長崎ランタンフェス2019と池島炭鉱体験①

2019/02/17 - 2019/02/19

昨年に引き続き今年も長崎へ旧正月のランタンフェスティバルを見に行ってきました。
今年は天候で順延になった今回初のスカイランタン上げも見ることができました。
二日目はバスに揺られて外海の池島へ炭鉱体験へ。
以前の旅で端島（軍艦島）に渡り日本の炭鉱産業の発展や衰退を垣間見ることができましたが、池島では実際にトロッコで坑内へ入りその当時の様子を体感することができるということで一度訪問してみたい地でした。
今回は友人同行ということもあり楽しさも共感できて良かったです(^^)


【行程】


1/17(日)　　JAL607便　羽田（10：00）～長崎（12：30）空港バスにて新地中華街（ランチ）～原爆資料館～平和記念公園～浦上天主堂～山王神社～稲佐山～ホテル（長崎バスターミナルホテル泊）

1/18(月)　　バスと船にて池島へ～炭鉱体験（ランチ付）と島内めぐり～ランタンフェスティバル～ホテル

1/19(火)　　新地中華街（買い物とランチ）～　JAL612便　長崎（15：25）～羽田（16：55）


【費用】


航空券　羽田ー長崎　片道￥12,490（ウルトラ先得）往復で￥24,980
ホテル　長崎バスターミナルホテル（コンフォートシングル）1泊￥6,075　2泊で￥12,150

池島ツアー　￥3,120＋￥800（お弁当代）

その他交通費　約￥10,000（バス、路面電車、ロープウェイ、フェリー代）
食事代　　約￥6,000
土産代など　約￥3,000

合計　￥60,050（約6万）

エリア 長崎市(長崎)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

羽田からの出発が遅れて13時に長崎空港に到着。

１年ぶりの長崎、相変わらずランタンフェスティバルの雰囲気が空港に降り立ってから味わえます。

到着が遅れたのでそのままバスに乗ります。

昨年よりバス代が900円から1,000円に値上がり、往復割引もなくなっていました。

長崎空港 空港

ホテルに荷物を預けてまずは新地中華街でランチです。

少し遅くなってしまったので有名店はどこも行列。
日曜日なので仕方ないのですかね。

前回行った「江山楼」さんのお隣の「王鶴」さんへ。
タイミングよく座ることができました。

とりあえずまずはちゃんぽん。

麺は少し柔らかめ、スープがミルクっぽくて優しいお味でした。

王鶴 グルメ・レストラン

路面電車で原爆資料館へ向かいます。

「築町」から「新地中華街」とバス停名も変更になっていました。
確かに観光客にはこちらの方がわかりやすいのかもしれません。

浜口町で降りて坂を上がって行きます。

入館料は大人200円です。

長崎原爆資料館 美術館・博物館

通路で国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館（長い）の方へも入っていけます。

体験コーナーでは鶴を折って平和を祈願する場所がありました。

私も久しぶりに折ってみます。

国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 美術館・博物館

死没者の名簿が納められている場所です。

ここはいつ来ても静粛なところですね。

国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館 美術館・博物館

その後、平和祈念公園に来てみるも噴水も像もメンテナンス中・・

私は一度見ているけど初めての同行者には残念すぎ(^_^;)

噴水と像の工事は3月下旬まで行われる予定みたいです。

平和公園 公園・植物園

仕方ないので隣にある折鶴の塔をパチリ。

工事を知ってか知らずか日曜日なのに数人しかいなくてひっそりしていました。

平和公園 公園・植物園

前回時間切れで行けなかった浦上天主堂へ行ってみることにしました。

歩くとちょっとあるかなと思っていたけれどそれほどでもなかったです。
今回色々と歩き倒してみて、長崎はけっこう歩ける街なんだな～と感じました。

浦上天主堂 寺・神社・教会

青空に煉瓦色の教会が映えますね。

中に入ったのですが日曜日でちょうど聖歌隊が歌っていたので座ってしばらく聞いていました。

聖堂に響き渡る聖歌と西日が射し込んで美しく光るステンドグラスにとても感動して心が洗われた気分でした。

浦上天主堂 寺・神社・教会

同行者のリクエストで道に迷いながらも歩いて山王神社に行ってみます。

ここは原爆の爆風で折れた鳥居（一本柱鳥居）があるとのこと。
階段下から折れた鳥居が見えてきました。

上まであがります。

山王神社二の鳥居(一本柱鳥居) 名所・史跡

折れた片方の石は階段上の方へ置かれていました。

爆風の凄さが感じられます。
2016年に「長崎原爆遺跡」に認定されたそうです。

山王神社二の鳥居(一本柱鳥居) 名所・史跡

本堂の手前に２本の立派な大クスがありました。

樹齢500年とも言われているこの大クス、神社はすべて吹き飛んでしまい大クスも枯死すると思われていたのだが芽吹いたそうです。

青々と茂る大クスにパワーをもらえるような気がします。

葉が揺れる音が日本の残したい音風景100選に選ばれたそうです。

山王神社の大クス 名所・史跡

この大クスの修復の際、幹の穴の中から出てきた大きな石。

その他にも爆風などに煽られて木の中にはたくさんの石が出てきたとか。

山王神社の大クス 名所・史跡

山王神社から坂を下って路面電車の乗り場に向かいます。

途中に大きな観覧車が見えてきました。
こんな商業施設があるの気づかなかったな～

みらい長崎ココウォーク ショッピングモール

なんだかんだと歩いて稲佐山のふもとの淵神社の下に着いてしまいました。

淵神社 寺・神社・教会

階段と坂道を上がってロープウェイ乗り場までやってきました。

まだ夕暮れ時のせいかそれほど混んではいませんでした。
入り口にも春節のランタンが。

往復で￥1,230円でしたが後で調べると公式HPから割引券ダウンロードできるようでした（￥1,100円）

長崎ロープウェイ 乗り物

展望台に到着したころはまだ夕暮れでした。

明るいうちに来たのは初めてでしたがなかなかいい眺めです。
うっすらと新地中華街のランタンが赤く光っていました。

稲佐山展望台 名所・史跡

展望台を上がって行くとちょうど夕日が沈んだところでした。

空のコントラストが何とも言えずステキです。
遠くに軍艦島も見えると書いてありましたが「あれかな？」という微妙な認識。

稲佐山展望台 名所・史跡

前回は無料バスで来たので時間制限があり、屋上まで来られなかったので今回はリベンジです。

ぼんやりと月も出ています。

人も徐々に増えてきていますね。

稲佐山展望台 名所・史跡

足元のライトはひとつだけハートのカタチがあるそうで、カップルならともかく女性２人して必死に探してようやく見つけました。

でも夜になってもライトが点かなかったのは残念～

稲佐山展望台 名所・史跡

ちょうどお腹が空いたし、ず～～っと歩き通しで一休みしたかったので展望台にある「ひかりのレストラン」で夕食を食べることにしました。

が！もう夜景モードに入ってしまったので大混雑。
ここしか食べる場所がないので仕方なく待ちますが30分以上待ったかも。

暗くなる前に予約だけしてから見学した方がスムーズです。
（順番が来たらケイタイにお知らせしてくれます）

頂上は夜になるとやっぱり寒い・・
やっと順番が来てホッとしました。

ひかりのレストラン グルメ・レストラン

お腹も空いていたのでここは奮発して長崎和牛ステーキのトルコライスを注文しました！

ピラフ、スパゲティの上にジューシーな和牛ステーキ。
ストロガノフソースをかけていただきまーす♪

ちなみにスープ、ドリンク付きで2,500円

ひかりのレストラン グルメ・レストラン

友人は長崎牛のビーフストロガノフ、エビフライ、雲仙ハムカツ、バターライス、ナポリタンのオリジナルトルコライスセット。

こちらもボリューム満点の1,800円

ひかりのレストラン グルメ・レストラン

いや～でもこの夜景を見ながらのディナータイムは価値があります。

ほとんど2時間以上このカウンター席で夜景を見ながらコーヒータイム。
話が尽きずにいつの間にか人が少なくなっていました(^_^;)

こういう所はやっぱり誰かといるのがいいですね。

ひかりのレストラン グルメ・レストラン

ライトアップされたテレビ塔。

スカイツリーや東京タワーのように色が変わる意味があるのかな？
次の日は色んな色に変わっていました。

稲佐山展望台 名所・史跡

ロープウェイでふもとに戻ります。

こんなスタイリッシュだったかなぁ～
２年前に来たのにもう忘れています。

長崎ロープウェイ 乗り物

何だかんだと稲佐山のふもとからJR長崎駅まで歩いてしまいました。

さすがに駅からは路面電車で帰ります。

夜ももう遅いので新地中華街も店じまい。
また明日ゆっくり見ようと思います。

長崎新地中華街 名所・史跡

お店も閉まっているのでランタンの光が浮かび上がって幻想的でした。

長崎新地中華街 名所・史跡

こちらは桃色のランタンです。

川辺にランタンが写ってとっても映えなスポットです。
写真だけ撮ってすぐ近くのホテルに戻ります。

長崎新地中華街 名所・史跡

空港バス、路面電車、中華街などのアクセスがいいので今回も長崎バスターミナルホテルさんをリピートしました。

前回はバスタブなしのスタイリッシュシングル（7F)でしたが、今回はコンフォートシングル（10F)にしてみました。

広さは同じくらいです。

長崎バスターミナルホテル 宿・ホテル

コンフォートシングルはユニットバスが極端に狭いのが残念でした。

トイレを替えたのかドアを開けないと便座に座りずらい・・・
そしてバスタブもかなり極小でした。

バスタブがなくても私はスタイリッシュシングルの方が良かったかな。

長崎バスターミナルホテル 宿・ホテル

景色は前回とほぼ同じ。

ちょっとズレて稲佐山は見えませんでした。

長崎バスターミナルホテル 宿・ホテル

次の日、11：00に池島に現地集合なのですが自力で行くとなるとかなりアクセスが悪いことに後から気づく|дﾟ)

7：58発の長崎駅からのバスに乗らなければいけないので長崎駅まで早めに行きます。

そこから１時間半くらいバスに揺られて「桜の里ターミナル」というところで下車。
30分くらい乗り継ぎのバスをこちらで待ち、フェリーが出る神の浦のバス停までまた30分以上乗ります。

バスからいくつか教会が見えます。

ここ外海地区はキリシタンの里として注目されている町です。

写真は黒崎教会。
いつかこの地区もゆっくり巡ってみたいですね。

黒崎教会 寺・神社・教会

道の駅「夕陽が丘そとめ」が見えました。

ここからの夕日が最高みたいですね。
バスの本数が少ないのが本当に残念です。

道の駅 夕陽が丘そとめ 道の駅

外海の島々が見えてきました。

奥に見えるのが池島のようです。

バス停から港へ向かって歩いて行きます。

ネコちゃんたちがのんびり日向ぼっこ。

神ノ浦港のフェリー乗り場。

役場なども入っています。
上にはレストランもあるようですがやっているのかな？未確認です。

なぜか港に白鳥さん。

30分くらい待機してようやくフェリーに乗り込みます。

いよいよ池島へ！
長くなったので次回に続きますm(__)m