸の右手奥には虹も出現。

イシククル南岸をさらに進む。

イシククル南岸の岩山とその奥の雪山。岩山は遺跡のようにも見えるが未確認。

イシククル東岸に近づく。この先は、道路が湖岸から外れ、湖面は見えなくなった。

カラコル郊外のジャガイモ畑。

この日の夕食は、ドンガン人の民家。食事の前に歓迎の踊りが披露された。