鹿島臨海鉄道、関東鉄道(常総・龍ケ崎)、真岡鐡道、ひたちなか海浜鉄道に乗る旅。⑤最終回、関東鉄道竜ケ崎線、水郡線の常陸太田支線とひたちなか海浜鉄道湊線。

2018/12/08 - 2018/12/08

　この旅行に行く前に、テレビ番組や旅行誌に鹿島神宮や香取神宮のことが出ていました。これらを見て期待ワクワクでお参りに行きましたが、雨と凶のお御籤でしぼみました。
　この旅の発端は、以前断念した水郡線の常陸太田まで完乗すること。真岡鐡道の真岡駅を見ること。並行して関東鉄道の乗車とひたちなか海浜鉄道でしたが、真岡鐡道とひたちなか海浜鉄道は気に入りました。

鹿島臨海鉄道、関東鉄道(常総・龍ケ崎)、真岡鉄道、ひたちなか海浜鉄道に乗る旅。①　まずは水戸へ
https://4travel.jp/travelogue/11431788

鹿島臨海鉄道、関東鉄道(常総・龍ケ崎)、真岡鉄道、ひたちなか海浜鉄道に乗る旅。②雨にたたられ!おみくじ引けば凶!!おまけに宿は…!!!
https://4travel.jp/travelogue/11432016

鹿島臨海鉄道、関東鉄道(常総・龍ケ崎)、真岡鐡道、ひたちなか海浜鉄道に乗る旅。③関東鉄道から真岡鐡道を行く。茂木でお蕎麦!
https://4travel.jp/travelogue/11432114

鹿島臨海鉄道、関東鉄道(常総・龍ケ崎)、真岡鐡道、ひたちなか海浜鉄道に乗る旅。④真岡駅でテンション上がって佐貫でうまい酒に合う。
https://4travel.jp/travelogue/11433840

エリア ひたちなか(茨城)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス スカイマーク JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

泊まったホテルは関東鉄道の駅ビルにあり、一階は居酒屋?とコンビニになってました。
昨夜、駅の場所を確かめていなかったので、朝起きてビルの正面に行ったが関東鉄道竜ケ崎線佐貫駅がよくわからない。
駅の裏側に回るとこの看板がありました。右側はJRの線路です。

駅。発券機があります。ICカードはSuica、PASMOのみです。

始発の05:45分はちょうど出て行きました。しょんぼりです。駅が近すぎて油断してました。

次発まで15分ほど時間があります。切符を買っておきます。

駅を出てぐるっと周りを歩きます。駅近くの踏切から駅を眺めていると、踏切警報が鳴りだしたので駅に急ぎ戻ります。

ステ撮りをしておきます。4.5キロの短い距離なのでどのように運行しているのでしょうか。一両で何度か往復?。

単行の車内に入って驚きました。コロッケ電車でした。始発だと違ったのかしら。

ぶら下がっているものはコロッケ。朝食はまだなので悩ましいです。それとなんだか恥ずかしいです。普段使っている皆さんは慣れているのでしょうか。

2016年10月に開催された「全国コロッケフェステバル」に合わせて企画されたコロッケ列車。どんな経緯があったか知りませんが、当初は2017年２月までとされていたのが残っているのですね。

足元にもコロッケが落ちてます。

私の好きな行き止まり。

竜ケ崎のキャラクターらしいです。詳細不明。

竜ケ崎駅。

ホテルに戻り、泊まったホテルとは目と鼻の先にありますが、駅前のロータリーを結構遠回りして同系列のホテルで朝食です。昨日とは違い、落ち着いた雰囲気でそれなりの朝食を戴きました。泊ったところは新館と銘打ってますが、朝食を戴いたところのほうが新しく感じました。
　ホテルから荷物を取り、駅前で県議会選挙運動中の候補者を横目で見て、JR佐貫駅発の常磐線で水戸に向かいます。

このJR佐貫駅。2020年に「JR竜ケ崎市駅」に変わるそうです。2017年ころから紆余曲折を経て検討した結果だとか。「JR佐貫町駅」というのも内房線にあるし、事情があるようです。
また、関東鉄道佐貫駅は名称はそのままの様です。

本日の策源地、水戸駅に向かいます。三度、水戸駅を利用する予定です。

以前も乗った水郡線に乗り換えます。

待ち合わせ停車時間にホームで撮影。

上菅谷駅。時間もないので駅外に出ていませんが、分岐駅なのに特に何もないようです。

沿線では「袋田の滝」が有名ですが、支線には特筆する名所はありません。

分岐を確かめようとしましたが、良く判らないうちに通過。分岐の延長線で矢祭まで行ったほうが、鉄道的には短距離のように思うのですが、色々と大人の事情もあるのでしょう。

あまり「かわい」い駅ではありませんでした。

私の好きな行き止まりも見えてきました。到着です。

常陸太田駅。やっと来れました。日程がタイトで飛行機の遅れで断念した前回(2017年11月)これなかった水郡線支線を完乗しました。

駅は2011年の完成。西山荘(水戸光圀公の隠居庵)を真似た建物だそうです。

こんなに大きな駅なのに夜間無人駅。

再び上菅谷駅に戻り、今度は乗換ます。構内踏切を渡って。

話は突然ジャンプします。
現在、「ひたちなか海浜鉄道」に乗車中。
実は、常磐線で水戸から勝田駅で乗換えるのですが、2分しか接続時間がありません。先発の特急ひたちが4分前に到着しており、追いかける普通列車はあまり眼中にないようでした。しっかり善後策として勝田駅前を11:30分に出る那珂湊駅前行きのバスを考えてました。
　勝田駅の構内図が事前確認できなかったのですが、着いてみると「ひたちなか海浜鉄道」は1番線、こちら下り普通は4番線でした。端と端でしたが走り出す人についていくと、何とか待ってくれて乗ることができました。
　先頭にいる「ちっちゃいお友達」は那珂湊駅で他のお客とともに降りていきました。

今回の旅でローカル私鉄5路線(関東鉄道2本、真岡鐡道、ひたちなか海浜鉄道、鹿島臨海鉄道)乗りましたが、海浜鉄道が一番保線状態が良いと思いました。(個人の感想です)

ちっちゃいベンチが在ったり。

こんな楽しい駅票を見ると降りてみたくなります。

高田鉄橋駅は…。

駅の上が鉄橋。

2両編成。あれ、列車のヘッドマークがしゃちほこ?。後で調べてみると東海交通事業(TKJ)から譲渡されたキハ11。

ここにもいました。全部で何両あるのか。

那珂湊駅では、ほとんどのお客がおりました。おさかな市場に行くのでしょうか。
残るは私と4人連れのおっさん達。ずいぶんと加齢臭が漂う車内になりました。

先頭には「お客様にお願い　車内が空いている場合はこの付近にお立ち入りにならないようご協力をお願いいたします」の張り紙があるので、遠慮します。

駅を出ると道路まで階段を上がる構造。

ハマギクとケイトウをデザインした駅票。

もうすぐ終点です。

思ったより味気ない印象の駅舎。

かっては臨時急行7両編成が停まっていた「あじがうら駅」。

乗ってきた気動車とステ撮り。

迷子にならぬよう、目的地を確かめます。あっちですね。思いのほか道が細く描いてありますが、大丈夫でしょうか。

途中、砂利道もありましたが海への近道の様です。

目的地が見えてきました。急な坂道でした。

目的地の入り口は、ぐるりと回らなければならぬようです。

やっと門にたどり着きました。見かけは豪華です。

階段上ってやっと入り口です。なんでも風水に凝っているようですが、バリアフリーではない。

結構掘られましたね。

下駄箱等は、空いていればいつも13番を利用しています。

源泉かけ流しの風呂を浴びて出た後、この施設の食堂で昼食にしましたが、季節外れもあるのでしょうが食事は失敗でした。他にも食事の店はある様で検討が足りませんでした。お風呂はよかった。

県道6号線だと思います。駅に戻ります。先ほどとは違う道を行きます。

坂道を歩いていると、神社が現れました。酒列磯前神社が近くにあると聞いてましたが、先日のお御籤「凶」以来、失礼しています。この神社は別の様です。

なんでも窪みがあるので掘ってみたら、ご神体が出てきたとか。それで「堀り出し神社」。

駅に戻ってきました。

駅内には発券機ぐらいしかありません。

元羽幌炭礦鉄道のキハ222。同鉄道廃止後、1970年にこちらでお世話になっていたそうです。このほかにも留萠鉄道(誤字ではありません)のキハ2000形も後ろにいました。
　何故、留萠鉄道の話をするかというと、この子会社(三和興業)がロータリー除雪鉄道車両の開発で1958年に運輸省から表彰を受け、かつ道路除雪車の開発を建設省北海道開発局から依頼されて制作した機械が、他社(国内大手重機メーカー)との性能比較で圧倒し、国から道路除雪専用車の開発を依頼されたとのことです。この時に工場を新設し、名前を「日本除雪機製作所」としました。
　最近、札幌の地下鉄車内吊り広告にNICHIJOという変わった名前の会社が掲載されてました。この会社が2018年に社名を変更したのでした。
　どうです、れいの日曜ドラマのようなお話ではありませんか。大手のメーカー相手に技術力で勝抜いてきたお話です。

折返しの電車が到着しました。この「ひたちなか海浜鉄道」２０２４年までにひたちなか海浜公園までの3キロ延伸する予定だそうです。期待してます。

当初の予定より一本早く乗ります。阿字ヶ浦からは私一人で出発しました。コロッケやリンゴ、ハートが付いていないつり革を見ると、ホットするやら寂しいやら。

水戸駅でお土産でもと物色しましたが、あまり購買意欲の湧くものがありません。駅の外へ散歩に出ます。明日は茨城県議会選挙の投票日で、駅前は遊説車が来ていてにぎやかです。

おー、立ち飲みがあるではありませんか。
寄ってみようか、酔ってみようか迷いました。
お昼の食事が芳しくなかったようで、御腹の具合がしっくりしません。減ってないし。

そこを横目に坂道を登り上を見ると、こんな鳥居が。

水戸東照宮とのことで、脚が嫌がるのでお参りしません。
一昨日のこともあるし…。

東照宮の下にはこんな商店街というか飲み屋街がありました。宮下銀座商店街とのこと。興味を持つ店が数々ありましたが、赤ちょうちんに灯がともるにはまだ早い。

高速を利用しない路線バスで早めに空港に向かいます。高速利用路線と乗場が違います。バス停を見つけるのが一苦労しました。
時間がかかって高速を利用しないのに100円高い。

空港でまた「常陸秋そば」を戴きました。来た時のようにエプロンを歩いて搭乗します。帰りは4割ぐらいの搭乗率。

さらば茨城の灯よ。今度は成田空港を利用します。やはり茨城空港は遠いと感じました。東京までバス賃500円は魅力ですが、１時間４０分は長いと思います。

機内で有料のお水と無料のキットカットを戴いて。

無事、予定通り北海道の地に着きました。

この旅行記へのコメント （2）

• S...t...e...Pha...n...i...Eさん 2018/12/31 12:38:59

  ひたちなか海浜鉄道!

  ザリさん、こんちには！
  
  関東私鉄の旅、楽しませていただきました♪
  前回の真岡鐵道もめっちゃよかったですが、ひたちなか海浜鉄道やっぱりいいですねぇ(*^^*)
  駅名標見てるだけで楽しめそうです。
  
  ｢ステ撮り｣バッチリですね~!！
  表紙のなんて電車もちゃんと映ってて。
  意外と一緒に撮るの難しいんですよね笑
  私の適当なのと全然ちがう。。。
  
  御神籤は残念でしたが、あれが出ることは珍しいから私は逆にラッキーやと思うようにしてますよ^^
  これがどん底やから運はこれから上がっていくはずです！
  来年の初詣の御神籤はいいのが出るといいですね☆
  
  今年はほんとうにお世話になりました！
  いろいろありましたが来年はザリさんご家族、北海道にとって良い一年になることを祈ってます。
  また来年もよろしくおねがいします^^
  よいお年を☆ミ
  
  ステファニー

  ザリガニ大王さん からの返信 2018/12/31 14:06:42

  Re: ひたちなか海浜鉄道!

  ひたちなか海浜鉄道湊線、絶対面白そうですよね。もう1日旅行を伸ばしたかった感じです。
  「ステ撮り」お褒めのお言葉を師匠から頂き、感激です。表紙は我ながら気に入ってます。あれだけスマホで撮りした。
  今年はもっと旅行する予定でしたが、色々と諸事があり出来ませんでした。話は酒の肴には困らぬほどです。考えてみれば、その辺りから凶だった様です。
  私的には、東北地方がやはり空気が合う様で、来年は何処へ行くか考慮中です。もっとも娘の応援で神戸に来月出かけます。娘が用事中に孫の面倒を見るのが目的ですが、嫁が京都に行くと頑張ってます。
  ステさんの来年のご活躍が楽しみです。