2019/02/19 - 2019/02/19
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AKIさん
2019年の平渓天燈節へ行ってきました。
このお祭りの存在を知ってから、ずっと憧れていました。
想像していたよりも小規模な会場でしたが、一斉に上がる天燈は素晴らしく、鳥肌ものでした。
行ってみたい!という方の参考になれば嬉しいです。
----- 平渓天燈節 -----
毎年、旧正月の15日(今年は西暦2019年2月19日)に行われている行事で、新北市平渓で実施されます。
1回あたり100個くらいのランタンを一斉に打ち上げ、これを繰り返す(7回?)ようです。
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この天燈節を含む一連の旅行記はこちら。
台北でリフレッシュ(2019.2)1
https://4travel.jp/travelogue/11471186
台北でリフレッシュ(2019.2)2
https://4travel.jp/travelogue/11471187
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
これから平渓の天燈節へ向かいます。
会場に向かうにはいくつかのルートがあります。
詳しくは多くの方がブログに書かれていたりしますのでここでは書きませんが、観光客向けとしては大きく4つの方法があります。
1、MRT+シャトルバス
MRT文湖線の動物園駅からシャトルバスが出ています。
バスに乗ってしまえば現地まで連れていってくれるので楽ちん。
2、鉄道(台鉄)利用
八堵駅か瑞芳駅で乗換えが必要ですが、現地まで鉄道で行くことができます。
ただ、平渓線が1時間に1本程度しかなく、お祭り当日は大混雑だそうです。
3、タクシー
流しのタクシーは往路はたぶん可能ですが、帰りはほぼ間違いなく拾えないので、タクシー利用ならチャーターになると思います。
おそらく一番楽ですが、セレブ向けですね。
4、旅行社のツアー参加
現地の会社や日本の会社などからいろいろなツアーが出ているようです。
結構なお値段がするようですが、基本的に現地への往復の心配がなくなるので、道中が心配な方にはお勧めかもしれません。
今回は1をチョイスしました。動物園駅 駅
-
MRT動物園駅を出るとあちこちにシャトルバスの看板が出ています。
看板は使い古したものでしたので、もうこのルートは定番なのですね。 -
看板だらけなので、迷うことはないと思います。
-
矢印に沿って歩いていくとバス乗り場がありました。
時刻は14時を過ぎたところ。
まだまだ全然並んでないですね。
2台目のバスに乗れました。
混雑時は座り席と立ち席で分かれて並ぶようですが、まだ人が少ないので全員座り席に案内されていました。
運賃は50元。
悠遊カードも使えます。 -
日本語OKの係員さんも。
-
バスに揺られること45分、十分に到着です。
ん?ここからどこに向かえば?? -
「会場はこちら」みたいな看板を探したのですが見当たらず、
急に街中に放り出された感じで、とりあえず人の流れに乗って歩きます。 -
ひときわ人の多い界隈が。
-
そこは十分老街でした。
いつか来ようと思ってましたが、平渓の会場ではなく先にこっちに来ちゃいましたね。十分老街 旧市街・古い町並み
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それにしても人が多いです。
今日は平渓節があるから?
いつもこんな感じなのでしょうか。
旅番組などで見る十分も、結構混んでますもんね。
しかし、会場はどこだ? -
やっと看板を見つけました。
気を取り直して会場へ向かいましょう。
Google mapと見比べて、ざっくり1kmくらいあります。
ん?これ歩くの?
個人的に歩くのは好きですが、さすがにシャトルバスから遠すぎない? -
ま、仕方ない。
とりあえず会場を確認しておかないと落ち着かないので、向かいましょう。 -
途中、こんなオブジェも。
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10分ほど歩いて、会場入り口まで来ました。
といってもまだ会場らしき場所は遠くに見えます。
イベント会場設営の大音量(音声チェックなど)が聞こえてきます。 -
この上の駐車場が、天燈上げの会場になっています。
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会場は着々と準備中ですね。
時刻は15:30頃です。平溪ランタンフェスティバル 祭り・イベント
-
会場の奥の方は結構人が埋まってますが、この時間はまだ会場内は余裕がありますね。
-
さて、会場の状況も確認できましたので一旦、十分老街へ戻ってきました。
時刻は15:40頃。
十分老街と会場との間は、歩いて10分程度ですね。 -
さっきよりも人が増えたように見えます。
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十分老街に戻ってきた理由は、あれです。
あの奥にいる、黄色いもの。 -
せっかく十分に来たのですから、この電車が通るのを間近で見ておきたかったのです。
Google mapで鉄道の時刻表も見ることができるので、こういう行動も時間が読めるようになりました。
便利な世の中です。 -
うひゃぁ、近い!
でもかなりゆっくり走るので、威圧感は意外とないですね。 -
うーん、人と電車が近い!
いいものを見ました。
十分はまた来よう。 -
さて、会場へまた戻りましょう。
小腹が空いたので何かないかなぁ~と見回していると、「宜蘭葱」の文字が! -
葱強めの餃子って感じです。
だいたい想像通りの味です。 -
会場に戻ってきました。
時刻は16:05。
さっきよりもだいぶ人が増えましたね。
人が少なめのところを探して、3列目くらいのところで座りました。 -
イベントの開始は17:30なので、まだ1時間以上あります。
イベント開始1時間半前でこのくらいの場所が確保できるなら楽な方でしょう。
近くにいた日本人の会話も「日本の感覚だともう混み混みでダメかなと思ったけどこのくらいの時間でも大丈夫なんだね~」というのが聞こえてきました。
今から移動すると場所がなくなりそうなので、この場でおとなしく待ちます。
こういう時にスマホがあるのは暇が潰せて良いですね。
ただ最初はみんな、座って待っていたのですが、係員の方から
「4列まで」と声がかかり、
そのあと「全員立て」となり、結局1時間ほど立って待つハメに。
これは足が結構きつかったですね。 -
地元のニュースか何かでしょうか?
周囲に掛け声をかけながら、カメラに向かってランタンを一つ上げていました。 -
時刻は17:25。
いよいよ日が暮れてきました。
少し気温が下がってきました。
山あいなので低温や雨を心配していましたが、
半袖シャツ+薄手のウインドブレーカーで乗り切れそうな感じです。 -
予定通り17:30からイベントが始まりました。
「あ、さっきやってたのはやっぱりリハーサルだったんだ」
という声が近くから聞こえてきましたが、ハイ、私も同じ感想です(笑) -
17:47
1回目の天燈が上がりました。
音楽がひときわ大きくなったと思うと、一斉にふわぁ~っと皆が天燈を上げて、
想像以上の圧倒感に鳥肌が立ちました。 -
天高く上がる天燈。
これは…美しい。
写真だとどうしてもシルエット感が出てしまうので伝わりづらいかも知れませんが、目で見た感じはもっと素敵です。 -
天燈がひとつ、照明のやぐらにひっかかって炎上していました。
係の方も慣れた手つきで消火していましたが、
天燈がボオォ!と燃え上がると場内からはどよめきが上がりました。
結構燃えるんですね。 -
2回目の準備中はMCや音楽イベントで間を繋ぎます。
1回目だけ見て帰る人も結構いました。
皆さん、予定があるのか、帰りの時間が心配なのですよね。
最後まで見ると当日に台北市内まで帰れないこともあるようなので、
私もどのタイミングで切り上げるかを考えねばなりません。 -
2回目の準備中。
打ち上げる人も総入れ替えですからそこそこ時間がかかります。
先ほどよりもだいぶ日が暮れましたね。 -
18:10
2回目の天燈が上がりました。
カメラの設定をミスっていて、ブレブレに。
しまったー。 -
先ほどよりも天燈のオレンジ色が映えて、より幻想的に。
-
3回目の準備に入りました。
毎回、大きな天燈が打ち上げられます。
予め天燈には文字が書かれていて、イベントの中で関係者の方が筆を加えているようです。 -
3回目の準備風景。
これはこれで幻想的ですね。 -
3回目の天燈が上がりました。
時刻は18:27。 -
天燈自体の色も白、ピンク、オレンジなど複数あるようで、
空が暗くなったこともあって毎回色が違って見えます。 -
3回目の天燈も空高く上がっていきました。
-
4回目の準備に入りました。
-
おや。
今回は豚の形の天燈を上げるようですね。
かわいい。
この回は、日本の三重県の偉い人が来てたみたいです。
「日台友好!」という標語が全面に押し出されていました。
そういえば新北市と三重県が提携していたような?
(後から調べたところ、観光提携をしているようですね) -
4回目の天燈が上がりました。
時刻は18:47。 -
この時は最前列まで移動できたので、いい感じで動画が撮れました。
(動画からのキャプチャー画像なので画質荒くてすみません) -
悩んだ挙句、この4回目で切り上げることにしました。
時刻は18:54。
帰ろうとしたら人がいっぱいでけっこうわちゃわちゃ。
そして会場の駐車場を出ようとしてビックリ。
この人だかりです。
会場に入るのを待つ人がこんなにたくさん。
なんてこった。
1時間半前に会場入りしていて良かったです。
もう少し遅かったら会場にも入れなかったのですね。 -
帰りの動物園駅行のバスを探したのですが見当たらず。
あるのは「瑞芳」か「木柵・石掟」ばかり。
もしや?
と思って調べてみると、動物園駅周辺が「木柵」なのですね。
ということで、この看板に沿って進んでいきます。 -
ふと後ろを振り返ると、5回目の天燈が上がったようです。
時刻は19:06。 -
往路のバスで45分くらいかかりましたので、座り席の列に並びました。
4時間近く立ちっぱなしでしたから、そこからまたバスで立つのはさすがに腰にきます。
並んだ時間は25分でした。
このくらいなら全然OKです。
これなら5回目の天燈上げまで見ても良かったかな。 -
MRTの動物園駅まで到着しました。
時刻は20:36。帰りは1時間くらいかかりましたね。
動物園駅からはMRTで台北市街へ戻りました。
初めての平渓天燈節。
戸惑うことはあっても総じて困ることなく快適に楽しむことができました。
会場設営やイベント主催だけでなく、シャトルバスや警備など、けっこう莫大な労力とお金がかかったイベントでした。
関係者の方々へ感謝感謝です。
またいつか、十分にもきっちり観光しに行きたいと思います。
本当に素敵なイベントでした。
でもこの感動を少しでも多くの人に感じていただけると嬉しいです。動物園駅 駅
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