Ｅnjoy 島原半島！島原城・武家屋敷、鯉が泳ぐ湧水の町と普賢岳、平成新山

2017/10/29 - 2017/10/29

以前から一度は泊まってみたかったクラシックホテル「雲仙観光ホテル」に宿泊するため、雲仙に♪

ところが、このタイミングで最大風速30m、大雨・雷・突風警報が出る災害レベルの台風22号上陸。。。
ホテルチェックアウト後、雲仙地獄を見た後は雲仙ロープウェイに乗って仁田峠の紅葉を堪能するはずが、台風の影響でロープウェイは運休とのこと。。。(T-T)
そこで、飛行機の出発までにはまだ時間があったため、島原に行ってみることにしました。

島原では、武家屋敷、島原城、四明荘、錦鯉の泳ぐ水路の他、平成新山ネイチャーセンターや普賢岳の火砕流に覆われた六本木地区などを見て回り、名所・名跡化だけでなく自然の驚異も感じられた旅となりました。

エリア 島原(長崎)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

雲仙ロープウェイに乗って仁田峠の紅葉目当てでこの時期に来たのですが、台風の影響でロープウェイは運休。

雲仙地獄を見学後、57号線で島原へ！

昨日の夜は暴風雨の音で眠れない位だったのが、今朝になると雨はおさまり、風は強いものの晴れ間も見えてきた。

57号線から207号線に入って、まゆやまロードからの島原市の眺め。

「平成新山ネイチャーセンター」に寄ってみることに。

ここは一転、霧に包まれ前が見えない！

平成新山ネイチャーセンター

島原半島ユネスコ世界ジオパーク案内地図
①平成新山
②雲仙岳災害記念
③旧大野木場小学校被災校舎
④土石流被災家屋保存公園
⑤平成新山ネイチャーセンター
⑥雲仙お山の情報館
⑦島原城
⑧白土湖
⑨まゆやまロード
⑩導流堤

島原半島の山々
・平成新山 1,483m
・普賢岳 1,359m
の他にもこんなに山がいっぱい！

と、センター内の展示を充分堪能して外に出ると、霧が晴れてる！
台風が過ぎたのかも。

車窓から普賢岳

まだ山頂には台風の厚い雲が被っています。

207号線で、いざ、島原へ！

まずは、島原の観光案内チェック。
ずらーっと立ち並ぶ武家屋敷からスタート！

山本邸

門構えは城主から特別許された造りなのだそう。

17石2人扶持の屋敷の様子

こうした昔ながらの和室での所作が礼儀正しい日本人を生み出して来たんだなー。

武家屋敷の古地図

雲仙溶岩を用いた石垣　と　湧水が流れる石組の水路

島田邸
7石2人扶持の屋敷

当時、中下級武士の一戸辺りの敷地は3畝（90坪）に区切られていました。

江戸時代の食事の様子

次は、島原城へ。

どどーん。
5階建て。

お腹が空いたので、先に売店へ。

「寒ざらし」という、お米の粉で作った小さなお団子をザラメ、三温糖、黒糖と島原の湧水で作ったみつをかけたものが島原の名物。

私はもうひとつの名物、さつまいもの麺料理「六兵衛」を食べました。

島原城内に展示されていた立派な甲冑

大変状態のよい甲冑であることが分かります。

甲冑によってデザインが違うのも興味深い。
デザインが違うのは当時のファッションだったと言われていますしね。

貝合せ
雅な女性のお道具も残っています。

島原城の天守閣にある展望台へ。
平成新山が見えます。

遠くに見えるのは五島列島。

平成新山は間近に見えます。

昔からこの辺りの噴火が恐れられていたことが分かります。

この島原城、キャッスルモンスターとして空にゴーストが映ることで知られています。

島原と言えば、天草四郎の乱。

島原はキリシタンへの取り締まりが厳しく、弾圧が激しい地だったそうです。
今度は、世界遺産に登録された「長崎県を中心とした教会群とキリスト教関連遺産」を巡ってみたいです。

島原城を後に。

中堀町商店街のアーケード

島原は湧水の町としても有名なだけあって鯉が泳いでいました！

湧水庭園「四明荘」

国の登録有形文化財（平成26年4月25日）ということなので、入ってみました。
入場料：300円

明治後期に別邸（宅地187．8坪、木造瓦葺約40坪）として建築され、四方の眺望に優れていることから「四明荘」と名付けられたのだそう。

まるで池の一部となっているような縁側から錦鯉が悠々と泳ぐ姿を見て、こちらで休憩しました。

白壁と石畳が続く街並み に 錦鯉が泳ぐ水路

鯉の水辺路（みずべみち）

たくさんの鯉が悠然と泳いでいます。
本当に町の用水路を泳いでいてビックリでした～w(ﾟoﾟ)w

鯉の泳ぐまち　を堪能しました♪

しまばら湧水館（無料休憩所）

ここの池にも大きな鯉がいました。

島原城まで戻って。

千本木展望所

島原市内から、普賢岳噴火の被災地域を見晴らせる場所にやって来ました。

千本木地区の移り変わり

普賢岳噴火による火砕流

噴火初期は、まだ千本木地区には何の影響もなさそうだったのが

火砕流が発生すると、瞬く間に千本木地区までやって来て

飲み込まれてしまったことがよく分かりました。

写真が見づらいですが、千本木地区は今では草木に覆われています。

これは衝撃的な事実で、自然の恐ろしさを学ぶ機会となりました。

最後に、普賢岳の噴火によってできた平成新山をもう一度見ようと、もう一度「平成新山ネイチャーセンター」にやって来ました。

もの凄い速さで雲が流れて行く中、頂上付近を垣間見ることができました。

普賢岳にも紅葉が下りてきていて、明日だったら雲仙ロープウェイから仁田峠の紅葉も見られたんだろうなぁ｡｡｡

普賢岳と夕焼け

18：45 長崎空港に到着

空港内でチャンポンを頂き

今日も大好きな飛行機からの夜景を見ることができ、家路に着きました。