
2018/12/01 - 2018/12/01
32位(同エリア539件中)
かつのすけさん
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金沢を歩いてみました。と言っても、石川県にある金沢じゃない方、横浜の金沢です。金沢文庫へ行った後は隣接する称名寺へ。イチョウの木がきれいな黄金色に色づいていました。境内を散策した後、海の公園から野島公園とぶらぶら歩き、金沢八景へ。金沢文庫から金沢八景まで22,055歩のお散歩です。
【表紙の写真】称名寺庭園のいちょう
- 旅行の満足度
- 4.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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午前10時に横浜駅に到着です。
横浜駅 駅
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運良く来たのは快特三崎口行でした。
京急本線 (空港線) 乗り物
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降りたのは金沢文庫、もちろん石川県じゃない方の(横浜の)金沢です。
金沢文庫駅 駅
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住宅街の中を歩くこと10分ちょっと、「近道」と書かれた方向へと進み、金沢文庫に到着しました。
神奈川県立金沢文庫 美術館・博物館
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「金沢文庫」は現在神奈川県立の施設で近代的な建物となっていますが、その起源はと言いますとご存知の通り鎌倉時代に遡ります。
北条実時が武蔵国久良岐郡六浦荘金沢の邸宅に造った武家の文庫で、書物の収集はその後顕時・貞顕・貞将の三代に亘って受け継がれ、鎌倉幕府とともに金沢北条氏が滅亡した後も、隣接する一族の菩提寺である称名寺で近代まで維持されていました。昭和5年に神奈川県の施設として復興され、平成2年には称名寺境内から現在の場所に移り、中世歴史博物館としてリニューアルオープンしています。
入口の前にはそんな金沢文庫の記念碑だと思われる(碑文があまりよく見えない!)が建っていました。 -
展示室内は撮影NGということで、再び金沢文庫の建物の前。
中は思ったほど展示スペースがありませんでした。
こちらは先ほど入ってきた入口と反対側 称名寺側になります。 -
外に出て目についたのが「中世の隧道」
称名寺の伽藍が完成した元亨3年に描かれた「称名寺絵図」に阿弥陀堂の後ろの山麓に両開きの扉があり、その洞門の位置に一致しているそうです。 -
現在通れるトンネルはお隣にあるこちら。
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そのトンネルを抜けると広い庭園が広がっています。
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大きな池の向こうにあるのは称名寺の金堂
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池の畔にあった北条実時の像
金沢北条氏の祖で、金沢文庫を創設した方です。 -
「新宮古址」とあります。
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イチョウがきれいに黄金色に色づいています。
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阿字ヶ池にかかる反橋を渡ります。
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池にはカルガモと錦鯉が泳いでました。
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橋の正面に建っていたのは称名寺の金堂
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金堂の隣に建つ釈迦堂は茅葺屋根の建物でした。
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池の畔、さきほど金沢文庫から抜けてきたトンネルの近くの広場です。
「ここが昔金沢文庫が建っていたところ」と、近くを通っていた庭園ガイドの方の声が… -
その奥にある茂みの中の上り坂を少し上がったところにあったのが北条顕時のお墓
北条顕時 金沢貞顕の墓 名所・史跡
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更にその少し奥には金沢貞顕のお墓もありました。
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釈迦堂から奥に入ったところ。ここから山道を登って行きます。
称名寺市民の森 公園・植物園
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普通に山道のハイキングコースっぽい
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10分ほど登ったところにあったのが先ほど銅像があった北条実時(金沢北条氏初代)のお墓。戒名は称名寺正慧というらしい。
幕府では引付衆や評定衆を務め、建治元年(1275年)に引退後、ここ金沢に蔵書を集めて金沢文庫を創設したそう。そしてその翌年に亡くなった。さきほどのお墓の顕時は実時の子供でした。北条実時の墓 名所・史跡
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そこから山の中を歩くこと10分ちょっと 八角堂に到着しました。
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その前からは海も眺めることができます。
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山を下り、再び称名寺の庭園に戻ってきました。
黄色く色づいたイチョウ、真っ赤な反橋が青空に映えますね。 -
大きな仁王門。
中の仁王様も大きかったです! -
参道を歩いていたら右側にあった茅葺の門は称名寺の塔頭光明院表門だそうです。
称名寺塔頭光明院表門 名所・史跡
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更に歩いて赤門から退出しました。
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門の前にも薬王寺というお寺があります。
薬王寺 寺・神社
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海の公園に来ました。
海の公園 公園・植物園
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特に何があるというわけでもありませんでしたが、防砂林の松がきれいでした。
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砂浜からは八景島が見えます。
横浜市内唯一の海水浴場なんだとか。横浜八景島シーパラダイス (遊園地) テーマパーク
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シーサイドライン沿いに歩いて行きます。
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この橋を渡って突き当りにあったのが…
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野島公園です。
野島公園 公園・植物園
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こちらは野島公園にある旧伊藤博文金沢別邸。
さすがに初代内閣総理大臣だけあって、この別邸には大正天皇、皇太子(後の昭和天皇)の他、皇族の方々も多く訪れているそうです。旧伊藤博文金沢別邸 名所・史跡
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無料で中も見学できるそうなので、ちょっと入ってみます。
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こちらは台所
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こちらは厠
江戸時代の厠と変わらない -
伊藤博文といえば、大日本帝国憲法の原案に深く関わったこともあり、展示してあったのがこちらの「明治憲法草案 複製」
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こちらは客室棟だそうです。
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で、展示してある金屏風に書かれた文字は伊藤博文の筆によるもの
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客室棟からはこのような素晴らしい景色が見られます。
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湯殿
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旧伊藤博文別邸を出たところの近くにあった上り坂
海抜57mの展望台へと向かう坂です。 -
頂上に到着。
この頂上の片隅にあった説明板によれば、ここは貝塚だったそう。野島公園 公園・植物園
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こちらが展望台です。
野島公園 公園・植物園
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展望台から見える風景
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シーサイドラインも見えます。
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下に降りてきてちょっとぶらぶらしていた時に見つけたトンネルのようなものは「野島の掩体壕(えんたいごう)」
昭和20年に旧横須賀海軍航空隊基地の戦闘機を空襲から守る施設として造られたそう。同時に掘削されていた夏島掩体壕と併せて、海軍の小型機約100機を格納する計画だったそうですが、終戦を迎えて使われることはなかったそうです。 -
同じくぶらぶらしているときに出会った猫。
ベンチで気持ちよさそうに… -
金沢八景駅方面へと歩いていきます。
この大きな石碑は「明治憲法草創の碑」
こちらで明治憲法が草創された明治憲法草創の碑 名所・史跡
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のかと思ったら、そこから40mほど西に進んだ第一生命のビルの前に「明治憲法起草の地」とある。
この第一生命のところに起草を行った東屋があったそうですが、東屋廃業後、碑が先ほどの場所に移されたそう。 -
国道16号にぶつかったところにあった瀬戸神社
瀬戸神社 寺・神社
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境内にあった蛇混柏(じゃびゃくしん)
延宝8年の台風で転倒した後も朽損しなかったそう。一部は本堂内陣の御扉材につかわれている。 -
金沢八景駅に到着~
駅前でお昼にしようと思っていたのにお店が無いっ!金沢八景駅 駅
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帰りも快特が来ました。
京急本線 (空港線) 乗り物
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横浜駅へ
横浜駅 駅
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地下街のポルタにあるはなまるうどんさんで遅めのお昼にします。
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きつねうどんとからあげ丼のミニ丼セット
きつねうどんに無料の揚げ玉をトッピングしたら、きつねうどんだかたぬきうどんだかわからなくなってしまいました(笑)
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