乾季のアンコール遺跡３泊５日の旅　その５　水中遺跡クバルスピアンとバンテアイスレイ遺跡そしてベンメリア遺跡へ

2019/03/06 - 2019/03/10

観光2日目。今日の遺跡巡りは、我々夫婦だけ。
個人ツアーと同じ状態でラッキーだった。
最近人気となってきた水中遺跡クバルスピアンと東洋のモナ・リザで有名なバンテアイスレイ観光。
更に近年まで密林に埋もれていたベンメリア遺跡へも行く予定。
ツアー後は、１時間のマッサージ付き。

夜はパブストリートへ。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 旅行の満足度: 4.0

朝8時にホテルを出発して、先ずは水中遺跡クバルスピアンに向かう。
ホテルから約1時間。

この季節ではツクツクを利用していくのは、避けた方が良いだろう。

田舎の風景の中を飛ばしていく。
雨の降らない乾季のため、茎は枯れて元気がない。

やっとのことでクバルスピアン遺跡のある山のふもとの駐車場に着いた。
ここも3日間の遺跡チケットに含まれている。

果物の王様ドリアンの実に似た果物らしい。

ここから遺跡のある山の上まで1700mらしい。

雨期の時期には雨が降って滑って歩きにくいとのこと。
しかし暑い。

こんな山道を200m上がったところで、残り1500m。このあとこの7倍も歩くのかと思うと当然中止～～～。
ガイドさんも無理しないでと何度も言う。どうも登る前から言われていた気がする。
ツアー客は我々だけなので自由が利くところがいい。
あとのこともあるので今回は断念。水の多い良い季節に来た時に取っておきます。
ガイドさんもほっとした様子。これで疲れずに早く帰れます。

次は、東洋のモナ・リザで知られるバンテアイスレイ遺跡の観光に向かう。
遺跡の入り口で久しぶりにきれいな緑の芝生を見た。
きっと水をたくさんまいているのだろう。

水はかなり枯れているとのこと。

1000年以上前に建てられ、女性の砦という意味をもつヒンズー教の寺院とのこと。
それほど大きくはないが、美しい彫刻が多い。
この暑さの中、結構観光客が来ている。

ぞろぞろ。

微細な彫刻が施されている。
よくもまあ、1000年以上も風化せずにいるものだと感心する。

奥へと進む。

大体ここは雨期には池になるはずで、ガイドさんによるとナマズをとっているらしい。

細工が細かい。

あちこちに女性の彫像がある。

右側が、評判の東洋のモナ・リザらしい。

この細かい彫刻。

柱の細工も細かい。

ここもゆっくり見ると時間がかかるだろう。

外に出て出口へ向かう。

水牛。
水の減った水飲み場。暑そう。

森の中の鳥。あちこちにひながいた。
今は乾季で草も刈れている。

続いて近年まで密林に埋もれていたというベンメリア遺跡へ向かう。

雨期の終わった11月ごろは、一面緑で美しいということだ。

ここは新たに5ドルの入場券を買って入る。

入り口に着いた。
はるか向こうに寺院が・・・見えない。
この暑さの中歩く？？。

コブラがお出迎え。

猛暑の中の行軍の感じ。

道の両脇の木々も枯れて葉っぱがない。
きっと11月ごろは、素晴らしい景色のはずだ。気温も30°以下くらいらしい。

素晴らしい枯れ具合。

本当の枯葉。

やっと見えてきた。
ほぼ崩壊状態。

あまりの崩壊状態のため、天空の城ラピュタのようだと言われるらしい。

雨期のころには壊れた石の上に苔が蒸して緑が映えるという。

本当によく壊れている。
ここはあまり巨木の根がないように見えるのだが、これこそ風化と呼ぶのだろう。

アンコールワットと同じような連子窓がある。
アンコールワットと類似点が多く東のアンコールワットとも呼ばれるそうだ。

まさに廃墟。

この廃墟は、このままでいいのでは。

きっと石の落ちる音が、毎日していたはずだ。

ほぼ崩壊。

ここは木の根の影響がありそうだ。

素晴らしい廃墟といった感じで、アンコールワットとはまた違った趣がある。

よくもまあ壊れずに残っていたものだ。

しかし、これだけのものをどうやって作ったのか。
考えられない。

このままにしているとこの柱の上の石も落ちるのだろう

柱が倒れるとこうなります。

こりゃひどい。

廃墟だが、なぜか荘厳な感じがする。

廃墟をたっぷりと堪能して出口へと向かう。

コブラのお見送り。
これも本物だ。1000年もここに立っているのだろうか。

これにて今日の遺跡観光は予定終了。
最初の水中遺跡クバルスピアンに、無理して登らなくてよかった。

乾季の赤土の舞う道路を昼食レストランへと車を飛ばす。

これはツクツクでは大変だ。

あちこちにマンゴやカシューナッツが栽培されている。

こんな風景は見たことがない。
栽培されているのかどうかもわからない。栽培するならもっとたくさん植えるはずだが・・。
自然に生えたのだろうか。

ガイドさんによれば、上に手のひらを広げたようになっているのがヤシの木らしい。

下に垂れ下がっているのがココナッツの木。
ヤシの木のジュースは甘いのでヤシシュガーはあるが、ココナッツはあまり甘くないのでシュガーは無いらしいが、どうも区別がつかなくなってきた。

これはカシューナッツの実。
カンボジアでは結構栽培されているようだ。
しかし、店でも値段は結構高い。

これがカシューナッツですとガイドさんが見せてくれた。
実の方ではないようで、これも食べることができるそうだ。

店の袋の絵ではこんな感じ。
何とかこれで全体構造がつかめた。
何とも妙な実のなり方だ。

少しオシャレなレストラン。

観光客が多い。

暑いので外は無理。

やはり、私には無理。

観光の帰りにカンボジアマッサージ１時間がついていた。
あちこち引っ張られて痛くなる。
やや早めにホテルに戻れてラッキー。時間ができた。
汗びっしょり。
しばしプールでのんびり。初プール。
シャワーを浴びてすっきりして夕食へ。

明るいうちにオールドマーケットに行ってみよう。
ツクツクでオールドマーケットまで2ドル。
中に入ってみたが、においと暑さで退散。
さらに値段があまり書いてないのでいちいち聞くのも面倒。
すぐに外に出た。

パブストリートへ行ってみる。
だんだん暗くなってきた。
ここは暗い方が雰囲気がある。

夜になるとこの提灯がきれいに見えてくる。

夕食に良さそうなレストランを探す。

クメール料理は苦手なので、イタリアンにする。
まあ、イタリアンなら当たりはずれはあまりないだろう。
このピザは少し高くて7ドル。
安い店は5ドルのところもあったが、まあ日本の3分の１くらいの値段か。
ビールは0.5ドル。安い。

モッツアレラチーズの盛り合わせ、4ドル。
あまりチーズの味がしないが、食べ心地は一緒。

ビーフ・リブ2ドル。やや硬いがうまい。

いかのフライ4.5ドルの写真を撮るのを忘れた・・。
やはりイタリアンはうまい。
夕食はこれだけ飲んで食べて全部で19ドル。きれいなレストランでこの値段。チップもいらない。
やはりこちらは物価が安い。旅行客には喜ばれる。

暗くなりました。

これからが夜遅くまでパブストリートの本番です。
我々は、さっさと退散。

今日は，婦人の日（WOMEN`Z DAY)で、カンボジアの人は休日でした。
特に公務員が休日だったとのこと。

ほぼどこの店でもビールは0.5ドル。

必需品の水も1本0.5ドルくらい。

帰り道のアイスクリーム。

帰りは橋を渡って歩いて帰ります。
ここのネオンの写真はよくブログに載っています。

案の定、道に迷いました。
ツクツクで来るときにちゃんと確認していたのだが、やはり実際歩いてみるとダメでした。
明日は、夜の6時にホテルを出るまで自由時間です。