2018/12/28 - 2018/12/31
101位(同エリア486件中)
トコさん
冬の家族旅行に、ずっと前から行ってみたかった「しまなみ海道サイクリング旅」を計画しました!
小学2年生の息子の体力も心配、周遊旅行を計画したものの荷物も心配、と、さまざまな不安要素がありましたが、終わってみれば充実した、楽しい旅行になりました。
≪旅行メモ≫
■2018年の年末、天気予報は大寒波の予報。子どもはコートの下にフリースを、大人はウインドブレーカーを着用。カイロも張り付けたけど、それでも寒かった!
■関東発、3泊4日の周遊旅行を計画。サイクリング時や観光時の荷物を減らすため、衣類は先にホテルに送ったり、自宅に送り返したりと、宅配便を活用。
■小2の息子の体力レベルは、持久走大会で真ん中くらい。日ごろ、運動系の習い事はしておらず、体を動かすのは体育の時間くらい。サイクリングは好きで10キロくらいなら問題なし。但し、今回のように70キロ近くも乗るのは初めて。
≪周遊旅行の日程≫
1日目:東京-尾道
2日目:しまなみ海道サイクリング
3日目:しまなみ海道サイクリング-今治-岡山-新大阪-奈良
4日目:奈良の東大寺、宇治の平等院-京都-東京
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東京駅から新幹線で、目指すは一路、尾道駅。
新幹線は、福山駅のりかえの新尾道駅下車。新尾道駅から尾道駅はタクシーを利用。
8:10の新幹線に乗車して、尾道駅についたのがちょうどお昼。
駅近くの商店街で、尾道ラーメンを食べる。平麺で、スープに背脂が乗っているのが特徴なのかな?!美味しくいただきました。尾道ラーメン 麺屋 響 グルメ・レストラン
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昼食後は、千光寺ロープウェイへ。尾道水道を眺めます。街中のポスターには、「箱庭的」な街と書いてあったけど、びっしり家々が立ち並んでいる様子が、まさに箱庭だなと思いました。
千光寺山ロープウェイ 乗り物
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千光寺公園頂上の売店横に、さっそく猫ちゃんが。飼い猫のように毛並みがきれいでびっくり。
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往路はロープウェイ、復路は歩きで下山。
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階段から見る尾道の景色がきれいでした。
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人慣れしている猫ちゃん。息子が撫でても逃げませんでした。
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三重塔は歴史を感じる佇まい。
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商店街もレトロな雰囲気。外観は昭和の雰囲気でも、内観はおしゃれ。
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街を散策したら、海沿いにある「Onomichi U2」へ。おしゃれなお店やカフェが入っていて、お店の外では女の子たちがポーズを決めて撮影中。インスタ映えしそうな雰囲気。
ONOMICHI U2 名所・史跡
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いよいよ1泊目のお宿へ。
尾道では料亭旅館の「魚信」へ宿泊。景色がすばらしくて、旅行に来たことを実感。お食事もとても美味しかったです。料亭旅館 魚信 宿・ホテル
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先付け・お刺身。
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煮付け。
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鯛の焼き物。
写真を撮る前に食べてしまったカキフライも、美味しくいただきました! -
アナゴとお蕎麦。
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雲丹ごはんとお吸い物。
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こもんバニラアイス。
普通のバニラアイスとは違う味。乳酸菌飲料のシャーベットを食べているような、あっさりしたお味で、サッパリと美味しかった。 -
2日目。
尾道駅の目の前にある、港湾駐車場レンタサイクルで、自転車を借りる。
と、その前に、昨日まで着ていた洋服や、不要だったものを自宅に送り返し、身軽になる。
朝8時から荷物を受け付けてくれます。 -
船に乗って向島へ。
向島が実質のスタート地点。 -
ブルーラインに沿って進みます。
まず見えてきた赤い橋。 -
こちらも早速、きれいな海の景色。
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一つ目の橋を目指します。
寒かったけど、滑り出しは快調! -
橋を渡る前には、かならず上り坂。
因島大橋たもとで、すでにバテテくる息子。
昨日買っておいた「レモンケーキ」を食べさせ、カロリー補給。なんとか励まし、一つ目の橋を渡る。
このころから、雪がちらほら…。
あまりの寒さに、手袋をしていても手が冷える。子ども自転車のブレーキが固かったようで、かじかんだ手では、ブレーキをかけるのも大変。橋を渡り切った後の坂道で、「ブレーキが利かない!寒い!遠い!」と泣き出す息子。
手袋にもカイロを張り、なんとか励まして前に進む。 -
因島では、夫が財布を落とし、引き返す。引き返すのは、もちろん夫のみ。
母子2人、上り坂では自転車を降りて押し、お腹がすけば休憩しつつ、ゆっくりと進む。
年末でも島のローソンはしっかり営業していたので、おにぎりと温かい飲み物でお昼ご飯。因島 自然・景勝地
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生口橋。
解放感があって、道も広くて、眺めも良くて、とっても素敵な橋。息子もお気に入り。生口橋 名所・史跡
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来て良かったと思わせる景色。
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生口島の海沿いの景色も、本当に素敵でした。夕暮れが近かったので、空も幻想的。平坦な道が続くので、楽しくサイクリングができました!
多々羅大橋が近づくころには、日が傾き始めたため、心持ちスピードアップ。とはいえ、橋に差し掛かる前の上り坂は、歩いて進みました。
財布を探しに引き返した夫とは、多々羅大橋の橋の上で再会。
子連れ自転車旅は、サイクリスト達の走りとは違い、ゆっくりゆっくり進みます。 -
本日のお宿は、大三島の「憩の家」。
小学校を改装したホテル。
リニューアルOPENしたばかりのようで、とてもきれいだし、おしゃれ。
お部屋のタオルが、ふっかふかの今治タオルですごく気持ちよかった。大三島 憩の家 宿・ホテル
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寝具も寝心地が良かったです。
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学校の長い廊下を活かした作り。
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3日目は、朝8時に宿を出発。
前日に自転車を止めた多々羅大橋の道の駅からスタート!
大三島から伯方島にかかる橋までの景色が、すごく穏やかで癒されました。
早朝のサイクリングも気持ちいい。 -
天気が良くて、海も青い!
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きれいな海を見ながら、10時のおやつ。
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伯方島と大島を結ぶ橋の入り口を、なぜか見過ごし、外周コースのブルーラインを進んでしまった私たち。
とはいえ、景色は最高。伯方島 自然・景勝地
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大島に入ると、間もなくして、宮窪峠に続く上り坂が始まります。
この日は、今治駅15時発の特急に乗らなくてはいけないのに、すでに息子の体力では峠は難しく、このままダラダラしていては間に合わないっ!!
と、いうことで、励まして前進する作戦はやめ、とことんサポート体制に変更。上り坂では夫が息子の自転車も押し、歩くのもゆっくりな息子は、ママチャリの後ろに乗せ、私が自転車を押して歩く。
過保護だわ…と思いながらも、迫りゆく時間が気になるので、やむなく。 -
来島海峡大橋が見えてきました~!!
来島海峡大橋 名所・史跡
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感動的な美しさ。絵心があれば、絵にしたいくらいの絶景。
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「ラスボスだぁ!」と、やっと体力・気力が復活した息子。
ゴールの「サンライズ糸山」まで、あと少しだぞー!! -
この景色を見るために遥々来ました。
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ゴーーール!!
30日の14時少し前、無事にサンライズ糸山に到着しました。
全行程の所要時間は下記の通り。
1日目:尾道10:00発 ~ 大三島(多々羅大橋 道の駅)17:30着
2日目:大三島(多々羅大橋 道の駅)8:30発 ~ サンライズ糸山14:00着
2日目は、伯方島でコースアウトしてしまったので、時間はあまり参考にならないかもしれませんが、写真を撮るために止まったり、休憩を取ったりしたことも含めると、おおむね、1時間に6、7キロくらいのペースでしょうか…。
ゆっくりペースが良かったのか、筋肉痛にならずに済んで嬉しかった。
(痛かったのは、お尻だけ。サドルクッションが欲しかったかも。) -
サンライズ糸山から今治駅まではタクシーで。乗車料金は1700円くらいだったかな。
駅前のカフェで一服し、売店で今治のお土産を買って、岡山行きの特急「しおかぜ」に乗車。今治駅 駅
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今更だけど、アンパンマン列車!
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小さい頃から、なぜかアンパンマンが嫌いな息子。でも、この電車は気に入ったみたい。
アンパンマン列車が連結されている、普通車両の内装。 -
今治造船は世界第二位の規模だそうです。(タクシーのおじさん曰く)
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初めての瀬戸大橋。
瀬戸大橋 名所・史跡
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穏やかな瀬戸内海ともお別れ。
一路、奈良へ向かいます。 -
4日目は、JR奈良駅近くのホテル「センチュリオンクラシック奈良」に宿泊。ゆっくり朝ごはんを食べ、9時半ころ、奈良公園に向かいます。
駅前からバスに乗車。鹿がたくさん!!奈良公園 公園・植物園
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こんなに近くで覗き込んで大丈夫かな?と思ったら、案の定、頭突きを受ける息子。あぶない、あぶない。角がなくて良かった。
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東大寺南大門。
運慶・快慶の金剛力士像がお出迎え。一応、「日本の歴史」を読んでから訪れたけど、ちょっとは理解してくれたかな??東大寺 寺・神社・教会
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やっぱり、大きいなぁ。
東大寺 寺・神社・教会
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こんな、プラスチックの板、昔からあったっけ??
反射して見づらかったー。 -
目はうすく開けて、右手中指を前に…。息子に、大仏様と同じポーズを取らせてみようと思ったけど、小2男子は、そうそう言うことを聞いてはくれません。
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歩いて、JR奈良駅まで戻り、駅ビルのパン屋でお昼ご飯を食べたら、お次は、宇治へ。
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平等院に到着。鳳凰堂と、10円玉と見比べる息子。
分かりやすい旅を目指した今回は、自分が行きたいお寺より、子どもが興味を持って見られそうな場所をチョイス。平等院 寺・神社・教会
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よーく見ておくんだぞーー!
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最後は、お抹茶をいただきます。
参道沿いにある上林というお店から、ほうじ茶を煎じる良い香りが…。香りに誘われ店内へ。
お抹茶も、わらび餅も、とっても美味しかったです!
ちなみに、お店で接客していただいた方に見覚えがあるなぁと思ったら、テレ東の「YOUは何しに日本へ?!」に出演していた方でした。 -
息子は、グリーンティをいただきました。
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久しぶりの周遊旅行。
いつもの旅行より、ぐっと中身の濃い旅になったように思います。
息子はと言うと「体験系よりも、きれいなものを見る旅行の方が好き!」とか言いつつも、「今回は一日が長くて良かった~♪」と満足した様子。
大きくなっても覚えていてくれたら嬉しいな、と思った3泊4日の旅行でした。
最後に、夫の財布は無事に戻りました。見つけてくださった、匿名の親切な方に、本当に感謝でいっぱいです。
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