2018/11/13 - 2018/11/13
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j-ryuさん
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☆福島県の紅葉もいよいよ終盤になり、見頃は茨城県に隣接する県南部だけとなりました(撮影は11/13)
茨城県と隣接すると言っても太平洋側(いわき市)は常磐というくくりで、
内陸の久慈川流域は奥久慈というくくりで呼ばれます。
奥久慈という呼び方は福島県だけではなく、福島と茨城両県境付近の久慈川に沿う全地域を指し、
美しい渓谷や滝、温泉などに恵まれ両県で奥久慈県立自然公園に指定しています。
前の旅行記で紹介した滝川渓谷の次に訪れたのは北隣り塙町(はなわまち)の湯岐雷滝&不動滝。
どちらの滝も滝川渓谷に輪をかけて知名度はありませんが、福島県有数の美人滝です。
美人滝?
そんなカテゴリーがあるわけではありませんが、那智の滝や華厳の滝が豪快な美男滝だとしたら、
湯岐雷滝&不動滝はたおやかで流麗な美人滝です。
ジェンダー・フリーの時代にあまり適切な例えではないかも知れませんが
長年刷り込まれてきた“思い込み”は中々変えられませんね(^^);。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 1.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
☆観光Mapは福島県の公式観光案内『福島の旅』より。
http://www.tif.ne.jp/ -
☆矢祭町/滝川渓谷⇒塙町/湯岐雷滝 ルートMap
Googl Mapに加筆
https://www.google.com/maps/@36.8153698,140.470583,1129m/data=!3m1!1e3
滝川渓谷の入り口からは国道349号を
200mくらい矢祭町内方面に進んで東白川広域農道に右折します。
道なりにしばらく進むと再び国道349号線にぶつかるので右折します。
2kmくらい進んで県道111号線を“湯遊ランドはなわ”&湯岐温泉方面に左折します。 -
☆湯岐温泉(ゆじまたおんせん)の雷滝&不動滝 拡大ルートMap
Googl Mapに加筆
https://www.google.com/maps/@36.8153698,140.470583,1129m/data=!3m1!1e3
国道349号線から県道111号に入り1kmくらい進むと右手に
湯岐温泉街(3軒)入り口があります。
雷滝はその県道111号の10mくらい南(矢祭方面)の谷側にあります。
雷滝への降り口があり小さな手造り看板がありますが分かり難いかも。
入り口から4mほど下ると雷滝観瀑台があります。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
観瀑台には上下3ヶ所ビューポイントがり
こちらは下のビューポイントから望んだ雷滝です。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
今でこそ雷滝と呼ばれていますが、以前は名無し滝で平成16年に降り口が整備され、『雷滝』と命名されました。
写真一番上の2条の滝が雷滝の主滝で左手の滝が落差5m、右手の滝が落差10m。
主滝の下流にも渓流瀑があり、全体の落差は20m位あります。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
一番上の主滝だけ見ていると
どこが『かみなり』なんだろう?と思えますが
おそらく下流の渓流瀑を含めて見ると
雷(=稲妻)に見えるからではと思います。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
ちなみに、雷の光をどうして稲妻と言うのでしょう?
稲妻は、「稲の夫(つま)」の意味から生まれた語。 古代、稲の結実時期に雷が多いことから、雷光が稲を実らせるという信仰があった。 そのため、稲妻は「稲光」「稲魂」「稲交接」とも呼ばれ、頭に「稲」が付けられる。 稲妻の「つま」は、古くは夫婦や恋人が互いに相手を呼ぶ言葉で、男女関係なく「妻」「夫」ともに「つま」といった。(Web辞典より) -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
ちなみに雷滝は湯岐温泉を流れいる川ということもあり川の名は
湯川ですが、水温は普通の水温です。
川に温泉が流れているとは思えません。
そもそも湯岐温泉のお湯は36,7℃の微湯なので
流れ込んでいたとしても水温には影響しないと思います。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
こちらは真ん中のビューポイントからの眺めです。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
せっかくですからすぐ近くの湯岐温泉を簡単に紹介しましょう。
湯岐温泉の開湯は約500年前の1534年も前だそうで、
江戸時代から湯治湯として親しまれてきました。
温泉は36~38℃と微めでアルカリ単純泉です。
効能は神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進などにいいそうです。
湯岐温泉は3軒ですが、近くに遊湯ランドはなわ、志保の湯などがあります。
塙町役場HP
http://www.town.hanawa.fukushima.jp/view.rbz?cd=227 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
こちらは主滝に一番近いビューポイントからの眺めです。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
雷滝は基本的には観瀑台から見下ろします。
大きい声では言えませんが
柵を越え斜面を下り谷底にも降りられます。
しかし、谷底に降りると目障りになるので
他に見学者や撮影者がいないことがマナーです。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
上記のビューポイントから柵を越え
谷底に降りてきました。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
谷底に降りただけならビューポイントからの眺めと大差ありませんが
せっかく谷底まで降りたなら川を渡ってみましょう。
大雨後でもなければ水量が多い川ではないので
長靴で渡渉できます。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
2筋の主滝は落下地点に大岩があるので滝壺はありません。
下流の渓流瀑の落ち口までの間は流れの緩やかな淵になっています。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
川底の中ほどからの構図です。
右岸から左岸に進むに連れて
2筋の滝がだんだん重なって見えてきます。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
各自好みはあると思いますが
私的には2筋の滝の間が空いているより
少し重なるくらいがお気に入りです。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
さらに立つ位置を左岸寄りにすると
2筋滝の間が無くなります。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
雷滝は見る位置、角度などで同じ滝とは思えないほど
表情が変化します。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
渓流瀑の落ち口で
ここから下が落差10mほどの渓流瀑です。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
2筋の主滝と渓流瀑間は10mくらい離れているので
別々の滝と見なすのが普通ですが
雷滝は下流の渓流瀑を含めてこそ『かみなり』滝に見えます。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
左岸の落ち口ギリギリからの撮影です。
ここから下流は断崖なので全体を撮影する場合は
右岸に戻る必要があります。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
左岸を滝の真横まで進みます。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
滝の向こう明るい部分が県道111号です。
林に囲まれた崖下ということもあり
県道を走行していて滝はまったく見えないので
雷滝があること自体ほとんど知られていません。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
ほぼ真横からの構図です。
左岸滝横の斜面を登り滝の落ち口まで行くこともできますが
頑張ったほどの景色ではないので今回はスルーします。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
再び右岸側からの撮影です。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
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☆名残り紅葉の湯岐雷滝
今度は右岸の斜面を登ってみました。
右岸斜面から見る2筋の主滝は観瀑台から見た印象以上に
実際は離れています。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
右岸斜面から見る雷滝は2筋が離れすぎて
少し間が抜けた印象がします。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
2筋の間の大岩はこの位置からだと
ハート型に見えます。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
2筋の滝の右岸側の滝です。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
2筋の滝の左岸側の滝です。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
2筋の滝の左岸側の滝です。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
県道111号に復帰し、県道から2筋の主滝を見下ろしてみました。 -
☆名残り紅葉の湯岐雷滝
県道からは少ししか見えないので
やはり観瀑台や谷底から見た方が素敵です。
この後は同じ湯岐温泉地区にある湯岐不動滝に向かいます。 -
☆名残り紅葉の湯岐不動滝
雷滝から県道111号を塙町町内方面に500,600m進んだ
県道のすぐ右手に見えてるのが湯岐不動滝です。
ここも駐車場はないし県道111号は1車線だし
止める場所がほとんどありません。
不動滝より塙町内側に交互交通用の少し広めの
待避所があるのでそこに止めるのが無難です。
滝の全景を撮る場合は県道上かに三脚を据える必要があるので
交通には十分注意してください。 -
☆名残り紅葉の湯岐不動滝
湯岐不動滝は湯川に流れる支流にあり落差こそ20m近くありますが水量がとても少ない川(沢?)で迫力には欠けます(^^);。 -
☆名残り紅葉の湯岐不動滝
湯岐不動滝は3段になって流れ落ちています。
中段の滝は亀の甲羅のような岩盤を
水があみだクジのように流れ落ちています。 -
☆名残り紅葉の湯岐不動滝
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☆名残り紅葉の湯岐不動滝
中段の左岸から。 -
☆名残り紅葉の湯岐不動滝
これで◆晩秋の奥久慈・名残り紅葉の湯岐雷滝&不動滝はおしまいです。
いつも最後までご覧くださりありがとうございます。
そして『いいね』もありがとうございます。
では、また。 j-ryu
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