初！海外・家族旅行⑥　ブルージュ・ブリュッセル観光、そして帰国（７～９日目）

2017/07/26 - 2017/08/03

長男が6年生になったら、好きなところに連れて行ってあげる！との約束を果たすべく計画した夏休みの家族旅行。
長男の「イタリアでパスタが食べたい！」の一言で行き先はベルギーとイタリアの2カ国を回ることに。
父、母、小6長男、小2次男、年長三女の5人家族の初！海外家族旅行です。

旅行記第６弾で最後です。ブルージュに遊びに行ったり、ブリュッセルをプラプラしたりして、帰国の途へ着きました。
７～９日目（８月１日～３日　月～水曜日）
７日目　ブリュッセルでお土産を買い、ブルージュへ
８日目　ブリュッセルの街をプラプラ
　　　　　→　ブリュッセル空港
　　　　　→　ANA　NH232便　21:10発
9日目　成田空港　15:35着　

ちなみに、これがフォートラベルデビューです。記録を残すためにいままでの家族旅行を整理していこうと思っています。

エリア ブリュッセル(ベルギー)

ブリュッセルに帰ってきて、いよいよ帰国の日が近づいてきました。
ちょっと疲れてきたけど、やっぱりまだまだ旅は続けたいのが本音。
あと2日、楽しもう！

とはいえ、最後の2日に特に予定はなし。ブルージュに行こうか、くらいなので、みんなアパートメントでゆっくり。

子供たちがはまったケーブルテレビのアニメチャンネルでは「妖怪ウォッチ」もやっていて、みんな楽しんでいました。
フランス語の吹き替えで英語の字幕がついているので言葉は分からないけれど、日本で見たことがある話だから内容は分かってしまう、という。
フランス語を聞いて笑っているみたいで、面白かった。

Sweet Inn Apartment- Argent ホテル

なかなか動きださない子供たちをつついて、朝ご飯を食べに初日にも行った「Exki」へ。またもやチョコレートケーキを食べる子供たち。

近くの公園で遊んだり、観光地らしい（人が多い）グランプラスを見に行ったり、フリッツを食べたり、お土産を買ったり、ブリュッセルを楽しみます。
フリッツはいろんなお店で食べたけど、どこで食べてもおいしい！
フランスの首相も食べに来た有名店にも行きました。いつも行列なのに今日はなぜかお客は私たちだけで、お店の前でゆっくり食べることができました。

子供たちと父はアパートメントでゆっくりしたいと言うので、私だけ街歩き。「グラスホッパー」というおもちゃ屋さんでお土産を買ったり、「キプリング」を覗いたり、アパートメント近くの新しめの「ヌーヴ通り」をプラプラしてリエージュ風ワッフルを買ったり。
お昼ご飯はそのワッフルになりました。
ベルギーは、イタリアのような緊張感がなくて、私（女性）一人でものんびり街歩きができます。英語は完全に通じるし。
でも、グランプラス近くでは変なお兄さんに「ジャポネーゼ？こんにちは～」なんて付いて来られて少し怖かったので、一人で歩くのは明るい時間だけかな、なんて思いました。

さて、午後になってしまったので、ブルージュに行きましょう。
国鉄で1時間の旅です。
子供たちは移動にちょっと飽きていたけど、隣にかわいい赤ちゃんがいて和みながら、窓から見える牛を数えるという「牛大会」を開催して、あっという間の1時間。ブルージュに到着しました。

ブリュッセルはフランス語もオランダ語も英語もいける国際都市ですが、ブルージュは完全にオランダ語圏で、駅のトイレを使った時にはチップを受け取るお姉さんに「ダンクゥエル」と言われ、ちょっと嬉しかったかな。

ブルージュの街は、駅前はなんてことない地方都市だけれど、中心部にいくと運河があり教会があり、石畳の道が続いていて、とってもきれいな街です。
せっかくなので運河クルーズに乗ります。
乗り場は複数あるけど、どこから乗っても同じ料金だし、同じコースを通るらしいし、場所によっては並んでいるところもあるので、プラプラ街歩きしながら空いている乗り場を探すといいかもです。
ただ、終わる時間が意外と早いらしく（観光客の数にもよるのだろうけど）私たちが行ったのが3時ごろで、もう最後のグループね、って感じだったので、ブルージュは早めの時間から楽しむ街かな、なんて思いました。

私たちは街の中にずっと入って、聖母教会を過ぎてレース製の地図が置いてある近くの乗り場へ行きました。
かっこいい若いお姉さんが船を出してくれました。

聖母教会 (ブルージュ) 寺院・教会

運河から見るブルージュの街もとってもきれい。
お姉さんの案内はオランダ訛りの英語なので、ところどころしか理解できないけれど、街を見ているだけでのんびりできる時間でした。

船を降りてからは、ブルグ広場やマルクト広場まで歩いてチョコレート屋さんを覗いたりしました。
「メリッサ」というレース屋さんも行きました。
私たちがお店に入ると、「日本の方？私日本の本に出ているのよ。」と英語で話しかけてくれて、「aruco」を見せてくれました。そう、それを見てここに来たのよー、なんてお話ししながら、新作のレースを数枚買いました。

夕食どきなので、チョコレート屋さんのお姉さんに教えてもらったレストランに行くと、なんと満席！チョコレート屋さんでは電話しておくよ、と言ってくれたのに断ったんだよなあ。そういうご厚意は受けておくべきですね。
調べてみると火曜日がお休みのお店が多いらしく（それでクルーズも早々と店じまいだったのかも…。）、探しても探しても夕食が食べられるレストランが見つかりません。
仕方なくブリュッセルに帰ることにします。

ダイフェル運河岸の蚤の市 市場

列車の中では旅の最後の夜にふさわしいレストランはないか、と父と母は検索大会。子供たちはずいぶん疲れたらしく、静かに車窓を眺めています。

ブリュッセルに到着し、まず1件目。しかし、評判がいいだけあって、満席。
次行ってみよー！
もう1件はグランプラスの近くだし、たくさんのガイドブックに載っているから、外れではないだろうけどどうなのかな、と不安もあった「シェ　パトリック」へ行ってみます。

すると、すんなり座れて、日本語のメニューも出てきてホッとしました。でも、いかにも観光地のレストランっぽくて半分不安もかすめます。

ところが…ここ、本当におすすめです！
まず、ビールがおいしい。そして、料理もおいしい！
さらに、スタッフが親切！
子供が疲れ気味で不機嫌、というのを察してか、通りかかるたびに背中をツンツンしたり、耳を引っ張ったり、話しかけてくれたり…。
ヨーロッパは食事が出てくるのが遅いので、子供は飽きちゃったりすることもあるけれど、3人ともキャッキャと喜びながら待つことができて、食事もおいしくいただきました。
ベルギーの人たちのホスピタリティを感じ、これまでの旅の楽しい思い出も重なって、感動的な食事になりました。

夏で日が長いベルギーですが、さすがに21時を過ぎると暗くなってきます。
食事を終えて、グランプラスに行ってみると…。

うわ～～～～、きれい！
いつもは走り回っている子供たちも、あまりのきれいさに足を止めて見上げ、なんならゴロン、と転がってしまいそうでした。（事実、ゴロンと寝転がって見ている大人も結構いました。）
世界で一番美しい広場、本当です。

グランプラス 広場・公園

いよいよ最終日になってしまいました。
みんなゆったりと朝を過ごします。

子供たちは相変わらずのんびりテレビを見ているので、父と母は近くのスーパー「DELHAIZE」に行って、朝食のサラダや、お土産用のフリッツ用のソースやチョコ、ワッフルを買いました。

急いで朝食を食べて、もうチェックアウトの時間。
次男坊は「帰りたくない」とゴネます。分るよ～。

Sweet Inn Apartment- Argent ホテル

まずは駅に向かいコインロッカーに荷物を入れました。
昔は有人の荷物預け所があったらしいのですが、今はコインロッカーのみ。
大きなサイズもたくさん数がありましたが、結構埋まっていました。
駅の地下ですが、表示がちゃんとあるので迷いません。
明るくて使用する人も多く、怖い感じはありませんでした。（時間帯によるかもしれませんが。）

まずは、おいしいものを食べよう！とフリッツとフリカンデールを食べます。フリカンデールはオランダでよく食べるそうですが、ソーセージのようなサラミのようなものを揚げた食べ物で、私はオランダに行って以来、大好物なのです。ブリュッセルで食べられると知って感激でした。しかも、おいしかった～！

ワッフルは有名店「DANDOY」で。二階のティールームに上がります。お昼前で時間が早かったからか、すんなり席に座れました。
ブリュッセル風とリエージュ風があるので、両方いただきましょう。
私はブリュッセル風の方が好みかな。
ここのスタッフさんもフレンドリーで子供に優しい。
子供たちはニコニコでワッフルを楽しみました。

隣に座った家族が関西弁の日本の方で、お互いに顔を見合わせちょっと嬉しくなったのでした。

メゾンダンドワ ティールーム&ワッフル スイーツ

あとはチョコレート屋さんで自分用のチョコレートを。
ゴディバ　→　日本でも買えるから、と寄りませんでした。後で激しく後悔。
ピエールマルコリーニ　→　とても安くて感激し、大人買いしました。マカロンも売ってます。（当時は日本では売っていなかった。）やっぱりおいしい。
レオニダス　→　街中にお店がたくさんあって、地元の人も愛用しているのがよく分かります。日本でも安いと思うのに、こちらだとさらに安い！そしておいしい。大好きです。
ノイハウス　→　これも日本で買えるけど、やっぱりたくさん買っちゃいました。
マリー　→　ちょっと好みのものが見当たらず、買いませんでした。チョコレートスプレッドを買えば良かった！
コルネ　→　グランプラスの「ガレー」の並びにあるお店。あまり日本で見かけないので、ここのチョコレートをお土産にしたのです、が…。
ここの店員さんが一番感じ悪かった。試食よ、とガンガン食べさせて、「買っていくよね」オーラを出し、会計ではすんごく嫌な感じ。「これも買わない？いるの？いらないの？はっきりして！（イライラ）」みたいな。観光客（日本人）を馬鹿にしてるのかな、と思いました。チョコレートはおいしかったけど、二度と行かない。素直にゴディバや隣のガレーにしておけばよかった…（泣）

気を取り直して、大量のチョコレートを持って、暇つぶしに王宮のほうへ行きました。

ブリュッセル公園 広場・公園

広い公園があって、やっぱり子供たちは走る。
まあ、これからロングフライトが待ってますから、ちょうどいいかもしれませんね。

それでも時間があるので、王宮近くの「楽器博物館」へ（トイレを借りに）行きました。すると、なぜか今日はチケットフリーの日で、みんなタダで入れました。
期待していなかったけど、思ったより面白く、ゆっくりできました。
（写真なし）

ちょうど空港に行く時間になり、荷物をピックアップして空港へ。
空港は思っていたより空いていたのでスムーズに手続きが進み（残念ながらアップグレードはなし）、乗り口近くのフードコートでビールを飲んで名残を惜しみました。
（写真なし）

帰りの飛行機は女子チームはひたすら寝て、男子チームはひたすらゲーム（機内食は2回ともパス！）で日本に帰ってきたのでした。

長かったけど、短かった～。
子連れの5人家族で海外旅行ってどうなるの？と思ったけれど、皆さん家族連れにとても好意的で、安心して旅行ができました。意外と何とかなるもんだ！

ブリュッセル公園 広場・公園

旅行記を書いて思いました。
写真が少ない！
特に、食事の写真が。食べるのに精いっぱいで…。

こんな旅行記、読んでくださってありがとうございます。

まとめていて旅の楽しい気持ちがよみがえりました。
旅行記書くって、いいですね。
これからもどんどん家族旅行をまとめていこうと思います。

機会がありましたら、また読んでくださいね。

成田空港第1ターミナル 空港