2018/08/10 - 2018/08/11
7位(同エリア30件中)
ぱんスキュさん
- ぱんスキュさんTOP
- 旅行記299冊
- クチコミ1455件
- Q&A回答12件
- 993,613アクセス
- フォロワー116人
2018年8月7日~23日
ヨーロッパ周遊旅行11カ国の旅
inローマ→サンマリノ共和国→セボルガ公国→モナコ公国→マルタ共和国→リヒテンシュタイン公国→スイス→ソジェー共和国→フランスoutを正味15日で駆け抜ける。(自称独立国2カ国含)
---------
8月10日
サンマリノ共和国からミラノ→ジェノバを経てイタリア西部のリグーリア州の町ボルディゲラへ。なんの変哲もないイタリアの小さな町になぜ行ったのか?それはこの町から自称独立国家・セボルガ公国へのバスが出ているからだ。
★
皆様はセボルガ公国をご存知でしょうか。
詳しい解説はwikiに譲るとして、
https://ja.wikipedia.org/wiki/セボルガ公国
そこからのコピペでの説明によれば
『地中海に面したボルディゲーラから北東へ6kmほど入った山間、標高約517mのところに所在する。』
『中世に独自の公爵領(公国)であった由緒と、現在のイタリア共和国につながる国家への編入過程が明確ではないという主張から、1963年にジョージ一世がイタリア共和国からの「独立」を宣言した。』
というミクロネーション。ただしどの国からも承認はない自称独立国家であり、イタリアも世界的にもセボルガ村として知られている。とほほ。
そんな謎の自称独立国家・セボルガ公国に一泊し、この小さな村、いや国家を隅々まで探検してみたよ!
中世さながらの街並みが残る建物の間にセボルガ公国の国家がはためき、独自のポストに通過に果てにはパスポートまでありと、自称独立国家らしい香りをプンプン漂わせた、本当に素敵な場所でした。
さーあ、これを見たらあなたもセボルガ公国へ行きたくなーる!…のか?!汗
そんな愛すべきネタ国家セボルガ、行き方も含めどどーんとご紹介。セボルガいいよセボルガ!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2018年8月10日 16時30分
イタリア西部、リグーリア州のボルディゲラ駅到着。小さな町の小さなホーム。 -
街中はこんな感じにバカンス客多し。
-
ホームのすぐ裏には地中海のビーチが広がり、バカンスムード満点な町だ。
-
しかし目的はバカンスではないのだ。この町のそばにある自称独立国家"セボルガ公国"へ行くことなのだ。町の観光案内所を訪ね、セボルガについて聞き込む。
-
すると担当はにこやかにセボルガ行きのバス時刻表をくれたり、バス停の場所を教えてくれたりした。写真はセボルガでのイベント一覧。
バス時刻表は下記サイトを参考に。Linea10のSeborga行きです。Sasso止まりの便に乗らないように注意!
そして2018年夏では日曜祝日も運行してたのだけど、2018年9月~19年6月のスケジュールでは、日祝は運行無しになってたorz うっうっ…。
http://www.bordighera.net/www/orarirt.pdf -
とりあえず教えてもらった駅そばのバス停へ行く。途中にT=タバッキがあったので、セボルガ行きのバス切符を買う。
-
片道100分1.5ユーロ。ちなみに後で出てきますが、車内で買うと2.5ユーロなのでできればタバッキで買いましょう。
-
鉄道駅を背中に左手に歩いた先にあったバス停。ちょっとわかりにくいので注意。
-
待つこと15分ほどでバスが来た。こちらがセボルガ行きのバス…ごくり。
-
セボルガ行きの車内。2人ほど乗っていたが基本的には人少ないローカル線である。
-
バスはボルディゲラ の北側にある山に向かって走りだす。途中には豪邸がならぶ。
-
車窓より地中海を眺める。いい眺めだー!
-
バスに揺られること20分ほどでセボルガの国境へ。停留所が青と白のセボルガカラー!
-
30分ほどで終点のセボルガ公国へ。ついに足を踏み入れたぞ。
-
バス停の前には教会があり。
-
中はシンプルなれど過不足ない感じ。
-
看板に従って集落のある方へと歩きます。
-
まずは村の広場が広がる。山の上にせり出していい眺めだ。野外イベントなどもここで行われるとのこと。
-
広場にあった公的な建物。セボルガ公国の国旗とエムブレムが見られる。
-
そしてポストもセボルガ仕様。結構手の込んだマークだ。
-
広場を直進し、古い建物と建物の間を抜けて、村中へ。ここにもセボルガ国旗!
-
ドアの目隠しまでセボルガ国旗。ここまで来るとネタ国家としてもなかなか統一感ある。
-
セボルガ公国全図。とても小さい村なのだが独立を主張。当然のごとく誰からも相手にされていない。チーン。
-
セボルガの特徴として、街の至る所にぬこがおりました。いきなりにゃー。
-
小広場。ここにはセボルガグッズの並ぶ初代大統領の家らしき建物があったが入室不可で残念。そして食料雑貨屋が2件並ぶ。
-
まずは村の建物奥まったところにある今日の宿へ。中世のままの建物にセボルガ国旗。似合うな。
-
セボルガ公国 本日の宿"Antico Castello"
ネットで探した宿。セボルガ公国にはいくつかのB&Bがあり、田舎でのんびりするには十分だ。
1泊シングル40ユーロ。
https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g2052406-d3389641-Reviews-Antico_Castello-Seborga_Province_of_Imperia_Liguria.html -
3階まで上がるとステキなお部屋が広がる。いいねー!
-
中に入るとベッドルームあり。さっぱりしたインテリア。そのほかにダイニングキッチンと水回りの計3部屋。
-
ベッドの上にはセボルガのパンフレットと国王よりのお手紙が!さすが公国。
-
こちらはダイニングキッチン。食事はついていないため、自炊グッズあり。
-
壁には元国王のジョージ一世の記事や写真が並ぶ。
-
壁には大統領の写真が。どこまでも自称独立国だ。
-
セボルガにある他のB&B。某グルマップやトリップ某で探すと色々見つかりますので、セボルガ泊まりたい人は要チェック。
-
町中にあった不動産の広告。土地を買って、これで君もセボルガ国民だっ!\(//∇//)\
-
とかなんとか言いながら町を歩く。
セボルガはとても小さな集落で、古い建物も残っており風情がある。そしてぬこ。 -
山端には城塞都市だったような跡があったり。
-
別アングルから撮影。山の上にいることに気づく。気持ちいい~。
-
山の端の道沿いには郵便局が。この辺りを戻るとまたバスの停留所へ。こじんまりした町、いや村だ。
-
そして特筆すべきは、ぬこの多さ!かわええにゃー。
-
にゃー。
-
ここにもにゃー!セボルガはぬこ天国や。
-
そして町の最も奥まった場所にあった古い教会と壁画。
-
こういった壁画は中世以降か。
-
内部はこじんまりとして静かな空間。でも立派やな。
-
この教会近くの通りにはマリア像が置かれていた。そして傍らにはセボルガ国旗。どこいっても掲げられてるな。
-
また近くの部屋には新しめの創作マリア像も。教会ではないのだけど、由来などは謎。
-
村の奥にあった公民館。残念ながらクローズ。ここでもイベントが催されるようなのだが不明。
-
いつのまにか夕日が沈み、いい感じの夕暮れの空に。綺麗やねえ。
-
広場のテラスからは、山端に建つ家が夕日を受けて赤く光るのが見える。綺麗!
-
さて日も暮れたので夕食を。セボルガにはレストランが3件ほどあるらしい。比較するとここが一番お高いリストランテだった。
-
もう一軒のこちらのリストランテ"Osteria del coniglio"へ行くことにした。ウサギ料理が有名らしい。
-
壁には初代国王ジョージ一世の手紙や写真などが飾られている。さぞかしお宝に違いない!
-
内部にはセボルガ公国の王の肖像画とセボルガ公国の国旗が飾られてて、もうなんだか気分はセボルガ公国民!
-
前菜と第一の皿のメニュー。手打ちパスタや山・海の幸などのメニュー。そしてお安め。
-
セコンドのメニュー。ウサギ料理とエビ料理が多し。セカンドは量が多いので今回はパスした。しかしウサギのセボルガ風というメニューが超気になった。ああ、ひとり旅の悲しさよ…。
-
プリモピアットはタリアテッレ。ウサギか魚介か忘れてしまった…美味。やはりお腹いっぱいになったのでセコンドは無しで正解だった。残念なり。
-
付け合わせに温野菜の盛り合わせを。インゲン人参ポテトetc...ぐでぐで茹ででしたが野菜の味に力があるのに驚き。さすがイタリア!…間違えた、さすがセボルガ!
-
壁に飾られていたジョージ一世のオリジナルワイン。ドイツ製っぽい。いいですね。
-
とっぷりと日も暮れた。広場のカフェは空いていたけどそれ以外は静かな夕べ。
-
昼間見た光景もちょっと雰囲気違ってて良い。
-
夜になると人通りはほとんどない。ヨーロッパの田舎町そのものだ。静寂に抱かれつつ…おやすみなさーい。
-
2018年8月11日 9:00
おはようございます。今日も晴れてていい天気!町の広場へ繰り出す。 -
昨日閉まっていた、広場にある特産品の売店は今朝は開いていた。
-
セボルガ産ハーブを使った石鹸やクリームなど。ラベンダーとか取れるらしい。
-
手作りフクロウもあり。
-
広場からほど近いタバッキに土産物発見。早速中へ。
-
中にはセボルガ公国オリジナルワイン!白と赤の両方があったので白ゲット。味は、まあ、予想通りです…。
-
その他にもセボルガ菓子など。作ってるのはセボルガじゃないところも多いけど(≧∀≦)
-
壁に貼ってセボルガマグにセボルガ国旗のミニチュア。濃いよ…
-
セボルガTマグネット。マグネットではなくて本物のTシャツ欲しかったな…別の店には違うデザインで売ってました。
-
オリーブオイルも地のものを使っていて美味しそうだった。しかし持って帰るには重そうなので断念。
-
昨日閉まっていたお土産屋も開いていた。早速突撃。
-
入口からしてセボルガ感満載。
-
独自通貨もあったりして(≧∀≦)買わなかったけど。パスポートはネタにゲット!
-
店の外壁にはセボルガグッズの展示が!セボルガパスポートにセボルガ切手、ステッカーやスプーン、キーホルダーなど満載!
-
土産物屋の室内。セボルガグッズはまたまだたんまりあるで~(≧∀≦)
-
Tシャツがセボルガに関係あるのが少なすぎて残念。土産といえど幅広いラインナップだ。たのしい。
-
さてネコちゃんにも別れを告げ…
-
バス停にて11:20発のバスに乗って下界のイタリアへと戻りましょう。これを逃すと夕方まで便は無し。
-
車内で切符を買うと2.5ユーロと若干お高いので、タバッキで買いましょう。
-
行きと反対の道をビュンビュン進む。やはり客は私1人の僻地線。
-
11:50
下界のイタリア・ボルディゲーラへと戻ってきた。今日もリゾート客で賑わっている。 -
一軒の良さげなロカンタを見つけたので入る。ショーケース式で指さすのだけでいいのがラクだった。
-
商店街のロカンタでご当地料理を。これはタコの煮込み。とても美味!
-
トルタ・ヴェルデと呼ばれる緑の野菜=キャベツが入ったパンケーキも食べる。美味。このロカンタはあたりだ!
-
お昼を食べ終わり、ボルディゲラ駅へ。次なる目的地・モナコ公国まで切符を買います。
-
時刻表。11:52発の列車になろうとするも、この旅発の列車遅延。結局10分くらい待ったかな。
-
駅にはフランスとの国境を越えるタイムテーブルの表示あり。1時間半に一本の時間帯もあり、十分気をつけておかねば …
-
無事に電車が到着し、一路ヴァンテミーリア→フランス→モナコ公国へ。こちらは真の公国ですね笑。
謎の自称独立国家セボルガ公国、なかなか行く人も少なくハードル高めに思われます。
しかしイロモノ的魅力だけではなく、田舎町としてのんびり過ごすにはなかなか良い場所でした。
この旅行記をここまで読んだ皆様も、ぜひこの愛すべき自称独立国・セボルガへgo!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2018年夏 ヨーロッパ小国マラソン
-
前の旅行記
サンマリノ→ミラノ→ジェノバ、リグーリアへの道-モナコ、マルタ、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、他自称独...
2018/08/10~
ジェノバ
-
次の旅行記
これぞ本物の公国!モナコ週末の花火と民泊 -自称独立国2国含む15日11カ国ヨーロッパ小国マラソン(5)
2018/08/11~
モンテカルロ
-
2018年夏・ヨーロッパ小国マラソン~15日11カ国周遊の旅(バチカン、サンマリノ、モナコ、マルタ、リヒテン...
2018/08/07~
ローマ
-
14年ぶりのイタリア、ローマ法王の休日そしてモレッティふたたび-サンマリノ、モナコ、マルタ、リヒテンシュタイ...
2018/08/08~
バチカン
-
世界最古の共和国・サンマリノ、山上の城塞都市の穏やかな夕べ-モナコ、マルタ、リヒテンシュタイン、ルクセンブル...
2018/08/09~
サンマリノ
-
サンマリノ→ミラノ→ジェノバ、リグーリアへの道-モナコ、マルタ、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、他自称独...
2018/08/10~
ジェノバ
-
潜入!セボルガ公国:人口約300人の自称独立国家 -サンマリノ・モナコ、マルタ、リヒテンシュタイン、ルクセン...
2018/08/10~
サンレモ
-
これぞ本物の公国!モナコ週末の花火と民泊 -自称独立国2国含む15日11カ国ヨーロッパ小国マラソン(5)
2018/08/11~
モンテカルロ
-
マルタ共和国(前) バカンスとぬこと巨石文明と、そして海外で初の医者…-自称独立国2国含む15日11カ国ヨー...
2018/08/12~
セントジュリアンズ
-
マルタ共和国(後) ゴゾ&コミノ島1dayツアー サンマリノ・モナコ・リヒテンシュタイン、自称独立2国含む...
2018/08/14~
ゴゾ島
-
リヒテンシュタイン公国の独立記念日、浮かれた夜のパーティー -自称独立国2国含む15日11カ国ヨーロッパ小国...
2018/08/15~
ファドゥーツ
-
駆け足スイス・チューリッヒ&ヌーシャテル、森と湖を抜けて-自称独立国2国含む15日11カ国ヨーロッパ小国マラ...
2018/08/16~
ヌーシャテル
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (1)
-
- satochanさん 2019/03/01 17:41:35
- 素敵!
- ぱんスキュさんこんにちは!
日記面白かったです!
自称独立国ファンなのでこの香ばしいセボルガ公国は行きたいリストに入りました。というかイタリアさえまだなので行く理由ができました。
なんというか、胸がキュンキュンしますね。国王の写真といい、ぬこの多さといい。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2018年夏 ヨーロッパ小国マラソン
1
90