はじめてのギリシャ旅行は　雪も嵐も乗り越えて･･･？　その6

2018/12/28 - 2019/01/07

真冬とはいえ行先はエーゲ海、きっと暖かいだろう～青空だろう～との希望的観測が甘かった、いや甘すぎた考えだったのを、この時点では予想できる筈もなく･･･。

12/29（土）　伊丹空港発→羽田・CDG経由アテネ深夜着
12/30（日）　アテネ博物館観光
12/31（月）　デルフォイ観光
01/01（火）　ロードス島にフライト移動、ロドス泊
01/02（水）　午前ロドス旧市街観光、午後アテネ帰着
01/03（木）　片道5時間の鉄道往復でメテオラ観光
01/04（金）　アテネ遺跡観光
01/05（土）　パリ移動、パリ泊
01/06（日）　夜便CDG発フライト
01/07（月）　午後　伊丹空港着

荒ぶるオリンポスの神々 vs ヘタレな大阪おばさんの　涙無しでは語れない旅行記です。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

01月05日（土曜日）7日目

今日でギリシャとはお別れ、荷造りを済ませてオーナーにお礼のメモを残し　アパートの部屋を出ます。
その前にパリのレストランからのお返事メールは・・・とチェックすると、あ～あ、「残念ながら今夜は満席」とのお返事が。やはり週末の当日予約は無理だったか～(；一_一)
ま、仕方ない。パリでのウマウマご飯は　次回のお楽しみに取っておこうっと。

シンタグマ広場発の空港バスで約５０分、アテネ国際空港に到着です。

ＡEＧＥＡＮ航空（Ａ３）612便　アテネ発13：30→パリＣＤＧ着16：00


カウンターで荷物を預けた後　空港内のカフェテリアでクッキーとコーヒーの軽食を取り、定刻通り飛行機はパリに。
こちらは機内食、往路のエールフランス便のミールよりは数段マシでして、少なくともベイクドポテトは普通のお味です。

Ａ３便はスターアライアンス系列なので、私がいつも利用しているターミナル２ではなくターミナル１に着陸、う～Ｔ１って使いにくい～とボヤきながら、Le Bus Direct（空港バス）に乗り　モンパルナスの定宿、Citadines Maine Montparnasse Parisに向かいます。


パリお泊りは１泊のみ、明日の夜便で日本に戻るため、18時にチェックインして荷物を部屋に置き　その足でホテル近くのスーパーに行きお土産を一括購入。
前回のパリ訪問は５か月前の2018年7月、真夏の暑さで乳製品の持ち帰りが出来ず　とても悔しい思いをしたので　今回はバターやチーズの大人買いです (^^)v

会社へのばらまき土産は、ギリシャっぽく「レオニダス」チョコの大箱に決定。
このショコラティエは日本にも出店してるけど、元はギリシア出身のオーナーが古代スパルタの英雄である王様の名前を店名にして　ベルギーで開店したショコラ店なのです。

お買物を済ませると時間は20時、ホテル近くのビストロ「Le Petit Sommelier」で晩御飯です。このビストロの前を何十回となく素通りしたけど（なにせパリの定宿から徒歩３分なもんで）、店内に入るのはこれが初めてです。

アペリティフに　シャルル・エドシックのシャンパーニュをグラスで頂き、前菜はフレッシュサーモンとハーブのマリネーゼ。

　

メインは　お鍋からサーヴされるブフ・ブルギニヨン（牛肉のブルゴーニュ風煮込み）にブルゴーニュ・ピノ・ノワールのグラスワインを合わせます。

ふむふむ、ミシュラン星付き店のような繊細な料理ではないけれど　柔らかく煮込んだ牛肉がホロホロと口の中でほどけて　これはこれで美味しい。

デザートにカフェ・グルマンを頂いて、２１時半過ぎにホテルに戻り就寝です。

　

01月06日（日曜日）8日目

朝のTVニュースを見ていると、燃油税UPへの抗議運動から始まった　土曜日の「黄色いベスト」デモ行進はその体質を変え、
今はマクロン大統領の罷免を求める運動となり　パリ以外の地方都市でもかなり過激な暴動が起こっているようです。

朝ごはんは　昨日買っておいたエリック・カイザーのパンとカフェのパリ風朝食。

今日の予定は、午前はリュクサンブール美術館で開催しているミュシャ展を見て　午後はサンジェルマンでショコラのお買物予定です。

ホテル近くの停留所から58番バスに乗って　リュクサンブール宮殿内にある美術館に向かいます・・・・っと、なんじゃ～この行列はっ！？
寒空の下　40分間並んでも行列は全く前に進まず、Ａ４サイズの紙チケットを持つ人だけが宮殿内に入っていく・・・(+_+)　
ああ失敗した！たとえ無駄になってもいいから、ネットで日時予約チケットを買っておけばよかった！と思うも後の祭り。

ミュシャにはそれほど興味が無くて、リュクサンブール宮殿見物がてら･･･と気軽な気持ちだったんで　日時確定チケットを確保しなかったのです。
だって　あのフランス人達が長時間並んでまでミュシャを見たがるとは思ってなくて、即入場OKだと勝手に思い込んでいたのが　この失敗の原因。

フランス版TV番組「日曜美術館」みたいなので　直前にミュシャ特集でも放送したんだろーか？(^^;)　

11時過ぎまで並んだものの、こりゃもうあかんわ～と諦めて行列を離脱して、ドラクロワの祭壇画が有るサン・シュルピス教会に向かいます。

ちょうど日曜ミサを行っていたので　自由に教会内をうろつく事は出来なかったけど、讃美歌とパイプオルガンを聞きつつドラクロワの祭壇画を堪能します。

　

教会から歩いてすぐのサンジェルマン・デ・プレにある　ムール貝専門店シェ・レオンで早めのランチタイム。

最期のあがきで　日曜のランチ営業をしている星付き店を探したものの見事に壊滅状態(>_<)、そんな時は「早い・気軽・まぁまぁ安い」三拍子のレオンが 私のいつもの選択肢なのです。

ブリュッセルのレオン本店は（私が訪問した2018年7月時）　ビールグラスも洗いっぱなし・水滴ビチャビチャで何ともトホホな接客だったけど（観光客が押し寄せるのに胡坐をかいてるのかも･･･）　パリでチェーン展開しているレオンは地元民御用達のファミレスなので、適正価格でサービスも普通　安心して利用できるのです。

ムール貝でお腹も膨れたので、ショコラティエ「アンリ・ルルー（HENRI LE ROUX）」で　上司と同僚への献上お土産をお買い上げ。
ぬふふ、毎回　高級ショコラで上司・同僚にゴマを擦っておいて　次回旅行への根回しと致しております。

時間は午後２時前、左岸のデパート　ボン・マルシェに行きブランドショップをチェックしたものの、残念ながらパリのソルド（バーゲン）開始はまだ始まっておらず、欲しいバッグや靴も無かったので　お買物は無し。
う～む、今回は食事もお買物も　チョー不調でした～～～(>_<)　
ま、たまにはこんな事もあるか・・・、次回はリベンジで頑張るぞーーー！！！

こちらは今回のお買物写真　その１・その２。
昨日までに購入した品物一式と、今日買ったショコラ等です。

午後３時（15時）になったのでモンパルナスに戻り、ホテルに預けていた荷物を引き取って　Le Bus Direct（空港バス）でＣＤＧ空港に到着したのは１７時前。

ＪＡＬ０４６便　パリＣＤＧ発19：00→羽田着（翌日）14：55

機内食はパスして、ホテルに帰る途中のカルフールExpで購入したカットフルーツを食べて　あとは機内で爆睡するのみです。

01月07日（月曜日）9日目

パリからのフライトは定刻通り羽田空港に到着、その後はＪＡＬ１２７便で大阪に戻り　今回のお正月旅行は終了です。
みなさま、冷や汗と涙・涙の旅行記をご覧いただいてありがとうございました～。