葉山女子旅きっぷで、関東ふれあいの道「佐島・大楠山のみち」を歩く

2018/12/01 - 2018/12/01

京急の葉山女子旅きっぷを使って、関東ふれあいの道「佐島・大楠山のみち」をハイキングしてきました。大楠山ではリスを見ることができてラッキー♪　海岸沿いの景色も良く、初心者向けの良いハイキングコースでした。
葉山女子旅きっぷは、ランチとおみやげもついて途中下車も可という、とてもお得感がある切符でした。

参考：
関東ふれあいの道　神奈川県コースマップ
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f160396/p393781.html

エリア 逗子・葉山(神奈川)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩

京急品川駅で、葉山女子旅きっぷを購入。品川から3,000円。自動券売機で買える。

10時半過ぎに新逗子駅に到着。

歩く前に早めのランチ。駅に近い「Seedling」というカフェ。女子旅きっぷで選べるのはお肉メイン、お魚メイン、野菜メインのセット3種類。私はお魚メインのセットを頼んだ。この日はタラのグリーンカレー。美味しかった～♪　レモンは無農薬で、全体的にヘルシーなメニュー。

ドリンクもついている。女子旅きっぷで選べる食事処は11時半からのところが多いけど、ここは9時半から使えるので、早めに食事をしたいときは便利だ。
この後、新逗子駅に戻って駅前のバス停からスタート地点に向かう。

スタート地点の大楠山入口交差点にある案内板。最寄りは大楠芦名口バス停なんだけど、女子旅きっぷのフリーエリアが少し手前の前田橋バス停までなので、ここで降りて歩いた。このときは火事があって道路が渋滞して、スタート時間は12時40分。

住宅街の道を登っていく。天気が良くて暖かいので、上着を脱いで歩く。

へっぴり坂。芦名側からのコースで一番傾斜が急な坂らしいけど、舗装されているし、距離も短いのでたいしたことはない。

猫に遭遇。キリっとした顔立ちの大きい猫だった。

途中、見晴らしの良いところに出た。

畑もある。道幅は広いし、舗装されている部分が多くて歩きやすい。道標もあって迷わず歩ける。

13時30分、大楠山山頂に到着。大楠山入り口から1時間弱。
展望台があって、子連れのハイカーも多い。

大楠山 自然・景勝地

展望台からの眺め。たぶん横須賀方面。
この展望台は骨組みだけで足元から下が見えるから、上のほうにいくとけっこう怖い。小さい子が平気で登っててお母さんのほうが怖がってたんだけど、私も怖くて一番上までは行けなかった。

油壷方面。良いお天気だけど、海のほうは霞んでいる。

大楠平方面。白い塔はレーダー雨量観測所。

大楠平の菜の花畑。まだ小さいけど、3月頃に咲くそうだ。

皇帝ダリヤが咲いていた。

ちらほら日本スイセンも咲き始めていた。

ここにも展望台があったので登ってみた。菜の花畑が上から見下ろせる。この展望台は建物で、足元から下が見えないので怖くない。単純に高いところが怖いわけじゃなくて、足元から下が見えると恐怖心がわくものなんだなあ。

サザンカの花。春の菜の花と秋のコスモスが有名だけど、他の時期でも何かしら咲いていそうだ。

下山は前田橋方面へ。こちらの道はずっと舗装されていない山道で、ハイキング気分も盛り上がる。

途中、リスがいた～～～～！！
写真は後ろ姿しか撮れなかったけど、ふさふさのしっぽが可愛い。手に何か持ってカリカリ食べていた。

前田川のところまで下りてきた。14時35分。ここから林道を歩いて、国道134号に出る。国道沿いはバスもたくさん走っているので、いつでもコースを切り上げられる。良い初心者向けコースだ。

立石公園。ぽこんと突き出ている岩が立石。空気の澄んでいる日なら背後に富士山が見えるそうで、安藤広重も浮世絵に描いた名所。

立石公園 公園・植物園

なかなか綺麗な海岸線。

立石と街並み。

磯まで下りられるところもあった。釣りをしている人や、磯遊びをしている家族連れがいた。

円乗院。境内から海が見える良い雰囲気のお寺。入口に「へちま加持の寺」という看板が立っている。中秋の名月の日に、へちまに願をかける行事なんだけど、このお寺では満月の夜にへちまを海に流すんだそう。

子産石。この秋谷と呼ばれる海岸周辺では球形の石がたくさん産出されて、「子産石」と呼ばれて安産のお守りにされているそうだ。

子産石 名所・史跡

長者ヶ崎と、背後に富士山のシルエット。今日は富士山は見えなかったと思うけど、夕方のシルエットだけ見える日なのかな。

長者ヶ崎の向かいの高台に建つ、葉山ホテル音羽ノ森。ここで女子旅きっぷのお土産チケットと引き換えに、チーズケーキをもらう。フロントのお姉さんが、保冷バッグに入ったチーズケーキをくれた。

葉山ホテル　音羽ノ森 宿・ホテル

これがお土産のチーズケーキ。真空パックに入って、直径12㎝。美味しい。

途中、海沿いの葉山公園に寄り道。

まだ16時過ぎだけど、もう日がだいぶ傾いている。

国道沿いの床屋さんにあった貼り紙。「ワカメパーマ始めました」「ジョンウンカット致します」ってこれは……？？？

葉山御用邸の脇の水路。右側が御用邸。夕日が差して綺麗だった。御用邸前の警備員さんは、道行く人に「こんにちは」と礼儀正しく挨拶していた。
この先の一色海岸バス停がコースの終点。新逗子駅までのバスは女子旅きっぷで乗れる。

女子旅きっぷは電車の途中下車も可なので（戻るのは不可）、品川へ戻る途中に生麦駅で下車してお風呂に入る。

お腹が空いたので、先に夕食。「味楽」という商店街のお蕎麦屋さん。まだ18時前だったんだけど、けっこう混んでいた。後から来た一人客と相席になった。土曜の夜なのでお酒を飲んでいる人も多くて、地元では人気のお店なのかな。

味楽 グルメ・レストラン

天ざる1,150円。天ぷらがサクサクで美味しかった。天つゆはゆず風味。値段もリーズナブル。

食後に朝日湯へ。立派な建物のレトロ銭湯。大人470円。銭湯だけど天然温泉がある。茶色いお湯ですごく温まった。女湯は印象派っぽい絵があって、タイルもレトロな洋風。ちょうど夕飯時だったからか空いていて、清潔感もあって良いところだった。

朝日湯 温泉