2017/05/07 - 2017/05/07
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薔薇の咲く庭さん
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この旅行記のスケジュール
2017/05/07
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電車での移動
フランクフルト空港駅→Konstablerwache駅
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大聖堂→マイン川クルーズ→歴史博物館→レーマー広場→ゲーテハウス
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電車での移動
Hauptwache駅→フランクフルト空港駅
この旅行記スケジュールを元に
南ドイツ旅行の最終日にコブレンツへ行く予定でしたが、宿泊したホテルで朝食を取っているとボヤ。緊急避難で外に出されました。台所のボヤということでしたが、午前10時まで足止めされ、コブレンツ行きは諦めざるを得ませんでした。その日の夜の便に乗って帰国するので時間が足りません。
では、どこへ?・・・「マインツへ行ってみよう」ということになりました。しかし、向かった電車は途中で運転をストップ。不通の理由は放送されません。ヨーロッパの旅はとても親切でいい人々に出会える反面、不親切と思う場面にも時として遭います。
結局戻ってフランクフルトの観光をすることになりました。乗り換えで何回か訪れているフランクフルト空港ですが市内を観光したことはありません。ちょうどよい機会ではと思いながらも下調べが全くない状態で「ネココバ」(猫に小判。見ても価値がわからない)になることがわかっていましたが選択の余地はありませんでした。
そのような理由で旅行記を書く気持ちに今までなれなかったのですが、年が改まり気持ちを切り替えて記録を残すことにしました。今書かないと永久に書けそうもありません。
よくわからない写真がたくさんありランダムですがお目通しいただけると幸いです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 2.5
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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泊まったのはヒルトンガーデンイン。フランクフルト空港に直結しています。
前日にレーゲンスブルクから遅いICEで戻って来たので駅の真上のホテルでとても便利でした。 -
かなりモダンなホテルです。廊下がガラス張りで少し怖い感じはしますが。
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外はまさに空港のように見えます。
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朝食を・・・と、ここで緊急避難をするようにメイドさんが伝えに来ました。皆さんとても落ち着いていて、慌てることなくロビーから外へ出ます。
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とにかくホテルを出ました。ホテルのスタッフが入り口で入る人がいないように見ています。
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何が起きているのか何も知らされません。中で警報機が鳴っているようで、そのうち消防士の姿が右の通路の所にいるのが見えました。
こんな状態で1時間半くらいでしょうか。やっと避難が解除され隣のヒルトン系ホテルに案内されて朝食を取りました。 -
台所のオーブンから煙が出たようで警報機が作動したとのことでした。
結局フランクフルト空港駅に来たのは11時近かったと思います。10時のフライトの方は間違いなくアウトでした。 -
ホテルと駅が直結しているので下に降りるとホームです。
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では、マインツへ行く線を探して、
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ありました。マインツ。ここです。
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マインツへ向かう電車の中から見た風景です。
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ところが、30分も走らないうちに電車はストップ。動きません。放送もなく、一緒に乗っていた方が「もう進まない」と教えてくれました。
しかたなく、ホームの反対側に来たフランクフルトへ向かう電車に乗りました。
フランクフルトの観光をするしか選択の余地はありません。考えようによってはチャンスです。しかし、どこが見所? -
フランクフルトに戻りました。こういう時は息子の切り替えの良さに感心します。計画変更したプランをすぐに立てられるのです。しかし、私は・・・。
教会です。後で調べてみて位置からすると大聖堂です。訪れた日には地図が頭に入っていないので名前がわかりませんでした。 -
日曜日なので日曜礼拝をやっていました。旅行をしていて日曜日に教会を訪れることが多いと思います。
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拡大すると中心に神父さんが見えました。
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高い塔です。荘厳な感じ。
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大聖堂の前の道を進むとマイン川に出ました。対岸は教会らしいようで尖塔が見えます。
後で調べて見ると福音教会でした。 -
マイン川に沿って歩いていると、なんとクルーズ船が・・・。もちろん乗ります。全く無計画のクルーズです。
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クルーズはとても効率がよい観光方法だと思います。景色が動いていってくれるので。しかし、どこをどのように動いていくのかは分かりません。
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では。乗船します。
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あまり人は乗っていません。雨が降りそうな空模様です。それが心配です。
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フランクフルトの町の景色を眺めながら優雅にクルーズができそうです。
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地図の知識が全くないのでどこをどのように動いているのかわかりません。
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橋の上は道路です。これだけ大きな町ですからマイン川に架かる橋はたくさんあるはずです。
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かなり芸術的な形のビル。何に使われているのでしょう。
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さらに進むとマンションが見えて来ました。
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マイン川側にベランダがあり、ベランダでは憩いのひとときを過ごせそうです。
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わぁ! これは鉄橋です。
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緑地に出ました。郊外に船は出たのでしょう。
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さらに進むと、
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工場です。都市部には騒音で建てられないでしょうね。
このあたりで船はUターンしました。 -
帰りには行きに見えた鉄橋の上をトラムor電車が走っているのが見えました。
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次の橋は、この構造の橋は何という名前でしたか?
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郊外の緑地に戻って来ました。
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UNIVERSITA? 大学でしょうか? 行きには反対側にあったので気づきませんでした。
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さらに戻ると、女性がベビーカーを押して散歩をしています。のどかな町なのですね。洪水の心配は全然ない感じがします。水位が変化しないようです。
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都市部に戻って来ました。ビルが増えて来ました。
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この橋は吊り橋のようです。
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戻って来ました。福音教会の見覚えのある高い尖塔が見えます。
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下船します。
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次に訪れたのは歴史博物館です。
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入り口は普通の扉になっていて「ここが博物館?」という感じがします。
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昔のフランクフルトの地図がありました。マイン川の位置はが変わりません。城壁で囲み町を守っていました。
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当時の様子を描いた絵です。
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魚と鳥。マイン川にいたのでしょう。
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コインです。
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様々な絵が展示されています。
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戦いの鎧も。
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剣もありました。
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豪華な飾り棚です。
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当時の最高権力者でしょう。
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夫人です。
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地球儀だったかと思います。
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使われていた土器です。日本のものとあまり差はないように思います。食器の文化は国による差はないようです。
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真ん中の赤ちゃんは?
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かってはこんな景色が見られたのですね。
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フランクフルトを治めていた方の王冠でしょう。
ドイツ語なので説明はあってもわかりません。王冠はどこの国もとても似ています。 -
真ん中の白い部分はゲーテ広場かもしれません。今のフランクフルトと道路はあまり変わっていないように見えます。
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小さな博物館でしたが中身の濃い博物館でした。フランクフルトに興味関心をもって見学するとネココバにはならないかと思います。
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昼食に入ったのはすぐ近くにあったとてもドイツらしい家のレストラン。
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中は混んでいました。地域の人気店なのでしょう。「地球の○き方」には紹介されていませんが。
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由緒あるようで古い装飾品がたくさんありました。
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スープです。何のスープだったかは覚えていません。
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さすがドイツ。付け合わせはジャガイモです。
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これもポテト。
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サラダにはジャガイモは入っていません。
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食事を終えて外に出ると、上に行くほど建物が大きくなっているのがわかります。地面に触れている建坪で税金をかけていたことがわかります。
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お店の名前です。おいしいお店でした。フランクフルトへいらしたら訪ねてみるレストランの一候補になるかと思います。
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少し歩くと、有名な広場レーマー広場に出ました。もちろんネココバなので「ここは有名な広場に違いない」と思って写真を撮っています。
雨粒が落ちてきました。 -
広い広場です。
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広場にある教会。ルーテル教会。
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先ほどのレストランと似ている建物です。前に テラス席があります。調べてみるとやはりレストランでした。口コミ評価3.8でした。
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ここは市役所と区役所。この時はまあ有名そうな建物だから写真を撮っておこうという感じです。まさにネココバ状態。
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レーマー広場を先へ進むとなんと二階建てのバスを見ました。ん?ここはロンドンではありません。
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土地勘のよい息子のおかげで初めて来た何も予備知識のないフランクフルトを目的のゲーテハウスに向かって歩けます。彼の頭の中には地図が入っています。
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来ました。この通りの奥にゲーテハウスがあるはず。
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ハイ。入り口です。黒のシルエットはゲーテ?
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入り口の壁にはゲーテのレリーフがありました。
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中にはいると、凄く近代的? いえここはチケットを購入する場所のようで、家はこの続きにありました。
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ここがゲーテハウスの本当の入り口です。
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まず、台所。
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台所の中にあった棚です。かなり古めかしい。
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観光に来ていた方。家具がとても大きいことがわかります。
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ゲーテハウスは大きな家でこのようなお部屋がいくつかありました。
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すてきな家具があります。どこかで見たことがあるような・・・。
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鏡が家具の後ろにあるとよく見えないのでは?
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柱時計のような時計です。
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ここは?奥の置物は?
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猫足の家具
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ゲーテかも?
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大事な方でしょう。
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2階へ上ります。階段の手すりが我が家ととても似ていることに気づきました。
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すごく大きな家具です。何に使ったのでしょう?
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この形の家具も不思議?
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絵画が飾られていました。
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大きなストーブの次は階段。
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日本人がたくさん来ているのですね。
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なかなかすてきな階段です。やはり手すりが我が家に似ています。
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ん?ここは? イタリアにこの図に似た形の寺院がありますが。
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壁に飾られていた絵の一つです。
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2階には南の間、中央の間、北の間の3つの部屋がありました。
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このストーブの模様は東洋的な感じがします。
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何となく中国的な感じがする壁紙なのでたぶんここは中央の間です。
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コーナーです。
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次の部屋。通りに面しているので窓から日差しが入ります。
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3階への階段を上がった踊り場です。
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踊り場にあった長椅子。ここに座るのはOKでした。
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この方がゲーテ。 ゲーテ誕生の部屋があるのですが私の写真が残っていません。壁に貼られていたので重要かと思ってシャッターを切っています。
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ドイツ語は全くわかりません。
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中に入ります。
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後から調べて見るとここは母親の部屋のようです。
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テーブルに置かれていました。使っていたものなのでしょう。
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優しい感じの部屋です。
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次の絵画の間です。寒いのですね。この部屋にもストーブがあります。
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絵画がたくさんありました。「絵画の部屋」という名前でした。
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絵画を収集することが趣味だったのでしょうか。
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暗い感じの絵が多いです。
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次は父の書斎。
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蔵書数がかなりあります。
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天井まで本。
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かなり読まれています。角がこすれています。
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奥は妹のコルネーリアの部屋です。
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肖像画
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ゲーテの妹さん。
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女性の部屋らしい柔らかな壁紙でした。当時のままではないかと思いますが。
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廊下に出てみるとおもしろい形の家具。何だろうと近づくと、
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時計でした。
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4階へ上る階段は今までの階段とは少し違います。
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登り切った所。
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右が陳列室です。
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左の男性はたぶんゲーテと思われます。
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ゲーテは1749年の8月28日にこの家で生まれたと書かれています。
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英語です。
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1775年までフランクフルトで過ごしたと書いてありました。26歳までいました。
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当時の地図。先ほどの歴史博物館の地図と同じように見えます。城壁で囲まれています。
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年表です。
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たぶん直筆。
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次の部屋に入ります。
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ここは詩人の部屋でした。某旅行案内書に同じ角度で撮った写真が掲載されていてわかりました。この机で「若きヴェルテルの悩み」「ゲッツ」「ファウスト」の初稿を書いたそうです。もっとよく見ておくとよかった!
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ゲーテハウスの全景です。5階建ての建物です。
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駅へ向かう途中でカタリーナ教会の前を通りました。ここでゲーテが洗礼を受けたことで有名だそうです。これも後からわかったことですが。
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UバーンのHauptwache駅へ行きました。カタリーナ教会の前を通るとこの駅に出ます。後から地図で辿るとこの選択になりました。
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駅のプラットホームです。
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フランクフルト空港駅に戻って来ました。
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予定していた飛行機に乗ることができました。
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南ドイツはこれで終了して羽田に帰ります。フランクフルトは本当にネココバでした。旅行記を書くために地図を調べ直し、名前を確認し、どのような価値のある場所であるかを確認するまさに宿題を復習するような旅行記でした。後で価値が分かり「逃した魚は大きい」の心境です。価値を知らずに旅行しています。
予定通りにことが進まない時にどのような選択をするかを思考する力を今後も付けていく必要性を感じた旅でした。
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この旅行記へのコメント (4)
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- チェロ爺さん 2019/02/13 13:34:46
- 紹介有り難う御座います
- フランクフルトには行ったことがないので参考になりました。特にゲーテハウスは良かったです。
私もベルリンのアレクサンダープラッツのホテルで夜中に火事で起こされ、寒いのに1時間ほど外で待たされました。日本と違って何の説明も謝罪もなく。中央駅で目的のプラハ行き列車が1時間半程待たされた時も同じです。ドイツ風土なんでしょうね。でも駅のホームに荷物を忘れた時はちゃんとインフォメーションセンターに預かって有りました。トラブルがあった時国柄が分かりますね。
- 薔薇の咲く庭さん からの返信 2019/02/13 15:56:38
- Re: 紹介有り難う御座います
- チェロ爺さま
ドイツは先進国で、EUの中心となっている国なので不測の事故等の事態が起きたときには適切な説明があるように思いましたが、いい加減な対応で残念に思いました。政治経済とホテルの経営とは別のようです。外国に出てみると日本では到底許されないだろうと思うことがまかり通っているいるので驚くことがあります。国民性は親切で優しいと思うのですが。
日本人のパスポートをもっていると信頼される場面に出会うと、「日本に生まれてよかった」と思います。日本は世界の中で最も安全で便利な国だと思います。海外では日本人感覚で旅することは無理であることを覚悟して出かけていますが、それでも怒りたくことがあります。しかし、親切な方に助けていただけたり、会話をしたりすることができると嬉しくなり、また次の旅をしようと思う動機付けになっています。
私の旅行記をお読みいただきありがとうございます。次の旅行記を書こうと思うきっかけになります。今後もよろしくお願い申し上げます。
薔薇の咲く庭
- チェロ爺さん からの返信 2019/02/13 16:37:27
- ドイツの一般市民は優しい
- 勤め人は素っ気ないですが、個人としては優しいです。ミュンヘンの駅地下からホテルへの出口を探して居たら、通り掛かりのご婦人が出口まで案内して下さるし、有名なビヤガーデンのホーフブロイハウスを探して居たら連れて行って下さったり。私達は飛行機の中で暇潰しにお礼用の折り紙を沢山折って、バックに常に入れて居て、そんな時はお礼に差し上げて喜ばれて居ます。向こうの人はまず、中国人か?と聞いてきます。日本人です、と言うと途端に優しくなります。なので欧州に行くときは必ず日本国旗のピンバッチを何処かに必ず付けて旅行して居ます。
- 薔薇の咲く庭さん からの返信 2019/02/14 17:20:23
- Re: 紹介有り難う御座います
- 返信ありがとうございます。折鶴とはなかなかいいプレゼントですね。持って行くことは思いつきませんでした。親切にしていただいた時のお礼にはとてもよいプレゼントです。10年以上前ですがイギリスで折鶴を折って見せましたら「マジック!」と言われたのを思い出しました。日本にしかない文化のようです。
私は以前は日本人に見られましたが最近は中国人に見られるようになって来ました。欧州の方は中国も日本も同じ東洋人で見分けはできませんが中国人の方が圧倒的多数です。しかしながら、どうも中国人は評判がよくありません。日本人と聞くと安心するのでしょう。信用がありますから。
ドイツの市民の方はおっしゃる通りだと思います。ナチスのイメージからよい印象を受けませんが一般市民はまじめで勤勉だと思います。ドイツへ行ってみての感想は「ヒットラーは極悪であるが一般市民は善良」という感想です。
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