古代エジプト人に畏怖の念＝神秘のエジプト・ナイル川クルーズ10日間　プロローグ（出発からカイロまで）

2019/02/05 - 2019/02/06

　幼いころ、兄たちが読む少年漫画雑誌に掲載されていた「世界七不思議」の記事。
それが、私がエジプトに惹かれたきっかけでした。

　今のような建設重機が無かった気が遠くなるようなはるか昔に建造された
巨大建造物。そしてそこに刻まれ、描かれた魅惑的な絵画（文字・・）。
幼心にもそれらは魅力的で、胸がドキドキし、それ以降、エジプトへの
興味が尽きることはありませんでした。

　今回、今しかない！と思い立ち、「神秘のエジプト・ナイル川クルーズ10日間」という
ツアーに参加しました。
　結果は・・もうため息しか出てこないくらい素晴らしかったです。
古代エジプト人の英知や芸術性に尊敬の念というよりは畏怖の念を感じました。
自分の記憶のために・・今までにない位たくさん撮った写真を整理しながら
エジプトで見聞したことをまとめたいと思います。
まずはプロローグ。出発からカイロに到着し、空港を出るまで。

1日目（2月 5日）成田発～イスタンブール経由～カイロへ
2日目（2月 6日）カイロ着　モハメッドアリモスク・フトゥーフ門、
　　　　　　 　 ナセル門、ムイッズ通り・ハンハリーリ広場・
3日目（2月 7日）カイロ～アスワン～アブシンベル
　　　　　　　 アスワンハイダム・切りかけのオベリスク・ナセル湖遊覧・
　　　　　　　 アブシンベル神殿音と光のショー
4日目（2月 8日）アブシンベル～アスワン
　　　　　　　 アブシンベル神殿・ナイル川クルーズ船乗船（メイフェア号）
　　　　　　　 【OP】フィエラ島　イシス神殿
　　　　　　　 ヌビアンショー（船内）
5日目（2月 9日）コムオンボ神殿・ホルス神殿
　　　　　 　　 ガラベーヤパーティ（船内）・エスナ水門
6日目（2月10日）カルナック神殿・王家の谷・ハトシェプスト女王葬祭殿・メムノンの巨像
　　　　　　　　【OP】ネフェルタリ王妃の墓
　　　　　　　　 ルクソール神殿（ライトアップ）
　　　　　　　 　ベリーダンスショー（船内）
7日目（2月11日）ルクソール～カイロ
　　　　　　　 　ギザのピラミッド・スフィンクス
8日目（2月12日）屈折ピラミッド・赤のピラミッド・メンフィス博物館
　　　　　　　 　階段ピラミッド
9日目（2月13日）エジプト考古学博物館
　　　　　　　　 カイロ発～
10日目（2月14日）イスタンブール経由～成田着

エリア カイロ(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

今回参加したツアーです。
参加メンバーは24名。ちょうどいい位の人数ですね。
添乗員はTさんという若い男性。
さあ、どんな旅になるのか・・何時にも増して胸が高鳴ります。

集合は19:10でしたが、18:30頃から
「ターキッシュエアラインズのWebチェックインができるので、
18:00には受付カウンターにいます。」とツアー前の電話で
案内があったので、その時間に合わせて成田に到着。
搭乗までにはかなりの時間があります。
飛行機に乗ってからの食事は11時ころになるだろうとのことで、
とりあえず、腹ごしらえしておきます。

どこの飛行機か、まったくわかりませんが・・
47番ゲートから出る、
私たちが乗る、21:40発のターキッシュエアラインズです。

ターキッシュエアラインズはフットレストがあるのが嬉しい！
これがあるのと無いのじゃ足の疲れ具合が全く違います。

機内は２－４－２の座席配置だったので、
連れ合いと窓側から2席が割り当てられていて
ラッキーでした。

ターキッシュエアラインズの機内安全の案内は
アニメです。可愛い。

モニター画面も大きく、タッチパネルも
反応が良くて快適でした。

ターキッシュエアラインズはエコノミーでも
アメニティグッズが配られます。
スリッパ、アイマスク、耳栓、歯磨きセット、
靴下、そしてペットボトルの蓋のように見えるのは
リップクリームです。

しばらくして1回目の食事。
真ん中あたりの座席だったと思うけど、
2種類ある食事・・すでに選択の余地なしで、

お肉でした！
お魚じゃなくて良かった～。
ところで、ターキッシュエアラインズの
座席テーブル、とってもツルツルしていて
滑りやすいです。
実は、上の写真でコップが二つ写っていますが・・
コップを置く窪みが無い方にお水を置いて
いたのですが・・ちょっとした拍子にコップが滑って
膝の上に、見事にお水が・・
ブランケットをかけていたので、少しは良かったのですが、
それでも履いていたパンツも濡れてしまいました。
でもまあ、色の無いお水で良かった！

飛行機はモスクワ上空を通過中。

経由地のイスタンブールに着く前の朝食（？）。
スクランブルエッグにはあまり味がありません。

イスタンブール空港では沖止めで、タラップを降りて
バスでターミナルに移動です。

乗り継ぎのため、空港内で1時間以上時間があったので、
プライオリティ・パスで利用できるラウンジに行ってみることに。

ターキッシュエアラインズのラウンジに
比べるとかなり見劣りはしますが・・
時間を気にせずゆっくり休憩できるという点では
十分ですね。

軽食類は少なかったですが、飛行機の中で
食べているので必要ないですね。
ソフトドリンクはもちろん、バーカウンターも
あるようでした。
私は使いませんでしたが、シャワールームもあるようでした。
でも、洗面所でゆっくり洗顔したりできました。

早朝、4:25イスタンブール空港発の
TK0690で、いよいよカイロに向けて出発です！

2時間ちょっとの飛行時間なので、この便には
フットレストは無いようです。

座席は3－3。
私たちは通路側から2席。窓側の席にはエジプト人と
おぼしき、若いお兄さんが座りました。

トルコとエジプトって、直線だと結構
近いんですね。

隣の席越しに・・
朝陽が昇ってきたようです。

本日2度目の朝食・・。
カイロが近づくにつれて、隣のお兄さんは
ソワソワ嬉しそう。
色々話しかけてくれます。残念ながら英語が苦手な
私ですが・・何となくの雰囲気で言うと・・
しばらく海外で暮らしていて、2年ぶりくらいの帰国とのこと。
空港で家族が出迎えてくれるので、カイロに着くのが待ち遠しくて
ワクワクしている・・・
といった感じ・・たぶん・・(^-^;。

窓の外に虹が見えたようで、隣のお兄さんが
スマホで撮った写真を見せてくれました。
私のカメラでも撮ってもらおうと思ったのですが、
上手く撮れなかったようで、自分のスマホで撮った
写真を私のカメラで撮れと・・
で、撮らせていただいたのがこの写真です。
なかなか素敵ですね！

現地時間で7時半頃にカイロ空港到着！
スッキリした雰囲気の空港です。

エジプトって暑いのかなあと思っていましたが、
今日は肌寒いくらいで、日本とそんなに変わらない感じ。
なんだかどんよりとした天気です。

カートが沢山並んでいます。

まずは荷物を受け取ります。
トランジットがあったりすると、スーツケースが無事に
出てくるかどうか・・心配ですよね。
今回は、ツアーメンバーの荷物は問題なく無事手元に
届き、良かった～。
この後、空港専任のガイドさんと合流し、
ガイドさんが購入して用意してくれていた
エジプトビザ（25米ドル/人）をパスポートに
貼り付け、エジプトポンドに両替（我が家は100米ドルを両替）して
いよいよエジプトに入国！

空港の外はすぐそこで、外も見えているのですが・・
何故かここで足止め。

私たちが乗るバスも、空港に着いているようなのですが・・
カイロでは、警察のOKが出ないと観光バスは出発できないそうで、
OKが出るまで足止めです。
　昨年末にもテロがあったようですし、安全確保に
努めてくださっているのですから、感謝しなくては
いけませんね。
ええ～っ！いつまで待たせるの～？なんて、
文句を言ってはいけません・・ハイ。

でも、いつOKが出るかわかりませんから、あまり
ウロウロするわけにもいきません。

アラビア語・・
難しそうですね～

ツーリストサービスとありますが・・
誰もいませんよ。

ちょっと閑散とした感じのこのあたり、
ガタイの良い男性たちはガードマンかなあ。

1時間ほど待ったでしょうか・・
ようやくOkが出て空港の外にでます。
ん？？　雨？？

エジプトって、年に数日しか雨が降らないんじゃないの？
聞いてないよ～！
なんて思いながらバスに乗り込みます。

外には銃を携帯した警察官（兵士？）が
警備にあたっているようで、ちょっと物々しい雰囲気。

バスに乗り込みましたが・・
ツアーポリスが乗り込んでくるとのことで、
ここでも少し待たされます。
さて、さて、ようやく観光1日目が始まります。
エジプトで最初に訪れるのは、
モハメッドアリモスクです。