2018/07/14 - 2018/07/22
665位(同エリア936件中)
yuhさん
2018年の夏休みはポーランドへ行ってきました。テレビでヴィエリチカ岩塩抗を見て行ってみたいと思ったのが決め手です。ポーランドの首都ワルシャワへは、ポーランド航空が直行便を週5便運航するようになり、行きやすくなりましたね。
ヴィエリチカに近い古都クラクフともう1都市と考えた時、まず思い浮かんだのはポーランド陶器ボレスワヴィエツ。そこへ行くにはブロツラフからのアクセスが良いということで、今回の旅ではクラクフとブロツラフに滞在することにしました。色々調べていくうちに結局ボレスワヴィエツへは行きませんでしたが、ブロツラフという都市を見つけられてラッキーでした。街中には小人像がたくさんで小人探しに夢中になってしまいましたし、ローカルバスで訪れたヤヴォルとシフィドニツァの平和教会は素晴らしく、行ってよかったーと思えました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- LOTポーランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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成田空港を出発しワルシャワで乗り継いで14時間半、ようやくクラクフへ到着。空港からは電車で市街へ向かいます。空港鉄道駅にはホームに券売機がおそらく1台のみでした。クレジットカードを利用して購入。地元の人は車内で購入していたので、そちらの方が楽だと思います。車内はとても空いていましたし。
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クラクフでの宿泊先はカジミエシュ地区なので、クラクフ駅からはトラムで移動。駅直結のショッピングセンターを通り抜けるとトラムの停留所がある通りにでます。
トラムに乗ってカジミエシュ地区へやってきました。ユダヤの商店を再現した建物の並ぶこちらの通りがレストランが建ち並ぶ広場へと通じています。 -
この辺りは石畳でスーツケースを転がしながらの移動はけっこう大変でした。
1日目はこの辺りを散策して終了。 -
翌日はクラクフ旧市街をまわります。
ヴァヴェル城。朝一でやってきたので、チケット購入の列はまだそれほどではありませんでした。 -
ヴァヴェル大聖堂。
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旧王宮の中庭。こちらは残念ながら修復中でした。旧王宮の展示ルームなどはこの中庭にエントランスがあります。
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チケットは旧王宮のビジネスセンターで購入しました。開場30分前で20~30人並んでいました。売り場の方は3人いましたので、旧市街に近いチケット売り場よりも早いのではないかと思います。State RoomsとSandomierska Towerのチケットを購入。State Roomsは時間指定です。
State Roomsでは巨大なタペストリーなど豪華装飾品などを見ることができます。 -
4~10月期間限定で入場できるSandomierska Towerからの眺め。
ヴァヴェル城では2時間ほど過ごしました。 -
11時過ぎ、続々と観光客が訪れています。こちらの坂を上っていったところにもチケット売り場があります。朝の3倍くらいの行列の長さになっていて、チケットの残数も少なくなっていたので、朝早いうちに訪れることをおすすめします。
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ヴァヴェル城をあとにし、旧市街へ。
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中央広場にある織物会館が見えてきました。1階に土産物やさんが並び、100mもの長さになるとか。地下が地下博物館になっています。
地下博物館へは後日訪れました。チケット売り場は織物会館の裏側にあります。予約制なので、余裕をもって訪れましょう。地中の遺跡をそのまま利用し、新しい技術をつかった体験型ミュージアム。言葉が分かればもっと楽しめたなと思いました。 -
ポーランドは第二次世界大戦中にドイツの侵略を受け、多くの都市が破壊されてしまったのだそうです。そんな中、クラクフは戦災を免れ古い街並みがそのまま残っていて、この中央広場は、中世からある広場としてはヨーロッパ最大級だとか。
織物会館の向かいには聖マリア教会。 -
円形の砦バルバカン。ヨーロッパに3か所しか現存していない建物ということです。
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かつて城壁に囲まれていたクラクフ旧市街の北のゲート、フロリアンスカ門。
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聖マリア教会のチケットは教会入口向かいの別の建物で販売していました。この日の塔のチケットはすでに売り切れていました。カメラ撮影には別途料金が必要です。料金を支払うとカメラのシールがもらえます。ただし、支払っている人は少なそうでした。
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国宝に指定されている木彫りのヴィット・ストウオシ祭壇。クラクフ市民の基金でつくられたそうです。
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高い天井、祭壇を囲む美しいステンドグラス。教会内の数々の芸術品に圧倒されます。
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カジミエシュ地区にはレストランやカフェがたくさんあります。本日のディナーは宿泊先にも近いこちらのkolanko No.6で。
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ポーランド風クレープ、ナレシニキをいただきました。形が面白いですね。暑かったのでレモネードがとてもおいしかったです。
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翌日はカジミエシュ地区から橋を渡った先のシンドラーの工場があるエリアに歩いてきました。右手には英雄広場。
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アウシュビッツへ行くか迷いましたが、1日がかりになってしまうので断念。シンドラーのホーロー工場跡地の博物館を見学することにしました。英雄広場とは反対側の通りを歩いて行き、線路下を右に曲がると見えてきます。
30分前に到着しましたが、50人以上の人が並んでいました。この日は月曜日で入場無料の日だったからかもしれませんが。 -
ゲットーの壁を再現。
ショッキングな写真などもありましたが、展示物もが多く充実したミュージアムだと思います。たくさんの生徒達も来ていました。旅行前、アウシュビッツの図書係やシンドラーに救われた少年といった書籍も読んでいたので、より理解が深まったかなと思います。 -
シンドラーの執務室が再現された部屋も。
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カジミエシュ地区に戻ってきました。
ユダヤ博物館となっているスタラ・シナゴーク。こちらも月曜日は無料です。 -
ユダヤ教の礼拝所シナゴークは初めてです。
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美しいと言われているテンペル・シナゴーク。外観はシンプルです。
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なんだか劇場のよう。観光客は少なく静かでした。
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Josefa通り沿いのこのピンクの建物へ入っていくと。
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シンドラーのリストで撮影に使われた場所がありました。
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午後はヴィエリチカ岩塩抗の見学です。
クラクフ本駅近くのバス乗り場からヴィエリチカ方面行きバスに乗りました。始発なので座れます。チケットは車内の券売機で購入し、発車してから有効化しました。クラクフのチケットはゾーン制で40分券を購入たのですが、ヴィエリチカまでは混雑していたのもあって1時間ほどかかりました。
車内にはバス停すべてが表示されるので、通過時にバス停名をチェックしました。 -
下車したバス停から来た道を少し戻り、坂を上っていくと入口が見えてきます。
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チケットは事前にオンラインで購入していたので、入口右手のブースで交換してもらいました。
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いくつかの言語のツアーがあります。日本語は残念ながらありませんので、英語のツアーに参加。
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まずは、ずーっと階段を下り続けます。もくもくと歩くので、がんばってついて行きます。歩きやすい靴で訪れた方がよいです。
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聖キンガ礼拝堂。ここで少し自由時間があります。シャンデリアから祭壇、壁の彫刻、床すべてが塩の結晶でできているのです。
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最後の晩餐。
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坑内の彫刻は坑夫さんがつくりあげたそうです。
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祭壇。
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思っていたよりもグレーがかっていました。
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青緑色の美しい塩湖。
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帰りはせまく小さなエレベーターに乗って、地上へ向かいます。なかなかのスピードで楽しいです。
ヴィエリチカ岩塩抗内は肌寒いので、夏でも羽織るものは持参した方がよいです。 -
クラクフ最終日。織物会館でお土産探し。
クラクフ滞在中は毎日雨がさーっと降ることがあり、折りたたみ傘が手放せませんでした。 -
中はこんな感じで小さなお店がずらりと。木箱や琥珀製品、毛皮などのお店が並びます。朝早めなので、まだオープンしていないところも。
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クラクフ旧市街ではあちこちでリング状のパンを売るおばちゃんたちを見かけました。雨の日はカバーをつけていますね。噛みごたえのあるパンで、ひとつ食べるとけっこうお腹がふくれます。
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カジミエシュ地区広場の一角にあるレストランKlezmer Hois。ユダヤ料理が食べられます。
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ランチには早めの時間だったので、お客さんは常連さんと思われる人だけでした。
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バルシチと肉料理をいただきました。わりと濃いめの味付けでした。
食事の後は、バスでブロツワフへ向かいます。乗車予定のバスが定刻になっても現われず、どきどきしました。お隣のレーンに停車するし・・・
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