２０１８夏の長野１泊２日★１ 雨の富士見高原

2018/08/16 - 2018/08/16

年々夏の暑さがつらくて、涼しいところで一息つきたい。
というわけで夏休みは長野の富士見高原に行きました。

１日目
前日までの不摂生が祟って寝不足で遅めの8:45に出発したせいで、ずいぶん遅くに富士見高原に着きました。

意外とお盆後は中央道は空いてるしと高を括っていたら、出発が遅いせいか結構混んでいたり、途中の駒ケ岳サービスエリアで仮眠したりで、現地の到着は昼を過ぎてしまいました。

到着後から天気が崩れたので、ランチの後は立ち寄り温泉でのんびりしようと思ったら、みんなそう思ったようで結構混んでいていい感じに時間が潰せました。


8/16 八峯苑 鹿の湯 → 井戸尻考古館
8/17 富士見高原観光

エリア 富士見(長野)

八ヶ岳エコーライン
ポツポツ来たり止んだりの怪しいお天気。

13時 おっこと亭
なんと16組待ちでした。
でも案外回転は早く45分くらいで入れました。

おっこと亭 グルメ・レストラン

客室の窓は朝顔で覆われているので外から覗き込まれずゆっくりできます。

待っている途中で雨が降ってきて緑が生き生き。

無料のきゅうり
切りだめ蕎麦
天ぷら
味付けきのこ

とにかくきゅうりがおいしいお店でした。
食後ですが、すぐそばにある鹿の湯へ。

ゲリラ雨のせいか路肩にはまっている車に気を取られていたら、道を曲がりそこねて県道から外れ不安な小道へ。

急に視界が開けて蕎麦畑に出ました。

もう蕎麦の花が咲いていました。

井戸尻考古館の駐車場にあった白蓮の鉢植え。
公園には蓮の池があるらしいので後で行くことにして先に考古館へ。

16時 井戸尻考古館
およそ5000～4000年前の縄文時代中期の遺跡。
住居跡からたくさんの土器が出土したため、近隣遺跡発掘のきっかけとなりました。

学芸員さんに見所を聞いてから中へ。
お客さんはわたし達を入れて三組でした。

時々撮影禁止の土器があるので要注意です。

井戸尻考古館 美術館・博物館

入り口には縄文時代の家の中が復元されていました。

蛙の手が描かれた土器の破片
蛙や半人半蛙像の文様は、縄文土器の基本をなしています。

蛙文深鉢 曽利遺跡
Xファイルに出てきそう！

大花遺跡（富士見町）の耳飾
縄文後期の末から晩期前半まで大花遺跡の2軒の家では耳飾りを専門に作っていました。

上の耳飾は耳たぶに嵌め入れて飾ります。
土偶にもその様子が見て取れます。
南ラオスのカー族に最近まで伝承されていました。

水煙渦巻文深鉢
この考古館の前庭から発掘されたこの館の代表的な土器。

左の水煙渦巻文深鉢は、昭和47年から4年間官製はがきの料金が10円だった時のデザインに使われました。
当時祖父からはがきがよく送られて来たのでとても懐かしかったです。

左 四方神面文深鉢
右 蛇文方神深鉢

縄文時代中期（井戸尻期）になると、肩部に四つの四角い箱型の突起が付いた土器が登場します（左土器）。
四角い箱型になる前は、不死の象徴として神格化されている蛇の文様でした（右土器）。

この四角い箱型の突起は、後に水煙文深鉢に変化します。

蛇文方神深鉢 → 四方神面文深鉢 → 水煙渦巻文深鉢

30分くらい鑑賞して外に出るとすごい土砂降りと風になっていました。

ちょうどドアを閉めに来た学芸員さんに蓮の池について聞いてみたら、蓮の花は咲いているけど10時までに来ないと蕾んでしまうと言われてしまいました。

考古館の前には、向原遺跡のストーンサークルが復元移設されているのですが、激しい雨と突風に傘が吹き飛ばされそうでそばまで行くのを諦めました。

駐車場までの道もびっしょり。
たとえ蓮の花が咲いていてもちょっと無理でした。

信濃境駅前。
今日は盆踊りは無理そう。

どんどん雨が激しくなって宿までの山道はほとんど前が見えずまるで洗車マシーンの中にいるみたい。
無事について良かった！

18:20 夕食開始
左 マンズ 酵母の泡 甲州 BRUT ハーフボトル
右 富士見産夏イチゴのサラダ・バルサミコチョコドレッシング
夏イチゴは24度以下で育ち、酸味があってチョコのドレッシングとよく合いました。

ペンション　ラクーン 宿・ホテル

桃の冷製ポタージュ
甘いのにちゃんとスープになっていて驚きました。
何が入ってるのか聞いてみると、カイエンペッパー、ヨーグルト、コンソメだそうです。

鮎のタルト・ローズマリー風味のマッシュポテト
マッシュポテトは、ローズマリーを牛乳に漬けて風味を移すそうで、ふんわりとした香りがとてもよかったです。

牛ほほ肉のブレゼ・カダイフ包み、夏野菜添え
お肉はとろとろでした。
付け合わせの野菜もおいしい。

デザート盛り合わせ
(トウモロコシのジェラート、バナナのガトーショコラ、プリン )
ジェラートにトウモロコシがマッチしていました。以前どこかで食べたのはポタージュな感じだったけど、これはまた違うおいしさ。

わたしは創作フレンチを楽しみましたが、夫はもう少しオーソドックスなのが好みらしい。
でもおいしかったそうです。