2018/09/10 - 2018/09/10
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serresさん
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2018年もまたイタリアを旅行してきました。
去年、おととしに続いて、ついに3年連続でのイタリアとなってしまいました。イタリアが似合うような明るい人間ではないので、自分でも不思議なくらいです。
今回の旅では去年以上に南下して、ナポリとその周辺の観光をメインにした行程を組みました。過去2年の旅では、ナポリ=治安が悪いというイメージが強かったために、避けていました。ところが、前回の旅行でカゼルタに向かい際に、ナポリの駅に降り立ってから、どうにもナポリが気になって仕方ない状態に。
というわけで、ナポリ5泊とローマ4泊の計9泊11日の日程を組み、ナポリ重視の旅行をしてきました。一人旅なので超マイペースな内容ですが、どうかお付き合いください。日程、訪れた場所は以下の通りです。
【日程】
9月4日(火):成田→ローマ
9月5日(水):ローマ(カラカラ浴場)
9月6日(木):ナポリ(国立考古学博物館)
9月7日(金):ナポリ(国立カポディモンテ美術館)
9月8日(土):カゼルタ
9月9日(日):ナポリ(国立サンマルティーノ美術館、王宮)
☆9月10日(月):エルコラーノ
9月11日(火):ローマ(サンピエトロ広場)
9月12日(水):ローマ(パンテオン周辺散策)
9月13日(木):ローマ→成田
9月14日(金):成田
☆ナポリ滞在最終日の、9月10日(月)はエルコラーノを訪れました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9月11日(月)
ナポリ滞在最終日は、エルコラーノ遺跡にやってきました。
この日は、古代遺跡を見物する日と決めていましたが、さすがは遺跡いっぱいのイタリア。ポンペイ、パエストゥム、エルコラーノと見どころが目白押し。
初めは、パエストゥムが最有力候補でした。ところが、無人駅かつ駅から遺跡までの道のりが遠そうだったので、次回(があれば)に残しておくことにしました。
結局のところ、最も歩く距離が少なそうな、エルコラーノを選びました。ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ アヌンツィアータの遺跡地域 史跡・遺跡
-
エルコラーノへは、ポンペイと同じく、ヴェスヴィオ周遊鉄道でアクセス可能。
ヴェスヴィオ周遊鉄道といえば、車内が古く、雰囲気が悪いというネガティブな評判をどこかで見聞きしていたので、恐る恐る駅へと向かいました。また、始発駅から乗車しないと座れないという噂から、始発のノラーナ駅から乗車することに。 -
ノラーナ駅はナポリ中央駅からも徒歩圏内でした。徒歩10分程度でしょうか。
ナポリ中央駅からは大勢の人が乗り込んできたので、始発から乗って大正解だったと思いました。空いていた座席は、ナポリ中央駅で即座に埋まり、乗車口付近もぎゅう詰状態。カオス列車でした。 -
駅や車内はお世辞にも明るいとは言えない雰囲気でした。
車体は古く、冷房も効いておらず。乗客は観光シーズンのため、地元民以上に、観光客多めでした。ただ、全体の雰囲気としてトレニタリアの普通列車(古めの車体)と、そう変わらない気もしました。 -
車内の治安が不安だったので、感じの良さそうなおば様の近くに座ることに。
おば様に「この列車はエルコラーノ行であっている?」と確認のため尋ねてみると、同じ駅で降りるとのこと。
エルコラーノの一駅手前に到着したときに、おば様が席を立って降りる準備をするようにと、声をかけてくださりました。
おば様のおかげで大混雑の列車から無事に脱出することができました。一人だったら、降りれないうちに列車の扉が閉まっていたかもしれません。
念押しのための質問が功を奏しました。 -
さらに幸運が続きます。
下調べもろくにせず、エルコラーノにやってきた私。
遺跡までの道のりも、駅前から延びる道をまっすぐ進む、というガイドブックのざっくりとした説明を頭に入れてきたくらい。正直、遺跡にたどり着けるのか不安になってました。
が、先のおば様が遺跡と同じ方面に行くから、と途中まで案内してくださったのです。別れる際も、この道をまっすぐだから、とジェスチャーで教えてくれ、本当に助かりました。ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ アヌンツィアータの遺跡地域 史跡・遺跡
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遺跡とは関係ない話が随分と長引いてしまいました。ここから、遺跡本体の話へ。
といっても、遺跡うんちく情報は皆無だと思って読み進めてくださいね。
ビジターセンターでは遺跡の地図と遺跡の見どころ解説冊子が無料でもらえます。
残念ながら、私が唯一わずかに解読できる外国語の、英語版の解説は品切れ。仕方なしに、第二外国語で選択してもいないのにフランス語版を入手。
パラパラと眺めただけですが、この冊子があれば、各見どころの基本情報は十分に得られそうでした。(読めていないので、断言できませんが…) -
博物館で見られるものと比べると、保存状態は劣るものの、鮮烈な赤色が保たれていることに驚かされます。
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基本的には炎天下にさらされ続けるのが遺跡。でも、ちょっとした日陰に入ると涼しいのが救いです。
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さりげなく色とりどりの石を並べて、しゃれた床模様が出来上がっていました。
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そう言えば、ビジターセンターで遺跡の地図を見つけ、手に取ろうとしたとき…
どこからともなく日本語が。加えて、どうやら私に向かって。
一体何事!?と驚きつつ声の方を向くと、遺跡のガイドをしているというイタリア人女性が、流暢な日本語で私に話しかけてきたのです。
ガイドの女性はナポリの大学で日本語を専攻されていたとのこと。
まさか、日本人観光客が少なそうなエルコラーノ遺跡で、日本語を話せる現地人に遭遇するとは、全く考えていなかったので驚きました。 -
ちょっと話しがそれましたが。
水道管まで残っていていました。こうゆうのを目の当たりにすると、古代人も現代人と同じように生活していたことが、よ~く伝わってきます。 -
オリーブオイルを入れていたという壺が並んでいます。おままごと出来そうですね。
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古代ローマ世界に迷い込んでしまった人々。
そういえば、遺跡に来ている見学者のほとんどが欧米系の方でした。日本人はというと、カップル(たぶん)1組に遭遇したのみ。ポンペイに行けばそれなりに日本人がいるのでしょうか。
たしかに、ポンペイのメジャー度合いに比べると、エルコラーノはマイナーな感じがするのは否めませんからね。 -
エルコラーノの街の商店はお昼休みが長いようです。
エルコラーノ駅から遺跡までの道沿いは、午前中は確かに多くのお店が開いていて、人出も多く賑やかでした。しかし、午後になると開いている飲食店もまばら。朝の賑わいは何だったのだろうと思うほどでした。
駅までの道のりで食事をする場合は、時間帯に気を付けた方が良さそうです。 -
階段を下りて、これまで歩いた住宅地より、低い地点に来ました。
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あ、どうも。今日も暑いのにお疲れ様です。
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石がにょきにょき生えてますが。何に使われていた石なのでしょうか。
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遺跡の一番下に降りた場所から、遺跡に入るまでの道のりを見上げてみると、火山灰によって遺跡が深く埋もれていたことが分かります。
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他の建物とは少し様子が違います。壁にくぼみがあり、手前には捧げものを乗せるような台が設けられています。
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立ち並ぶ柱には、元通りにするための継ぎ目が見られますね。
遺跡内では、修復?発掘??作業の現場に何度も遭遇しました。いくら「遺」物とはいえ、ほったらかしのままでは見学できる状態を維持できないのでしょうね。
こんな遺跡がそこかしこに残るイタリア。そりゃ文化的予算がいくらあっても足りないですよね。日本からの旅行客としては、イタリアは歴史的な見どころが無数あるからこそ魅力的に感じられますが、税金を使われる側のイタリア国民の立場だったらどうでしょうか… -
壁に施された赤や青の彩色が本当に鮮やか。こんなに豪華な壁画が施されているあたり、お金持ちが住んでいた家なのでしょうね。
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ぽっこり半円ドームが突き出ている所は浴場だそう。浴場と聞いたら、風呂好きの日本人としては、見学せずにはいられません。
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浴場の壁には、衣服を置くための棚が設置されていました。こういうものを目にすると、日本の銭湯と変わらなくて、古代ローマ時代がぐっと身近に感じられます。
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浴槽らしきものはなかったので、スチーム式のお風呂だったのでしょう。
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日差しに耐え切れなくなったら、室内に入って涼むの繰り返し。夏場の遺跡見物は、想像以上に過酷です。ポンペイに行かなくってよかった~とつくづく感じました。
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遺跡の目と鼻の先に、ごくごく普通の住居が立ち並んでいます。洗濯物がはためいて生活感に溢れているのが、なんとも南イタリアらしい印象。
ここに住んだら、毎日遺跡ビューが楽しめますね。
(毎日こんな景色を目にする生活って一体どんな感じなのでしょう?) -
太陽との戦いを制し、エルコラーノ見学終結。
遺跡の観光にどのくらい時間がかかるか見当がつかず、丸1日がかりでの観光になるのではと覚悟していました。
実際に訪れてみると、遺跡だけどコンパクトに見どころが凝縮されている、という印象を受けました。散り散りになった見どころを求めて、広大な敷地を歩き回るタイプの場所ではなく、決まった範囲内をぐるりと巡るという感じでした。
半日あれば、隅々まで十分に見学可能ではないでしょうか。丸々1日かかると想定すると、時間を持て余してしまうかもしれません。(←私が該当)
ナポリから気軽に訪れやすい遺跡なので、遺跡を見ておきたいけどポンペイに行くほどでも…、という方にはお勧めです。ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ アヌンツィアータの遺跡地域 史跡・遺跡
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【おまけのスフォリアテッラ情報】
ナポリ名菓のひとつスフォリアテッラの感想をまたまた述べたいと思います。
こちらの写真は、ホテル脇のお菓子屋さんで購入したもの。明らかに地元民向けの店で、1.2ユーロという破格のお値段でした。
味はというと…。
長いことショーケースに置かれていたようで、生温さを通り越して冷め切っていました。以前の旅行記で苦手と書いた、あのオレンジの花の香りが強烈すぎました。
グランド・ヨーロッパホテルに滞在される方は1度くらいは利用してもいいかも。でも、他のホテルに滞在される方が、わざわざ行って食べるような価値はないというのが正直な感想です。 -
で、こちらの写真はナポリ中央駅構内や地下鉄ガリバルディ駅に店舗がある、Eccellenze della Costieraというお店のスフォリアテッラです。
私は中央駅の店舗を利用しました。旅行者も多い場所なので気軽に入りやすい雰囲気です。デパ地下を彷彿とさせるお菓子のディスプレイに、思わずテンションが上がってしまいます。
余談ですが、調べていたら、ローマのテルミニ駅にもお店があるみたいです。
(何度も利用したのに、気が付きませんでした。)
で、こちらのスフォリアテッラなのですが、今回のナポリ滞在中に購入したものの中で、断トツで美味しかったです。本当に断トツです。値段は確か1.7ユーロ。
まず、オレンジの花の香りが薄い(しない?)ので、チーズとオレンジの皮の風味を邪魔されることなく味わえます。そして、とても繊細な皮のパリパリ感が、たまりません。硬すぎずやわらかすぎない、クロワッサンとも異なる絶妙な食感です。
朝にはいっぱい並んでいたはずのショーケースも、夕方に覗くと品薄状態になっていました。スフォリアテッラ以外のお菓子も充実しているので、出来るだけ早い時間に訪れるのが良さそうです。
おまけの話が長くなりましたが、これにてナポリ編の旅行記は完結。
次はローマ編となります。
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