2018/01/12 - 2018/02/04
398位(同エリア749件中)
爺一人旅さん
3週間ほどかけてアジアの遺跡を巡るのが、例年の楽しみになっています。1月には、ベトナムのダナンから入国して、陸路ラオスのパクセーを目指し、その後タイからミャンマーを旅してきました。 その内の一つは、「メイミョーの印象」で投稿しました。今回の投稿は、最初のフエ滞在で面白かった事と、情報の少なかった陸路ラオスに入るまでを含めました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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12日夜にダナンから入国して、翌日朝の列車でホイアンに向かいました。2時間ほどの旅ですが、楽しい風景を堪能しながらフエに着きました。当初は、直接フエの空港を目指したのですが、航空券が高止まりしてしまい、やむなく便の多いダナンにしたのです。駅からは、パーフューム川を左手に見ながら、歩いてホテルに向かいました。バイタクが、鬱陶しいので無視。歩いて、30-40分でホテルです。
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予約したホテルに着くと、「ようこそグレンダヘ」と看板に有りましたが、日本語は返せません。1階がレストラン、上が部屋になります。安い部屋なので、泊まるだけと割り切っていましたが、スタッフは大変親切でした。実は、ホテルの直ぐ隣が「シンツーリスト」の事務所で、これも選択理由の一つです。
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翌日は、ホテルで申し込んだ現地ツアーに入って、市内見学です。あいにくの雨で憂鬱でしたが、行って見るとモノトーンの廟が多く、何か合っていました。最初は、ミンマン帝廟です。ガイドの英語は、癖が強くてほとんど聴き取れません。旗だけ追っかけて、ガイドブックの説明で内容は理解。中庭に、石像が並べてありました。
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ミンマン帝の業績を記した、当時の石碑がありましたが、読めません。
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碑を過ぎて、中門をくぐると崇恩殿に着きます。中は、お寺の本堂の様な造りです。王の強さは、屋根の頂上に在る龍の造形で決まるようです。しっかりした龍が見えます。
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明楼と呼ばれる建物です。 前には池があり、春先には綺麗な花が咲いて、見事な風景になりそうですが、残念でした。
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行き着くところが、「明光大正」の向こうに見える、ミンマン帝の墳墓です。近くに行っても、石の門が有って入れません。しかし、広い敷地の廟でした。
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雨に濡れながら、バスはカイディン帝廟に入ります。すべての建物が、モノトーンの中で調和していて、雨が苦にならないのは初めてです。
多くの観光客が、門の前で写真を撮っていましたが、我々はガイドの旗に引きずられて進みます。 -
この廟は、1920年建築開始となっていて、セメント作りです。当時の色彩は分かりませんが、暗いイメージもいいなと思えました。
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カイヂィン帝は、この黄金像の下に埋葬されているそうです。
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中国の影響が強い装飾ですが、本当に緻密で素晴らしい物です。
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中庭から、眼下を撮ったものです。雨の中では、なんだか落ち着く景色でした。
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トゥドック帝廟に着いた頃、雨が強くなりました。ここぞとばかりに、レインコートを売りつけてきます。
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門を入ってしばらくは、崩れた塀などを見ながら進みます。苔むした廃墟は、過去に思いを馳せるにはもってこいの題材です。
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何処まで行っても、廟は廟であると認識させられる建物です。訪日外国人がお寺を見続けると、こういう気持ちになるのかと考えさせられました。
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廟の中には、様々な当時の遺品が並べてあります。きらびやかな、玉座も有りました。
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フエ王宮の入口です。地図の上では、かなりの広さを持っています。
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中に入ると、何もない景色が飛び込んできて、期待は大きく裏切られました。ガイドの説明では、ベトナム戦争時の爆撃で幾つもの建物が破壊されて、今では塀の一部しか確認できないそうです。確かに爆発でできた大きな穴が、幾つか確認できました。
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王宮見学後の昼食は、街中のレストランでバイキング。昼食付1日ツアーが2,000円程度なので、食事内容に文句は言えない。2匹のシェパード犬が、入口でバイキングの残り物をボソボソと食べていました。足で尻尾をツンツンしてやると、最初は尻尾だけ振って応えていたが、不意に顔を向けた表情が何とも人間ぽかったのが印象に残りました。バスは、昼食後ティエンムー寺の近くで客を降ろして、帰りの船の場所を説明したら、とっとと帰ってしまった。寺の登り口は観光客で溢れていたが、暫くすると潮が引くように居なくなった。
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閑散とした中庭で、隈なく見ても20分も有れば十分でした。帰りは、このツアー客専用のフェリーに乗って、王宮近くの桟橋で解散となりました。
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翌日に、ぶら歩きした街の様子です。 有名な、ホテルサイゴン、1901年の建築です。何時か泊まってみたいホテルです。
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朝から街は、賑やかです。バイクの貢献度は、世界一かもしれません。信号のない道は、バイクの途切れが無くて、横断は慣れないと怖いです。
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フエ王宮の外壁に沿ってぶらぶらしながら、東門に着きました。ただただ、街と同化して歩きました。途中で、小綺麗な珈琲店で休んだり、パン屋によって明日の昼食用を選んだり、一人旅の楽しみです。ベトナムで食べるパンは、安くて美味しいのです。
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「シンツーリスト」のHPに、ラオス行のバスがあったので、一応メールで確認して乗ることにしていました。ところが、店で直接聞いてみると、ツーリストのバスではなくて、定期バスの予約だけして、それ以外一切責任を負わないとの内容でした。朝7時に迎え、7時半出発の予約書を貰いましたが、バイタクが45分遅れて焦りました。運ちゃん曰く、ファミリーでやっているから絶対に乗れる。
確かにバスは有りましたが、客席には荷物、通路には野菜、バス後半は箱で埋まっていました。後から来た外国人女性たちが、払う場所でチケット価格が異なると文句を言っていました。ターミナルの窓口で300Kドン、代理店で400Kドン(バイタク有で440Kドン)との事だが、安くしたければバスターミナルで買えば良いだけです。
安全とは言えないバスですが、乗客が集まった8時半までには出発しました。 -
バスは、お昼頃に国境の街ラオバオに到着。乗客は降りて、ベトナム出国とラオス入国の手続きに進みました。日本人(私一人)は、ラオスの入国ビザが不要なのであっさりと通過しましたが、白人客は、別棟で何やら書かされて大変そうでした。驚いたことに、バスは白人客を置いたまま出発、数km離れた小さな休憩所で昼食となったので驚いていたら、待つこと40分ほどで、白人客が走り込んできました。
食事後、みんな揃って出発、5時半ころにサバンナケットに到着して、この日が終わりました。明日は、いよいよパクセーです。
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