アドリア海へ、一度行ってみたかったクルーズ旅　④バーリ到着

2015/10/19 - 2015/10/19

夕方ベネチアを出港したMSCムジカは翌日の13：00にバーリへ到着した。

その日の18：00には出港なので最終乗船時刻は17：30。
限られた時間でツアーに出かけるので時間厳守だ。

時間に間に合わないと船は出港してしまうので置いて行かれることになる。
個人だとちょっと怖いかも。

到着20分前に集合して下船口へ並ぶが、乗客が集中するのでゲート付近は大渋滞になる。


<10月16日>
自宅から関空まで自動車

関西国際空港発　ドーハ・ハマド国際空港行き　
　カタール航空QR803便　23：15（所要時間　11時間35分）

<10月17日>
ドーハ・ハマド国際空港発　ベネチア・テッセラ国際空港行き
　カタール航空QR129便　08：45　（所要時間　6時間15分）

<10月18日>
ベネチア・サンタルチア港より　17：00出港
　ＭＳＣムジカ　92000トン

<10月19日>
バーリへ　13：00寄港　18：00出港

<10月20日>
ギリシャ・カタコロンへ　13：00寄港　19：00出港

<10月21日>
サントリーニ島へ　09：00投錨　17：00出港

<10月22日>
ピレウス港へ　07：30寄港　16：30出港

<10月23日>
コルフ島へ　12：30寄港　18：30出港

<10月24日>
モンテネグロ・コトルへ　07：00寄港　13：00出港

<10月25日>
ベネチア・サンタルチア港へ　09：00帰港

ベネチア・テッセラ国際空港発　ドーハ・ハマド国際空港行き
　カタール航空　QR126便　15：35　（所要時間　5時間25分）

<10月26日>
ドーハ・ハマド国際空港発　関西国際空港行き
　カタール航空　QR802便　01：25　（所要時間　9時間30分）

エリア アルベロベッロ(イタリア)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

下船して全体をパノラマで。

最終乗船時刻前にはまた帰ってきた人の行列ができる。

ツアーバスがアルベロベッロへ向かう車窓から。

バーリを代表する歴史ある劇場、ペトゥルッツェッリ劇場。

オペラやバレエが上演される。
建物は火災によりホール部分のほとんどが消失したが現在は完成当時の建築同様に復元されている。

ペトゥルッツェッリ 劇場 劇場・ホール・ショー

バーリは南イタリアの玄関口と言われ、歴史のある町で旧市街にはお城や聖堂などが残っている。

ツアーバスの車窓からチラッと見るだけなので、機会があれば歩いて回りたいところだ。

１時間半ほどかけてアルベロベッロに到着（けっこう長い）

私たちはＯＰツアー込みの旅程だったので貸し切りのバスで移動した。
以前に来たことがある人は個人でバーリを散策に出かけたようだ。

駐車場にはムジカからのツアーバスも来ていて、彼らがいる間は船に乗り遅れることはないだろう。

公共バスも通っているようだった。

まずは有料のトイレで用を足して、散策開始。

こういう時のために小銭は用意しておこう。

なだらかな斜面に立つとんがり屋根の独特な建物「トゥルッリ」

アルベロベッロのトゥルッリ 旧市街・古い町並み

白い壁に石を円錐状に積み上げた屋根がのっかっている。

ガイドさんの話によるとこのユニークな建物は、１７世紀に税金対策から建てられ始めたたそうだ。

税金は少ない方がいいのはいつの時代も同じ。

屋根の石灰石はこのあたりでは安価な材料で、屋根をつたった雨水は石灰岩で濾されて飲料水になるそうだ。

ヒトの知恵というのはぬかりがないと言うか、大したものだ。

ずーっと坂を登っていくと・・・

唯一トゥルッリで作られた教会、サンタントニオ教会。

サンタントニオ教会 寺院・教会

中に入り見上げると、とんがり屋根の内部がよく解るが写真を撮り忘れてしまった。汗

中央の祭壇画にキリストと共にアルベロベッロの守護聖人が描かれている。

町を見渡せる高台のビューポイントから。

屋根に描かれている模様は、宗教や呪術にまつわる記号でそれぞれ意味があるらしい。

この辺りは観光客が集中するモンティ地区という所で、トゥルッリのほとんどが土産物屋か飲食店だ。

アルベロベッロにはモンティ地区のほかにも、地元の人が暮らす地区や日常の買い物をする新市街にもトゥルッリが存在している。

世界遺産を使いながら残すのは理想的だけど大変そうだ。

土産物屋さんの屋上から眺める屋根の並び。

キリストの誕生とトゥルッリのコラボなのか？

お土産に小さなトゥルッリもたくさん売っていた。

このあと道端の乾物屋台でイチジクのドライフルーツを買ってバスに戻った。