2018/03/17 - 2018/03/18
20位(同エリア61件中)
RAINDANCEさん
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山梨県中部、県庁所在地の市である甲府を訪れました。16世紀の甲斐国で国の中心である府中だったことから”甲府”と名が付いたこの町は、自然・温泉・歴史にかかわる様々な魅力が詰まっています。
★甲斐国を治めた戦国武将、武田氏ゆかりの文化財を巡る。
★甲州湯村温泉の宿に泊まり、甲府市街の見どころを散策。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎ほうとう
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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快晴の中、中央自動車道で山梨へ。
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勝沼ICで下りて、笛吹市を抜けます。ここに石和温泉がありますが、今回はパス。
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甲府市に入り、まず向かったのは「甲斐善光寺」。甲府駅がある中心部から東へおよそ3kmほどの場所。
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永禄元年(1558年)、武田信玄によって創建された寺です。山門から入ります。
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山門の未完成の金剛力士像。
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そして、本堂へ。
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…とその前に、参道に並ぶお店に目が行ってしまいました。
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山梨の定番お土産としてお馴染みの「桔梗信玄餅」が山積み。
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今度こそ本堂へ。
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見事に伸びた松の枝。どうして一本だけ伸びる(伸ばす?)のでしょうか?
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オリジナルの本堂は永禄8年(1565年)に建てられましたが宝暦4年(1754年)の火災で焼失し、現在の本堂は寛政8年(1796年)8月に再建されたものだそうです。
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梅の花と本堂。
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本堂には、「鳴き竜」や「戒壇巡り」があります。
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富士山が見えます。
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続いて向かったのは、善光寺から北へ2kmほどの「武田信玄公墓所」。車は隣接する甲府市幼児教育センターに停めさせてもらいます。
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武田信玄公は、天正元年(1573年)4月12日、信州伊那駒場で53歳の生涯を閉じました。
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お墓にはお供え物が多数。有名な戦国武将だけにファンも多いのでしょう。
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その信玄公を祭神とする「武田神社」へ。
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大正8年(1919年)に武田氏3代(信虎・信玄・勝頼)が6国政を執った、武田氏館跡に創建された神社だそうです。比較的新しい神社ですね。
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手水舎。変わった角度で置いてあるなぁ…と思ったら、おそらくこれは武田氏家紋の「菱」にちなんで、かな。
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軍神とされた武田信玄を祀る神社、必勝のご利益があるとされています。
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「拝殿」。
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神社創建の前に元々あった武田氏館は、正式には躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)と呼ばれる住居でした。
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宝物殿がありますので入ってみました。(有料)
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武田信玄公といえば「風林火山」、そののぼりと武田氏ゆかりの甲冑などが保存されています。撮影してよいのはこの一角だけ。
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「水琴窟」。
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神社の前のお店。
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参道を少し降りたところにある公園に咲いていた紅白の梅。
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さて、神社を後にし向かったのは「甲州湯村温泉」。甲府駅から北西に3kmほどの町なかにある温泉です。
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この日お世話になる宿「柳屋」さんに着きました。
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創業は明治という老舗温泉旅館で、現在の建物は平成15年に和風温泉旅館風にリニューアルされたそうです。やはり旅館は四角いビルよりこういう方が良い雰囲気ですね。
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フロント。
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ラウンジ。
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客室。
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新し目で居心地が良いです。
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洗面台にバスルーム。
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広縁からは…
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…中庭。眺めも良いです。
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お茶とお菓子でもいただいてから温泉へ。
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内風呂。(男湯)
良い雰囲気ではあります。 -
露天風呂。(男湯)
しかしながら… -
露天風呂。(男湯)
…「開湯1200年、湯量豊富」を謳う湯村温泉ですが、ここは塩素がきつかったのが残念。 -
温泉の後は夕食です。
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地元の素材を織り込んだ会席膳。
辛子蓮根や卯の花などを盛り合わせた「八寸」に、「刺身三点盛」。 -
焼き物は「鱈」。
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鍋は「富士桜ポーク」。
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ねじり梅人参や木の葉南瓜などの「煮物」。
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太刀魚、筍、椎茸の「揚げ物」。
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ごはんは県内産コシヒカリ、菜の花団子のお椀。
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季節のデザート。
ごちそうさまでした。 -
翌朝…
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朝食はハーフビュッフェ形式。
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基本メニューにビュッフェメニューを足して、朝から食欲全快。
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山梨名物「ほうとう」もしっかり。
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チェックアウト後、宿に車を置かせてもらい、湯村温泉周辺の散策へ。
こちらは、温泉街の北にある「福田山 塩澤寺(えんたくじ)」。山門の脇には、「舞鶴の松」と名がつく天然記念物のクロマツの枝が伸びてます。 -
こちらがその松の本体。
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山門には大小のわらじ。塩澤寺は、大同3年(808年)に弘法大師が開山し、13世紀に後に大覚禅師により再興されたと伝えられているそうです。
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階段の先には地蔵尊。
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厄除祈祷をする寺院として知られています。
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地蔵尊の裏手の「須佐神社」「塩釜神社」。
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「愚痴ぼやき聞き地蔵」。
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温泉街は、荒川の支流が流れています。
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湯村温泉の原点を謳う「弘法湯」。
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弘法湯の裏手には、弘法大師が湯を湧き出させたという伝説の残る「杖の湯」の跡。
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身代わり観音として知られる「松元(しょうげん)寺」。
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かつての共同浴場「鷲の湯」。(現在は営業していません)
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鷲の湯の前には「湯谷(ゆや)神社」。湯村温泉郷の守り神である湯谷大権現などが祭神として祀られています。
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…というわけで、そろそろ湯村温泉をあとにします。カエルに見送られ。
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…で、やってきたのは甲府の駅前。昭和44年(1969年)に造られた「武田信玄公の銅像」。
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駅周辺ではイベントが開かれていました。
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駅前にある「藤村記念館」、明治時代の旧睦沢学校の校舎で、国の重要文化財です。
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明治8年(1875年)に巨摩郡睦沢村(現在の甲斐市亀沢)に睦沢学校の校舎として建てられたものが、二度の移築を経てここに来たそうです。
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昔の教室を再現。
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続いては、駅前の古い街並みを再現したエリアへ。
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「甲州夢小路」と名付けられています。
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ご覧のような小路。
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ここで少し休憩。「葡萄屋Kofu」さんにて。
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レーズンサンドとカフェで一服。
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休憩の後は、同じく駅近くの「甲府城跡」へ。
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南側の遊亀橋から入場。
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甲府城は、16世紀の武田氏滅亡後、豊臣秀吉の命により築城されました。
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「坂下門」近辺。
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「鉄(くろがね)門跡」。
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城跡から眺める甲府市街。
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南アルプスの山々。
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「風林火山」の、のぼり。武田氏滅亡後の城だとすると、こののぼりはそぐわないですね。
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「本丸」。甲府城は秀吉にとって、関東の徳川家康に対抗するための重要な戦略拠点でした。逆に、徳川幕府以降は西側への備えとして重要な城だったそうです。
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かつては甲斐国の府中として栄え、2019年4月には中核市に移行するそうです。全国でもっとも人口が少ない県庁所在地ということらしいですが、人が多すぎるのは住みづらいので良いのではないでしょうか。
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甲府市には、渓谷美で知られる昇仙峡もあります。(別旅行記:https://4travel.jp/travelogue/11384139) 甲府には、美しい自然、1200年前の温泉、戦国の歴史…そんなバラエティ豊かな魅力が詰まっています。
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