2019/01/07 - 2019/01/08
2557位(同エリア3281件中)
☆桜☆さん
JRの「青春18きっぷ」で行く日光の旅2日目。
あまりお天気が良くなかったので移動を避けて、観光は東照宮に絞って見学です。
日光東照宮に来るのは何年ぶりだろう⁉
平成の大改修になってからは初の訪問かも……
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輪転式大書架がある「輪蔵」の先には参道の両脇に鐘楼と鼓楼があります。
両方とも似たような姿をしているけど、鐘楼には78、鼓楼には38と、施されている彫刻の数が違うのだそうです。 -
こちらは階段の手前、右手にあった鉄灯籠で伊達政宗から奉納されたものだとありました。
ポルトガルから運んだ鉄材で造られたものだそうです。 -
平成の大改修という数年に渡るお色直しで、陽明門も豪華絢爛な姿を取り戻していました。
徳川家康亡き後、家康自身の遺言によりここに祀られ、後に東照宮となったこの地だけど、家康は本来豪華絢爛なものは想定していなかったみたいですね。 -
拝殿・本殿(撮影禁止)はお色直し中なのか、足場が組まれていました。
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拝殿・本殿(撮影禁止)でお詣りした後は左甚五郎の「眠り猫」がある坂下門へ。
この国宝でもある「眠り猫」は正確には坂下門の手前、回廊の上部にあり、坂下門の先にある奥宮(家康の墓所)を守護しているという説があるようです。 -
「眠り猫」の下をくぐり、坂下門を抜けると奥社参道となります。
回廊から数えて207段の階段を上った先は奥宮となり、坂下門から先は江戸時代には将軍のみが立ち入ることが出来た場所なんだとか。 -
奥社参道から先は今50年ほど前に一般公開され、見学が可能となった特別な場所でもあります。
日頃運動していないから足がガクガク、息はゼエゼエとなったけど、杉に囲まれた参道はヒーリング効果バッチリ! -
207段の階段を上ってようやく奥社拝殿に到着です。
この黒漆で落ち着いた雰囲気の奥社拝殿も将軍のみ昇殿が可能だったそうです。 -
こちらの重厚な門は柱や梁などが一つの鋳型で作られているので鋳抜門と呼ばれているのだとか。
もちろんここは今も閉じられていて、一般の人は出入りが出来ないため階段も苔生しています。 -
ここが徳川家康公の墓所ということですね。
一段低いところになりますが、ぐるっと回遊出来る通路が設けられているので、裏に回って見ることも出来ます。 -
墓所の脇にある大木は、樹齢600年を超えた叶杉と呼ばれていて、ここにある祠に願い事を唱えるとその願いが叶うと伝えられているのだそうです。
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足をブルブルさせながら坂下門まで戻ってきました。
「眠り猫」に気を取られて見過ごしてしまいそうになりますが、この坂下門もなかなか素敵な装飾が施されているので見逃せません。 -
日暮し門の別名を持つだけあって陽明門にはたくさんの彫刻などがありひとつひとつ見ていくとあっという間に時間が過ぎてしまう……
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龍のような彫刻も実際には龍、麒麟、息、竜馬と種類がわかれていて、角が二本あり、牙がなく、蹄が割れていないのが竜馬で、この竜馬というのはここ東照宮だけで見ることが出来るのだそうです!
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こちらは角が二本あって、牙がなく、蹄が割れていないから竜馬かな?!
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竜馬ひとつとってもそれぞれ表情が異なるからじっくり見ていると首が痛くなるーっ
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そしてこの陽明門の裏側には魔除けの逆柱がありますが、どれかすぐわかりますかね?
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各柱には渦巻きのような柄(グリ紋)があるけれど、うち一本だけその柄が逆さになっているんですよ!
この柱のグリ紋は2つの渦が上を向いていますね。 -
こちらの柱は2つの渦が下を向いているんですよ。
なんでわざわざ一本だけ逆さのデザインなのかと言うと「完成は崩壊の始まり」という考え方から、建築の際に敢えて未完成の部分を残したり仕様を変えたりすることがあるんだそうです。 -
ひとしきり陽明門を見たらお隣にある「神輿舎」に向かいました。
中には入れないので、外から覗き込むだけですが、中には3基の神輿があり、右が豊臣秀吉、中央が徳川家康、左が源頼朝の神輿です。
これらの神輿は春秋大祭の神輿渡御で見ることが出来るようですね。
この春は5月18日(土)に神輿渡御祭(百物揃千人武者行列)が予定されていて、この百物揃千人武者行列は改葬のため駿府から日光への行列を再現したものだそうだから、見応えがありそうです。 -
約一時間半で廻ったのでじっくりというわけにはいかなかったけど、ひと通り見るべきものは見ることが出来ました。
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最後は鳴龍を見学です。
一定数で区切って入場するため待機位置で待っていたのですが、そこには中華圏/華僑とおぼしき外国人観光客の姿もあり、説明係の方が英語が通じないことでぼやいていたんですよね。
日本に来る外国人全てが英語が出来るとは限らないのに……
今やインバウンドで世界各地から観光客を迎え入れているのだから、英語が通じない(出来ない)からとぼやくより、英語話者以外でも受け入れる心の余裕が欲しいですよね。 -
日光東照宮へは学生時代を含め何度か来ているけど、年齢とともに視点や受け止め方も変わるからか、来るたびに新鮮な気持ちで見学してます。
欲を言えばやっぱり丸一日かけて輪王寺や二荒山神社も合わせてゆっくり見学したいかな。
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