2018/11/18 - 2018/11/18
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motogenさん
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大井川に蓬莱橋という木造の長い橋があるという。
世界一長い木の橋ということで、ギネスにも登録されているようだ。
ギネスのために意図的に作った橋ならいやらしいが、ギネスとは無関係な真面目な橋だ。
映画やドラマのロケにも使われていると聞いて、出かけてみることにした。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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旧の国道1号線に架かっている鉄橋が見えた。
学生時代には時々渡った、懐かしい鉄橋だ。
今はバイパスができ、それが国1となったので、この道路は381号線に格下げされてしまった。
鉄橋の東側入口を南に曲がって、 -
秋晴れの堤防を走る。
11月末だというのに、不思議なほど穏やかな日中だ。 -
JR東海道線の下をくぐって数キロ走ると、
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高校野球の会場となる島田球場の照明塔が立っていた。
一度来たことがあるが、こんな場所にあったとは! -
球場を通り過ぎると、蓬莱橋の案内板。
無料の駐車場もしっかり用意されていて、 -
車を停めて勇んで堤防に登ると、陽光きらめく大井川の河原に、橋のシルエット。
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堤防上には黒い格子と白壁のお洒落なトイレと、
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茶屋と料金所が合併した番小屋が建っている。
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よしよし・・と、橋の下に駆け降りて行き、
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ドローンを取り出して、
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上空に上げてみる。
人の近くでは飛ばしてはいけないけど、小型で軽量、音も静かなドローンなので、みんな驚きもせず、玩具で飛んでいると思ってくれるらしい。
そのドローンからの映像をご覧ください。
https://youtu.be/hYB1gwAq0ro -
今日は日曜日。
家族連れが三々五々にやって来て、楽しそうに歩いていく。
よし!
我々も! -
入場料を払って橋を渡ることにした。
渡り賃は100円ととっても安く、受付のおばさんも親切だ。 -
橋の長さは897mで、向こう岸の終点は遠くて見えないほど。
木製では長さが世界一だとギネスに認定されているが、後で知ったことは、ミャンマーのウーベイン橋は1.2kmだそうだ。
(ギネスもいいかげん) -
でもそんなことは良しとして渡り始めると、体が宙に浮くあの独特の感覚が身体に走ってきて、
「しっかりしなくちゃ!」
と自分を叱咤激励。
だが頑張っても、デジカメのディスプレイを見つめていると、めまいがしてきそうだ。 -
振り返れば、北東の空に富士山がうっすらと浮かび、シャッターを押す。
目の前を親子連れが歩いていく。
可愛い子供たち・・・
これも撮影しなくては・・・
(動画をご覧ください)
https://youtu.be/wOgf0YY7Io4
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あらっ!
ここから先には進めない。
立ち入り禁止の障害物が置かれていた。
(戻ってから番小屋のおばさんに聞くと、数カ月前の台風で橋脚が壊れ、修理中とのこと)蓬莱橋 名所・史跡
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立ち止まって周囲を見渡す。
南東方向に見える立派な橋は、何の橋だ?
車がビュンビュン走ってるけど、東名高速ではなさそう。
(静岡空港に続く道路として整備されたようだ。) -
北にはJR東海道線の鉄橋が見え、
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白い煙を吐いているのは、島田駅近くの製紙工場のエントツ。
その手前には球場の夜間照明の塔がある。
大井川からの景色も、なかなかのものだ。 -
堤防に戻ってくると、勝海舟の銅像が立っていた。
なんで勝海舟がこんな所に?
徳川慶喜に従って、静岡の地にやって来たのか? -
わからないまま、休憩しようと番小屋に入ると、
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茶屋は正真正銘の茶の専門店で、雑多な土産物屋ではなかった。
番小屋の倉庫を借りて、最近できたばかりらしい。 -
外ではグランドゴルフの親睦会なのか、老人会のハイキングなのか、日向ぼっこしている紳士達を見ていると、
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「お茶、飲んで行かない?」
と声をかけてくれたのは、茶屋のご主人らしい。
色濃い高級茶を遠慮なくご馳走になると、
味覚音痴な私にも、このお茶はただものではないと分かる。 -
展示してあった昭和30年頃の写真を見ると、この写真もただものではなく、貴重なものだ。
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時代は少し違っているが、「座頭市」とか「木枯らし門次郎」が渡る姿が浮かぶではないか。
今の整備された橋よりも、この方が映画になりそう。 -
日本にもこんな時代があったのだ・・と思う。
それも最近のことだ。
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目を転じて掲示板を見ると、
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近くに大井川の「川越えの宿場」が保存されているようだ。
やって来た道を戻ることになるが、是が非でも訪ねてみたくなるではないか。
「おい、ここに行くぞ!」
と車を走らせた。
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旅行記グループ 遠い昔がよみがえる島田の蓬莱橋と川越遺跡
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