2018/07/15 - 2018/07/18
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隠居人はせじぃさん
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レーニン峰ベースキャンプからキルギス中部の山脈を越え、ソンクル湖畔、イシククル湖畔を経て、この旅行の最後の目玉となる南イニルチェク氷河ベースキャンプに到着しました。
このベースキャンプには、麓のカルカラ谷キャンプ地からヘリコプターを利用します。当初の予定ではベースキャンプに1泊したあと、再びヘリで麓に戻ることになっていたのですが、翌日は積雪を伴う悪天候、翌々日はいったんは晴れたもののあられや雪が舞う悪天候のためヘリが飛来できず、結果的に3泊4日という長丁場の滞在となりました。
おかげで、青空、雪景色、夕映え、満天の星などあらゆる変化のもとで、最高峰のポベーダ(7439m)や急峻な名峰ハン・テングリを眺めることができ、願ってもいなかった貴重な人生体験となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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送迎のヘリコプター。なお、ヘリコプター機上からのアルバムは、キルギス・アドベンチャー旅行記の(8)にあります。
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南イニルチェク氷河ベースキャンプ。黄色いテントが宿泊者用。定員は1~2名。
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テント内部。備え付けのマットの上にシュラフで寝る。朝方は0℃近くまで下がった。
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1日目午後は、ポベーダ方面に断崖に咲くというキャベツ型の花を探しにハイキング(希望者のみ)。
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昼過ぎから雲が切れてポベーダ頂上付近が見えてきた。
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ポベーダ頂上は右奥の丸いドームの先にあるという。
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東側の氷河に近づく。この山の向こうは中国との国境。
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東側の氷河の末端からは滝が流れ落ちていた。
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左手の岩山の中腹まで登る。
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ポベーダ頂上付近が完全に晴れた。
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目的地は岩山の中腹。標高4200m前後のため、腹式呼吸しながらゆっくりと登る。
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ポベーダの麓からの氷河本流。
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ついにお目当ての花に出会う。サウスレアの仲間らしい。
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崖の下の僅かな土の上に根を張っていた。
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サウスレアの群落。
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サウスレアの上の岩壁には、ポベーダ登山中に遭難したと思われる方々のプレートあり。
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サウスレアの花の中を覗く。
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さらに接近。
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さらに接近。
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別の花もあった。
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プレートの右側にも黄色い花が咲いていた。ちなみに、南イニルチェク氷河ベースキャンプ周辺で花が咲いていたのはこの場所のみ。
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ポベーダからの氷河本流沿いに下り、ベースキャンプに戻る。
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写真右下の黄色いテントの見える場所がベースキャンプ。
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ベースキャンプに戻る途中、初めて、ハン・テングリの頂上付近が見えてきた(写真右奥)。
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参考:以前、インチョンからウズベキスタン・タシケントに向かった時に、夕闇迫るなかでかろうじて見えたハン・テングリ(中央やや左の尖った峰)とポベーダ(左手前の高いところ)。今回は、中央左端のあたりに滞在した。
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夕刻、氷河末端の水たまりにポベーダが映っていた。
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宿泊したテント(右奥)とポベーダ。
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夕闇迫るなか、ハン・テングリが麓から頂上まで姿を現した。
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この日の夕食。キャンプ地としては上等なメニュー。
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夕刻、いったんよく晴れて、ポベーダがはっきりと見える。明日も好天と思われたが、......
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【ここからが2日目】夜中にテントの屋根でカサカサと音がしたので外に出てみると、なっんと雪が降っていた。翌朝再び外にでると一面の雪景色。
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ポベーダ方面も新雪が積もっていた。
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ヘリポートの上にも新雪が積もる。迎えのヘリが来るかどうかきわめて微妙。
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ヘリを待ちつつ、キャンプ地周辺を散策したところ、なっなんと、墜落したばかりの別のヘリを発見。帰国後にネットで調べたところ、どうやら1週間ほど前に墜落事故があった模様(死者は無し)。
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墜落の直前に燃料タンクを切り離したので、炎上には至らなかったようだ。
なお、ネットの記事は以下のように報道している。救助目的のヘリとされているが、このキャンプの利用者を運ぶためのヘリではないかと思われる。
【2018年7月】9日朝、、キルギス空軍のヘリがハン・テングリの南イヌイリチェクから登山グループを救助しようとした際に強風によりハードランディングし、機体が横倒しになった。
機内には15人が乗っていた。
負傷した6人のなかにはポーランド国籍や日本国籍の人やキルギスの通訳者、そして3人のヘリ乗員がいた。彼らは全員病院に搬送された。乗員の1人は重傷だが、残りの5人の容態は安定している。 -
なお、翌日にはシートがかけられていた。
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昼食のスープ。この日はどうやらヘリが来ないようだ。
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この日の夕食。味噌汁は添乗員持参。殆ど動いていないので食欲はイマイチ。
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夕食が終わりかけた頃、ハン・テングリが姿を現す。
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夕日に浴びるハン・テングリ。
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夕日を浴びるポベーダ。
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日没後、ハン・テングリ全体が見えてきた。
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ハン・テングリが、麓から山頂まで姿を見せた。
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【ここからは滞在3日目】この日の朝も微妙な天気。
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いったん、きれいに晴れたのでテントの中の持ち物をすべてヘリポートに運ぶが、下界のカルカラ谷キャンプ地のほうが悪天候で待機を余儀なくされる。
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ヘリがなかなかやってこないので、ポベーダ側の氷河の末端を流れる川のあたりを散策。写真は上流方向。
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同じく下流方向。
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氷河に運ばれたと思われる巨大な岩。微妙なバランス。
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中央やや左にトンネルがあり水が湧き出していた。
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迎えのヘリを待っていたところ、なっなんと天気が急変し、あられや雪が降ってきた。これで、この日のヘリは諦め状態に。
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その後、天気は回復したが、午後にはヘリが飛ばないという話。上空に「へ」の字形の雲が浮かぶ。
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ポベーダが見えてきた。
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夕刻にまたまた天候が急変し、テントの上に雪が積もる。
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日没前にはまた晴れてきた。
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夕日を浴びるハン・テングリ。
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夕日を浴びるハン・テングリ。
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夕日に赤く染まるポベーダ頂上付近。
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【ここからは滞在4日目】夜明け前のポベーダ。
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夜明け前のキャンプ地。夜中に雪が降ったため一面の雪景色。
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夜中に雪が降ったもののまずまずの天気。きょうこそヘリが飛びそうな雰囲気。
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日の出とともにポベーダが完全に晴れ上がる。
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ハン・テングリ方面も晴れてきた。
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ハン・テングリ方面。
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ハン・テングリが姿を現す(右手奥)
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ハン・テングリの頂上部分が両側ともはっきり見えてきた。
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ポベーダ方面も晴れ上がる。これでお別れ。
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3泊4日の滞在中、最後になってハン・テングリがいちばんはっきりと見えた。
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ハン・テングリの頂上部分。
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ハン・テングリともこれでお別れ。
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キャンプ地でも迎えのヘリに備えて荷造りが進む。
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待ちに待った迎えのヘリが飛来。
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ヘリはホバリング状態で人と荷物を載せる。なおヘリの機上からのアルバムは、旅行記(8)にあります。
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