アドリア海へ、一度行ってみたかったクルーズ旅　⑨コトルそしてベニスへ

2015/10/24 - 2015/10/25

クルーズ船MSCムジカはコルフを出港しギリシャからモンテネグロのコトルへ向かった。

クルーズでなければ行くこともなかったはずのモンテネグロ、アクシデントに見舞われた。

<10月16日>
自宅から関空まで自動車

関西国際空港発　ドーハ・ハマド国際空港行き　
　カタール航空QR803便　23：15（所要時間　11時間35分）

<10月17日>
ドーハ・ハマド国際空港発　ベネチア・テッセラ国際空港行き
　カタール航空QR129便　08：45　（所要時間　6時間15分）

<10月18日>
ベネチア・サンタルチア港より　17：00出港
　ＭＳＣムジカ　92000トン

<10月19日>
バーリへ　13：00寄港　18：00出港

<10月20日>
ギリシャ・カタコロンへ　13：00寄港　19：00出港

<10月21日>
サントリーニ島へ　09：00投錨　17：00出港

<10月22日>
ピレウス港へ　07：30寄港　16：30出港

<10月23日>
コルフ島へ　12：30寄港　18：30出港

<10月24日>
モンテネグロ・コトルへ　07：00寄港　13：00出港　→今ここ

<10月25日>
ベネチア・サンタルチア港へ　09：00帰港

ベネチア・テッセラ国際空港発　ドーハ・ハマド国際空港行き
　カタール航空　QR126便　15：35　（所要時間　5時間25分）

エリア ベネチア(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

コルフ海峡を抜けたムジカはアルバニア沿岸を夜通し航海を続け朝7時にはモンテネグロの世界遺産の街コトルに到着するはずだった。

ここまで連日、夜は食後にショーを観てあとは船内のラウンジで飲んだり踊ったりして私は部屋へ戻って眠りについていた。
でもクルーズ船にはカジノがあるのだ。カジノと聞いてじっとはしていられない夫は私が寝たあとも毎晩ルーレットに勤しんでいたのだった。

おかげで船内で飲んだお酒代が浮いたので「毎晩ご苦労！」と私は機嫌も良かったのだが、昨晩は相当船が揺れて廊下をふらふらしながら歩いて帰ったそうだ。

爆睡していて何も知らなかったがこの朝、海況のせいでコトルのいりくんだ小さな港に入港することができないと船内放送があった。

クルーズにはこんなこともあると聞いてはいたが、そんなに海が荒れているようにはみえないんだけど・・・

確かに風が強くてデッキに出ると髪の毛総立ち状態。

仕方がないので船内でのんびりすることにする。と言っても泳ぐには寒すぎるのでプールには誰もいない。
ダンスレッスンやゲームなど、皆思い思いに過ごした。

じっと海を眺めて過ごす日も悪くないか

海上の夕焼けが綺麗

最後の夕食時、たまたま翌日が誕生日でケーキをいただいた。お祝いしてもらうのはやっぱり嬉しいなぁ♪

前後するが食事の席は毎日適当にツアー参加者の間で変わり、この時はツアーで一緒だったハネムーンのカップルと同席に。
夫婦での参加が多く、食事の席ではそれぞれの話が面白かった。

翌朝、ムジカはベニスの港へ向かい運河へ入っていく。

朝陽が上がってきたよ

帰ってきたよ～　初ベネチアだったのになぜかもう懐かしい気分

運河の中をたくさんのボートが行き交う

出港にもお世話になったタグボートがやってきた。

この日は日曜日でマラソンのレースがあるようだ。ゴールの観客席が建てられていた。

カモメと帆船が絵になる

帆船もロマンチックだけど乗り心地を考えると大型船に軍配が上がるかな～などと現実的なことを考えるお年頃。

サンマルコの鐘楼が見えてきた。まだ朝も早いので人影もまばらだ。

サルーテ教会が見える。出港の時の映像を巻き戻しているみたいで面白い。

船はゆっくり運河を進んでいく。

出港もいいけど、この名残惜しい入港もなかなか

鐘の音とカモメの鳴き声の港に近づいている。

朝のベニスも美しい

乗客はくつろぎながら最後の入港を楽しんでいる

すごい数のカモメがお出迎え。頭の上をびゅんびゅん飛ぶので彼らの落とし物に少し注意が必要だ。

到着～♪　これからグループごとに集まり順番に下船する。船から降りるのがちょっと寂しい。

覚書として、ムジカの右舷後方の私たちの部屋は色々と都合が良かった。階段で上に上がればすぐビュッフェがあり夫が通う喫煙場所も近かった。下に降りればメインダイニングも近い。
もしまたムジカに乗ることがあるならば右舷後方をリクエストしたい。

スーツケースをピックアップして迎えのバスを待つ。

荷物は指定の時間に部屋の外に出すと集められて下船後、ターミナルで返却される。ものすごい数のスーツケースの中から自分の物を見つけるのはけっこう大変だ。

ターミナルまで乗り入れているモノレール

路線バスも

私たちはお迎えのバスで空港まで。出発の時間までビール飲んで休憩。

ツアーの中に何十か国も旅している人がいて、空港ではラウンジで休憩していた。プライオリティパスかなぁ？私も欲しいなぁ

ベネツィア マルコポーロ空港 (VCE) 空港

15時35分ベネチア・テッセラ国際空港発　ドーハへ５時間４５分の飛行。

ドーハの夜景は真っ暗な中にパッと明かりが密集している。
人口が都市圏に集中しているのだろう。

ハマド国際空港 (新ドーハ国際空港) 空港

01時25分ドーハ・ハマド国際空港発　関西国際空港へ９時間30分の飛行

合計15時間以上のフライトは初めて、こたえるなぁ・・・

ずっと行ってみたいと思っていたクルーズ旅行、念願が叶っていい誕生日プレゼントになった（たまたまだけど）
船を降りたあと一週間は地面がゆっくり揺れている感じだった。船に弱い人は酔い止めをお勧めする。
各地で下船したあと自分で観光に行けるともっと有意義だろうなぁ。同じ航路にまた行くのもいいかも。

あとで毎日部屋に届くデイリープログラムをよく読んでみるとたくさんの種類のダンスレッスンが行われていた。
ワルツ、タコ＆プンタ、タランテラ、キゾンバ、カントリー、バチャータ、シルタキ、サルサ・キュバーナ、ジャイブ、パソドブレ、サンバ、
ロックンロール、マンボ、メレンゲ、ルンバ、チャチャチャ、タンゴ！　

ワ～オ！これ全部マスターしたらどんな曲がかかっても踊れるね！
すごいなぁ。

世界中に色んなクルーズ船が航行しているし、機会があればまた行ってみたいなぁと思える旅だった。満足、満足～♪おしまい。