2018/11/28 - 2018/11/28
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ぷーちゃんさん
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UENO WELCOME PASSPORTを利用して、博物館内にある庭園の開放期間(10月23日~12月2日)に見学してきました。本館、平成館、表慶館、東洋館、法隆寺宝物館から成る、日本で最も長い歴史がある博物館です。各館内には、国宝や重要文化財を含めたくさんの展示物が並んでいます。3時間ほど見学しましたが、ほんの一部しか見学できませんでした。訪れた日には無料のガイドツアーに参加するつもりでしたが、見学だけで時間が足りなくなってしまい参加できませんでした。敷地内には筑前福岡藩主黒田家の江戸屋敷に使われていた大きな鬼瓦や、因州池田家の江戸屋敷に建っていた表門なども残っています。寛永寺の庭だったと考えられている庭園には、銅製の五重塔や5棟の茶室なども建っています。展示物が多く広い博物館なので、訪れる際は、見学するジャンルを前もって決めておいた方が効率よく回れると思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
-
最初に向かったのは東洋館。
中国や朝鮮半島、東南アジア、インド、エジプトなどの美術品や工芸品、遺物などを展示しているギャラリーです。インドネシアの人形、エジプトのミイラ、中国の石窟寺院から発掘された仏像なども展示されていました。 -
石灰岩や大理石で造られた中国の石仏。
日本の仏像や絵画がいかに中国から影響を受けているかがわかる展示内容でした。 -
中国で造られた工芸品。
紀元前の作品も見られました。 -
企画展として、中国の近代絵画の巨匠・斉白石氏の絵画展も公開されていました。
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カンボジアのクメール彫刻。
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インド・ガンダーラの織物。
これだけの作品を収集した大谷探検隊にびっくりです。 -
続いて訪れたのは表慶館。
大正天皇の結婚を記念して建てられた洋風建築物です。
イベント時のみ開館されます。
訪れた日はミュージアムメッセが開かれていました。
イベントよりも館内の円形のホールから見上げる吹き抜けのドーム天井は彫刻があり芸術的な建物で気に入りました。会社の展示ブースを通り抜け両翼の小ドームから2階に上がりました。階段の手すりの曲線がなだらかで美しく手すりまで芸術品のように感じました。 -
イベントよりも館内の円形のホールから見上げる吹き抜けのドーム天井や階段の手すりの曲線がなだらかで美しく手すりまで芸術品のように感じました。
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階段の手すりのなだらかな曲線の美しさに関心を持ちました。
芸術性は溢れる館内です。 -
法隆寺宝物館と資料館の間に建つ旧十輪院宝蔵。
鎌倉時代に造られた校倉造の小さな経蔵で、土台にあたる部分には十六善神を表現した石がはめ込まれています。宝蔵は柵に囲まれていますが近くで見ることができ、十六善神の姿もよくわかります。建物の木材は屋外に置かれているため、角が無くなり朽ちている部分もあり歴史が感じられました。 -
筑前福岡藩主黒田家の江戸屋敷に使われていた大きな鬼瓦。
こんなに大きく重い瓦がのっていた建物はどんなものだったのでしょうか。
ロマンが感じられます。 -
因州池田家の江戸屋敷に建っていた表門。
堂々とした表門としてふさわしい姿です。
博物館の外からも眺められます。 -
次に向かったのは法隆寺宝物館。
法隆寺が皇室に献納した宝物が数多く展示されています。館内では金メッキした銅製の金銅仏や、仏像の頭の後ろ部分に取り付けられた光背、槌や鏨でたたいて仏像の姿を打ち出した押出物、仏堂内の天蓋や柱に懸けた灌頂幡、中国から伝わった楽器などが展示されています。 -
重要文化財の菩薩半跏像。
7世紀の作品です。 -
仏像の頭の後ろ部分に取り付けられた光背。
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次に訪れたギャラリーは平成館。
日本の考古に関する展示が中心でした。 -
その一つ、瓦塔。
8世紀の作品です。 -
続いて訪れた本館。
土器や埴輪、水墨画、茶器、武士の装束、襖絵、書画、歌舞伎、彫刻、刀剣、アイヌなど18の分野を展示しています。
展示物が多く、ポイントを絞らないと時間がいくらあっても足りません。 -
武将や貴人が普段着として着用していた小忌衣。
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重要文化財の源頼朝坐像。
鎌倉時代の作品です。 -
江戸時代、与謝蕪村によって描かれた屏風。
300年ほど前の作品です。 -
最後に訪れた、本館裏に広がる庭園。
年に2回、春と秋に公開されます。
訪れたのは紅葉の時期でしたが、葉の色づきはいまいちでした。 -
高さ5.7m、銅製の五重塔。
徳川綱吉が法隆寺に奉納したものだそうです。 -
庭園内に5棟ある建造物の1つ・応挙館。
室内に描かれている墨画が応挙の作品だそうです。
残念ながら墨画は見られませんでした。 -
越前藩主有馬家の墓石。
公園として整備する際に墓所はすべて整理されたそうですが、なぜかこの墓石だけは残っているとのことです。 -
九条邸の居間として使用されていた九条館と、その脇に建つ大燈籠。
高さ2.3m、重さ1トン、陶製の燈籠です。
3時間ほどの短い滞在でしたが、15000歩ほど館内を歩き、とても疲れました。
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