2018 春・神戸花咲

2018/03/31 - 2018/04/01

　2018年春，２日かけて，須磨浦公園，生田川公園，宇治川公園，神戸市水の科学博物館など，お花見スポットを巡って，神戸の桜を楽しんだ。

エリア 兵庫

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: その他
• 交通手段: JRローカル 徒歩

３月３１日（土）

　今年は例年より１週間ほど早く桜が満開に。家内とふたりでお花見にでかけた

須磨浦公園

　淡路島を望む鉄拐山，鉢伏山を含む傾斜地と海岸沿いの松原からなる景勝地。昭和天皇御成婚記念として，昭和１０年８月に公園開設。この公園を訪れるのは大学の頃以来かもしれない

　須磨浦公園から，海づり公園を望む

須磨浦公園 公園・植物園

　公園東の「みどりの塔」。この場所も懐かしい

　昭和16年（1941年）に「八絋一宇の塔」として建立されたもので，昭和29年（1954年）に開催された国土緑化大会記念植樹祭に合わせて改造されたものだとか

　阪神淡路大震災により，みどりの塔の左右に置かれた地球儀の石のうち左側が落ち，震災モニュメントとしてそのまま残されていた

源平史蹟「一ノ谷･戦の濱」の石碑

　この石碑も震災の影響なのか傾いていた

一ノ谷 戦の濱碑 名所・史跡

　石碑北側，山陽電車の線路の下をくぐるトンネルを抜け，つづら折りの坂道を登って，Googleマップに逆落としのマークのあるところに。山陽電車と桜の写真が撮れた

　途中，崖っぷちのところに桜（根性桜って呼ばれているらしい）

　一ノ谷の住宅地の中に，赤い鳥居

安徳宮
　
　壇ノ浦の戦いで，祖母で平清盛の妻の二位の尼に抱かれて８歳で海中に身を投じた安徳天皇の冥福を祈るために祀られたもの。前の灯籠は，元京都の舞妓さんでアメリカの大財閥モルガン家に嫁いで玉の輿に乗ったモルガン・ユキさんが献納したもの

真理胡弁財

　安徳帝の守護神である龍神を祀る

安徳帝内裡跡伝説地の碑

　源氏に追われて都から西に下る際，安徳天皇が内裏を置いたところと伝わる地。一の谷公園の花壇に石碑が立っている

皇女和宮之像

　なぜこの場所に和宮像が置かれているのか不思議だが，近くの由緒書きによると，戦前に神戸の女学校に寄贈されたものだったらしい

　駅の西側に回り，海の見える展望台の方へ。海の青，桜のピンク，海づり公園の赤

敦 盛 塚

　源平一ノ谷の戦いで戦死した平敦盛を供養するために建立。中世の五輪塔としては全国２番目の規模らしい


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敦盛塚 名所・史跡

生田川公園

　新神戸駅からHAT神戸まで南北約1.6ｋｍにわたる公園。生田川沿いに約150本の桜並木があり，「ぬのびき花街道」と呼ばれる。

　須磨浦から取って返して

　ふと見ると，川の中にイノシシ！ 桜の下で花見をしているように水浴びしてた

　公園内に設置された連翼亭。神戸市と中国天津市の友好都市提携20周年を記念して，天津市から1993年に贈呈されたもの。二つの東屋が連結されていて，両都市の友好と発展を願ったものとか

　二宮橋から，新神戸の高層ビルと桜を撮影


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４月１日（日）
　
　この日は，ひとりで別のの桜スポットへ行ってみた。大倉山駅で降りて，まずは宇治川沿いの桜並木を北上

宇治川公園

　宇治川（うじかわ）は，奈良･平安時代からある「宇治郷」という地名に由来。6300㎡くらい広さがあるようだ

　親水護岸がされ，この日は花見でなかなかの賑わいだった

神戸市水の科学博物館

　国の有形文化財に登録されている，ドイツルネサンス様式の奥平野浄水場旧急速ろ過場上屋を活用して，平成２年に開館

水の科学博物館 美術館・博物館

　今回は，兵庫県一美しい桜ともいわれる「奥平野舞桜」が目当て

　老木となり，何本か枝も切られていたが，土手の下から見上げた様はなかなか勇壮だった

　ドン・キホーテのモニュメント

　月をつかむモニュメント

　帰りも宇治川沿いの桜を見ながら

　水面と桜。ピンクがよく映える

　白と薄紅色が混ざった桜があった