2019年 お正月 6年ぶりのバンコク旅行②(パーフラット市場のフードコートでインド料理～ヤワラートの可愛い猫ちゃん、怒りのディバナスパ)

2019/01/02 - 2019/01/07

1月3日。この日の予定はサパーンタクシン駅までBTSで行きそこからチャオプラヤーエクスプレスという船でメモリアルブリッジで下船、歩いてインド人街やサンペーレン市場(問屋街)、ヤワラート(中華街)を散策しながらフアラーンポーン駅でまで行く。夫はムエタイが観たくてこの日のチケットを手配してるので夕方からは別行動。私はホテル近くのスパを予約しておきました。
BTSとボートでヤワラート方面を散策しながらフアラーンポーン駅まで行くのは逆のルートもしたことあったけど私は日本でもたまに電車を逆方面に乗ってしまうし夫は自分で下調べをしない人なのでちょっと緊張でしたが無事メモリアルブリッジで下船して片言英語でその辺の人に道を聞きながらインド人街パフラット市場に。インドチックなサリー用の布とかキラキラしたアクセサリーとかが売っててモスク前でインド人同士がナマステーじゃなくてサワディーカップと挨拶してる何ともシュールな世界が(゜_゜)
歩いてお腹も空いてきたのでインディアエンポリアムというデパートでお昼を食べることに。エンポリアムというとプロンポンの高級デパートをイメージしちゃうけどそれとは大違いインド人だらけの超ローカルな寂れたデパートです(笑)
スクンビットあたりとは違って英語も全然通じなくて売ってる物もクソダサいんだけどそれもまたローカルで楽しい。

エリア バンコク(タイ)

インディアエンポリアムのフードコートは閉まってるお店も3割くらいあって他のフードコートより閑散としてたけどメニューは全部インド料理、店員さんもお客さんもインド人、インド人、インド人．．．あれ？ここタイよね？バンコクよね？と思えてくる(笑)
私はバターチキンカレー、ナンを、夫は別のお店でダルカレー(豆のカレー)、ナンを。お店の人が１から作ってるのかやたら出来るのが遅い。
お腹が空いたので別のお店でサモサと野菜のかき揚げみたいなのと豆腐の天ぷらみたいなのも食べる。サモサと野菜のかき揚げは美味しかった。豆腐の天ぷら？は味があんまりしない。

やっと出来てきたバターチキンカレー。んーアロイアロイ！チキンがたくさん入ってて美味しい～。ここに限らず他のフードコートで食べたタイカレーも日本人の感覚からするとかなり具沢山なんだよね。これは嬉しい。
ナンは私のも別のお店で買った夫のも平べったくてぺしゃんこで日本のインド料理屋で食べるふんわりフカフカのイメージのナンとは違うものでした。でも本場インドだとナンはこんな感じなのかもね。ベトナム料理も日本のベトナム料理と現地じゃかなり違うし。

その後締めのチャイを飲んだけどこれも美味しかった。しかも15バーツ。幸せ。
その後フードコートの下の階で気に入った柄のタイパンツが199バーツで買おうか迷う。昨日着いたばかりだしMBKにもチャトゥチャックにも行くからその時でもいいかなと思ったけどタイパンツにありがちな象の柄とかよくあるエスニック柄じゃなくて珍しい柄だったので買うことに。150バーツまで値切ってお買い上げ。その後色んなタイパンツを見たけど同じ柄は見なかったので買って良かった。旅先では迷ったら買う、ですね。
その後1階のサングラス屋でも99バーツのサングラスを買う。サングラスは多少高くても今回の旅で買おうと思ってたけどあっさり安くて気に入ったのがあってラッキーでした。
その後ヤワラート方面にてくてく歩く。チットロムあたりのビル、ビル、ビルがデーン！みたいな進化する大都会のバンコクも大好きだけどちょっと足を伸ばすとこういう英語も通じない汚くてローカルなところもあって、私にとってそんな二面性もバンコクの魅力の１つです。

段々と漢字の看板が増えて来てインド人街からヤラワートに。月餅みたいな焼き菓子や焼売みたいなものを売ってる屋台も。

旅行前に母から｢前にバンコクに一緒に行った時(多分13年くらい前)に水上マーケットで買ってきた香辛料詰め合わせの中にあったハッカ(おそらくシナモンのこと)が美味しかったからあったら買ってきてね｣と言われててそんなこと忘れてたんだけど歩いててふと見たらシナモンの袋詰めが瞬間思い出して｢あ！あれシナモンじゃない？お母さんに買って行こうか｣となった。値段を聞くと小さい袋だけど250バーツ。約850円て高くない？まけてちょ～とお店のおばさんに頼むも｢ノー！！｣とめっちゃ怖い顔で睨まれた((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙはいはい250バーツで買いますよ．．．。あれは絶対タイ人じゃないよ、絶対チャイニーズだよあんな感じ悪くて怖いタイ人見たことないもんね、などと夫と話しながら歩いてたらワットトライミットというお寺にたどり着いたので寄ることに。中に入るには入場料かかるから外から観ただけだけど立派なお寺で参拝客も観光客もたくさんいました。

さらに駅に向かって歩いてると金物屋の店先に可愛い猫ちゃん発見(´・∀・)
毛がフサフサで美猫ちゃん。

私たちがキャーキャー言いながら写真撮ってたらお店のおばさんが｢まだこっちにもいるよん｣とばかりに店の奥から猫ちゃん2匹を出して見せてくれた。こっちもめっちゃ可愛い( ☆∀☆)
もう1匹シャム猫っぽい可愛い子がいたけど人見知りみたいで写真撮ろうとしたら逃げちゃった。
猫ちゃんに逢えて癒されました。

フアラーンポーン駅にやっと到着。ふぅ。結構歩いたから疲れた。
フアラーンポーン駅は今まで何度も外を通り過ぎてたけど今回初めて中に入った。NYのグランドセントラルステーションみたいな構造。一応フードコートもあった。2階のコーヒー屋でタイミルクティーのホットを飲む。
この日の気温は27度くらいかな？そんなに暑くなかったし曇ってたから街歩きにはいい天気だった。
前回バンコクに来た時は5月半ばくらいの一番暑い時期で朝の8時で37度とかでほぼ死んでて外を歩くのも嫌になってたもん。
夜は夫はラチャダムヌンスタジアムでムエタイ観戦、私はホテル近くのディバナスパでエステの予約をしたので夫をタクシー乗り場まで送ってここからは別行動に。

私はフアラーンポーンからMRTでスクンビットまで乗り一度荷物をホテルに置いてからロビンソン地下のトップスのフードコートへ。
バンコクは来るたび色んな新しい建物やお店ができていくけどこのロビンソン、1階のマック、地下のトップスは私が初めてバンコクに来た99年からある。
何を食べるか迷って結局ワンタン麺に。ワンタンは美味しいけど麺は日本のラーメンの方が好きかな。てか量が私には足りん(笑)まぁ太らなくていいか。

予約したディバナスパへ。
pm6時半からの予約なのに店に行くのに迷うかもと早めに行ったら6:05に着いてしまった．．．。ごめんなさい、6：30の予約なのに早く着いちゃったと言ったけど大丈夫ですと中に通された。
スクンビットのソイをちょっと入っただけなのにバンコクのガヤガヤした喧騒とは違い落ち着いた雰囲気の隠れ家的なおしゃれなスパです。施術を追えた日本人カップル、これから受けるであろう中国人、予約無しで来て断られてた韓国人カップルなど昼間とはうって変わってローカル感ゼロ。店員さんも英語が流暢です。施術前のカウンセリングでフットバスのソルトやボディースクラブを数種類の中からチョイス。私はもちろんアンチエイジングのやつを選びました。

お店から中庭を見たところ。このお店にも可愛い猫ちゃんがいました。
セラピストに2階の個室に案内されて裸になってバスローブきたらそこにある小さいドラを鳴らしてねと言われてそうしました。椅子に座って足湯&スクラブ。私は海外旅行先でたまにエステに行くことはあったけどローカル店ばかりでこういうこじゃれた店はほとんど来たことがないし今回は3時間半の長時間コースなのでドキドキです。

それからミストサウナを浴びるように言われててサウナ室(個室内にあり)に入る。バッグがちょっと心配になったけどセラピストさん個室から出てどこかに行っちゃったし誰か入ってくれば気配でわかるから大丈夫かな．．．
ミストサウナが終わる頃には汗だくで喉カラカラ。見計らったようにセラピストさんが冷たいお茶を持ってきてくれる。
それからボディースクラブへ。
気持ちいいけどなんか一人だと暇．．．夫か友達と一緒に同じ個室で受けてたらたまに話しながらで手持ちぶさたじゃなかったかも。
スクラブが終わったのかセラピストさんが個室の外へ。戻ってこない。5分、10分、15分．．．戻ってこない。おいおい、どこ行った？なにこれ放置プレーなの？真っ裸で寒いんですけど．．．もしかして私が寝たと思って休憩しに行ったんじゃないだろうね(；￣Д￣)
裸だし体中スクラブだから個室から出る訳にも行かず、でもローカルじゃあるまいちゃんとしたお店に15000円近く払って20分近く何もされずに放置とか納得いかん。ふと見ると着替えの時のドラが。ゴーンと鳴らしてみる。反応無し。ゴーン・ゴーン・カルロス・ゴーンと鳴らしたらやっと来る。

私の怒りは沸点に達していた。｢どこに行ってたの？何分ほっとくの？ずっと待ってるんだけど｣適当英語で言うと｢ごめんなさい、次の行程の準備をしてたから。シャワーを浴びてスクラブを流してね。シャンプーとコンディショナーもあるから｣と言われた。
｢それなら私がシャワーを浴びさせてる間に次の行程の準備をすればいいじゃん！｣と言いたくなったけど終了までの時間をお互いこれ以上険悪なムードの中で過ごすのは嫌だなと思ってグッとこらえた。せっかく癒されるために来たスパなのにかえってストレスが溜まってしまった。こういうのもニコニコ笑って受け流すべきなのか？でもそしたら私はあの後一体どれくらい放置されただろう。てかそもそも私がこういう長時間のエステとかスパに向いてない性格なのか？でも
などとフツフツ思いながらシャワーを出てドライヤーで髪を乾かしてるとン？あれ？セイフティーボックスあるじゃん！最初に言ってよ～。で、使おうとするとそれ壊れてるのってセイフティーボックスの意味nothing！私がまたムッとしたのが態度に出てしまったのかレセプションのおかまちゃんを連れてきて｢貴重品があるからレセプションで預かりましょうか｣って今さら遅いわい！
こういうこじゃれたちゃんとしたお店ではチップもそれなりにあげた方がいいだろうしガイドブックやらネットで事前に調べたら相場は大体1時間あたり100バーツかな、3.5時間だから300～350バーツあげればいいかなと思ってたけどもうチップなんて1サタンも渡したくなくなってきた。
そんな私の怒りが伝わったのかその後のフェイシャル、タイマッサージはかなり気を遣いながらこれでもかというくらい丁寧にやってくれた。
考えてみたら1人のセラピストがずっと付きっきりで3時間半もやってるんだからそりゃ疲れるよね。これからお互い疲れないためにもスパやエステは1時間半くらいの短いプログラムのを選ぼうと思った。
結局終わったのはpm10:20。本来なら10時には終わる予定だったけど20分くらいオーバーしてやってくれた。まぁ放置時間を考えれば当たり前っちゃ当たり前だけど後半はよくやってくれたので結局チップは予定より少なめだけど250バーツ渡した。チャイニーズやコリアンが同じことされたらきっとチップ無しよね。日本人客チョロいと思われたかな。
終わってから出されたバナナのヨーグルトがけとお茶(このお茶が甘くて美味しかった)食べながらアンケートに記入したけどセラピストの評価をする欄には正直な感想を書きました。
教訓：長時間スパプログラムはセラピストも私もお互い疲れるので今後は短時間のプログラムを選ぼう。