英国城巡りの旅 7

2018/05/01 - 2018/05/01

個人的に世界の名城にランクインさせたいランキング上位のドーヴァー城へ行ってきました。

見晴らしの良い丘の上に建つドーヴァー城へは、駅からしばらく歩いてバスで移動しました。
インターネットで情報収集したものの、例によってどのバスに乗れば良いかよくわからないので、バス営業所のスタッフさんに聞いて乗りました。
これ一番確実。

バスには行き先を告げて前払いで運賃を支払い、レシートを見せて降ります。
片道（single）か往復（return）か聞かれ、往復だったら帰りはレシートを見せて乗る。

iPhoneを使ったコンタクトレス決済をしてる人が多かったですが、対応しているクレジットカードも限られているので、確実なのはやはり現金。
MasterCardは対応しているらしいので、今度はカードブランドMasterCardを一つ持って行ってみようかと思います。

話逸れましたが、バスはうねる道を登って15分くらいで着いた（と思う）ので、バスで行って良かったです。

エリア ドーヴァー(イギリス)

Dover Priory駅に到着すると、すでにお城が見えています。

例のバスでお城まで。
ユニオンジャックがはためいていてカッコいい。

ここドーヴァー城は、ノルマン・コンクエストの少し後から防壁を築き始め、ヘンリー2世が内郭の工事に着手したと言われています。

その後その孫ヘンリー3世が大規模に増築していて、増築した一部で、現存しているArthur’s hallは、幽霊の目撃情報もあるとお城の案内板に書かれてました。
ときどきゴースト・ツアーなんかも開催されているそうです。

数々の映画でも描かれてきたダンケルクからの大撤退（ダイナモ作戦）では、ここからドイツ軍に向けて偽の信号を送るなどの陽動を行なって、作戦の要ともなっていたようです。

何はともあれ、いざ中へ。

お城からの眺め。
緑が多いです。

門をくぐると可愛らしい教会が。
中に入ることはできませんでした。

港の方を一望できます。
ドーヴァーの港からはベルギーやフランスに行く船が出ていて、昔ここからホバークラフトに乗ってベルギーに行きました。
便座が細すぎる衝撃のトイレがあったんだけど、今も健在かどうかは確かめられず。

この海の向こう側にカレーやダンケルクがあるわけですね。
陸地はよく見えませんでしたが…。

左側に写っているのが売店。歴史好きでなくとも欲しくなるようなグッズがたくさんありました。

歴代英国王のイラストが描かれたシリーズが好きな感じだったので買ってしまいました。

ヘンリー3世は、ロンドン塔に初めて動物園を作った人物ですが、そのときにいたとされる動物、豹を連れていたりとわりとニッチなエピソード押さえてて好き。

イングリッシュ・ヘリテージが管理しているので、旗が立てられていました。

ここが幽霊でいっぱいの…

中世のお部屋を再現したインテリア。
思いのほかカラフルで、原色の５色に金を合わせた色合いはプリミティブな感じ。
写本の世界が抜け出てきたようでテンション上がりました！

祭壇。

晴天にユニオンジャックが映えます。


WW2の戦時下、病院だったところを再現したトンネルツアーや、ダンケルクの撤退作戦の裏側ツアーみたいなのもあって、見てきました。

閉館時間ギリギリまでいて、バスで街へ。
バス停からは近くの牧場の羊さんたちが見える。

バス停。
字が小さい。私が運転手だったらバス停見逃して停まり忘れそうなくらい小さい。

結局バスは30分ほど待ってようやく来ました。

街に戻ってバスを降りると、公園からもお城が見えます。
桜とお城。
いいコンビネーション。

ドーヴァーの旅はこれでおしまい。