2018/03/18 - 2018/03/19
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RAINDANCEさん
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長野県中北部、小県郡青木村の温泉地ある田沢温泉を訪れました。静かな山村にある国民保養温泉地にも指定されている温泉で、いいお湯と食事で心身を癒せました。
★源泉かけ流しの温泉と料理が好評価の宿でゆっくり”保養”。
★”義民の郷” 青木村の見どころを巡る。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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松本から長野自動車道を北上、雄大な北アルプスが目前に広がります。
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”麻績”と書いて”おみ”と読む、難解な地名のICにてOUT。
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麻績村のICから南東へ15kmほど、青木村の田沢温泉へ。
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着きました。今回お世話になる温泉旅館「富士屋」さん。
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1970年に国民保養温泉地に指定された田沢温泉に、3軒くらいある宿のうちの一つです。傍を流れる湯川。
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エントランス。
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フロント。
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ラウンジ。
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客室。
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広縁。
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広縁の脇には洗面台に…
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びっくりするほど広いトイレ。しかも新しくてきれいです。
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では、さっそく温泉へ。
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内風呂です。別名子宝の湯といわれる滑らかなお湯。
この温泉には、坂田金時(金太郎)誕生の温泉という伝説が残っているそうです。 -
飛鳥時代より自噴するともいわれるお湯の露天風呂。湯温はややぬるめ。
暗くなってしまい照明も少ないのでよく見えませんが、これにより寝湯での星空がきれいに見えます。(露天風呂がどういう構造かは翌朝の画像でどうぞ) -
温泉の後は夕食、個室が用意されていました。
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温泉のあとの冷たいビール。
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先付(右奥の3皿)は、「御影豆腐、菊花・春菊浸し、公魚南蛮漬け、彩り野菜」。
前菜(手前)は、「五点盛り」。
造り(左)は、「大岩魚昆布〆燻製、ポン酢」。
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台の物、「寄せ鍋」。
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冷酒に切り替えて。
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中皿は、「ローストビーフサラダ」。
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蓋物は、「長芋揚げ煮、豚角煮、筍」。
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油物は、「巣籠り、霙あん、蟹、長葱、薬用人参」。
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「止椀、食事、香の物」
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「水菓子」
旬の食材を用いた手作りの料理は素朴で味わい深く、量もちょうど良くナイスでした。 -
翌朝…天気はまずまず。
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中庭。
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朝風呂へ。
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露天風呂です。上述では夜の画像で分かりにくかったですが、かなりの解放感。
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元々、源泉温度は低めなこともあってか、先述のようにお湯はぬるめです。(加温はしていますが加水は無し)
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岩の向こうに寝湯があります。夜には、ここに寝ながら満天の星空が楽しめます。(岩によって周囲の照明を遮るようにできてます)
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朝食は会場にて。
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朝食も、地の山菜などを使い、品数もたっぷりで美味しい。
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食後は、ラウンジで無料のカフェ。
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「富士屋」さん、料金も手ごろで良い宿でした。
チェックアウト後、田沢温泉の周辺散策です。 -
小規模ですが、温泉街があります。
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「ますや旅館」、国の登録有形文化財に指定されている、木造3階建ての老舗旅館です。
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島崎藤村ゆかりの宿ということです。(明治32年に宿泊)
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白壁の土蔵と木造の棟が並んでいます。藤村が泊まった部屋は、今も残されているということです。
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共同浴場の「有乳湯(うちゆ)」。
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共同浴場の隣には足湯。
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足湯。
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共同浴場の奥にも旅館。おそらく、この温泉地の宿は「富士屋」「ますや旅館」そしてこの「和泉家旅館」の3軒だけではないでしょうか。
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さて、続いては、田沢温泉から北へ5kmほどの修那羅(しょなら)山へ。
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山の上にあるのが「安宮神社」。青木村と筑北村の境目付近にあります。
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万延元年(1860年)ここに住みついた修那羅大天武(新潟出身の修険者、望月留次郎)によって開かれたと伝えられています。ここは拝殿。
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この小さな鳥居をくぐって、本殿と石仏群エリアへ。
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「本殿」。
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ずらりと並ぶ石仏。近隣の村人(農民)が多く参拝に訪れたとのこと。
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こんな岩場にも、奉納された石仏が並んでいます。願いをかなえてもらったお礼に奉納された石仏が増えて石仏群となったのだとか。
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素人が作ったものが多いらしい。かつ、いろんな種類があります。
ここが行き止まり。戻ります。 -
青木村と筑北村の境目なので、青木村の看板がありました。「義民の里 青木村」…青木村は江戸時代には百姓一揆が多く発生し、理不尽な領主に立ち向かい命を落とした多くの義民が出ました。
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そして、最後に訪れたのは「大法寺」、天台宗の寺院です。青木村役場から北東に3kmほどです。
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奈良時代の大宝年間(701年~704年)に、藤原鎌足の子の定によって創設された、信州でも有数の古刹とのことです。
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参道の長い階段。いい運動です。
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「観音堂」。本尊の平安中期に作られたという「十一面観音菩薩」が重要文化財です。
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そして、その奥に国宝の「三重塔」。
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正慶2年(1333年)建造で、和の建築様式が正確に守られ、奈良や京都の建築物に遜色しない美しさを持つということで国宝に指定されています。
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その美しさから、近くの東山道を通る旅人が何度もふり返り塔を眺めたことから、”見返りの塔”とも称されるそうです。
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今回は、静かな山村である青木村で、国民保養温泉地にも指定されている田沢温泉にて、いいお湯と食事で心身を癒す旅でした。信州にも、有名ではない小さな良い温泉地が他にも沢山ありそうです。
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