ハルビン　1日目（２）　ハルビン（靖宇街～ハルビン東駅）

2018/11/09 - 2018/11/11

春秋航空日本のセールを使ってハルビンへ。足を延ばしてロシア国境の街、黒河へ。

エリア 哈爾濱(中国)

寒いということもあるのだと思いますが、ハルビンはかなり大規模な地下街があります。入り口にはこの幕が下りていて、外の寒さが中に入らないようになっています。かなり重い。

靖宇街を歩きます。あまり手が入っていない感のある古い建築が建ち並びます。人気があまりなく、建物に灯りも燈っていないのでやや不気味ながら見応えがあります。

中亜金行と書かれています。

角の建物、建物がいちいち見もので、ずっと上向いて歩く感じです。

銀行の建築でしょうか、正面の柱が立派です。

アパートかな？

老鼎豊、商店として現役です。ライトアップされて綺麗です。

南三道街という通りらしいのですが、整備されて歩きやすくなっています。暗くなり人通りも少なく、小雨降る中なので幽玄な雰囲気が漂います。

トイレがてら、路地に入ってみます。古い映画のセットのような中庭、回廊と階段が取り囲んでいます。
街区まるごと、テーマパークのよう。

ふらふらしてたらお腹が空きました。老鼎豊の近くに焼売のお店があり、湯気を上げていて美味そうだったので入ってみたのですが、まーったく言葉が通じず断念。あしらわれるように店を出ます。
戻る形で歩き、中央大街周辺でも見かけた餃子のお店、東方餃子王があったので入ってみます。餃子って中国東北部の料理なんですね。

入口で微妙な反応、またかと思いましたがテーブルにつきます。
まずはこれ、ハルビンビール。小麦王という製品のようです。瓶がビールじゃないみたいです。味は思ったほど重くなくて飲みやすい。

言葉は通じず、メニューみましたがよく分からず悩んでると、おばちゃんがお勧めを一生懸命つたえてくれます。指差しで注文。オススメされたゴマ風味の拉皮も。うん、頼みすぎ。。食べきれるかな。。

海鮮、肉、野菜、トウモロコシ？の餃子、それぞれ風味がしっかりしてて美味い！ビールが進む！

ゲストブックみたいなのを渡されたので書き込んでおきます、日本語ですみません。。
日本人が珍しいのかな？メニューくれたりハート型のメッセージカードくれたり、かなりフレンドリーで嬉しくなります。
中国東北部はあまり対日感情が良くないと聞いていたので、ホッとします。

おなかぱんぱんで店を出ます、さっぶ。。酔いが覚めます。。
107路のバスで鉄路局へ。googleマップのバス案内が強力、お陰でバスに迷いません。

鉄路局バス停近くのハルビン工大。立派な建物です。

鉄路局。これも立派な建築。ライトアップされているので暗くても様子が結構わかります。

ぶらついて地下鉄へ。鉄路局駅です。入り口は例の幕が下りています。

ハルビン地下鉄は、切符がコイン状のトークンではなくてカード型です。ハルビン東駅へ向かいます。

地下鉄の車内、中国によくある公園のベンチみたいな座席です。ステンレスのひんやりするやつでないだけマシかな。

ハルビン東駅。屋台がクレープみたいなのを焼いて美味しそうな香りを漂わせているのですが、腹一杯で手が出ません。。
皆様と一緒に並んできっぷを手に入れます。trip.comアプリで予約済、K7035次の硬臥、3段寝台車の上段です。

スマホの画面の予約番号とパスポートを見せて無事ゲット。
手数料込みで2,793円です。

荷物検査と身分証と乗車券のチェックののちに駅構内に入れます。混雑していて構内に入るだけで一苦労。外は寒いし。

んでもって候車室、待合室ですね、こんなです。混んでるなー。ヒマワリの種を食べている人が結構います。殼が床に散らばってるのは普通のこと。

改札が始まるのを待ちます。

発車10分前を切って改札開始です。ギリギリ過ぎない？と思ったら改札機でWindowsのエラーダイアログが出てました。。

ホームに並ぶ緑色の旅客車。自分の席へ急ぎます。

ハルビン～黒河、黒河～大連に使われる編成のようです。

たぶん14両編成、後ろまで見てこられる時間がありません。
通路の椅子でくつろぐ人がたくさんです。各寝台と通路の間に仕切りがあり、簡易的なコンパートメントになっているタイプの車輌です。

車両限界が大きいので、3段式寝台でもわりと高さに余裕があります。
日本の583系あたりだと、頭がつかえて寝台で飲み物が飲めなかった記憶が。。

歯磨きもしたので寝るか。明日は黒河です。