ビクトリアの滝周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
平成も最後の31年になりました。1月16日(水)から1月24日(木)まで6泊9日間で南部アフリカ4ヶ国を訪ねる旅です。いつも以上に飛行機に乗っている時間が長いのでホテルで寝るのは6泊だけです。順番が少しややこしいです。まず、福岡から香港経由で乗り換え目的のヨハネスブルク(南ア共和国)へ、そしてヴィクトリアの滝近くの空港・リビングストン(ザンビア)<br />へ行き、すぐに車で国境を越えてヴィクトリアの滝(地名)(ジンバブエ)のホテルで3泊です。でも、翌日は一番近いサファリのチョベ国立公園へ行くため国境を越えてボツワナへ日帰りで行きます。その翌日はフリーにして、ゆっくりザンビア側からも滝を再度楽しむ予定です。最後に、ヨハネスブルク経由でケープタウン(南ア共和国)の観光です。<br /><br />AFS高校時代の留学先が米国ニューヨーク州の西端でカナダ国境にあるナイアガラの滝の近くでした。その縁で、ナイアガラの滝には何度も行っています。また南米も好きなので、ブラジルとアルゼンチンの国境にあるイグアスの滝にも3回ほど行きました。今回は最後に残った世界三大瀑布のヴィクトリアの滝へ行くのが主たる目的です。調べると、この滝もザンビアとジンバブエの国境にあります。<br /><br />このフォートラベルの都合上、国別に書きます。まずは、3泊するジンバブエからです。次に、翌日のサファリのボツワナ、次に一度通過しただけのザンビアへ再入国し、反対側からのヴィクトリアの滝を見に4日目に行きました。最後は、フライトの関係で南ア共和国です。<br /><br /><br />【1月16日(水)】<br />いつもの欧米と違い、福岡空港から直接海外です。最近は福岡空港も出入国手続きが顔認証とパスポートだけで簡単に便利になりました。まずは、キャセイドラゴン航空で経由地の香港へ。16時35分発の便でゆっくり福岡を出発し、19時40分(日本時間20時40分)頃香港へ到着しました。Bel Canto(渡辺謙、ジュリアーナ・ムーア)の映画を見るとあっという間に香港です。すぐにペルー大使館での人質事件を題材にしている映画と気が付きました。<br /><br />JALと同じワンワールドグループなのでサファイア会員としてラウンジが使えるので5時間近い乗り継ぎ時間も快適です。ちょうどテニスのオーストラリアオープンでシャラポワの試合をやっていました。軽食もあるので、食べ過ぎない程度に食事をつまみ、コーヒーや炭酸水を飲みながらゆっくり過ごしました。もちろんアルコールもありますが、下戸の私には無縁です。<br /><br /><br />【1月17日(木)】<br />日付も変わった0時30分発の便で、一気にアフリカ(南ア共和国ヨハネスブルク)まで行きます。今度はキャセイ航空です。漢字で國泰航空と私の名前の一文字が入っているので、勝手に親近感を覚えています。いつもの日本から欧米路線と同じく、いやそれ以上で13時間ほどかかります。深夜便なので、まずはひたすら寝ました。それから、話題の「カメラを止めるな!」、「Breathe(ブレス しあわせの呼吸)」などの映画を見て過ごしました。前者のようなゾンビ映画はあまり好きではありません。「ブレス」の方は最近見た邦画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」と同じく実話で、ポリオで四肢麻痺になったイギリス人男性が、病院でなく自宅で過ごし、飛行にまで乗って出かける話です。「空飛ぶドクター(登録商標)」として同じような仕事をしている私には非常に共感できる内容です!おかげで、時差ボケの時間調整は割とうまく行きました。 <br /><br />最初のアフリカであるヨハネスブルク空港には午前7時半頃到着しました。福岡を出発して22時間くらい経っています。ここで、どうせ最後に立ち寄るのでいつものようにATMでクレジットカードでのキャッシングをします。1ランド(南ア共和国の通貨)は約9.5円らしく、1000ランドほど降ろしました。但し、普通の欧米と違い手数料が1200円近くもし、高く感じました。<br /><br />午前10時40分発の南ア共和国航空(SAA)でザンビアのリビングストン空港へ12時半頃着きました。また滝を見にゆっくり戻ってくるつもりだし、ザンビアも今から移動するジンバブエのように、複数回有効の現地ビザを取ろうとしたら、何とザンビア/ジンバブエ両国共通のビザで、複数回用で米ドルで50ドルでした。助かりました。当然、ザンビアとジンバブエと各々別の現地ビザが必要だと思っていましたから。現金しかダメですが、前もって聞いていたし、だいたい基軸通貨の米ドルと欧州にも近いのでユーロもいつものように持参しています。頻回に海外へ行く私は基軸通貨の米ドルとユーロは常に持っています。余っても両替する必要はありません。またすぐに使うからです。もう福岡を出発してから27時間です。<br /><br />空港を出ると、手配会社のガイドが待っていて、車で国境のヴィクトリアの滝近くの橋の手前まで連れて行ってくれます。そこで、パスポートチェックを受けますが、最初誤解していたようにここではビザはもう必要ありません。両国共通ビザですから。ただ、ここでわざわざガイドと車がジンバブエ側で交代です。<br /><br />気が付いたのですが、ザンビア側のパスポートチェックとジンバブエ側のパスポートチェックの場所までは歩くとかなり(1km弱)あります。中立地帯でしょうか、No Man’s Landと呼ぶそうです。車だとすぐにジンバブエの街「ヴィクトリアの滝」(地名)のホテルに着きました。名前もVictoria Falls Rainbow Hotelとありそうな名前です。三大瀑布など大きな滝では、晴れていれば水しぶきで虹がほぼ常に見れます。ナイアガラの滝のアメリカとカナダの国境を繋ぐ橋はレインボー・ブリッジです。<br /><br />ホテルに着くと、天気もいいのですぐにヘリコプターでの空からの滝見学を予約しました。さすがに、165米ドルします。ちなみに、このジンバブエはハイパーインフレでジンバブエ・ドルは崩壊したようで、少なくとも外国人には最初から米ドルだけが流通しているようです。午後3時にホテルに迎えに来た車でヘリポートへ行き、すぐにフランス人の老夫婦と一緒に空からのヴィクトリアの滝を堪能しました。おかげで、地図と合わせて滝のオリエンテーションがつきました。滝自体は全てザンビア側にあり、だから対面から見るにはジンバブエ側からの方がより多く見れるのです。<br /><br />自分のホテルまで帰ると歩いて少しあるので、送り届ける車にお願いしてそのままジンバブエ側のヴィクトリアの滝入り口まで連れて行ってもらいました。今度は地上から滝を見ます。おかげでまだ午後4時頃です。勧められて、入り口の駐車場側で100ランド(南ア共和国の通貨が使えました)(約千円)でカッパを借りました。もちろん、場所によっては水しぶきでかなり濡れるからです。入場料30米ドルを払い中に入りました。ここは分かりやすく1番から16番くらいまで番号があり、分かりやすく番号順に回ります。<br /><br />かなりゆっくり写真やビデオを撮りながら、しかも最近はデジカメだけでなくi-Phoneのカメラでも撮りながらジンバブエ側からのヴィクトリアの滝を楽しみましたが、それでも1時間半程度でした。目の前のカップルの黒人女性がスタイルがよく、黒い肌に黒い服ですが、滝が真っ白いのでコントラストがよく、目の保養になりました。<br /><br />カッパを返却すると、サービスとかで10億ドル紙幣をくれました。0が9つ並んでいて壮観です。でも、破綻したこの国の通貨でほとんど価値はなく、お土産になっているようです。まだ時間があるので、歩いてホテルまで戻りましたが、さすがに25分くらいかかりました。でも、おかげで途中のホテルに併設してカジノがあるのを発見しました。<br /><br />汗をかいたので、シャワー代わりにホテルのプールで軽く泳ぎました。旅行中は運動不足になるので、プールがあるとちょうどいいです。プールサイドには絵を描きながら売っている黒人青年がいます。買おうか少し迷います。<br /><br />今晩はホテルのレストランの夕食が旅行代金に込みです。ところが、さっき泳いだくらい晴れていたのに、突然のスコールです。それも半端じゃないです。しかも、さすがアフリカのホテル、宿泊棟からホテルの本体までは屋根がないのです。仕方がないので、濡れてもいいTシャツに着替え、非常用に海外旅行カバンに常備しているビニール・カッパを着てホテルのレストランへ走りました。足元も悪くズボンのすそはビショ濡れです。<br /><br />食事はビュッフェのはずでしたが、この日はアラカルトだけらしく、せめて前菜とメイン料理とデザート、紅茶を注文しました。スープの後に、メイン料理のCroc(crocodile)のフライを注文しました。まぁまぁでした。ワニの肉はアメリカでaligatorの肉を食べたことがあります。白身の肉でチキンに似た味です。支払いは不要ですが、参考までにサイン時に値段をチェックしたら26米ドルでした。以前はドリンクはいつもコーヒーでしたが、睡眠時無呼吸症候群でCPAPも使っているし、1~2度は夜中に目が覚めるのでカフェインのあるコーヒーは夕方からは控えています。若い頃はカフェインの影響がなくても、歳を取ると影響が出ることがあると主治医に言われ、少しショックでしたが素直に夕方以降のコーヒーは避けています。<br /><br />さすがは途上国。昼間は繋がっていたはずのWi-Fi が繋がりません。後で分かったのですが、多発するストライキの対応策で政府が止めていたようです。<br /><br /><br />【1月18日(金)】<br />今日は朝から主に隣国ボツワナでのサファリ見物です(詳細はヴィクトリアの滝、南部アフリカの旅(2)ボツワナを)。 <br /><br />午後6時前にはホテルへ帰って来たので、また軽くプールで泳ぎました。支払い済みの夕食は近くのドラムショー付きレストランBOMAです。迎えに来た車は私だけと思っていたら、到着すると後部座席から声が聞こえ、南ア共和国からの老母と娘の二人が一緒でした。食事はヴァイキング料理で肉も焼いてくれ、まぁまぁでした。ドラムショーも各自が参加でき、国別で当てられたので私も適当にドラムを叩いて披露しました。あまりリズム感もよくない私ですが、こんなのは遊びで度胸だけで楽しみます。<br /><br />帰りは昨日見つけたカジノで車を降ろしてもらいます。ただ、危惧していた通り、しけたカジノでテーブルゲームは誰もやっていません。でも、声を掛けてみると米ドル(100ドル)をキャッシングしてくれ、若い女の子がディーラーもしてくれました。但し、一人で勝負は展開が早くあまり好きではありません。しかも、最低10ドルチップを2ヶ所かけないといけません。下手したらあっという間に負けです。でも、幸い久しぶりに五分以上でチップが1.6倍程度まで増えました。ところが、よくあるパターンでディーラーがもう一人の女の子に変わった途端負け始めました。結局、ゼロになりましたが1時間近くは楽しめました。今晩は、面倒ですが夜遅いので守衛にタクシーを呼んでもらいました。ただ料金は明瞭でたったの5ドルでした。まぁ、歩いても帰れる距離ですが。<br /><br /><br />【1月19日(土)】<br />この日は完全にフリーにしてもらっています。最初の予定通り、ザンビア側からのヴィクトリアの滝を楽しみました(詳細はヴィクトリアの滝、南部アフリカの旅(3)ザンビアへ)。<br /><br />でも、早く終わったので、リビングストンの街へ行ってみようかと迷いましたが、何のあてもなく通貨も変えていないくらいでタクシーで移動等も面倒なので、止めてジンバブエに戻ってくることにしました。ザンビアでは、お土産屋に立ち寄って木彫りの動物を値切らず買ったおかげで予想外のシマウマに会え、歩いて国境を渡って戻って来ました。今回は毎日パスポートを使っています。<br /><br />国境を渡った後も歩いてヴィクトリアの滝街へ行き、レストランがありそうなところの目途を付けていたので昼食に入りました。可愛い黒人のウェートレスがいます。尋ねるとやはり地元の女子大生でした。サンドイッチはbream(コイ科の淡水魚)と野菜でしたが大した味ではありません。ドリンク込みで16.5ドル程度です。ただ気に入ったのは香辛料の容器で、二重になっていて半分はオリーブオイル、しかも残りの半分はバルサミコ酢でした。世界中回っていますが、イタリア全土はもちろん、世界的にもだいぶバルサミコ酢が広がっています。<br /><br />もちろん、歩いてホテルへ戻り、また軽く泳ぎました。後で気が付くとすでにかなり日焼けしていました。やはり暑いのです。と言うのは、前回のウガンダが赤道直下なのにあまり暑くなかったので、アフリカもそんなに暑くないと勝手に思っていたからです。ホテルの案内で目を付けていた50ドルでのSundowner cruiseに16時10分から出かけました。ずっと国境沿いにあるザンベジ川でのクルーズです。<br /><br />船のテーブルで一緒になったのが、何と昨晩ドラムショーで車が一緒だった南ア共和国からの老母と娘の二人です。奇遇です。昨年ノルウェーで知り合った南ア共和国の人たちと同じで英語とはいえ、訛りがひどいので聞き取るのが大変です。<br /><br />船に乗ってすぐにスコール(大雨)です。さすがに南国です。両岸に沿って船を進めてくれますが、色々な鳥が見れました。3年ほど前にナイル川で飽きるほど見たカバですが、今回も川の中や岸辺で見れました。タイミングよく、大きく口を開けるカバも見れました。写真は取り損ないましたが、一匹だけワニが川の中へ入って行くのが見えました。2日前に食べたので思い出しましたが、アフリカのワニはcrocodileです。アメリカのフロリダ州などのalligatorとは少し違うようです。でも調べても、crocodileは口を閉じても下顎の歯も見える程度の差のようで素人には区別もつきません。<br /><br />あまり期待もしていませんでしたが、やはり動物、鳥に関してはそれなりしか見物できませんでした。もう一つの目玉はsundownerの名前で分かる通り、川に夕陽が沈むのを見ることです。一時はどうなるかと思ったものの、さすがにスコールは1時間程度で止み、18時半頃には夕焼けを楽しめました。船も心得たもので、その時間には絵になる場所で停泊してくれました。<br /><br />小さな町で様子がわかるので、帰りは自分のホテルでなく、街に近いホテルで一緒に降り、歩いて昨晩のカジノのホテルへ行きました。昨日のディーラーの女の子にも会いましたが、今日はカジノをやる気はありません。昨晩通りがかったカジノの隣のレストランへ行きました。贅沢に、サーロインステーキとスペアリブ両方の38ドルのステーキセットを注文しましたが、味は以前の宗主国イギリス並みでした。ただ、食べれないほど不味くはなかったですが。今晩は少し気合を入れて歩いてホテルまで戻りました。<br /><br /><br />【1月20日(日)】<br />今日は南ア共和国への移動日ですが、フライトが午後1時25分の便で、運転手が迎えに来る時間も午前11時ですから、もう一度ジンバブエ側からのヴィクトリアの滝を見に行きました。時間の節約のためタクシーで入り口まで行き、再度30米ドルを払いました。今回は朝早いし、あまり晴れていないので珍しく虹はありません。やはり三日前とは違う顔を見せてくれます。今日もビニール・カッパを持参しています。今日の方が三日前以上に水しぶきが多くあやうくびしょ濡れになるところでした。<br /><br />昨日と同じ運転手が空港まで送ってくれます。ジンバブエのヴィクトリアの滝空港です。来る時は、隣国のザンビアのリビングストン空港でした。13時25分発の飛行機でまたヨハネスブルク空港へ行き、乗り継いで17時05分のケープタウン行きです。時刻表を見ると、20分の差で直接ケープタウン行きが同じ南ア共和国航空であります。たぶん、値段のせいでしょう。もちろん、直行便で行ければだいぶ時間を節約できます。<br /><br />19時過ぎに今までよりだいぶ大きなケープタウン空港に到着しました。男性のエンリコが迎えに来てくれていました。4日間はずっと彼が私の専属ガイドのようです。英語も分かりやすく一安心です(詳細は、ヴィクトリアの滝、南部アフリカの旅(4)南ア共和国へ)。<br /><br /><br />空飛ぶドクター(登録商標)<br />坂本泰樹<br />

ヴィクトリアの滝、南部アフリカの旅(1)ジンバブエ

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2019/01/16 - 2019/01/20

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空飛ぶドクター

空飛ぶドクターさん

平成も最後の31年になりました。1月16日(水)から1月24日(木)まで6泊9日間で南部アフリカ4ヶ国を訪ねる旅です。いつも以上に飛行機に乗っている時間が長いのでホテルで寝るのは6泊だけです。順番が少しややこしいです。まず、福岡から香港経由で乗り換え目的のヨハネスブルク(南ア共和国)へ、そしてヴィクトリアの滝近くの空港・リビングストン(ザンビア)
へ行き、すぐに車で国境を越えてヴィクトリアの滝(地名)(ジンバブエ)のホテルで3泊です。でも、翌日は一番近いサファリのチョベ国立公園へ行くため国境を越えてボツワナへ日帰りで行きます。その翌日はフリーにして、ゆっくりザンビア側からも滝を再度楽しむ予定です。最後に、ヨハネスブルク経由でケープタウン(南ア共和国)の観光です。

AFS高校時代の留学先が米国ニューヨーク州の西端でカナダ国境にあるナイアガラの滝の近くでした。その縁で、ナイアガラの滝には何度も行っています。また南米も好きなので、ブラジルとアルゼンチンの国境にあるイグアスの滝にも3回ほど行きました。今回は最後に残った世界三大瀑布のヴィクトリアの滝へ行くのが主たる目的です。調べると、この滝もザンビアとジンバブエの国境にあります。

このフォートラベルの都合上、国別に書きます。まずは、3泊するジンバブエからです。次に、翌日のサファリのボツワナ、次に一度通過しただけのザンビアへ再入国し、反対側からのヴィクトリアの滝を見に4日目に行きました。最後は、フライトの関係で南ア共和国です。


【1月16日(水)】
いつもの欧米と違い、福岡空港から直接海外です。最近は福岡空港も出入国手続きが顔認証とパスポートだけで簡単に便利になりました。まずは、キャセイドラゴン航空で経由地の香港へ。16時35分発の便でゆっくり福岡を出発し、19時40分(日本時間20時40分)頃香港へ到着しました。Bel Canto(渡辺謙、ジュリアーナ・ムーア)の映画を見るとあっという間に香港です。すぐにペルー大使館での人質事件を題材にしている映画と気が付きました。

JALと同じワンワールドグループなのでサファイア会員としてラウンジが使えるので5時間近い乗り継ぎ時間も快適です。ちょうどテニスのオーストラリアオープンでシャラポワの試合をやっていました。軽食もあるので、食べ過ぎない程度に食事をつまみ、コーヒーや炭酸水を飲みながらゆっくり過ごしました。もちろんアルコールもありますが、下戸の私には無縁です。


【1月17日(木)】
日付も変わった0時30分発の便で、一気にアフリカ(南ア共和国ヨハネスブルク)まで行きます。今度はキャセイ航空です。漢字で國泰航空と私の名前の一文字が入っているので、勝手に親近感を覚えています。いつもの日本から欧米路線と同じく、いやそれ以上で13時間ほどかかります。深夜便なので、まずはひたすら寝ました。それから、話題の「カメラを止めるな!」、「Breathe(ブレス しあわせの呼吸)」などの映画を見て過ごしました。前者のようなゾンビ映画はあまり好きではありません。「ブレス」の方は最近見た邦画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」と同じく実話で、ポリオで四肢麻痺になったイギリス人男性が、病院でなく自宅で過ごし、飛行にまで乗って出かける話です。「空飛ぶドクター(登録商標)」として同じような仕事をしている私には非常に共感できる内容です!おかげで、時差ボケの時間調整は割とうまく行きました。 

最初のアフリカであるヨハネスブルク空港には午前7時半頃到着しました。福岡を出発して22時間くらい経っています。ここで、どうせ最後に立ち寄るのでいつものようにATMでクレジットカードでのキャッシングをします。1ランド(南ア共和国の通貨)は約9.5円らしく、1000ランドほど降ろしました。但し、普通の欧米と違い手数料が1200円近くもし、高く感じました。

午前10時40分発の南ア共和国航空(SAA)でザンビアのリビングストン空港へ12時半頃着きました。また滝を見にゆっくり戻ってくるつもりだし、ザンビアも今から移動するジンバブエのように、複数回有効の現地ビザを取ろうとしたら、何とザンビア/ジンバブエ両国共通のビザで、複数回用で米ドルで50ドルでした。助かりました。当然、ザンビアとジンバブエと各々別の現地ビザが必要だと思っていましたから。現金しかダメですが、前もって聞いていたし、だいたい基軸通貨の米ドルと欧州にも近いのでユーロもいつものように持参しています。頻回に海外へ行く私は基軸通貨の米ドルとユーロは常に持っています。余っても両替する必要はありません。またすぐに使うからです。もう福岡を出発してから27時間です。

空港を出ると、手配会社のガイドが待っていて、車で国境のヴィクトリアの滝近くの橋の手前まで連れて行ってくれます。そこで、パスポートチェックを受けますが、最初誤解していたようにここではビザはもう必要ありません。両国共通ビザですから。ただ、ここでわざわざガイドと車がジンバブエ側で交代です。

気が付いたのですが、ザンビア側のパスポートチェックとジンバブエ側のパスポートチェックの場所までは歩くとかなり(1km弱)あります。中立地帯でしょうか、No Man’s Landと呼ぶそうです。車だとすぐにジンバブエの街「ヴィクトリアの滝」(地名)のホテルに着きました。名前もVictoria Falls Rainbow Hotelとありそうな名前です。三大瀑布など大きな滝では、晴れていれば水しぶきで虹がほぼ常に見れます。ナイアガラの滝のアメリカとカナダの国境を繋ぐ橋はレインボー・ブリッジです。

ホテルに着くと、天気もいいのですぐにヘリコプターでの空からの滝見学を予約しました。さすがに、165米ドルします。ちなみに、このジンバブエはハイパーインフレでジンバブエ・ドルは崩壊したようで、少なくとも外国人には最初から米ドルだけが流通しているようです。午後3時にホテルに迎えに来た車でヘリポートへ行き、すぐにフランス人の老夫婦と一緒に空からのヴィクトリアの滝を堪能しました。おかげで、地図と合わせて滝のオリエンテーションがつきました。滝自体は全てザンビア側にあり、だから対面から見るにはジンバブエ側からの方がより多く見れるのです。

自分のホテルまで帰ると歩いて少しあるので、送り届ける車にお願いしてそのままジンバブエ側のヴィクトリアの滝入り口まで連れて行ってもらいました。今度は地上から滝を見ます。おかげでまだ午後4時頃です。勧められて、入り口の駐車場側で100ランド(南ア共和国の通貨が使えました)(約千円)でカッパを借りました。もちろん、場所によっては水しぶきでかなり濡れるからです。入場料30米ドルを払い中に入りました。ここは分かりやすく1番から16番くらいまで番号があり、分かりやすく番号順に回ります。

かなりゆっくり写真やビデオを撮りながら、しかも最近はデジカメだけでなくi-Phoneのカメラでも撮りながらジンバブエ側からのヴィクトリアの滝を楽しみましたが、それでも1時間半程度でした。目の前のカップルの黒人女性がスタイルがよく、黒い肌に黒い服ですが、滝が真っ白いのでコントラストがよく、目の保養になりました。

カッパを返却すると、サービスとかで10億ドル紙幣をくれました。0が9つ並んでいて壮観です。でも、破綻したこの国の通貨でほとんど価値はなく、お土産になっているようです。まだ時間があるので、歩いてホテルまで戻りましたが、さすがに25分くらいかかりました。でも、おかげで途中のホテルに併設してカジノがあるのを発見しました。

汗をかいたので、シャワー代わりにホテルのプールで軽く泳ぎました。旅行中は運動不足になるので、プールがあるとちょうどいいです。プールサイドには絵を描きながら売っている黒人青年がいます。買おうか少し迷います。

今晩はホテルのレストランの夕食が旅行代金に込みです。ところが、さっき泳いだくらい晴れていたのに、突然のスコールです。それも半端じゃないです。しかも、さすがアフリカのホテル、宿泊棟からホテルの本体までは屋根がないのです。仕方がないので、濡れてもいいTシャツに着替え、非常用に海外旅行カバンに常備しているビニール・カッパを着てホテルのレストランへ走りました。足元も悪くズボンのすそはビショ濡れです。

食事はビュッフェのはずでしたが、この日はアラカルトだけらしく、せめて前菜とメイン料理とデザート、紅茶を注文しました。スープの後に、メイン料理のCroc(crocodile)のフライを注文しました。まぁまぁでした。ワニの肉はアメリカでaligatorの肉を食べたことがあります。白身の肉でチキンに似た味です。支払いは不要ですが、参考までにサイン時に値段をチェックしたら26米ドルでした。以前はドリンクはいつもコーヒーでしたが、睡眠時無呼吸症候群でCPAPも使っているし、1~2度は夜中に目が覚めるのでカフェインのあるコーヒーは夕方からは控えています。若い頃はカフェインの影響がなくても、歳を取ると影響が出ることがあると主治医に言われ、少しショックでしたが素直に夕方以降のコーヒーは避けています。

さすがは途上国。昼間は繋がっていたはずのWi-Fi が繋がりません。後で分かったのですが、多発するストライキの対応策で政府が止めていたようです。


【1月18日(金)】
今日は朝から主に隣国ボツワナでのサファリ見物です(詳細はヴィクトリアの滝、南部アフリカの旅(2)ボツワナを)。 

午後6時前にはホテルへ帰って来たので、また軽くプールで泳ぎました。支払い済みの夕食は近くのドラムショー付きレストランBOMAです。迎えに来た車は私だけと思っていたら、到着すると後部座席から声が聞こえ、南ア共和国からの老母と娘の二人が一緒でした。食事はヴァイキング料理で肉も焼いてくれ、まぁまぁでした。ドラムショーも各自が参加でき、国別で当てられたので私も適当にドラムを叩いて披露しました。あまりリズム感もよくない私ですが、こんなのは遊びで度胸だけで楽しみます。

帰りは昨日見つけたカジノで車を降ろしてもらいます。ただ、危惧していた通り、しけたカジノでテーブルゲームは誰もやっていません。でも、声を掛けてみると米ドル(100ドル)をキャッシングしてくれ、若い女の子がディーラーもしてくれました。但し、一人で勝負は展開が早くあまり好きではありません。しかも、最低10ドルチップを2ヶ所かけないといけません。下手したらあっという間に負けです。でも、幸い久しぶりに五分以上でチップが1.6倍程度まで増えました。ところが、よくあるパターンでディーラーがもう一人の女の子に変わった途端負け始めました。結局、ゼロになりましたが1時間近くは楽しめました。今晩は、面倒ですが夜遅いので守衛にタクシーを呼んでもらいました。ただ料金は明瞭でたったの5ドルでした。まぁ、歩いても帰れる距離ですが。


【1月19日(土)】
この日は完全にフリーにしてもらっています。最初の予定通り、ザンビア側からのヴィクトリアの滝を楽しみました(詳細はヴィクトリアの滝、南部アフリカの旅(3)ザンビアへ)。

でも、早く終わったので、リビングストンの街へ行ってみようかと迷いましたが、何のあてもなく通貨も変えていないくらいでタクシーで移動等も面倒なので、止めてジンバブエに戻ってくることにしました。ザンビアでは、お土産屋に立ち寄って木彫りの動物を値切らず買ったおかげで予想外のシマウマに会え、歩いて国境を渡って戻って来ました。今回は毎日パスポートを使っています。

国境を渡った後も歩いてヴィクトリアの滝街へ行き、レストランがありそうなところの目途を付けていたので昼食に入りました。可愛い黒人のウェートレスがいます。尋ねるとやはり地元の女子大生でした。サンドイッチはbream(コイ科の淡水魚)と野菜でしたが大した味ではありません。ドリンク込みで16.5ドル程度です。ただ気に入ったのは香辛料の容器で、二重になっていて半分はオリーブオイル、しかも残りの半分はバルサミコ酢でした。世界中回っていますが、イタリア全土はもちろん、世界的にもだいぶバルサミコ酢が広がっています。

もちろん、歩いてホテルへ戻り、また軽く泳ぎました。後で気が付くとすでにかなり日焼けしていました。やはり暑いのです。と言うのは、前回のウガンダが赤道直下なのにあまり暑くなかったので、アフリカもそんなに暑くないと勝手に思っていたからです。ホテルの案内で目を付けていた50ドルでのSundowner cruiseに16時10分から出かけました。ずっと国境沿いにあるザンベジ川でのクルーズです。

船のテーブルで一緒になったのが、何と昨晩ドラムショーで車が一緒だった南ア共和国からの老母と娘の二人です。奇遇です。昨年ノルウェーで知り合った南ア共和国の人たちと同じで英語とはいえ、訛りがひどいので聞き取るのが大変です。

船に乗ってすぐにスコール(大雨)です。さすがに南国です。両岸に沿って船を進めてくれますが、色々な鳥が見れました。3年ほど前にナイル川で飽きるほど見たカバですが、今回も川の中や岸辺で見れました。タイミングよく、大きく口を開けるカバも見れました。写真は取り損ないましたが、一匹だけワニが川の中へ入って行くのが見えました。2日前に食べたので思い出しましたが、アフリカのワニはcrocodileです。アメリカのフロリダ州などのalligatorとは少し違うようです。でも調べても、crocodileは口を閉じても下顎の歯も見える程度の差のようで素人には区別もつきません。

あまり期待もしていませんでしたが、やはり動物、鳥に関してはそれなりしか見物できませんでした。もう一つの目玉はsundownerの名前で分かる通り、川に夕陽が沈むのを見ることです。一時はどうなるかと思ったものの、さすがにスコールは1時間程度で止み、18時半頃には夕焼けを楽しめました。船も心得たもので、その時間には絵になる場所で停泊してくれました。

小さな町で様子がわかるので、帰りは自分のホテルでなく、街に近いホテルで一緒に降り、歩いて昨晩のカジノのホテルへ行きました。昨日のディーラーの女の子にも会いましたが、今日はカジノをやる気はありません。昨晩通りがかったカジノの隣のレストランへ行きました。贅沢に、サーロインステーキとスペアリブ両方の38ドルのステーキセットを注文しましたが、味は以前の宗主国イギリス並みでした。ただ、食べれないほど不味くはなかったですが。今晩は少し気合を入れて歩いてホテルまで戻りました。


【1月20日(日)】
今日は南ア共和国への移動日ですが、フライトが午後1時25分の便で、運転手が迎えに来る時間も午前11時ですから、もう一度ジンバブエ側からのヴィクトリアの滝を見に行きました。時間の節約のためタクシーで入り口まで行き、再度30米ドルを払いました。今回は朝早いし、あまり晴れていないので珍しく虹はありません。やはり三日前とは違う顔を見せてくれます。今日もビニール・カッパを持参しています。今日の方が三日前以上に水しぶきが多くあやうくびしょ濡れになるところでした。

昨日と同じ運転手が空港まで送ってくれます。ジンバブエのヴィクトリアの滝空港です。来る時は、隣国のザンビアのリビングストン空港でした。13時25分発の飛行機でまたヨハネスブルク空港へ行き、乗り継いで17時05分のケープタウン行きです。時刻表を見ると、20分の差で直接ケープタウン行きが同じ南ア共和国航空であります。たぶん、値段のせいでしょう。もちろん、直行便で行ければだいぶ時間を節約できます。

19時過ぎに今までよりだいぶ大きなケープタウン空港に到着しました。男性のエンリコが迎えに来てくれていました。4日間はずっと彼が私の専属ガイドのようです。英語も分かりやすく一安心です(詳細は、ヴィクトリアの滝、南部アフリカの旅(4)南ア共和国へ)。


空飛ぶドクター(登録商標)
坂本泰樹

旅行の満足度
4.0
観光
4.5
ホテル
3.5
グルメ
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
50万円 - 100万円
交通手段
タクシー 徒歩
航空会社
キャセイパシフィック航空
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
エス・ティー・ワールド
  • キャセイ・ドラゴン航空

    キャセイ・ドラゴン航空

  • 経由地、香港空港

    経由地、香港空港

  • ヨハネスブルク空港

    ヨハネスブルク空港

  • ザンビア、リビングストン空港への着陸前<br />いきなり遠くにヴィクトリアの滝が!

    ザンビア、リビングストン空港への着陸前
    いきなり遠くにヴィクトリアの滝が!

  • 搭乗橋のないのんびりした地方空港<br />リビングストン空港

    搭乗橋のないのんびりした地方空港
    リビングストン空港

  • 通過しただけのザンビアの街並み

    通過しただけのザンビアの街並み

  • 国境<br />手前がザンビア側<br />向こうがジンバブエ側

    国境
    手前がザンビア側
    向こうがジンバブエ側

  • いきなりヘリコプターからヴィクトリアの滝を

    いきなりヘリコプターからヴィクトリアの滝を

  • 空からのヴィクトリアの滝

    空からのヴィクトリアの滝

  • 空からのヴィクトリアの滝<br />右上に国境の橋が!<br />左側が滝でザンビア側にある<br />ジンバブエ側が右で目の前に滝が見える<br />ザンビア側は写真の上部のみ向かい側から見れる

    空からのヴィクトリアの滝
    右上に国境の橋が!
    左側が滝でザンビア側にある
    ジンバブエ側が右で目の前に滝が見える
    ザンビア側は写真の上部のみ向かい側から見れる

  • 今度は地上から<br />ジンバブエ側から<br />虹が見える

    今度は地上から
    ジンバブエ側から
    虹が見える

  • 滝を発見したリビングストンの銅像

    滝を発見したリビングストンの銅像

  • 滝

  • 滝の前で黒人の美女が

    滝の前で黒人の美女が

  • 場所によっては水しぶきで滝があまり見えない!

    場所によっては水しぶきで滝があまり見えない!

  • 川にたたきつけられる滝の水

    川にたたきつけられる滝の水

  • 街並み<br />一応舗装された道路

    街並み
    一応舗装された道路

  • ヴィクトリアの滝<br />ホテルの部屋<br />蚊帳があるのが何とも!

    ヴィクトリアの滝
    ホテルの部屋
    蚊帳があるのが何とも!

  • ワニの肉料理

    ワニの肉料理

  • ドラムショーのレストランで<br />全員この民族衣装を!

    ドラムショーのレストランで
    全員この民族衣装を!

  • ドラムショーのダンサーたち

    ドラムショーのダンサーたち

  • ウェートレス<br />地元の大学生

    ウェートレス
    地元の大学生

  • 料理はともかく<br />ちゃんとした香辛料<br />真ん中が二重で外部にオリーブオイル、内部にバルサミコ酢!

    料理はともかく
    ちゃんとした香辛料
    真ん中が二重で外部にオリーブオイル、内部にバルサミコ酢!

  • 価値をなくしたジンバブエ・ドル<br />10億ドル!<br />ゼロが9個も!

    価値をなくしたジンバブエ・ドル
    10億ドル!
    ゼロが9個も!

  • また再会した南ア共和国の女性たち

    また再会した南ア共和国の女性たち

  • ザンベジ川のクルーズ<br />口を開けたカバ

    ザンベジ川のクルーズ
    口を開けたカバ

  • ザンベジ川の夕陽

    ザンベジ川の夕陽

  • 見掛け倒しの<br />サーロインステーキとスペアリブ

    見掛け倒しの
    サーロインステーキとスペアリブ

  • 再度のヴィクトリアの滝ジンバブエ側から

    再度のヴィクトリアの滝ジンバブエ側から

  • 再度のジンバブエ側からの滝

    再度のジンバブエ側からの滝

  • ヴィクトリアの滝空港<br />歓迎の出迎え、見送り

    ヴィクトリアの滝空港
    歓迎の出迎え、見送り

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