2018/08/20 - 2018/08/20
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昨日首都ヴィントフックから到着したナミブ・ナウクルフト国立公園入口のセスリム(セスリエム)。
ナミブ・ナウクルフト国立公園はナミブ砂漠とナウクルフト山にまたがる広大な国立公園と言ってもピンと来なかったりしますが、ここのハイライトは朝日に照らし出されるアプリコット色の砂丘や白く干上がった湖などと聞けば、「あ! 写真で見たことがある!」という人が多いのでは。
そのナミブ・ナウクルフト国立公園へは、個人でも訪問可能のほか、ロッジなどで手配する日帰りツアーもあり。
ヴィントフックで4WDを借りてここまでやって来たSUR SHANGHAIたちは個人で行ってもよかったんですが、セスリムで泊ったフーディア・デザート・ロッジでは宿泊料金に込みの日帰りツアーがあると聞いて、まだ時差調整もできていないし、と参加してみることに。
さて、その日帰りツアーはどんな感じ?
ツアーでよかった!と思う点と、個人で行った方がよかったな、と思う点とを上げてご紹介しようと思います。
表紙の画像は、この日のロッジ主催の日帰りツアー最後に寄ってもらったセスリム・キャニオン。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- その他
- 旅行の手配内容
- その他
-
セスリムでの宿となったフーディア・デザート・ロッジに着いた昨日の内、宿泊料金に込みのナミブ・ナウクルフト公園へのツアーに参加するのは決めていたため、この日はちょっと早起き。
これはそのフーディア・デザート・ロッジの朝食ブッフェ。
荒野のど真ん中でここまで揃えるとは!と驚く洋朝食の品揃えでディスプレイもきれい。
このロッジの詳細は、次のフーディア・デザート・ロッジのサイトでどうぞ。
https://www.hoodiadesertlodge.com/ 英語版です。 -
フーディア・デザート・ロッジの宿泊料金に込みのナミブ・ナウクルフト公園ツアーは、夜明け前にすでにナミブ・ナウクルフト公園に着いて砂漠で日の出を待つというものではなく、ロッジ受付棟前からのツアーの出発は朝7時。
●注: 季節によって出発時間は変わるのかもです。
それは了解済みだったので、その時間までに朝食を済ませて外へ。
徐々に明け行くセスリムの空。
夜明けの寒さがシンシンと身に沁みる。 -
フーディア・デザート・ロッジのツアー用車両。
運転手さん兼ガイドさんになるロッジのスタッフが、今日のお昼や飲み物なども積み込んで準備は完了。
後で出された飲み物は、どれもキンキンに冷えているし、ロッジのキッチン・スタッフ心づくしの昼食はサラダ、メインの揚げ物、お菓子や果物まで揃っていました。
SUR SHANGHAIとその旦那のほか、同じロッジに泊まっていたアメリカ人カップルも一緒の車両のツアーになってさあ出発。 -
フーディア・デザート・ロッジから、ナミブ・ナウクルフト公園への入口があるセスリムへ。
その途中は、まだ砂漠ではない岩山の風景。
霧が谷間を埋め尽くしていて、まるで氷河のよう。 -
夜明けの岩山の合間を霧が移動して行く眺めが神秘的にすら見えたセスリムへの道の途中。
う~ん、この後、霧は晴れてくれるかな。 -
フーディア・デザート・ロッジから30分で、セスリムにあるナミブ・ナウクルフト公園の入口到着。
その時には周りが濃い霧で何も見えないほど! Σ( ̄□ ̄|||)
え~、ナミブ砂漠の砂丘は見られるんだろうか。
そんな不安をよそに、運転手さん兼ガイドさんは淡々と入園手続き。
ちなみにナミブ・ナウクルフト公園への日帰り入園料は外国人80ナミビア・ドル、座席が10以下の車乗り入れ料金は10ナミビア・ドル。 -
セスリム(セスリエム)にあるナミブ・ナウクルフト公園の入口から入ってすぐにナミブ砂漠の砂丘が連なっているわけではなく、しばらくは半砂漠の様相。
一番のハイライトになっているソススフレイ(ソーサスフライ)までは西へ60㎞ほどあります。
公園の入口から上記のソススフレイ手前までは、この画像のように舗装された道になってました。
それはいいんだけど、この霧!!
何も見えないよ~。(´;ω;`)ウゥゥ
注記しておきたいのは、セスリムにはロッジやキャンプ場のほかは、ガソリンスタンドなどの施設があるくらいの場所だということ。
観光の拠点になっている町があるものだと思って行くと外れますよ。ナミブ ナウクルフト国立公園 国立公園
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太陽が昇って来るにつれて消えて行った朝靄。
あ、この分だとこの先に現れるナミブ砂漠の砂丘も見られそう。(^◇^)ナミブ ナウクルフト国立公園 国立公園
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イチオシ
朝の日差しに対抗する朝靄が重く沈むナミブ・ナウクルフト公園。
その向こうに浮かぶのは、天空の城!
…のような岩山。(笑)ナミブ ナウクルフト国立公園 国立公園
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ナミブ・ナウクルフト公園を西に進むにつれて晴れ上がった朝の空。
さっきまでの岩山の眺めも徐々にアプリコット色の砂丘に変わってきた中を、SUR SHANGHAIたちを乗せたフーディア・デザート・ロッジの車の影が駆けて行く。ナミブ ナウクルフト国立公園 国立公園
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イチオシ
朝日を浴びて赤く輝く半砂漠の丘。
ここはまだ草も生えているし、のんびり草を食む動物の姿も見えた。
あれはウシの仲間のヌーかな。
SUR SHANGHAIのコンデジだと、これ以上ズームで見られないのでご勘弁を。(^^ゞナミブ ナウクルフト国立公園 国立公園
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ナミブ・ナウクルフト公園のハイライト部分のソススフレイ(ソーサスフライ)があるのはこの道の西のはずれ。
行く手はまだ暗い雲や靄に包まれているみたいだけど、これから晴れてくれるかな。
ハラハラ…。ナミブ ナウクルフト国立公園 国立公園
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ソススフレイ(ソーサスフライ)へ行く前に、フーディア・デザート・ロッジのツアーではナミブ砂漠の生い立ちや動植物などのお話を聞くためにちょっと車から降りて手近な砂丘を歩いてみました。
これがツアーのいいところ。
ナミブ砂漠について簡単に言うと;
元々は南アフリカ共和国のドラケンスバーグ山脈から大西洋に流れ出た砂が海流で押し戻され、ナミビア大西洋岸に南北1288km、東西の幅48kmから161㎞にも渡って積もったのがナミブ砂漠。
ナミビアの主要民族のサン族の言葉で、ナミブとは何も無い開けた場所を意味するのだそう。
よくナミブ砂漠は世界最古の砂漠とされていますが、それは砂に含まれる鉄分の酸化の度合いが進んでアプリコット色になったナミブ・ナウクルフト公園内のソススフレイ周辺に広がる砂漠に限った話。
同じナミブ砂漠でも、他地域で見られる部分はそれほど酸化が進んでいないので、ずっと白っぽい色をしています。ナミブ砂漠 砂漠・荒野
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乾ききったように見えるナミブ・ナウクルフト公園の土地。
でも、さっき見たように、早朝の霧や靄から水分補給を受けて生き延びている動植物も多数。
これは、ユリのような形の花を咲かせていた植物。
葉っぱだけの姿だと、こんな花が咲くとは思えない。
運転手さん兼ガイドさんは〇〇リリーって呼んでいたけど、出だしの〇〇は何だったかな。(^^ゞナミブ砂漠 砂漠・荒野
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ナミブ砂漠の砂の中に住むクモの仲間、ホワイト・レディ―。
巣の出入口となる白い膜を砂で覆ってカモフラージュした深い穴に潜んでいるのを、運転手さん兼ガイドさんが掘り出して見せてくれました。
毒は無いそうですが、足を広げた大きさは10㎝もあってゾクッ!ナミブ砂漠 砂漠・荒野
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30分ほどのお話の後で、また車に乗り込んで前進。
いいお話が聞けたね。
(。´・ω・)ん? 砂丘に霧が降りてきた。
また暗くなったナミブ・ナウクルフト公園をこちらに背を向けて走って行くダチョウが一羽。
あれ? ダチョウって単独行動する鳥だったっけ?ナミブ ナウクルフト国立公園 国立公園
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晴れるのか晴れないのか、見極めが出来ない朝のナミブ・ナウクルフト公園。
すっかり砂丘の眺めに変わった風景に日の光が当たっり陰ったり。
画像手前の地面が河原のように見えるのはツァウガブ川の氾濫原。
この川は、フーディア・デザート・ロッジ前を通ってナミブ・ナウクルフト公園に流れ込んだ後はセスリム・キャニオンをも形作った川。
最終的にはソススフレイ(ソーサスフライ)まで流れていたんですが、今ではこの通り干上がって、あちこちにフレイ(白く干上がった湖)が見られます。
●注: 上記の川の名は、資料によってTSAUGABとなっていたりTSAUCHABとなっていたりします。
SUR SHANGHAIは、ロッジのスタッフから聞いたツァウガブ川の名前で呼ぼうと思います。ナミブ ナウクルフト国立公園 国立公園
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ツァウガブ川の氾濫原の向こうに見えるナミブ・ナウクルフト国立公園の砂丘が段々大きくなってきた。
日が差すと、日が当たる側と影の部分をくっきりと分ける稜線も現れる。ナミブ ナウクルフト国立公園 国立公園
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ナミブ・ナウクルフト公園内の見どころの一つのデューン45。
高さは80mで、園内の車道脇にあるため、その姿は遠くからもよく見えます。
デューン45の名は、SUR SHANGHAIたちが通って来た公園の入口から45㎞地点にある事から付けられたそうです。
ここを上るのがアトラクションの一つになっているため…、デューン45 砂漠・荒野
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…デューン45の稜線にはエッチラオッチラ上って行く人たちの姿がアリのように点々と見え、この砂丘の規模がよく分かります。
デューン45 砂漠・荒野
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これはデューン45の上り口にある駐車場。
画像左端に見えているのがその上り口となる斜面。
フーディア・デザート・ロッジのツアーだとここには寄らず、遠景を眺めたらそのままソススフレイ(ソーサスフライ)へ移動することになってました。
昨日このツアーの話をロッジで出された時にはそれでもいいと思ったのに、実際にデューン45を目にすると、ちょっとここにも寄ってもらいたかったな、という気持ちに。(^^ゞデューン45 砂漠・荒野
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ソススフレイに着く前に、「あれが有料トイレだよ。」と教えてもらった場所。
近くには駐車場もあって、ここがトイレ休憩所。
あれ?使用料金はいくらだったかな。
ここは、個人で来たら見逃してしまっただろうな。ナミブ ナウクルフト国立公園 国立公園
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ソススフレイ(ソーサスフライ)に着く手前で、運転手さん兼ガイドさんが「この辺りで一番高い砂丘はあのビッグ・ダディ。高さは300~350m位。」と教えてくれました。
その時々の風の具合などで高さは増減するんだそう。
「ビッグ・ダディに上るなら、ここから行くといいよ。後は頂上から見える駐車場で12時半頃には待ってるからね。」ということで、一緒にツアーに参加したアメリカ人カップルはここで下車。
この時、午前10時10分。
SUR SHANGHAIたちはと言えば、このお天気だと頂上からの眺めもいま一つだろうと思ったので、後で集合場所になるソススフレイのデッドフレイ近くにある駐車場まで行ってもらいました。ビッグ ダディ 砂漠・荒野
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ソススフレイのデッドフレイ近くにある駐車場到着。
まだ曇ってのっぺりした眺めの砂丘だね。
これはちょっと惜しいなあ。
砂嵐で何も見えないよりはずっといいとは思うけど。
誰もいないように見えますが、これは、ここまで来た人たちは皆ビッグ・ダディやデッドフレイの方へ行っているから。
実際には観光バスや各地のロッジからのツアーの車が驚くほどびっしり並んでました。
上で言ったデッドフレイは何かというと、白く干上がった湖(フレイ)に並ぶ立ち枯れた木々がフォトジェニックとされている観光名所。
じゃ、SUR SHANGHAIたちもそこへ行くんだろうとお思いでしょうが、運転手さん兼ガイドさんにしばしの別れを告げて向かったのは…、ソーサスフライ 砂漠・荒野
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…人気のデッドフレイとは別のマイナーなフレイ。
ひねくれ者と思われそうですが、心静かにナミブ砂漠の砂丘を感じたり、砂漠に生きる植物が見たかったんです。(笑)
ナミブ砂漠ではまとまった雨は降らない代わり、今朝のような濃い霧や靄に包まれることが多く、それで命を繋いでいる動植物が結構あるんですよ。
で、これはナラッと呼ばれる植物。
遠くから見ると、有刺鉄線をくしゃくしゃと丸めたような薮に見えるんですが、ちょうどこの時は花も実も付ける時期だったようでラッキー!
ソフトボールより一回り大きいトゲトゲのある実は食用にもされるそうです。
あとで運転手さん兼ガイドさんにこの植物について聞いてみたところ、ナラッの発音のラッの部分が独特の舌を鳴らす吸着音だったのが面白い発見でした。ソーサスフライ 砂漠・荒野
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これは、葉の表面に細かい霜が降りているように見えることからアイスプラントと呼ばれる植物。
その霜のようなものの正体は排出される塩分なんだそう。
これも食用にしたり、肝機能改善の効果もあることから民間薬にも使われているそうです。
そのアイスプラントも、花を付けている株がありました。ソーサスフライ 砂漠・荒野
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ビッグ・ダディも見えるフレイの中には、まだ生きている木も。
近寄って行ってみると、ミモザっぽい花が咲いていた。
根本にたくさん落ちていたのは、前の年の種?
三日月型の種が地面に落ちている様子は、道教寺院で参拝時に床に投げて神様のご意向を占う道具のよう。ソーサスフライ 砂漠・荒野
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健気に二輪だけ花を付けていた植物。
こんな小さい植物でも、ナミブ砂漠に根を張って生きているんだな。ソーサスフライ 砂漠・荒野
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このフレイにも、昔は大きな木があったらしい。
過酷な環境に身もだえして息絶えたかのような姿が印象的。ソーサスフライ 砂漠・荒野
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SUR SHANGHAIたちが行ったフレイからも、ビッグ・ダディへの上り口があった。
ここまで来ると、稜線を上りする人の姿が点々と見える。
青空が出ていたら、歩くのが好きではない旦那は置いてでもゆっくり上って行ってみたかったな。
ちょっとだけ砂丘上りを実感するため、手前の斜面を上り下りしてみました。ビッグ ダディ 砂漠・荒野
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イチオシ
そろそろ12時半の集合時間に間に合わせるように戻ろうか。
他のツアーで来たらしい人たちもボツボツ戻って来たし。ソーサスフライ 砂漠・荒野
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これから戻って行く駐車場方向を見るとまだまだどんより空なのに…、
ソーサスフライ 砂漠・荒野
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…背後の西の方向を振り向いて見ると、砂丘の合間から覗く青い色。
それがどんどん広がって行って…、ソーサスフライ 砂漠・荒野
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…待ち合わせの駐車場間近という場所まで来たら、ずいぶん晴れ間が広がったナミブ・ナウクルフト公園上空。
ええ~! なんで今頃晴れてくるのよ~? Σ(゚д゚lll)ガーン
これが個人で来たのなら、「お、ラッキー!」とまたさらに砂丘の探索を続けるんでしょうが、同行のアメリカ人カップルも曇っていたからと早めに戻って来たので、そのまま昼食場所へ移動することに。
う~ん、せっかく晴れたのに。ソーサスフライ 砂漠・荒野
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ほんの二時間半前、同行のアメリカ人カップルがビッグ・ダディに上るために降りた場所近くも、見違えるほどの青空!
わ、今からでも上ってみたい!
でも、ツアーだとわがままははご法度なのよね。 (T_T)/~~~ビッグ ダディ 砂漠・荒野
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ナミブ・ナウクルフト公園入口方向へと戻る道筋。
今朝のどんより空が嘘のよう。ナミブ ナウクルフト国立公園 国立公園
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昼食場所へと向かう途中、ちょっと車を降りたのは、ナミブ・ナウクルフト公園に含まれる部分のナミブ砂漠が世界遺産の自然遺産に登録された記念碑前。
登録されたのは2013年。
ナミビアではトゥウェイフルフォンテーンに続く二つ目の世界遺産になるそうです。
トゥウェイフルフォンテーンは、ナミビアのクネネ州に残る、かつての狩猟民たちが残した多数の線刻画群のこと。ナミブ ナウクルフト国立公園 国立公園
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さて、昼食場所は、ソススフレイからナミブ・ナウクルフト公園入口方向へ小一時間戻って脇道に入って行った場所。
あれ? ヌーの群れがいるけど、大丈夫?
でも、ヌーの方から立ち去ってくれて一安心。ナミブ ナウクルフト国立公園 国立公園
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運転手さん兼ガイドさんが、木陰に素早く作ってくれた昼食用テーブル。
お手伝いしましょうかと声を掛けたけど、大丈夫だよ~というので見守っているうちに準備完了。
サラダやメインの揚げ物、焼き菓子から果物と一通り揃っていて感激。
サンドイッチ位でよかったのにな。
ロッジのキッチン・スタッフにも感謝!
ただ、ここでの食事休憩がたっぷり二時間。
これはちょっと長すぎだったような。
個人で来ていたら、せっかく晴れたんだから、お昼は抜いてさっきのソススフレイあたりの砂丘がもっと歩けたのにな、と心残り。 -
イチオシ
昼食の間、おこぼれのパンを狙ってやって来たのは、シャカイハタオリという小鳥たち。
食事のテーブルを片付ける時、運転手さん兼ガイドさんが氷水を立木のくぼみに注ぐと、それが格好の水飲み場になってさらに集まって来てました。
このシャカイハタオリはスズメの仲間ですが、その凄い技は…、ナミブ ナウクルフト国立公園 国立公園
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…こんな集合住宅を樹上に作る事。
遠くから見ると、干し草の大きな束が木の枝に引っかかっているように見えるほどで、時には数百羽ものシャカイハタオリが住まっているそうです。
とてもスズメの仲間の巣とは思えないほど巨大!
この右側の画像には、一羽のシャカイハタオリがこちらを見ている様子が写ってますが、ちょっと見えにくいかも?
ヴィントフックからセスリムに来る途中でこんな巣をたくさん見たけど、その正体がわかったのは運転手さん兼ガイドさんのお話のお陰。
シャカイハタオリの和名は、英語名のSOCIABLE WEAVERからの直訳になるのかも?
次のミサワホームの『いきものたちの巣まい図鑑』のページには、シャカイハタオリの巣の作り方や巣の内部構造が載っています。
興味のある方は見てみるといいですよ。
https://www.misawa.co.jp/50th/sumai/savanna/sociable_weaver.htmlナミブ ナウクルフト国立公園 国立公園
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昼食の後は、今朝入って来たナミブ・ナウクルフト公園の入口方向へと車を進めた運転手さん兼ガイドさん。
これで今日のツアーは終わりかなと思ったら、セスリム・キャニオンと言う渓谷へも連れて行ってもらいました。
この峡谷はナミブ・ナウクルフト公園内にあり、公園入口ゲートからだと南へ4㎞ほどの場所にあります。
ここは知らない見所だったから、これまた運転手さん兼ガイドさんに感謝!
離れた所から見ると、どこが峡谷なのかよく分からない荒野が広がっていますが、駐車場脇に立つと大地の裂け目があってびっくりしますよ。Sesriem Canyon 山・渓谷
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イチオシ
このセスリム・キャニオンは、TSAUGAB(ツァウガブ)川によって岩盤が削られ出来た峡谷。
●注: 上の方でも言いましたが、この川の名は、資料によってはTSAUCHABとなっている事もあるので混乱に要注意。
SUR SHANGHAIは、ロッジのスタッフに聞いたTSAUGAB(ツァウガブ)と言う名で呼ぶことにします。
こうして上から眺め下ろすだけか?とお思いでしょうが…、Sesriem Canyon 山・渓谷
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…ツァウガブ川が氾濫していない時のセスリム・キャニオンは、谷底にも下りて行けるようになっています。
ただし、お足元が悪い箇所もあるので、ご用心。
この峡谷は長さは約1km。切り立つ崖は高い所で30mほどあるそうです。Sesriem Canyon 山・渓谷
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セスリム・キャニオンの谷底には、かつてツァウガブ川が氾濫して流れ下った痕跡がありありと分かる場所も。
この大きな流木も、そんな時期にここまで流されて来たんでしょうね。
さ、これで今日のフーディア・デザート・ロッジ主催のナミブ・ナウクルフト国立公園日帰りツアーはおしまい。
ロッジに戻ったのが午後の5時ちょっと過ぎで、夕食までゆっくりくつろぎました。
全体的には満足のツアーでしたが、ちょっと昼食休憩が長かったし、途中で天候が回復したので、もう少し砂丘探索もしてみたかったなあと言う気持ちが残りました。
レンタカーでナミビアのドライブ旅をする人は、泊まるロッジやキャンプ場で紹介してもらえるナミブ・ナウクルフト国立公園のツアーとも比較検討して、個人で行くかツアーで行くか決めてみるといいと思います。Sesriem Canyon 山・渓谷
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