ウイーンから中欧、バルト海を駆け抜けた５８日間☆彡　9日目 ・・サラエボ・・行く前からあか～んの巻

2018/05/25 - 2018/05/25

サラエボへは行く前からドタバタ・・
バスの乗り場が分からない！兆候に出たツレがいろんな人に聞いたんですが、情報がてんでバラバラ！
やっと・・乗り込んだバスは皆さま、荷物を隣りに置いてゆったりとしてます。後部座席に無理矢理、荷物をどけてもらい座りました・・汗^^;諾諾でした。
一時間前から来てのありさま！

ですが、こんな感じの移動の前から、サラエボは、私の中でアウシュヴィッツの次に抵抗ありな街・・

歴史的なサラエボ事件、第一次世界大戦勃発のきっかけを生み、ボスニア紛争は２０年以上たってもいまだ以って記憶に残るスナイパー通りでの惨劇。
観光客として、行ってもいいものかわからない街でした。

そして今の、サラエボはどんな街・・

多民族・多宗教が共存して来たボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボでは、狭いエリアの中で様々な文化が見られます。宗教においてもカトリック、東方正教会、ユダヤ教、イスラム教などの各宗教施設が目と鼻の先に建ち並び、コスモポリタンな雰囲気に溢れています。
と、言われるサラエボですが、私には、東京の方が最コスモポリタンだけど＾＾
今は微妙に住み分けをして共存しているとか。連邦側とか、共和国側とか・・
とかばかりですが、民族主義、いつか乗り越えて下さいと願うばかりです。

私がお会いした方々は、皆さん優しく親切でした。
ロマの子には蹴られたけどね・・

エリア サラエヴォ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

どこよ～！サラエボ行きのバスは～！

ザグレブバスターミナル 駅

ギリ乗り込んだバスは結構混んでます。
でも、日本人シニアとしては意外とでかい私たち。後部座席の端っこはきつかったね、ツレ。
Stara Gradiska国境検問所にて。今回は待たさせられました。私達のバスはスムーズに通過できたんですが、前の2台のバスがてこずったから・・

やっと、休憩。
ここで、出発時間に遅れたお兄さんが取り残されそうになりました＾＾俊足だったので何とかなりましたが、時間に余裕を持って行動！これ大事・・ツレの理念。

ATOSでした。

常に時間に余裕を持って当たるツレに置いて行かれる私！

途中のおトイレ休憩・・シャワーもあります。

Banja Lukaのバスステーション。ここで、降車する方が多くやっと、余裕で座れました＾＾

車窓からの景色・・ブルバス川。

トイレ休憩。

途中休憩。。

やっとのことと言いたくなるほど、遠かったサラエボへ到着。

ボスニア ヘルツェゴビナ連邦側 バスターミナル バス系

到着したら先ず、エネルギーチャージが必須条件の私。
ところが、ここでは、アルコールはなし・・・
?・evabd?・inica "Zmaj 2"にはそもそも置いてありませんでした。
サラエボはアルコール類を置いていないお店が結構ありました。

ボスニア・ヘルツェゴヴィナで一番高いビルディング。
アヴァズ　ツイストタワー。３６階が展望台になっているので、後で行きます。
天気のせいだわ・・悪魔の塔みたいです（　＾ω＾）・・・

アヴァズ ツイストタワー 建造物

大家さんです。

このアパートも大家さんにお会いするまで大変でした。
アパートの場所が難解、政府機関のビルディングがあるので、お巡りさんや警備員がたくさんいます。地番を聞くも、たどり着けず。

もう、バスから、アパートから、何で！

アパートの付近と思われる場所で住民にアタックして（電話のお願いです・・）で、会いした大家さん。

このアパートの部屋はなんと！エレベーター無しの６階・・空手をやっているという大家さんにこんなの軽いさとスーツケース２個運んでいただきました！
大家さん、汗^^;諾諾で悲鳴をあげ、途中休む。でも、当然です。階段が段数は多いし、それを重いスーツケースを持って段飛ばしですから！

アパート、キッチンは至ってコンパクト。オーブンはあるのに電子レンジが無い。

部屋は広くて何より・・ベランダも広いです。

６階なのに、この樹木・・戦火に焼けなかったのね。偽アカシアかな。

アパートの外壁はこんな感じのborosa・・

大家さんとのコンタクトをお願いした方、この公園で子供と一緒に遊んでいたんですが、お世話になりました。又もや写真がない！

取り敢えずは水。酒食。買い出しに行きます。

サラエボシティセンターという、ショッピングモール。ここのモールで酒食を探しに、広い売り場なので案内に聞きましょう・・お嬢さん、ムスリムの方のようでアバヤでご案内いたしてます。
この時点でここには販売していないと分かったんですが、念のため確認。
ここには、ありませんとキッパリと。
そしての、アルタならあるとご案内していただきました～！アルタもショッピングモールです。

とても近代的な建物です。先ほど到着したバス駅や傷痕のあるアパートとは趣が違います。

聖ヨセフ教会。狭き門は開かれています。当然、お邪魔しました。

ステンドグラスが独特な色使いとアバヤのような・・

カラフルな赤青緑無し‥

天井もしっとりとした色合い・・

なかなかに渋いステンドグラスです。

この天井絵もシンプルなデザイン。

この方が聖ヨセフ様かしら？何とも言えない慈悲深いお顔。。

立派なパイプオルガンでしたが、そんなに華美ではありません・・

マリア様・・マリア信仰の教会がスペインやポルトガルにあって、それをそのまま書いたらツレにキリスト教はマリア様を崇拝はしてないと蘊蓄。
でも、現に祀りの対象としているのに、おかしな話だと食いついた事がありました＾＾でも、こっそりとググると真実らしいです。プロテスタント教会の一部ではこのように信仰しているようですが・・あぁ、宗教は難しいですね。コーランの教えに従って命さえ投げ出す人がいたんですもの・・無神論者には分かりません。

ステンドグラスも地味でしたし、派手さもない教会でしたが清らかな雰囲気がしてました。

サラエボシティセンターは嘗ての惨状など、感じさせません。夜は照明がギラギラでカラフルさ増しまし！

確かに酒食は販売してないのでイスラム系のモールですが、ブランド品はあるし、H＆Mだってありましたよ。化粧品メーカーもヨーロッパの有名どころあり、ロクシタンも・・寄りたかった。
でも、モールも住み分けしてるのかと実感。

この黄色のビルは、紛争中世界のジャーナリストが滞在し、世界にその惨状を発信した旧ホリデイ・インです。目の前の大通りはスナイパー通りと呼ばれ、高層ビルに潜んでいるセルビア人狙撃兵に子供や老人、女性もお構いなしに狙い撃ちされました・・

何でかしら・・銃撃されて、ふらついている人に見える・・

サラエボでの酒食（　＾ω＾）・・・・・

さてと、今夜の食事の買い物は済んだので街歩きに参ります。

ミリツャカ川。

街を散策していたら、まだ、こんな建物がたくさん・・向こうはギラギラのビルディングなのに・・

もう、20年以上前の出来事なのにどうして・・

経済的な問題でしょうか・・

まだ、モールからさほど歩いていないのに、こんな廃墟もそのまま。

これは、廃墟だと思ったら暮らしてました、失礼いたしました。スルプスカ共和国が見えています。

落書きをするペンキ代でモルタル補修しない？

こんなに立派なモールのすぐ側の光景でした・・

♪野に咲く花は～どこ行った～
　野に咲く花は～清らかな～
　野に咲く花は～少女の胸に～
　そっと、優しく抱かれる～～♪
随分、昔、覚えた歌・・確かこの後は恋人が戦争へ行き、戦死してしまう。その戦士の眠る場所に野ばらが咲く。その野ばらを少女は優しく抱く。

ここで、ずっと思い出しもしなかった歌がふと口をついて出た・・歌詞が違うとツレに言われたけどどうでもいいわ・・歌いたくなったんだもの。

どちらさま？お顔が暗い！

スケンデリジャ橋。タイトルのハートのオブジェがありました＾＾

又もや、物悲しい顔のモニュメント。

スケンデリジャ橋。

スケンデリジャ橋。

サラエボの美術アカデミー。
サラエボの美術アカデミーは、かつては福音派の教会であったものを再建しているそうです。

サラエボ大学。

中央郵便局。

中央郵便局 建造物

セカンダリー・スクール・オブ・アグリカルチャー, フード・プロセッシング, ベタリナリー・メディスン・アンド・サービス・インダストリーズ・・マップを見るとそのようでした。

って何？中等農学部、食品加工、獣医学、サービス業・・学校です。

ぶらりと街歩きをしていると、この部分だけ修復されていない建物に遭遇し、パチリ！

当然、紛争の傷痕の謂れ書きだろうと思いました・・

前を赤い車が颯爽と走っているこげ茶色の建物にこれは、残されていました。

グーグルマップには、PBSと。

これを調べたくて検索すると、まるでパンドラの箱を開けてしまった様な・・
行く前に、調べたサラエボの紛争の傷痕は、サラエボのバラやオリンピック施設の廃墟、夥しい墓標などがありました。
検索後、「見えない子」と言うワードを追加します・・これを来る前に知っていたら、やっぱりサラエボは通過したでしょう。

ムスリムの方、お綺麗・・

この方もカラフルなアバヤ。
ムスリムの方々はお酒を飲まないと聞いていたんですが、飲んでる方に何度かお会いしました。今はそんなに厳しくないんですかね？

Osnovna ?・kola Safvet-beg Ba?・agi?・。小学校だそうです。。

この辺りで、エネルギーチャージと思いながら彷徨っています。置いてないカフェやレストランばかりなんです。

サラエボの赤いバラ。
地面にある弾痕におそらくは赤いペンキが塗られたもの。
以前は至る所にあったらしいが街の修復によって徐々に減っていっているらしい。
これもまた、戦争の傷痕・・

永遠の炎(ヴィエチュナ・ヴァトラ）
この方達に、いろんなポーズの写真撮影をお願いされます。
何でかしら？私は、なんでかな、撮影を頼まれます＾＾

永遠の炎 モニュメント・記念碑

永遠の炎(ヴィエチュナ・ヴァトラ）は1945年4月6日にパルチザンがサラエボ市民とともにファシストからサラエボを解放したことを記念し、その戦いで斃れた英雄への感謝を表したもので、チトー元帥通りの終点にあります。1992～1995年のボスニア紛争中の石油不足で一時その火は消えていたそうです。

チトー通りを歩いていたら、世界共通のマクドナルドを発見！

アイスクリーム屋さんもどこにでもある・・

サラエボでは、サラエボ事件や紛争ばかりではなく、1984年に冬季オリンピックが開催されてました。そんな平和な時の名残でしょうか・・

BBI Center。これもショッピングモール。

マックが気になり、戻りました。マックで初めてのチキンナゲット？

大統領官邸。

アリ・パシャ・モスク。
アリ・パシャ・モスクは、1560年から1561年にかけて、オスマン帝国のブダペスト地区の統治者、ルメリア州の知事であったハディム・アリ・パシャの遺産としてボスニアのサラエヴォに建てられたモスクである。 by　ウィキ

トラムは少しyogoreが目立ちます＾＾

サラエボシティセンターへ又もや、お邪魔しました。まだ、アパートで落ち着くには早い時間だったので・・

お洒落なお店が多いんですが、今はまだ買えない(T_T)/~~~

スーパー値段チェックしていると、こんなお野菜。。セロリと人参の葉が合体したような不思議な野菜。サラダでいただくのかしら？
３マルカ、これは、㎏での値段。なので、300ｇ位だと２１円？お安い！

聖ヨセフ教会とアルタ前の広場。

向こう側がスルプスカ共和国です。本日はこれまで（　＾ω＾）・・・・・

この旅行記へのコメント （5）

• donadonaさん 2019/05/26 03:19:16

  有難うございます

  訪問＆良いね
  実は今サラエボに居ます。
  この国は今回3ヶ月15か国のうちでも最後まで行こうかどうしようかと迷った国です。
  でも来てみれば、皆さん親切で物価も安く、今旧市街に宿泊して居ますが、ホテルのスタッフが最高に親切です。　　ただ日本人には中々会いませんね
  今日モスタルに日帰りで行って来たら、ツアーだと言う人には会いましたが、
  そういう訳でこのブログを参考にさせていただこうかと訪問させていただきました。
  後、ボドゴリツアやティラナや、スコピエや、プリシュティナや本当舌を噛みそうな所ばかりなので心配です。
  良かったらご助言ください。

  chieko2014さん からの返信 2019/05/26 08:48:50

  Re: 有難うございます

  今、日本はおはようございます！な時間です。
  
  donadonaさんは、今、サラエボにいらっしゃるの？私もサラエボは行こうかなどうしようかなと迷った国でした・・
  でも、行ったらいろんな人に会い、日本にいるより心洗われる心持ちでしたよ。ロマの子供には蹴られたけどね＾＾それは、私達の奢りのせい・・下手にお恵みなど、なさらないでね＾＾
  モスタル・・もう一年も前の丁度今日の訪問でした！モスタルでは、日本人が沢山いましたよ～！
  
  後、ボドゴリツアやティラナや、スコピエや、プリシュティナや本当舌を噛みそうな所ばかりなので心配です。
  良かったらご助言ください。
  
  ごめんなさいです！そこ、避けまして、ドブロブニクやコトルなど有名な観光地ばかりに行きまして。アドバイス出来る事がありません・・
  でも、海外、どんと行け～～！なるようにしかならん～～！の志で・・楽しんでらして下さいまし＾＾　　　　　　　　chieko2014

• ネコパンチさん 2019/04/24 22:18:44

  500缶×5本って…

  chiekoさんおこんばんは～(^^)
  
  私がクロアチアに行ったのは2007年、
  ユーゴ紛争終結から約10年後でした。
  当時はクロアチアは観光地として脚光を浴びつつありましたが
  サラエボは一般の観光客が行ける状態ではなかったように
  記憶しています。
  それから更に10年以上過ぎて、未だ痕跡は残るとはいえ
  観光客を受け入れられるまで復興したのですね。
  未だ道半ばだとは思いますが
  美貌のムスリムのお嬢さんのような若い世代が
  過去を乗り越えて新しい歴史を築いてくれると
  信じたくなりました。
  
  茶系のグラデーションが美しいステンドグラスが心に残りました。
  この街には赤青緑の華やかさは要りませんね。
  
  一刻も早く、どこでもアルコールを扱うようになってくれると
  良いですね！
  ビールをゲットされたのはc-2さんの執念の賜物( ^ ^ )/□
  
  ロマに蹴られたという顛末が気になりますΣ（ﾟдﾟlll）
  続きをお待ちしています。
  
  ネコパンチ

  chieko2014さん からの返信 2019/04/24 23:16:58

  RE: 500缶×5本って…

  > chiekoさんおこんばんは?(^^)
  >
  > 私がクロアチアに行ったのは2007年、
  > ユーゴ紛争終結から約10年後でした。
  > 当時はクロアチアは観光地として脚光を浴びつつありましたが
  > サラエボは一般の観光客が行ける状態ではなかったように
  > 記憶しています。
  > それから更に10年以上過ぎて、未だ痕跡は残るとはいえ
  > 観光客を受け入れられるまで復興したのですね。
  > 未だ道半ばだとは思いますが
  > 美貌のムスリムのお嬢さんのような若い世代が
  > 過去を乗り越えて新しい歴史を築いてくれると
  > 信じたくなりました。
  >
  > 茶系のグラデーションが美しいステンドグラスが心に残りました。
  > この街には赤青緑の華やかさは要りませんね。
  >
  > 一刻も早く、どこでもアルコールを扱うようになってくれると
  > 良いですね！
  > ビールをゲットされたのはc-2さんの執念の賜物( ^ ^ )/□
  >
  > ロマに蹴られたという顛末が気になりますΣ（ﾟдﾟlll）
  > 続きをお待ちしています。
  >
  > ネコパンチ
  
  
  
  ネコちゃん、おこんばんは！
  
  なんと！♪戦火に焼けた〜！♪サラエボに既に潜入していたとは(@^^)/~~~
  
  サラエボで躓くchieko・・・
  
  酒食は当然のこと、あれだけにあらずよ＾＾
  
  2007年のネコちゃんの旅記も見たいよ〜〜！
  
  
  私の次回は、ロマの子供に蹴飛ばされるんですわ＾＾続き頑張ります! C-2

  ネコパンチさん からの返信 2019/04/25 08:32:58

  RE: RE: 500缶×5本って…

  c-2さんおはよ〜！
  
  紛らわしい表現でごめんなさい(^^;)
  サラエボは行ってないんです。
  2007年当時の地球の歩き方にはサラエボ一応載ってましたが
  でも「ただの観光客は行くなよ」感満載でした。
  
  当時はフィルム写真だったので、旅行記はムリで〜す（≧∇≦）
  
  今回の総集編（気が早過ぎ？）はビール写真で決まりね♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
  
  ではまた〜
  
  ネコパンチ