2018/07/14 - 2018/07/14
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bunbunさん
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本旅行記は「マダガスカル マンジャ-アンダヴァドアカ 太っちょバオバブ」(https://4travel.jp/travelogue/11454902)の続きです。今回はアンダヴァドアカからマダガスカル西部モザンビーク海峡近くを走る道路を南下し、サラリーベイに立ち寄った後さらに南下し、チュレアール(トゥリアーラ、トゥリアラ)でシーラカンスが展示されている海洋博物館を見学してホテルに至るまでをご報告します。
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5:30起床、6:00からの朝食を済ませ、手荷物を纏めて6:45アンダヴァドアカのホテル:ラグナ・ブルー・リゾート・マダガスカル(Laguna Blu- Resort Madagascar)のバンガローを出ました。朝はもちろん停電ですので、懐中電灯での準備です。
7:00にサラリーベイ(Salary Bay)に向けて四駆SUVのコンボイで出発です。 -
西海岸の少し東側を、海岸と平行して走る道路を南下します。
深いわだちの残る道路です。
夏の雨季にはこの辺りは川だったんでしょうね。 -
ディディエレア・マダガスカリエンシス(詳細は以下、およびhttps://4travel.jp/travelogue/11454902をご覧ください)がいっぱいだ。
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水が残っていますが、この辺は湾のすぐ近くですので海水です。
マングローブですね。地面から呼吸根がたくさん飛び出ています。 -
トイレ休憩です。もちろん青空トイレでして。
熟年のお姉さまに文句を言われた(https://4travel.jp/travelogue/11454902参照)ので、添乗員さん、いい場所を見つけましたね。藪はトゲだらけですが、その周辺は草の生えた平地があります。これならお尻にトゲは刺さらない。 -
そろそろバオバブも見飽きてきましたが、一応写真を撮っておこう。
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バオバブの実。
なかなか美味です。(https://4travel.jp/travelogue/11426175 参照) -
ディディエレア・マダガスカリエンシス。
つまようじのような細くて長いトゲをもっています。 -
道路の状態がひどくなってきました。
こんな道路を運転手さん達は、ここぞ腕の見せ所とばかりに、猛スピードで突っ走ります。
中に乗っている私たちはたまったもんじゃない。
私は札幌で北海道胆振東部地震の震度5強の猛烈な揺れを経験しましたが、車の中はそこまではいかないにしても震度5弱程度で、しかもそれが1時間以上続きます。今回のツアーでは星3つ(添乗員さん)の最悪の道路です。
エアーマットとエアーピローを使いましたが、これがなければ頚椎骨折です。
まあ過激なアトラクションがお好きな方にはお勧めですが。 -
ようやく道路も平らになって、前方に白い丘がみえてきました。
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ホテル・サラリーベイ(H?・tel Salary Bay)のバンガローです。
車から降りました。
1時間程自由行動、そのあとホテルのレストランで昼食です。 -
入り江が見えます。
干潮ですね。 -
庭のブーゲンビリアが綺麗ですねえ。
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ホテルのバンガロー(中央)とレストラン(右)。
とりあえずレストランに入ります。 -
レストラン内。
ここに荷物を置いてお散歩です。 -
階段を下りて砂浜へ。
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振り返って見たバンガローとブーゲンビリアの庭。
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砂浜に下りてきました。
広いねえ。 -
干潮で遠浅になった入江。
歩けそうですね。行って見ますか。 -
所々白い海底が出た入り江。
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レストランから随分離れた所にきました。
黒く見えるのは海藻です。 -
さらに沖の方にやって来ました。
海藻が少なくなりましたねえ。 -
レストランの右(東)の海岸からも離れています。
左下は私の足跡です。
ぬかるんできました。 -
さらに沖の方にやって来ました。
右端は私の足跡です。
この後、足がずぶずぶと白い泥(多分石灰)の中に沈んでいって、体全体が埋もれてしまうんじゃないかと思いましたが、かろうじて脱出しました。
あっぶねー!危うくニュースに載るところでしたね。 -
と、辺り一面に泥に刺さったこんな貝がありました。
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1つ引き抜いて横に倒し、写真に撮りました。
レストランに戻ってガイドさんにこの写真を見せたら、イモガイの一種で刺されたら死ぬこともある猛毒をもっているそうです。危なかった。
食糧事情の悪いマダガスカルの海に沢山いるということは、そういうことか。食べられないから誰も捕らないんだ。
うーん、マダガスカルは危険がいっぱいだ。そういえば昔フランス映画にアラン・ドロンとジェーン・フォンダ主演の「危険がいっぱい(Les félins)」というやつがあったなあ。 -
レストラン前に戻って来ました。
危険がいっぱいの入り江だ。平穏に見えますがねえ。
ブーゲンビリアは綺麗でいいや。 -
昼食を済ませて、出発まで時間があったのでまた散策です。
入り江をつくっている岬の先端方向(北西)、モザンビーク海峡。
以下カメラを左に振っていきます。 -
モザンビーク海峡。
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モザンビーク海峡。
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南方向。
ホテルのバンガローとモザンビーク海峡。
若くてイケメンの添乗員さんが一人黄昏てます。
添乗員さんも大変ですよね。口から生まれてきたようなお客さんが多いから。 -
おや、海に小舟だ。
小舟、ズームイン。
絵になるなあ、こういう光景は。 -
南に進みます。
ホテルのバンガローとモザンビーク海峡。 -
海岸に下りました。
南方。 -
3つ上の写真の青い欄干の橋の下を抜けました。
モザンビーク海峡と橋。 -
またレストランの前に戻って来ました。
ホテルのバンガロー。 -
アンダヴァドアカのホテル:ラグナ・ブルー・リゾート・マダガスカル(Laguna Blu- Resort Madagascar)にもあった、モクマオウ(Casuarinaceae)です。(https://4travel.jp/travelogue/11454902参照)
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近づいて、モクマオウ。
小さな実がたくさんついています。
実も葉もマツに似ていますが、バラ類ブナ目の全く別の植物です。 -
サラリーベイを出てステップ気候地域*)をチュレアール(Toliara、トゥリアーラ、トゥリアラ)に向けて南下します。
ここからは舗装道路で快適です。
*) 気候区分に関してはhttps://4travel.jp/travelogue/11426175の付録2.をご覧下さい。 -
またトイレ休憩です。
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適度にブッシュがあって青空トイレにはいい場所です。
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地面は赤いラテライト(紅土)*)になってきました。
*) 地勢につきましてはhttps://4travel.jp/travelogue/11426175の付録1.をご覧下さい。 -
トゲがいっぱいのウチワサボテンもあります。
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木の周りに作られたアリ塚。
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村に入りました。
八百屋さんです。 -
細い木の柵とガマ葺の家。トタン屋根もあります。
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これ(左端)も店ですね。
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細い木の柵に洗濯物が干してあります。
これ(左端)も店ですね。 -
村を後にします。
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道路を堂々とコブウシが歩いています。
マダガスカルではたくさん見られますが、マダガスカルの人たちはお金を稼いでコブウシの購入にあてます。これは自分が亡くなったとき、葬儀でこのコブウシをたくさん振舞える程、偉大な人物と評価されるからだそうです。
コブウシの原産地はインド、コブは脂肪でできていて柔らかくなっています。
https://4travel.jp/travelogue/11454902 -
看板が出てきました。
いよいよマダガスカル第6番目の都市チュレアールです。 -
チュレアールにあるマダガスカル唯一の海洋博物館(Musee de la Mer)にやって来ました。
博物館前にどんと構える石像は、マダガスカル最初の海洋学者で1992年にこの博物館を建設したRabesandratana Harinaivo(1934-2013)です。 -
シーラカンスのホルマリン漬け。
シーラカンスはその化石調査から、古生代デボン紀(4億2千万年前~3億6千万年前)に地球上に出現し、巨大隕石が地球に衝突して恐竜が絶滅した6600万年頃に絶滅したと考えられていました。しかし、1938年に南アフリカで生存が確認されて世界を驚かせ、その後マダガスカル等で200匹程が捕獲されて、「生きた化石」と呼ばれております。 -
ハタ(mérou)の剥製。
シーラカンスに似てますねえ。 -
ダイオウグソクムシ。
等脚目(Isopoda)の中では最大(20~40 cm)で、5年間何も食べずに生き続けた例があるという。 -
ホテル・ビクトリー(Hotel Victory)に着きました。
部屋の内部です。
ベッドには蚊帳が、部屋にはテレビ、エアコンが付いています。 -
ソファーとテーブル。
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シャワールームとトイレ。
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洗面台。
ヘアードライヤーも付いてます。 -
冷蔵庫。
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クローゼット。
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クローゼット内部。
金庫もあります。
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この旅行記へのコメント (4)
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- wakupaku2さん 2019/04/26 17:16:40
- マダガスカル、知りませんでした。
- bunbunさん
初めまして、
フォローして頂き有難うございます。
マダガスカルってどこ?って地図で調べちゃいました。
ユーラシア旅行社さんなんですね。アテネでそのツアーの方にお会いしました。よいルート(ローマ経由アテネ)に来られていました。
一杯旅行されているんですね。
マダガスカル、行けそうにないので、ゆっくり読ませて頂きます。
- bunbunさん からの返信 2019/04/28 23:20:10
- RE: マダガスカル、知りませんでした。
- wakupaku2さん、こんばんは。はじめまして。
ご訪問、私の拙い旅行記に投票ありがとうございます。
マダガスカル共和国と日本は互いに大使館を置いて国交はありますが、貿易額は日本の全貿易額の0.02%程度ですし、距離的にも遠く離れていて世界の最貧国の一つですから、ご存知なくても当然かも知れませんね。もしご存知の方がいるとしたら、「星の王子さま」にでてくるバオバブが生えている国とか、昔何かのCMに出てきた横跳びするキツネザルがいる国ということ程度でしょうか。
ユーラシア旅行社さんは秘境と言われる地域が充実しておりまして、マダガスカルに行くと決めた時、いろいろな旅行社を当たりましたが、あれほど充実したプランをもつ旅行社は他にありませんでした。
プロフィールのところにこれまでの海外の旅行先をめいっぱい書いてますが、実は返信に困るコメントを頂いたことがありまして、それで書いた次第です。旅行先の多くは西欧ですが、これは昔ドイツに住んでいた頃車で行った場所で、西欧は面積としてはそんなに広くなくて陸続きですから、国内旅行みたいなものです。wakupaku2さんが行かれた国で、私が行ってない国は沢山あります。私は何処にでも行きたい質ですので、wakupaku2さんの旅行記で勉強させて頂いて行って見たいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
bunbun
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- gratiaさん 2019/04/23 22:13:16
- こんばんは。
- マダガスカルシリーズ滞在記、拝読させていただきました。
バカみたいなのですが、私の中でマダガスカルは動物いっぱいの楽園なハリウッドに洗脳されたイメージがあったのですが、違う側面からの滞在記に、改めて旅の仕方?というのでしょうか?
考えさせられるものがありました
世界は広いけど、日本にいても色々な側面から色々な考え方で見てる方がいるのだなぁと...私も、いい歳ですが、いくつになっても勉強できますね。
海外に行ったから広い視野になってる訳じゃないと改めて勉強させていただきました!
- bunbunさん からの返信 2019/04/24 22:28:16
- RE: こんばんは。
- gratiaさん、こんばんは。
またのご訪問、私の拙い旅行記への投票ありがとうございました。
旅行記を丁寧にお読み頂いて貴重なコメントも頂き、感謝申し上げます。
マダガスカルの目的は、バオバブ並木とツィンギーで、ある程度の予習はしていきましたが、いざ、行って見ると目新しいことばかりで感動の連続でした。それまでの旅行先がいわゆる先進国ばかりということもあり、最貧国の一つであるこの国の旅行はこの十数年で最も楽しいものになりました。新しい世界が目の前に広がった感じです。
人にはそれぞれの趣味嗜好、家庭、仕事、生活等があり、旅行の仕方は人それぞれで、いろいろな、旅行があっていいと思いますし、あって当然と思います。私自身は好奇心旺盛で、何でも知りたい質ですので、ガイドさんにつきまとって分からないことは聞きまくりますし、現地のガイドブックは買いますし、帰ってからネットや書籍、時には原著論文、専門家への問い合わせ等何でもやって調べ尽くします。松本清張の「点と線」ではないですが、それまで点でしか知らなかったものが旅を重ねると線に、面に、立体に、さらに時間を入れれば4次元時空となって、これを包括的に知ることは何とも楽しいことですし、旅行の価値が何倍にも膨れ上がります。
私の旅行の主たる目的は、美しい建物、街並み、風景、美術等を見たい、未知の世界を見て見たい、といったところですが、上記知識を得ることも重要な目的です。
私は138億年前のビッグバンに始まるこの宇宙の発展と終焉、旅行に近い部分では地球の形成と終焉、生命や人間の誕生と進化と終焉等に関してある程度のイメージを持っておりまして、旅行の目的の一つはその実地検証と言いうことにもなります。
生物や人間の進化は、劣性種の淘汰による優性種の生き残りの連続ですが、現在の地球上には優性種として生き残った人間が生物の頂点として君臨しています。人間は社会的動物ですが、この社会をうまく機能さていくためにはそれをまとめる人間が必要で、今の社会ではその代表的存在が政治家です。しかし、イギリスの歴史家ジョン=アクトン言うように、「権力は腐敗する、絶対的権力は絶対に腐敗」します。こうさせないためには私達が賢くなければなりません。百聞は一見に如かずと言いますが、旅行先の現場で得られた様々知識はこういったところで役にたちます。せっかく民主主義の世の中になって、世論や選挙で政治家を監視・選択できるようになりましたから、これを無駄にするのはもったいない話だと思っております。
長々と書いてしまいましたが、ご迷惑でしたらお許しください。
bunbun
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