2018/08/18 - 2018/08/26
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まるみさん
数年前にヒースロー経由でドイツを旅行したときには、イギリスのポンド紙幣を使うことがありませんでした。私たちがポンド紙幣を使って買い物をしないでいるうちに、イギリスでは新ポンド紙幣に変わってしまっていました。しかも、旧ポンド紙幣はもはや使用できなくなってしまっていました。
はて、「私たちが持っている旧ポンド紙幣はどうなるの?」と不安に思っていたところ、夫のガンモが「イングランド銀行に行けば、旧ポンド紙幣を新ポンド紙幣に替えてくれるらしい」と調べてくれました。イングランド銀行は、日本で言うと、日本銀行に相当する銀行です。
ちなみに、イギリスにはBank Holidayという祝日があります。英会話を習っているイギリス人講師によると、イングランド銀行が休みのときには、企業は営業できなくなるほどイングランド銀行が影響を与えていた時代があったことから生まれた祝日だそうです。
というわけで、リバプールからロンドンに着いて、ロンドンでの宿泊先に荷物を置くや否や、旧ポンド紙幣を持ってtube(ロンドン地下鉄)に乗り込み、イングランド銀行へと向かいました。
なお、このアルバムは、ガンまる日記:イングランド銀行で旧紙幣を新紙幣に両替してもらうミッション[http://marumi.tea-nifty.com/gammaru/2018/08/post-0fcc.html]とリンクしています。詳細については、そちらをご覧くだされば幸いです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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これらが、私たちが持っていた旧ポンド紙幣。イングランド銀行に行けば、この旧ポンド紙幣を新ポンド紙幣に替えてくれる。
英会話を習っているイギリス人講師によれば、イギリスではセキュリティ強化のため、何年かごとに紙幣を新しくしているそうだ。 -
実は、しばらく使っていなかったのは旧ポンド紙幣だけではなく、ロンドンで使えるICカードのoyster card(オイスターカード)も同様だった。おそらく、かれこれ十年ほど使っていない。
最近のoyster cardはBrit Railでも使えるようになっているようで、oyster cardにBrit Railのマークも並べられているが、私たちが使い始めた頃はtube(ロンドン地下鉄)だけだったので、tubeのマークしかない。
インターネットでの情報によると、数年程度でチャージ分が失効すると書かれているサイトもあった。それなら、top upしようとしてエラーになるかもしれないと覚悟しつつ、tubeの駅に向かった。 -
宿泊していたユーストンの街並み。
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住宅街のようだ。
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さて、tubeの駅に到着。恐る恐る、十年ほど使っていなかったoyster cardをチャージ機で確認してみる。
あれれ? 失効していない。問題なく使えそうだ。ということで、この古いoyster cardにtop upしてtubeの改札をくぐった。 -
tubeの運行状況。どの路線も問題なく運行しているようだ。
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宿泊先はEUSTON(ユーストン)だったが、宿泊施設から何も考えずに歩いていたら、Central線のEUSTON SQUARE駅に着いてしまった。これからイングランド銀行のあるBANK駅に向かうわけだが、EUSTON SQUARE駅ではなくEUSTON駅を目指せば、乗り換えなしでBANK駅まで行くことができたのに。
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移動する予定の区間を青緑の蛍光色でなぞってみた。途中のMoorgate駅で一回乗り換えることになる。
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まずは、Hammersmith & City線に乗って、Moorgate駅まで向かう。
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Moorgate駅に到着。ここからNorthern線に乗り換える。
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乗り換えのために利用したエスカレータ。ロンドンは関西地方と同じく右側に立ち、急ぐ人たちのために左側を空ける。
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Northern線に乗り換え。
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Northern線のtubeの中。決して、隠し撮りしたわけではない。
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目的地のBANK駅に到着。ちょっとドキドキして来た。
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Bank of England方面と書かれている出口を目指す。
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このマークを見て思い出した。ここはロンドンではなく、シティ・オブ・ロンドンだった。(シティ・オブ・ロンドンは、ローマ市内にバチカン市国があるような感じ)
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昇って来たtubeの出口を振り返ると、BANK STATIONと書かれていた。来たぞ、来たぞ。
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しかし、はて? イングランド銀行はどこだろう? 交差点に立つとわからない。とは言え、そんな有名な場所を通行人に尋ねるのも恥ずかしい。「イングランド銀行はどこですか?」と尋ねて、「ほら、目の前のビルよ」などと言われるに決まっている。
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ということで、街角に掲示されている地図で確認してみる。地図上には確かに存在している。しかし、看板がないので、どの建物なのか良くわからない。
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見晴らしのいい交差点で、しばらく、このビルだろうか、あのビルだろうかと迷っていた。
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イングランド銀行があるから、最寄りの駅の名前がBANK駅だというのは良くわかるのだが、BANK駅で降りても、イングランド銀行がどこにあるのかわからない。もしや、銀行強盗対策なのだろうか?
銀行強盗でない人たちには、ここがイングランド銀行だとわかるように、建物の横にでも大きな看板を出してほしかった。 -
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イングランド銀行がわからないので、目についた紋章などをパシャパシャと撮影した。
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BANK駅を降りて、指定された出口から出て、目の前の交差点を渡った先にあるこの建物がイングランド銀行だった。
入口にセキュリティ係の人が立っていたが、その方に何も言わずに中に入ろうとしたところ、呼び止められた。そこで、「旧ポンド紙幣を新ポンド紙幣に替えてもらいに来た」と言うと、中に入れてくれた。
中に入ると守衛さんがいて、目的を聞かれたので、再び同じことを告げると、「わかりました」と言われ、「荷物をチェックします」と言われた。
私たちはリュックを背負っていたので、一人ずつリュックを守衛さんに渡してチェックしてもらった。ボディバッグは中を開けてチェックしてもらった。
リュックをチェックされた機械が不思議だった。というのも、それはまるでロッカーのように見えたからだ。イギリスでは、どこかに入場するとき、金属探知機などでチェックされることが多いが、ロッカーのようなものに荷物を入れてチェックされたのは初めてのことだった。
私たちの荷物が怪しくないことがわかると、私だけが窓口まで進んでいいことになり、ガンモは窓口の手前の椅子に座って待つように言われた。
私は窓口まで進み、日本で普通に外貨に交換するような手順で、持ち込んだ旧ポンド紙幣を新ポンド紙幣に替えてもらった。 -
新ポンド紙幣は、紙ではなく、プラスティックでできているように見えた。紙幣と呼ぶには少し抵抗がある。
というわけで、めでたく新ポンド紙幣を手にすることができたのだった。
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