2018/01/12 - 2018/02/04
184位(同エリア340件中)
爺一人旅さん
マンダレーからインレー湖までは、ホテルで頼んだVIPバスで移動しました。アジアを旅していると、ホテルまで迎えに来てくれるサービスは、本当に便利なものを感じます。インレー湖は山の上なので、舗装が有ったり無かったり、我がハイエース・バスは、そんな道を物ともせずに駆け上がって行きます。湖に近づくと、入域料の検問所で停まって、お金を払います。徴収者が、乗り込んでくるので逃れられません。その後しばらく走ると、目的地「ニャウンシエ」の町に着きました。噂のインレー湖は、どんな所でしょうか。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ハイエース・バスが、昼食に立ち寄ったドライブインです。隣には、野菜を積んだ日本の軽トラがあります。椅子で休んでいたら、現地の人に声を掛けられました。後3時間ほど掛かると話していました、同じ方向らしいです。
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普通に走れば、車は少ないのでしょうが、そこはそこ。 前に車が無ければ速度は無制限、追いつけばクラクションを鳴らして抜いていきます。舗装の無い砂利道も何のその、流石ハイエースと言いたいが、事故れば一瞬です。
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ホテルは、バス停から歩ける距離でしたが、土地勘が無いのでバイタクに丸め込まれてしまいました。ホテルではボートの予約もできますが、何やら上乗せされているようで、自分で行って確認することにしました。「ニャウンシエ」の通りですが、舗装は一部だけで砂っぽいことこの上ない。通りに面した店では、絶え間なく砂を掃き出していました。
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私の滞在ホテル「Three Seasons & SPA」からは、直線道路で500mも行くとボート乗り場です。愛想の良い「おじさん」が寄ってきて、ルートの説明をしてくれます。明朗会計の共通価格表があって、彼はボートを幾つか所有しているオーナーの名刺をくれました。私の顔を覚えていたら、明朝声掛けしてくれるように頼んで一旦戻りました。ちなみに、ホテルでボートを予約すると、バイタク代を入れた金額になります。
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ホテルの朝食。簡単ですが、美味しく頂きました。
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朝食時食堂からの眺めですが、朝もやの中で出勤・通学が始まっています。滞在中ずっと夜が寒い。エアコンは、冷房しか入らない。掛布団は、1枚しかない。 仕方なく、備え付けのヘアドライヤーを全開にして、暖を取りました。これが、唯一不満だったことです。
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さて、昨日のボート乗り場に行って見ると、「おじさん」が手を振っていました。直ぐに、自分のボートに連れて行かれて、運ちゃんは自分の親戚と紹介されました。朝は寒いほどなので、救命ジャケットを着て毛布を体に巻いて、さあ出発です。
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私は一人貸し切りでしたが、大抵はグループで頼みます。船外機ですが、パワーが有って早いし、水しぶきが格好良いと思うのか、抜きつ抜かれつ湖面を疾走していきます。
空気が澄んで、周りの山々がはっきり見えます。風は冷たく、顔が痛いほどですが、水鳥が餌を探して浮かんでいたりして期待が高まります。 -
至る所で、「ガイドブックに載っている」漁の姿を見ることができます。ボートが近づくとさっそうとポーズをとったり、わざわざ近づいて写真を撮らせてお金をもらう人もいるとかで、漁の世界も水揚げ減少で厳しいのかも知れません。
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高速で湖を縦断すると、水草の生えている水路へと入って行きます。大勢の人が、水草を収穫をしています。農家の、畑のイメージです。
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いよいよ、集落に入ってきました。一瞬、住宅が冠水したのかと、奇妙な錯覚を覚えます。近くで見れば、高床式の住居なので、家の下にはボートが括りつけられてあります。
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更に進むと、湖面は安定した鏡面に変わり、青空に反射した家が見事に写っています。まだ早いせいか、湖面を乱すボートも無く、大変幸運なひと時でした。
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Phaung Daw Oo Pagodaですが、実際はパゴダを中心としたマーケットになっています。日常雑貨、土産、レストランや子供向けの遊園地など有って、家族連れも沢山来ていました。日差しが強くなってきて、私はヤシのジュースを飲んで、一息入れました。
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パゴダの中に入ると、鏡餅の様な飾り物が見えます。本によると、仏像に金箔を貼りつけていった結果、原型が分からないほどに丸くなったとのことでした。一体どれくらいの金が付いたのでしょうか? 勿論、触れますよ。
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ボートは、決められたコースに従って民芸品店にも寄って行くのですが、興味が無いのでパスするように頼んで、先を急ぎます。水路は、いつの間にか川の流れになって、時折見かけるゲートの様な柵では、互いに譲り合って交差していきます。 何か水上アトラクションの様で、飛び跳ねるのがまた楽しいのです。
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狭い陸地に建っている、ガーペー僧院です。木造りのお寺で、パゴダの華やかさはありません。音楽で言う、短調の響きを持つ外観です。
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中央の伽藍洞には、無数の仏像が並べられています。周りは広いフローリングで、地元の人がビニールシートを広げて、雑談していました。猫もうろついていて、糞が落ちているので注意が必要です。
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いよいよ、Shwe indein Pagodaです。この場所を含めるコースは、ボート代が少し高くなります。前方の船着き場から上陸します。
この場所だけ手違いがあって、翌日の朝来ました。 -
登り口には、幾つもの古いパゴダや拝殿が放置されています。程度の良いものは、修復されて中に入れます。この様な放置されたパゴダの中にも、当時の仏像が沢山詰まっていました。
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朽ち果てた入口に作られた、奇妙な像です。 左の象の恰好をしたレリーフは見慣れたものですが、右は人型です。それに、何か背負っている様な感じですね。はて、何でしょうか?
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修復が終わったり、修復中だったりと、それなりに観光地化を進めている感じです。中には、仏像が置いてありますが、当時の重みは無くなっていました。
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頂上のパゴダに向かう屋根付きの参道?で、カメラの持ち込み料がかかります。両脇は土産物店で埋まっていますが、まだ早いこの時間は、幾つかの店が準備を始めていたところです。両脇に建っている石柱は、店のために作ったものでは無く、昔からあった物の様です。当時を再現してくれたらよかったと思いました。
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頂上のShwe Indein Pagodaは、参拝できる他の物と同じですが、庭には墓標の様な無数のパゴダが乱立しています。古い物も多いのですが、職人さんたちが新しい物も作っていました。こうやって増えていくのか、登り口の朽ち果てたパゴダと合わせて、理解できました。
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下りは、土産物参道に並行した小道を使い、木々の中に埋もれたパゴダの写真を撮りながら船着き場に戻りました。 ボートの運ちゃんが私を探してくれて、無事に町に戻れました。
追加ですが、Shwe Indeinの東1kmくらいの高台に、低木に埋まって見捨てられたパゴダ群があります。数10mの獣道を登ると上に出られます。訪れる人も無くなって久しいのでしょうが、上からの見晴らしは良く、北の山頂には新しいパゴダが有って、観光客が登っていくのが見えました。
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