カイザースヴェルト_Kaiserswerth　ライン河畔の古くからの要所！デュッセルドルフ市内では貴重な中世の城跡

2018/01/07 - 2018/01/07

ドイツ西部、ノルトライン=ヴェストファーレン州都デュッセルドルフ市の北部の町であるカイザースヴェルトを訪れました。この町は、中世よりライン川を航行する船の税関として要所であり、また皇帝の居住城跡が河畔に佇み、現在も週末には多くの人で賑わいます。
★デュッセルドルフ空港での乗り継ぎ時間を利用して、町までタクシーで行きビールとタパスをEnjoy、そしてライン川の畔の中世の城下町を散策。

エリア デュッセルドルフ(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

南イタリア旅行から帰国の際、デュッセルドルフ空港での乗り継ぎに時間があるため、空港近郊のカイザースヴェルトに寄ってみることにしました。
着陸態勢に入りライン川が見えてきました。

雨で茶色く濁ったライン川。カイザースヴェルトはライン川の東岸の町です。

デュッセルドルフ空港に着陸。

空港から北西に約2km、タクシーでカイザースヴェルトへ。

カイザースヴェルトに到着。いくらだったか忘れましたが、そんなに高くはなかったと思います。

町の南側から歩き始めます。

街並みの様子。

やはり、前日まで居た南イタリアとは違い、直線的で色が濃い、ドイツらしい街並み。

ライン川と緑地に囲まれた町。冬の寒い日の夕方ですが、人々が散策しています。
寒いのにアコーディオンのパフォーマー。

しかし、小腹が空いたので散策前に河畔のレストラン「ガレリー・ブルグホフ(Galerie Burghof)」へ。

広いダイニングと河畔のテラスも有り、夏には特に多くのお客さんで賑わうレストランの様です。

クラシックカーが飾ってありました。

別棟の小屋ではファストフードを売っており、人だかり。

レストランに入ってみましょう。その名の通り、ギャラリーも兼ねている様です。

冬でも賑わってます。ほぼ満席。

外は寒いですが店内はポカポカ。そうなると、もちろんドイツビールです。

チョイスしたのは「デュッセルドルファー・タパス・プレート」、オリーブにサラミにチーズにブラッドソーセージなど、ビールのつまみに最高です。

体もお腹も温まったところで、カイザースヴェルトの散策開始。

「カイザープファルツ（皇帝の居城）」の遺跡が現れます。12世紀にフリードリヒ1世（「赤ひげ王」と呼ばれた神聖ローマ皇帝）によって、ライン川の税関がここに移され、11世紀の城が改修されたものがこの城とのこと。

かくれんぼ。

夕暮れのライン川。

錨のモニュメントと恋人同士。

川は折からの雨で増水中。

普段は緑地となっているであろうエリアも増水でこの通り。

ここには、車ごと向こう岸に渡れる、ドイツでも珍しい渡し船があります。

…が、増水により運休となっている模様。

「聖スイトベルト教会」。

8世紀のこの町の聖人スイトベルトに捧げられた教会らしい。

教会内部。

パイプオルガン。

キリストの降誕を表すクリッペ。

スイトベルト教会広場。

町の中心に近いボートの船着き場。

ここもスゴイことになっちゃってます。

町のメイン通りであるカイザースヴェルター・マルクト通り。

この通りにある、ミシュラン星付きフレンチレストラン「イム・シフヒェン（Im Schiffchen）」。かつては３つ星で今は２つ星？

いかにもドイツらしい建物。

日曜の夕方、買い物や散歩で賑わう通り。

そろそろ時間ですので空港へ戻ります。駅前にタクシー乗り場がありますので帰りの足も心配要りません。

デュッセルドルフ空港に到着。

以前、デュッセルドルフ空港の乗り継ぎで時間があった際は、デュッセルドルフの町まで電車で行き観光しましたが、今回訪れたカイザースヴェルトはさらに空港から近いので、ちょっと寄って行ける町としてお勧めです。