2022/07/09 - 2022/07/11
30位(同エリア36件中)
tanukkoさん
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アイルランドは20年ぶりの再訪です。留学中の友人を訪ねて約1週間。ドネゴール近くの荒涼とした風景と、自然の中で暮らす人々の姿は、東京で毎日長時間労働をしていた当時の私には衝撃的で、旅好きになったきっかけともいえます。当時は、まだ4トラが無かったので(昔の、細部を記録していない旅行記は書かないつもりです)、代わりに、少し長い週末の、慌ただしい旅行記をアップすることにします。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- エア・リンガス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今朝のブリュッセルは13℃くらいで、肌寒いくらい。いつものジャンパーを羽織ります。
今回はAer Lingus。前回行ったときはどうだったのかな?覚えていません。ロンドンまでヴァージンだったのは良く覚えています。久しぶりにスタアラではありません(この前のライアンエア & ITAがあるか)。Aer Lingusは「少し大きめのスーツケースを持ち込みしたいのなら有償」という、珍しい、しかし真っ当なラゲッジ政策を取っているため、スーツケースを預けます。チェックインとバッグドロップ、優先顧客分も含めて4つもカウンターがあるのは素晴らしい。色々なところが見習ってほしいです。それにしても、スーツケースの大きさの基準がキャリアによって、ほんの少しずつ違うのはどうにかならないのかな。 -
カウンターはちょっと隔離された端っこにあって、非シェンゲンだからかな、でも、ANAは同じエリアだったなあ、と思いながら手続。最近の空港の混乱っぷりを踏まえて、ブリュッセル空港からの推奨時間も見て(これ、良いですね)、2時間30分前には到着しています。それでも、今日のフライトは少し遅めなので、前泊無しで7時に家を出発、7時40分空港着。バッグドロップと手荷物検査はプライオリティレーンが使えないのもあり、そこそこ時間がかかりました。出国審査は、非EUパスポートの列の方が短い。「出国審査では、パスポートだけではなく、いつもIDも見せてくださいね」「は~い(この前の帰国の時、言われたっけ・・・?)」出国審査を抜けたのが8時45分くらいだったかな?
昨日の夕食が重めだったので、家ではコーヒーと果物しか口にしていません。さすがにお腹が空いてきて、ヒューガルテンとサラダ。11.3ユーロ。ちょっと空港価格。 -
何気なくJo Maloneを見ると、いつものシェンゲンエリアのお店よりコギレイな感じ。お姉さんが話しかけてきて、EU圏内の旅行なのに免税になると言う。「私、ブリュッセルに住んでいるのですが、それでも、ブリュッセル市内で買うより安くなるということですか?」「はい」不思議だな。荷物になると思いつつ、前から欲しかったセットがあったので、うっかり買ってしまう。搭乗口に向かおうとすると、「ダブリン~!ラストコール!」あれ?まだ時間あるよね?とりあえず、急ぐ。あとでゆっくり見たら、少し前に出発するライアンエアでした・・・。
優先搭乗は出来ないですが、皆より少し早めにスタンバイを始めたら、あっさり2番乗りくらいになれました。 -
ライアンエアは、ダブリンについてはシャルルロアだけではなく、ザベンタムからもあるんですね。本拠地だから?それなら、シャルルロアにまつわる色々微妙な点がなくなるから、ライアンでも良かったのかな?まあ、今回はエアリンガスに乗ってみたかったから、そのチョイスは無いのですが・・・。ところで、同じ行先に複数のキャリアが同じような時間に就航しているのはどうにかならないのですかね。せっかくなら、せめて2時間くらいズラしてくれた方が選択の幅が広がると思うのだけれど。両社とも一番需要の高いタイミングで飛ばしたいのは分かるのですが。
アトミウムなどを見ながら、あっという間に、北海上に出ます。 -
そして、あっという間に、英国が見えてきます。
今回調べてみると、エアリンガスは、フラッグキャリアと言いつつ、メジャーなアライアンスに入っていない、お水さえも配らないと、LCCとの中間くらいな位置づけにみられているのを知りました。しかし、一方で、フルキャリアもどんどんサービスを減らしていっているから、トラブルが発生しない分には(ここ重要)、違いは分かりづらくなっている気もします。搭乗券を印刷しておく必要がある(もしくはアプリを使う・・・アプリを沢山インストールしたくないのです)、マイルが貯められない、というのはプチストレス。 -
イギリス上空も足早に越えると、いよいよアイルランド!ゴルフ場がくっきり見えます。このコース、全般的に長めじゃない?
エアリンガスの荷物ルールですが、機内持ち込みを大きく制限していて、手持ちのバッグ以外は有償です。つまり、普通なら無償になりそうな小さ目スーツケースも有償。一方で、それをチェックインするのは無料です。大き目バッグ or ナップザックの機内持ち込みだけ、も有償なので、スーツケースを預けました。ちなみに、バッグやナップザックをチェックインするのは汚れてしまいそうなので、しません。 -
ダブリン空港、着陸!なんだか随分、米国のキャリアが多いな~。その後、行先案内を見ていても、空港内でアメリカ行きだけ特別扱いなのを見ても、それは感じました。英語が通じるし、大陸よりも近いものね~。
前々日に出張に行った上司が、空港がカオスってると言っていましたが、少なくとも、今日は、ブリュッセル・ダブリン共に平穏でした。 -
降りるときは沖止めです。後ろの方に座っていたから、ラッキー。定刻11:05に対し、実際には11:17に機外に出ていました。計画を立てているときには、うまくすれば11:30のバスを捕まえられないかな、、、などと皮算用していましたが、良く考えると入国審査もあれば、荷物のピックアップもあるのよね。相当スムースでしたが、それでも、全て終えたのは11:50くらいだったかな?日本人にとっては意外ともらいにくいであろうアイルランドのスタンプ、ゲット。
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バスの中でお腹が空くと嫌なので(車酔いの原因になる)、軽く食事をしておきます。「軽く」というのが難しいのよね~と思っていたら、「朝食のパーツのバラ売り」というなんとも斬新なメニューを発見。ハッシュドポテトとソーセージにギネス。ギネスはなかなか来ないな、あっ、私のギネス、忘れられていない?!とモヤっていると、美しい泡を作るために時間を置いているだけでした。スミマセン。そのかいあって、しっかりとした、素晴らしい泡です。
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バス乗り場までは、空港を出てから5分くらい歩きます。1人が2席使えるくらいの乗車率で、その場でチケットを買っている人もソコソコいました。動き出したところに走って来た人を救済しながら、12時30分、ほぼ定刻に出発。しばらくすると、ダブリン市内に入り、進みが遅くなります。リフィ川沿いは、近代的なオフィス及びアパートメントが並んでいて、ダブリンってこんな街だったっけ?!社名を見ながら、先程の空港の様子を思い返しつつ、アイルランドが米国企業の欧州主要拠点になっているのを実感します。
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ダブリンの街をかな~りノロノロ抜けると、その後は、高速道路を快調に進みます。少し薄めの緑の丘、アイルランドらしいな~と感じる。この写真、道路上の線のせいで、駐車場に車が止まっているかのように見えるかもしれませんが、対向車線越しに風景を撮ったら、車が1台映りこんだものです。
市内を通過しなければ30分以上はショートカット出来るはずです。ですが、空港と市内の両方でお客を拾って成り立たせているようなので、仕方ないのでしょうね。あと、フライトが遅延した場合には、2時間前であればバスの時間を変更可能、となっているのですが、2時間前に遅延が分かって新しい時間を決められるって、不可能とは言わないけれど、かなり大変。イマイチな設計です。 -
気持ち遅れ目にキルケニー着。色々調べているうちに、空港からの直行バスは、今日の宿のすぐ近くに止まることを発見。アタリをつけていた宿が少し町外れにあるのが気になっていたのですが、これを知って、最終決断しました。多くの人にはなんだか不便そうな場所なんですが・・・。この辺りも、ホテルやB&Bが多いから、いいのかな。
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スーツケースを引いて、2分で今日の宿、Rosquil Houseに到着。「こんにちは~」「今日は暖かくて、いい日ね」「荷物を置いたら、すぐにタクシーでニコラス・モスに行きたいです」「すぐというと・・・」「じゃあ、3時15分」「明日の朝食は、休日なので、少し遅いけれど、9時30分からね」「いや、それはちょっと遅すぎ・・・」「では、9時から」このすぐに時間変更してくるの、何なの。。。
あ、いい感じ。ネットで見たまま。しかし、道路側で、少し音がうるさい。でも、時間も無いし・・・、まずは出かけますか。 -
水回りもゆったり、バスタブもあります。
この宿、8月には閉めてしまうそうです。予約のしばらく後に知りました。このような場合、私は予約を止めてしまうことが多いです。閉めてしまうということで、色々な不具合が放置されたりしがちだし、そもそも閉業に至るのは経営に問題があることが多いと考えられるため。今回は、デポジットも払ってしまったし、リタイアのためということなので、あまり変なことは無いだろうと判断。結果としては、新しくはないけれど、どこもキレイでした。 -
デスクやソファはこんな感じ。お茶セットは、アイルランドにしては微妙でした。机の前に鏡があるのは便利です。
建物は売却できたようなので、誰かがリニューアルして再オープンさせるのでしょう。この規模だと、普通の住宅として住むには無理があります。隣の棟には、職住近接でオーナー家族が住んでいるのですが、どこかに引っ越すのだろうな。 -
3時10分には、もうタクシーが待っていてくれました。「ニコラス・モスだね」「運転手さんも、モスさんなんですね~」「ポピュラーな苗字かって、、どうかなあ。英語だとmoor(ピートの湿原)だよ」「今日は、いいお天気だね。楽しんで!」
15分程で到着しました。18ユーロ。迎車料金込かは不明です。ついに到着! -
さっそく店内に入ると、ニコラス・モスの食器が勢揃い!ちなみに、奥や2階には、ニコラス・モス以外の小物や調理器具等も様々置いてあります。B級品は、正直、品数が少なかったです。土曜は、作っているところはお休み。
こちらは新作のBlue Blooms(チューリップ柄)。 -
AppleにClematis。
今回の目的はボウルです。随分前から器はこれ以上増やさないと決めているのですが、ボウルだけ足りないため。後、日本で、麺類用のどんぶりと漆器を探すというミッションが残っているけれど。実際に来てみて分かるのは、すごく沢山種類があるように見えるけれど、Webに出ているのが全て。ずっと同じものを売っているのではなく、実は、それなりに廃番と新作発表をしている。よって、どの柄が好きか明確ならネットでOKとも言えるのですが、内側をベージュにしていたりしていなかったり、どの形を用意しているかなどが、柄によって微妙に違っていて、印象を左右します。この辺りを検討したい場合、実際に見た方が良いです。 -
8割くらい心を決めてから、休憩。ここでこんな大きなケーキを食べてしまうと、夕食に差し支えるのは分かっていたけれど、せっかくここまで来たしね・・・。ちなみに、カフェからはそれほど景色は眺められません。その代わり、歴代のコレクションが壁に飾ってあります。
Forget-me-notは、お花としては好きなのだけれど、これは、黄色の中心部に点を打ってあるのが、どうにも目玉親父(笑)のように感じてしまう。 -
結局、Clematisを買いました。これだけ交通費と労力をかけて、24ユーロの買い物ですが、良いのです。クロスもWebで見て気になっていたのですが、マシンプリントの感じが若干安っぽく感じ、購入に至らず。やっぱり、質感は実物チェックがいるなあ。
牛がノンビリとしています。この風景と表紙写真のそれが店の前に広がっていますが、想像しているよりは広くありませんでした。さっきから続けざまに「今日は良い天気だね」と言われて、そこまで晴れてるっけ、さすがアイルランド、ピーカンじゃなくてもOKとしているのかな、と思っていたのですが、急激に晴れてきました。 -
ニコラス・モスでどれくらい時間がかかるのか読めておらず、場合によっては閉店間際まで粘るかも?!と思っていたのですが、全体としては小ぶりで、まあ、あっという間でした。これなら、キルケニー市内も見れちゃうかな。さっきの運転手さんに教えてもらった番号にかけて(運転手さん自身にかかるのかと思ったら、タクシーのコールセンターに繋がった)、もう一度タクシーに来てもらって、今度はお城の前で落としてもらいます。14.8ユーロ。
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まずは、キルケニー・デザイン・センターをチェック。これはですね、アイルランドの民芸品・お土産をかなり気合を入れて集めたお店、として、相当レベルが高いです。ダブリンでも、ここと対抗できるのはKilkenny Shop(そういや、どうしてこのお店、こんな名前なんだろう)くらいではないでしょうか。このためにわざわざキルケニーに来る必要はありませんが、こういうのが好きな人が近くまで来るなら寄った方が良いです。
お城の前の芝生。こういう場所が町の真ん中にあるの、いいですね。 -
Butler House(当初、2泊目にしようと思っていた)のお花を見て、とりあえずミッションコンプリート感が出たところで、晩御飯の物色をします。ちょっと早めだけれど、今日の宿は街から少し距離があるので、一度戻って、また来るのはイヤだったのです。
うーん、街全体の雰囲気は悪くないのだけれど、少し寂し気。いや、人は沢山いるのですが・・・。なかなかこれだというのが見つからない。今日の天気ならテラスがいいけれど、テラス席は狭くて車道ギリギリのお店が多いのです。 -
結局、ネットでオススメしているのを読んだ「The Playwright」にします。St Kieran's Stは車侵入禁止になっていたのもチョイスの理由。テラス席、でも、通路に面していない、べスポジを取ったと思ったら、実は近くに、共用灰皿がある席でした。トホホ・・・。
「ビールのメニュー下さい」「ビールについては、メニューは無いのです。何が欲しいですか」「・・・えーと、じゃあ、Kilkennyで」今日のスープだけで満足です。 -
のんびりと町を歩いて帰ります。中心から15分くらいかかるかな。川の水面に、空と雲が映って、キレイ。これ、鏡の様じゃありませんか?
戻って、部屋が道路に面していて、ちょっとうるさいのを少しもにゃもにゃ言ってみるも、玉砕。まあ、今日は満室らしいから、20時近くに交渉しても負けるに決まってます。でも、「あなた、東京出身なら、そちらの方がうるさいんじゃない?」と言われたのはなんだかなあ。東京がうるさいのは、ここがうるさくて構わない理由にならないし、うち(東京の)は、駅にも、幹線道路にも近いけれど、静かですよ・・・。
お風呂に入って、まだまだ日は高かったけれど、沢山歩いたし、やることも無いので、ベッドに潜り込んでしまいます。夏のこの時期に旅行すると、夜の長さを持て余すなあ。
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