2016/07/17 - 2016/07/25
28位(同エリア36件中)
tonaさん
キルケニー城を後にして、中世の街をのんびり散策
ジャイアンツコーズウェイ&ベルファスト
ゴールウェイ
アラン諸島
モハーの断崖&バレン高原
ダブリン
★キルケニー
★ダブリン→帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
PR
-
メイン通りのHigh Street
中世の建物にお花、お花、お花
これがキルケニーかぁ~
いいねいいね -
この辺りでランチにしよう
アイルランドはどこも食事がおいしくてついつい食べ過ぎ気味。ランチは軽めがいいな
メイン通り沿いのいい感じお店The Fig Treeへ
店内にはスコーン、焼き菓子が山積み、おいしそう~
1Fは満席。だめか~、っと思ったら2Fへご案内
アイルランドの店員さんはどこもテッキパキで欧州とは思えな~い -
店内(2F)
ごっつごつのスコーンにはたっぷりのクロデット・クリーム。うんうん、こうこなくっちゃ!
あとマフィンとタルトのいいとこどり、みたいなBakewellのStrawberry(写真奥)
上はサックサク、ホロホロ、中はマフィンよりしっとりしたアーモンド風味、中にいちごジャム。お~、おいしいっ! -
聖カニス大聖堂へ
-
看板の上に豚さん!
-
お花が続く街並み
心が潤う~
前方の紫色の壁は「Smithwick's Experience」
ビール醸造所で、見学もできるらしい
ダブリンにはギネス・ストアハウスっていう人気スポットもあったね。今回はどっちもスルーだけど、ビールの国だね~ -
聖カニス聖堂の案内表示
-
イチオシ
灰色の石壁に、一段と大振りのブーゲンビリア
なんて美しい静寂
聖堂はここの階段の先
一歩一歩中世へ・・・ -
白い雲の下、石の塀が張り巡らされた中にはグレーの石の重厚なラウンドタワー、そして聖堂
一瞬で中世の世界 -
シンプルなアーチの小さな門
アーチの付け根には顔が
表情は苦痛で歪んで見える
フランス、イタリアでは、魔除け・邪気を払うため、とも言われているレリーフが、ここケルトの国ではついつい「人頭信仰」「首狩り族」のイメージが先行しちゃう
そういえば、ハロウィンの起源は古代ケルトの風習で、カボチャはもともと生首(魔除け・記念品として家の扉、壁に飾った)だったね・・・
ホラーにならないのは、自然・巨人・妖精といったファンタジーに包まれているから、かな -
イチオシ
St.Canice’s Cathedral聖カニス大聖堂
起源は6世紀頃。現在の姿は1202年着工、1285年完成。聖カニスに献堂。初期ゴシック様式
町の語源の由来となった(キルケニーはゲール語でCill Chainnigh、聖カニスの教会という意味)聖堂。裏の墓地にケルト十字のお墓がある
ラウンドタワーは800-1100年の間に建てられたもので、キルケニーで最も古い建造物と言われている
門をくぐると、グレーの世界の足元に緑が広がる
ど~んと根元からど~んと精力的に空に伸びるラウンドタワーがすっごくいい聖カニス大聖堂 寺院・教会
-
装飾の少ないシンプルな聖堂、積み上げた大きさの違う石の1つ1つが見えるグレーの壁が暖かかみを感じる
鐘楼とも違う、大砲のようなフォルムのラウンドタワーも象さんの鼻のように何とも親しみやすくもある
さらにここは数少ない登れるタワー。登り口は地上2mくらいのところで、取り外しできそうな簡単な鉄の階段が渡してある -
ケルト十字を冠したナルティクスのような小さな建物の奥が入口(南翼廊の南)
「塔も登りたいのでセット券を」と言うと、
「塔は団体が入っているので、16時まで登れません」(今14:30頃)
え~!そんなぁ~。そういえば高校生くらいのグループがいたな・・・。一人くらい混じって登らせて・・・くれないのね。超残念だけど、仕方ない -
聖堂内(入場4.00eur)
-
身廊
広~い!アイルランドで2番目に長い大聖堂(1番はダブリンのSt. Patrick’s Cathedral)
大きく開いたアーチ、木造の天井は二重になった凝った作りで、美しい -
入口でもらった案内によれば、身廊の柱にグリーンマンがいるらしい
いたいた!
たいていオッサンだけど、ここのは聖歌隊の少年もしくは天使のよう -
こっちにもいるけど、グリーンマンじゃないね
-
西正面のアプシスから光が降り注ぐ
-
交差部の天井
初期ゴシックだけど、壁の厚さとかはどちらかといえばロマネスクが強い
けど、この美しいリブヴォールトはザ・ゴシックだね -
アプシス(後陣)のステンドグラス
-
翼廊
-
翼廊
巻き毛のおじさんレリーフ -
(写真なし)Tomb of Piers Butler and Margaret FitzGerald ピアーズ・バトラーと妻マーガレット・フィッツジェラルドのお墓(16世紀。南翼廊)
ピアーズの方は甲冑姿、妻の頭がちょっと変わってて、「眠れる森の美女」のマレフィセントっぽい。けど整然としてとても美しい。ちょっとびっくりなのは、二人ともばっちり目を開き、口元にはっきりと笑みを浮かべている。当時はこういうのが流行ってたのかね~
(写真)その横、壁際の石棺はピアーズの息子 James Butler, 9th Earl of Ormond and 2nd Earl of Ossory のお墓
1546年、ロンドンで謎の中毒死(真相は謎のまま)し、ロンドンの教会に埋葬されたけど、心臓はここに眠っているらしい
欧州の王家とかでたまにある「心臓は○○に埋葬」、とかってちょっとドキッとする。ま、聖人の聖遺物もあっちこちに分散したりしてるからあまり気にしないのかな -
聖歌隊席(1901年設置)、南側
四福音書記者のオーク製の彫像がある
こっちにはヨハネ=鷹、マルコ=獅子 -
アプシス(後陣)
祭壇前の床には4色の大理石製が。アイルランドの4つの州を表しているんだそう
コノハト州 コネマラの緑大理石
レンスター州 キルケニーの黒大理石
マンスター州 コークの赤大理石
アルスター州 アーマーの灰色大理石 -
聖歌隊席(1901年設置)、北側
前足をちょいっと上げたかわいいルカ=牛、マタイ=天使 -
聖歌隊席
フロントパネルにはアイルランド史の様々なシーンが彫られているらしい
おっ、ギネスハープを弾いているシーンだ! -
Lady Chapel(北翼廊の先)
この聖堂の最古の部分 -
Lady Chapel
アーチの付け根部分に顔のレリーフが、二人、ハート型になっていてかわいい -
ステンドグラス(Lady Chapel)
-
外に出て、ぐるっと散策
-
西正面の扉
もこもこの多弁型アーチがかわいい
その上のティンパヌムは、だいぶ痛んで剥落してしまっていて残念だけど、うっすら天使(たぶん)の姿も -
アーチの付け根には、すっかりおなじみになってきた顔レリーフがあって、ちょっとテンションUP
-
もちろん両サイド
-
北翼廊外観
-
ぐるっと裏へ回るとトイレがあって、わりときれいだった
-
傾いた墓石が、なんだか仲良くラウンドタワーを見上げているみたい
-
もうアーチと言えば、顔レリーフ、だね
-
一回りしたところで、大聖堂を後に
-
入ってきたのは小さな門だったけど、こっちが正面だね
ここから見ると、一気にバーンと測廊、右にタワーが視界に入って来て、ザ・聖堂、って感じ
タワーがど~んな小さな門からのビューも味があっていい -
次はBlack Abbeyへ
しっとりとした街並みが、心休まる素晴らしい風景だね -
正面に教会(St.Cannices Catholic Church)が。あれかと思ったら、「Black Abbeyは左」の案内板が
-
グレーの石畳、そこから繋がるようにグレーのアビー
清々しいくらいのグレー一色
修道院の前はガランとして誰もいない
モノクロの世界に、パッと咲く黄色のお花とラベンダー
まるでCG加工したような不思議な景色 -
Black Abbey ブラック・アビー
1225年、William Marshall,Earl of Pembrokeによって建てられた、ドミニコ派修道院。三位一体に献堂
ノルマン様式
ドミニコ修道士の制服、黒い外衣が名前の由来だそうブラック アビー 寺院・教会
-
バシリカ式の小さい堂内、と思ったら・・・
-
右手の大きく開いたアーチの先に、ど~んと広い南翼廊が広がる
-
アプシス
モダンなステンドグラスから光が降り注ぐ
見ると、光が幾重にも伸びているデザインで、まさにそこから眩しいくらいの光が -
Rosary Windowと呼ばれるステンドグラス(1892年)(南翼廊)
アイルランドで最も大きく、聖ロザリオの15のミステリーが描かれているんだそう
繊細で色鮮やか~ -
壁が厚く、窓の開口部にはロマネスク様式でお馴染みのエブラズマンが施されている
-
中心地に戻りつつ、最後のスポット
St. Mary’s Cathedral 聖マリア大聖堂
1842年、初期英国ゴシック様式 -
聖堂内
-
天井(アプシス)
美しく彩られている -
側廊
-
祭壇前の床のモザイク
Sのデザインがケルトっぽくってかわいい -
三位一体の鳩
-
後はの~んびりお散歩
立ち並ぶパブのテラスでは、コーヒーやギネスを傾ける人々で賑わっている
同じテラスでも、パリやフィレンツェといった街とは一味違う、グレーの石畳がぐっと落ち着いたしっとりした雰囲気 -
黒い看板には猫の絵、そして建物にKytelerの文字・・・。あっ!この街で一番有名なパブKyteler's Innだ!
14世紀に建てられた建物を利用したパブで、もとの所有者はアリス・キテラー。繰り返し(4回)裕福な男と結婚しては死なれ、資産を増やしたため、魔女として訴えられ、逃亡。彼女のメイドは1324年、アイルランド初の異端者として火あぶりにされた、んだそうキテラーズ イン 地元の料理
-
ストリート・ミュージシャンの奏でるギターがBGMな街歩き
パン屋さんや本屋さんや雑貨屋さんに入ったり
近郊にある行きたかったJerpoint Abbeyに足を延ばせないことなかったけど、そうするとキルケニーがきちきちになっちゃうので諦めた
たくさん巡るのもいいけど、気のままに街歩きすると、その街の空気感・風景が記憶に染み込んでいつまでも鮮やかに甦るんだよね
キルケニー、しっかり染み込んだね。本当~に美しい街で来てよかった! -
17:00発のBus Eireannバスで一路ダブリンへ
-
ダブリン帰着
お土産屋Carrollsへ行くと、広い店内にはアイルランドお土産がずらり
小ぶりな品が豊富でしばしお買い物 -
そろそろディナーにしよう
そういえまだテンプルバーに行ってなかった -
テンプルバー
すごい人・・・
歌舞伎町みたいな感じもしなくもなくって、なかなかお店が決められない。夜も遅いしなぁ・・・テンプルバー 散歩・街歩き
-
少し迷ったけど、ラストディナーは、おいしかった&のんびりできるホテルのレストランにしよう
ハーフペニー橋 建造物
-
ハーフペニー橋
遊園地のアトラクションへの階段みたい -
Knightsbridge Bar & Terrace
(Arlington Hotel O'Connell Bridgeの1F) -
ギネスwithブラックカラント、メインはゴートチーズのサラダ
姉は出発前に痛めたひざで道中大変だったけど、悪化しないで本当によかった~
よく頑張りました、乾杯!
ゴートチーズはサクサクのタルトの上に乗っていて、暖かくておいしい!
いや~、あっという間だったけど、大満足! -
お店を出たら、部屋へ直通なのがうれしい
アーリントン ホテル オコーネル ブリッジ ホテル
-
~お土産たち~
Shamrock shapedバタークッキ
" ショートブレッド
(Carrollsにて) -
~お土産たち~
ショッピング・バッグ
コースター
ショットグラス
(Carrollsにて) -
~お土産たち~
ソフトキャンディなど -
翌朝
フル・ブレックファースト(ホテル)
ついに来ちゃった、最終日
朝食から夕食まで、旅行でこんなにホテルでご飯を食べたのははじめて。連泊の余裕もあるけど、とにかくおいしいし、アクセス○だし、アーリントンホテル、大満足!
空港行きのバス停(Dublin Bus No.16)へ
空港まで約40分アーリントン ホテル オコーネル ブリッジ ホテル
-
Dublin Airport着
搭乗前に軽くランチ
ブルーベリー・マフィン、スコーンダブリン空港 (DUB) 空港
-
13:40 KL3158/AF8246 ダブリン発 アムステルダム行
16:15 アムステルダム着 -
~お土産たち~
Bewley's、Barry's の紅茶
スイーツ詰め合わせ
(空港にて) -
~お土産たち~
ギネスの靴下
(空港にて) -
~お土産たち~
ギネスの栓抜き、ボールペン
(空港にて) -
17:50 KL863 アムステルダム発
7/25(mon.)
12:00 成田着
海外へ行くと、バルセロナ、パリはもちろん、いつ何時もスリ・置き引き・ぼったくりetc.に「警戒モード」になる
けど、こんなにも警戒せず旅行できたのはアイルランドが初めてかも
移動中のバス・電車で眠らなかったのも初めて。それは窓に広がる景色が素晴らしかったから!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
tonaさんの関連旅行記
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
キルケニー(アイルランド) の人気ホテル
アイルランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
アイルランド最安
555円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
0
77