2018/12/14 - 2018/12/15
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タブラオさん
ふたご座流星群がピークの12月14日より1泊2日で、ドライブ友達と一緒に白川郷、白骨温泉、奈良井宿に行ってきました。
毎年のようにふたご座流星群を見に行っていますが、寒いのが難であるため、ちょっと知恵を絞ってみたところ、露天風呂に浸かりながら流星群を見るという名案が思い浮かびました。思い付いたら行くしかないということで、昨年、日帰り温泉に入ろう思い、目の前まで行って結局入れなかった「白骨温泉・泡の湯」に行くことにしました。
ただこれだけでは物足りないので、欲張りな私たちは、これに高山と白川郷をくっ付け、更に帰りは奈良井宿と岡谷市のプリンス&スカイラインミュウジアムに寄るというてんこ盛りスケジュールにしました。
結果どうだったかというと、流星群の方は露天風呂の灯りで残念ながら全然見えずでした。そのため服を着直して、マイナス7度の寒空の下、流星群を見ることに。それなりに見られましたが、結局30分も見ていられず、ちょっと残念なふたご座流星群鑑賞になってしまいました。
一方、泡の湯の混浴露天風呂の方は、お湯がとてもぬるく寒い思いをしましたが、その分長く浸かっていられ、まあこちらは満喫できたかなと。白濁硫黄泉だし、情緒豊かなその佇まいも気に入りましたので、次は暖かい季節にまた行きたいと思いました。
また、観光の方は、プリンス&スカイラインミュウジアムが冬季休業で入れなかったのは残念でしたが、白川郷といい奈良井宿といい期待通りの素晴らしい町並みを堪能することができました。
2日間の走行距離は約800キロ。人生初の雪上ドライブも体験でき、充実のドライブ旅行となりました。
1日目:早朝東京出発、高山経由で白川郷へ。白川郷観光。夕刻白骨温泉・泡の湯旅館着。泡の湯旅館泊。
2日目:白骨温泉より奈良井宿へ。途中、番所大滝見学。奈良井宿観光。甲府で夕食の後、帰京。
1日目の主なイベントは次の通りです:
●人生初の雪道ドライブ
●白川郷観光
●白骨温泉・泡の湯混浴露天風呂を満喫
●露天風呂で流星群鑑賞
●寒空の中、雪上で流星群鑑賞
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白川郷に昼前に着くことを目標に、早朝5:00に東京を出ました。雪で時間が掛かる可能性もあるため、進めるところはどんどん進み、伊奈ICを目指して中央道を西進しました。東京を出てからずっと快晴でしたが、諏訪辺りから天気が怪しくなり始めました。また山梨県を走っている間、雪は皆無でしたが、長野県に入った辺りから雪景色となりました。
東京から白川郷までは、私が運転しました。伊奈ICを降りて暫くは雪も全くありませんでしたが、山に近づくにつれ、一部凍結していたり、雪が積もっていたりで、峠道に入る頃には完全な雪道でした。人生初の雪上ドライブであったため、最初はおっかなびっくりでしたが、走っている内に次第に要領がわかってきて、雪上ドライブをそれなりに楽しむことができました。雪景色ってこんなに綺麗なんだと車を運転しながら思いましたが、いずれにしても、いい経験をさせてもらいました。
写真は、高山の町中です。高山には10:00前に着きましたが、白川郷で早めにランチを食べたかったため、高山では給油しただけで、そのまま通り抜けました。 -
白川郷には11:00前に着きました。ランチは、合掌造りで食べられるのが売りの「お食事処 いろり」に予約して行きました。少し早めでしたが、着いてすぐに食事にしました。
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「いろり」の建物の真ん前に駐車させていただいたばかりか、白川郷観光中もずっと車を置かせてもらいました。「いろり」は、お土産屋もやっていますが、白川郷観光の後にお土産を買ったのは言うまでもありません。
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目の前に囲炉裏のある席に通してもらいました。中を見る限り、特に合掌造りを意識させられるような造りではありませんでした。
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上が私が食べた「飛騨牛味噌陶板焼定食」で、下が友人が食べた「あげ焼き定食」です。お味は、まあそれなりでした。
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ランチの後、早速白川郷を歩いてみました。天気は、途中晴れ間が広がることもありましたが、基本雪が降ったり止んだりでした。氷点下であったため、池の水は凍っていました。
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白黒モノトーンの雪景色の中、遠くからオレンジ色が目立っていたため、何かと思って近づいたら、柿の木でした。実のついた柿の木に雪がかぶっている光景は、東京ではなかなか見られませんので、新鮮に感じました。色合いが綺麗でした。
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短い間でしたが、日が射していました。日が当たると雪に反射して、合掌造りの建物が一層素晴らしく見えました。
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途中、家の中を開放している合掌造りの民家があったため、せっかくですので中を見せてもらいました。長瀬家というお宅です。入場料は300円でした。
受付のおじさんに聞いたところ、そのおじさんも含め家族6人で、開放しているのとはまた別の部屋ではありますが、実際に住んでいるとのことでした。 -
中を見せてもらった「長瀬家」の外観です。木から落ちた雪に日の光が当たってとても綺麗でした。
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長瀬家の中です。仏間ですが、うちの実家にとても似ていてビックリしました。日本の古い家はみんなこんな感じなのかな?
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この日は雪で寒かったにもかかわらず、白川郷には大勢の観光客がいましたが、そのほとんどがアジアからの観光客でした。たまたま団体客が押し寄せていた時間帯に当たったのか、誇張抜きで、日本人観光客は1%以下でした。どこか違う国にでも来ているような感じでした。雪が珍しいのか、雪だるまを作ったり、はしゃいでいる姿を微笑ましくも思えました。長瀬家もご多分に洩れず、中は私たち以外全員アジア系の人たちでした。
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ストーブの前に集まって、皆さんでホッコリしているところ。外から中に入ってくると寒いとはそれほど感じませんでしたが、中は息が白くなる程の気温でした。
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1階は居住スペース、2階、3階は農機具やら養蚕用の器具やら雑多な生活用品が所狭しと置いてありました。天井はとても低く、背の高い人は頭が当たってしまう程でした。合掌造りでは釘は使われてないそうで、骨組みと骨組みが交差する部分は縄で巻いて補強してありました。
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4階部分もありましたが、立ち入り禁止となっていました。
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長瀬家からすぐのところにある、みたらし団子屋。注文するとその場で火で炙ってくれます。確か100円だったような。五平餅も売っていました。
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みたらし団子屋の前の合掌造りの小さな民家。前に立っている、かかしがカラフルで可愛らしい。
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3軒の合掌造りの民家が並んでいて、絵になっていました。みたらし団子屋の前から綺麗に撮れました。
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合掌造りの家は、雪との相性がいいようです。雪景色が似合います。
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クリスマスケーキの上に載っているお菓子の家みたい。
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この橋の向こうに大きな駐車場があり、観光バスで乗り付けた観光客が一斉にこちらに向かってきました。
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「たくさんの観光客が来てくれるのは、とても有り難いんだけどね~」
何をそんなに浮かない顔をしているのかな? -
白川郷が見渡せる展望台行きのシャトルバス。ランチを食べた「お食事処 いろり」のすぐそばにありました。私たちは自分の車で行きましたが。
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車を駐車場に停め、展望台に向かうと物凄い人が。
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この日のベストショット
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記念撮影用のスペースですが、学生風のお姉さんに「手持ちのスマホで撮ってあげますよ。でも1枚だけこのカメラで先に撮らせてもらっていいですか?」と言われ、せっかくですのでお願いしました。撮影後、その場を立ち去ろうとすると、何と今撮ったばかりなのに、プレートに入ったちょっと大きめの写真が出来上がっていて、「1,500円ですが、買いませんか?」と言われました。写真映りが良かったのと、買わずに自分の顔写真が捨てられるのも嫌なものだと思い、一瞬迷いましたが、買ったら思うつぼだと思いやめました。
上の写真ですが、顔を見せられないのは残念ですが、とても良い笑顔で写っていました(^_^) というのも、その学生風のお姉さん、この人ホントに日本人なのかと思うほど超愛想がなく、にこりともせず抑揚のない声で話します。そのお姉さんが、シャッターを切る時の掛け声を、「しらかわごー」「しらかわごー」と「ごー」をやけに強調して言うのですが、とても面白いことを、とても愛想のない顔して、とても無機質な通る声で言うものだから、可笑しくて可笑しくて、「ごー」「ごー」言われるたびに爆笑していまい…。お陰さまでこれまでにないくらい、良い笑顔の写真を3枚も撮ってもらいました。 -
展望台の駐車場に駐車してあった、「わ」ナンバーのカムリ2台。アジア系の方が運転してらっしゃいましたが、慣れない右ハンドルで慣れない雪道を走って大丈夫なのかなあ?と余計な心配をしてしまいました。雪道で余りすれ違いたくないかもです。
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白川郷からは、友人の運転で高山経由、白骨温泉に向かいました。友人に運転をバトンタッチしてからは、水を得た魚のように雪道をヒラリヒラリと疾走していきました。
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暗くなる前に何とか白骨温泉に着ければと思っていましたが、友人の華麗な運転のお陰であっという間に白骨温泉に着いてしまいました。
泊まったのは、混浴露天風呂で有名な「泡の湯旅館」です。昨年の10月にも日帰り温泉に入ろうと思い来ましたが、営業時間終了で入れなかったため、今回はその時のリベンジです。 -
最もベーシックな部屋と比べて、それほど値段が変わらなかったため、6畳間と8畳間の2部屋ある部屋にしました。写真は8畳間の方です。
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こちらは6畳間の方ですが、両部屋とも床暖房が効いていて快適でした。
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部屋からは混浴露天風呂の一部が見えました。
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夕食の時間までまだ充分に時間があったため、早速お風呂に入りました。写真は夜中の誰も入っていない時に撮ったものです。
内風呂は2つありました。右側は源泉そのままのお湯です。透明ですが硫黄臭がしました。難点は、源泉の温度が37度程度であるため、冬場だと冷たいくらいであることです。そのため広い源泉のお湯の方にはほとんど人は入っていませんでした。
一方、左側は40度程度に加温してあり、こちらは、私にはちょうど良い温度でしたが、身体が暖まる程の熱さはなく、露天風呂で冷えた身体を暖めるには不充分でした。その代わり、身体を洗うためのシャワーが、水圧も強くて熱湯が出るため、身体を暖めるためもっぱらこちらを使いました。どうせ加温するなら、せめて冬場だけでも、もうちょっと温度を高めにすればいいのにね。 -
内風呂から露天風呂に抜ける扉です。ここの露天風呂のいいところは、扉を開け階段を下ってそのままお湯に入れるところです。以前に入った乳頭温泉郷の鶴の湯温泉の場合、極寒の中を数メートル歩いて露天風呂まで行かなければなりませんでした。その間丸見えなのはともかく、とにかく寒い。その点、こちらの泡の湯は、男性も女性もそのまますぐにお湯に入れてGoodでした。
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泡の湯の混浴露天風呂です。誰も入っていないことを確認して撮りましたが、濃い白濁湯であるため、身体のラインも全く見えませんでした。夫婦またはカップルで入ってらっしゃる方がほとんどで、女性もたくさんいましたが、全く見えないため、混浴を意識することはありませんでした。
で、お湯の方はというと、白濁硫黄泉で私好みのお湯なんですが、ぬるいというより寒い! 37度の源泉のままなんですが、外は氷点下ですので当然お湯の温度はそれ以下。何ヵ所か熱いお湯が出ている所があり、その付近だけ少しだけ暖かいですが、それ以外はプールの水のような感じでした。露天風呂から内湯に移動する時、身体が外気に触れますが、震えが止まりませんでした。冷えきった身体で内湯に入りましたが、内湯でも身体が暖まることはなく、結局シャワーを浴びて身体を暖めたしたが、何とも滑稽な感じでした。
混浴露天風呂は、長く入っていても逆上せることはないため、結果的に何時間も入っていました。個人的にはそれなりに気に入りましたが、少なくとも冬場だけでももうちょっと加温した方がいいのではと思いました。 -
夕食は6時からでした。部屋食ではなく専用フロアの個室でいただきました。
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夕食会場はこんな感じの堀ごたつでした。
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この日の献立。種類も豊富で充分に満足できる内容でした。量的にもちょうど良かったです。写真左下はチーズホンデュです。旅館でチーズホンデュというのもなかなか斬新でした。
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献立表には黒毛和牛とありましたが、飛騨牛なのかな!? とてもまいう~でした。
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岩魚の塩焼きですが、肉厚があって食べごたえがありました。
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「とうじそば」というそうです。写真のかごにそばを入れて、つゆでちょっとゆがいて食べます。翌日、奈良井宿に行った時にもメニューにありましたので、この地域ではメジャーな食べ方のようです。食べ方はともかく、おそばのお味は良かったです。
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夕食の後は、お待ちかねの流星群鑑賞タイムです。混浴露天風呂に浸かりながら、8時頃から見始めました。周りには何組か同じ目的のカップルもいました。
で、どうだったかというと、露天風呂に電灯が何ヵ所かありましたが、眩しくて流れ星どころではありませんでした(TT) 結局小一時間眺めて、流星群のピークを迎える9時を前に真っ暗なところに車で移動することにしました。
視界の開けたところに車を停めて、雪の上で鑑賞しましたが、相当着込んで行ったものの、外はマイナス7度とか8度であったため、30分が限度。それなりには見られましたが、結局消化不良のまま終わりにしました。やっぱり、二兎を追う者は一兎をも得ずですね。
旅館に帰った後も、友人を部屋に残し、私一人混浴露天風呂で1時間くらい見てみました。いちゃつくカップルを横目に、粘って見ていましたが、結局1個見えただけでした。トホホ。 -
朝も7時過ぎから小一時間、露天風呂に入りました。気温は夜とそれほど変わらないはずなんですが、風がなかったためか、夜ほど寒く感じませんでした。結局、合計4回、時間にすると3時間から4時間お風呂に入っていたと思います。
写真は翌日の朝食です。夕食と同じ場所で食べました。8時半に食べましたが、和食だから消化が良いのか、昼過ぎにはしっかりランチが食べられたのは不思議です。 -
駐車場はこの通りカチカチに凍っていました。
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友人のチューンドカー。一体何馬力あるのだろ?
去年の10月にここまで車で来て、ちょうど同じ辺りに駐車しましたが、日帰り温泉の時間外であったため、残念ながら入れませんでした。今回はそのリベンジを果たし、混浴露天風呂を充分に満喫することができました(^_^) ここのお湯とか佇まいは気に入りましたので、今度は暖かい季節にまた行ってみたいと思いました。
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