冬の青春18きっぷの旅(日光東照宮:前編)

2019/01/07 - 2019/01/08

JRの「青春18きっぷ」で行く日光の旅2日目。
あまりお天気が良くなかったので移動を避けて、観光は東照宮に絞って見学です。
日光東照宮に来るのは何年ぶりだろう⁉
平成の大改修になってからは初の訪問かも……

エリア 日光(栃木)

「青春18きっぷ」を利用しての日光の旅2日目です。
前日にチェックしたJR日光線の観光車両「IROHA/いろは」に乗車します。

「IROHA/いろは」の車体(外観)。
窓のサイズは2つあり、窓の脇には華厳の滝や日光東照宮の鳳凰、唐獅子などのモチーフが描かれていました。

4両編成で中ほどに片側1席(2人掛けボックス席)、片側2席(4人掛けボックス席)があり、ボックス席の端にラゲッジスペースやロングシートが配置されています。

通路も広く取られているし、ラゲッジスペースもそこそこ余裕があるので、スーツケース持参で乗り込んでも不便さは感じないかもしれません。

優雅な車両だけど普通乗車券だけで乗ることが出来、車内はフリーWiFiがあるのでとても快適です♪

ちなみにこちらが2018年4月から運行されている「IROHA/いろは」のADです。

日光観光はこの日もJR日光駅からです！
朝うだうだしていたこともあって、この日の観光は遅いスタートとなってしまいました。
前日は華厳の滝と中禅寺湖しか見ていなかったので、この日は東照宮へ。
やっぱり日光といえば東照宮だもんね。

前日買った中禅寺温泉フリーパスで日光東照宮への周遊バスに乗車。
参道を歩いていたら、こんな案内板を発見しました。
ほうほう、東照宮がある場所の標高はあのスカイツリーと同じ高さなんだねー

東照宮へ来たのは何年ぶりだろう！？
お色直ししてからは初の東照宮なことは間違いない……

参道を進んで左手には色鮮やかな五重塔！
ただ初詣の影響か仮設テントが設けられていて、ちょっと視界が邪魔。

今から200年前に再建されたものなのに、木の収縮で屋根を突き破らないよう心柱が調整されていたり、地震や風による振動を調整するハイテクな建築物なんだとか！

さぁ、時間がないのでさっそく拝観しましょう～！
この時期は拝観時間が午後4時までと短いのでダッシュで見て回らなくては。

日光東照宮の表門。
ここから先は有料となりますが、さすが世界遺産、日光東照宮だけあって国内外からのツアー客も多いですね。

表門入ってすぐのところに日本語・英語・中国語の音声ガイドのレンタル(500円/1日)がありました。
ガイド聞きながら回りたかったけど、説明聞きながらだと一部しか見られない計算だったので今回はスキップすることに。

表門から入って真っ先に目に入るのが、音声ガイドのレンタルブースの近くにあるこちらの三神庫。
表門右手から下神庫、正面に中神庫、そ中神庫の左手に上神庫となります。

中でも上神庫にある象の彫刻は、当時まだ実物の象を見る機会がなく狩野探幽が象を想像しながら描いた、とされているそうです。

狩野探幽による上神庫にある象の彫刻は、想像しながら描いたにはかなり特長を捉えていますね。

団体さんがツアーガイドさんの説明に耳を傾けているのは、上神庫の向かい(表門入ってすぐ左)にある神厩前。

この神厩には日光東照宮で真っ先に頭に浮かぶ「見ざる言わざる聞かざる」の「三猿」があります。
お色直しが終わってやたら色鮮やか……

「見ざる言わざる聞かざる」が有名だけど、実はこの三猿を含めた8面の彫刻があり、猿の姿を借りて人間の生涯を表現しているのだそうですよ。

こちらは幼少期を表していて、母親が子供の将来を望んでいる姿が描かれているそうです。

8面のうち側面にあるものは見づらいのだけど、正面には各面の写真と説明文(かなりボロボロですが)が貼られていました。

こちらもお色直ししたのか、御水舎もきらびやかですね。
柱は石製なのか珍しいですね。

右に鐘楼左に鼓楼従えた陽明門と鳥居を背景に写真を撮る人達が多かったんだけど、さっき三猿のところにいたツアー客に捕まり、次から次へとシャッターを押してくれ、と頼まれタイムロス……

八角形の輪転式大書架がある「輪蔵」。
中には天海版の一切経が収められているとありました。