アイルランドで夏休み　９　ダブリン散歩 ～アイルランド最大のクリプト、ダブリン一のタルト！～

2016/07/17 - 2016/07/25

今日は唯一のダブリン観光日

「ケルズの書」の後は、クライストチャーチ大聖堂、ダブリン城、おいしいケーキ、そして夜はリバー・ダンスのショー！


　ジャイアンツコーズウェイ＆ベルファスト
　ゴールウェイ
　アラン諸島
　モハーの断崖＆バレン高原
★ダブリン
　キルケニー
　ダブリン→帰国

エリア ダブリン(アイルランド)

• 旅行の満足度: 4.5

• 交通手段: 徒歩

トリニティ・カレッジを出て、College Green streetを歩く
途中で通りがDame streetに変わり、さらに行くと、先に教会が見えてきた

Christ Church Cathedral クライスト・チャーチ大聖堂

ダブリン最古の教会
11世紀、北欧系デーン人によって建てられた木造教会が起源。12世紀アングロ・ノルマン人によってロマネスク様式大聖堂に再建。1870年代の大修復で現在のビクトリア朝ゴシック様式に

緑の芝では、夏の午後をのんびり過ごしている人たちが。いいねいいね

クライスト チャーチ大聖堂 寺院・教会

四角四角したどしっとした佇まいのグレーの石の聖堂

アイルランドといえば、のケルト十字！

アーキヴォルトのカクカクした装飾が、フランスより北、って感じ

身廊

入場6.00eur
ゴシックだけどシンプルなリブ・ヴォールト天井がいいね

床のモザイクが美しい（身廊）

ぷっくりした柱頭のレリーフ

フランス、イタリアとも違う、樹木の精っぽい感じっていうのかな。自らじんわり浮き出して実ってるみたいな感じが、いい！

今回ロマネスクはあまり期待してなかったけど、いいっ！
お隣の英国ロマネスクも粒ぞろい
以前はロマネスク＝フランス、と思ってたけど、イタリアにも満載だったし
行けばいくほど行きたくなるロマネスク迷宮

古いレリーフの展示なんかも

レリーフのパネル展示

柱頭のパネル展示
Nortre dame Cunault（Gennes-Val-de-Loire, France）

柱をがっつり咥えてる！ワイルド～
聖堂に、これ。これぞロマネスク。これぞ混沌

堂内にもカクカクなアーチ装飾が

ローレンス・オトゥール礼拝堂（南翼廊）

ロマネスク様式（上部2段：トリビューンの二連開口アーチ、その上クリアストーリー）とゴシック様式（下部：尖塔アーチ）が混在してる
上残しで改築したのかな。なんか不思議～。くぐった先はゴシック林

ストロングボウの墓

ストロングボウといえば、大好きなドライシードル！
語源はここに眠る（眠ってないし、墓も当時の物ではないらしいけど）ノルマン貴族ペンブローク伯リチャード・ド・クレア
強い男のためのサイダー、ってことで名付けられたらしい

昔商店街で「男ならバーボンを飲め」ってフレーズがあったけど、「男なら、ストロングボウ」的な

ところで、誰？
レインスター王に請われ海を渡りアイルランドに侵攻、その後その王位王継いだらしい
強弓（＝ストロングボウ）の名手！なるほど、ここで出てくるんだね
で、なんでここに？
ノルマン貴族たちとともに木造から石の教会への再建資金を出資したらしい

隣の小さな墓が
子供かな？

ステンドグラス

北翼廊

地下礼拝堂へ

入ってすぐ正面、立派な彫像がライトアップされている

チャールズ一世とその息子二世の像

一世はゴールウェイのキングズヘッドで会ったね
人気のない地下で再会。ちょっと背筋がヒンヤリ

クリプトって、広くてびっくりすることがあるけど、ここも広～い
なんと英国とアイルランドで最大、ダブリンで最古の建築物！

アーチと柱の林がずっと続く。秘密の洞窟に迷い込んだみたいでワクワク

あったぁ～！
「The cat and the rat 猫とネズミのミイラ」

パイプオルガン内に入り込み閉じ込められたままになってミイラ化しちゃったらしい
薄暗い地下にあると、雰囲気ある～

ちなみにこの向かいには売店（お土産など）が。すごい勤務地だ～
狭い店内にはセンスのいい品々が

クリプトから地上へ戻り、ダブリン城へ

Dublin Castle ダブリン城

映画「マイケル・コリンズ」にも出てくるね

ダブリン城 城・宮殿

お次はダブリン一おいしいタルトが食べられるカフェへ
その名もQueen of Tarts
さっき通ったDame Street沿いのCork Hill店じゃなく、その手前の脇道をちょっと入ったCows Lane店へ

何にしようかな～、っといいつつアップル・クランブル・タルトは外せない。メニューをみると2種類あってrustic（田舎の、素朴な）とついたものは暖かいらしい。いいねいいね

Rustic apple crumble tart ラスティック・アップル・クランブルタルト

上にたっぷりこんもりクランブル、中はシナモン漬けのアップルがぎっしり！
おいしぃ～！

一番おいしいスウィーツって「素朴」なんだよなぁ～、と実感
幸せなひととき

クイーン オブ タルツ カフェ

ホテルに戻りつつ歩いていると、教会が

聖アンドリュー教会 寺院・教会

Molly Maｌone Statueモリー・マローン像

ガイドブックに載ってた銅像だ
像の近くに教会のようなインフォメーションがあるっていってからこれかな、っと思ったらこれはSaint Andrews Church聖アンドリュー教会

周辺の建物にお花が飾ってあって、絵になる景色が広がる

明日はキルケニーへ
時間があるのでバス乗場（2時間に1本くらいだから逃したら泣いちゃう）をチェックしておこう
ガイドブック地図にあるダブリン・コーチのバス停（オコンネル橋渡ってすぐ）へ。が、ない！ない、ない、ない・・・
じゃあ、少し遠いけど明日は確実なバス・エーラン（バス・ステーション、始発）にしよう。何にしろ、チェックしておいてよかった

一端ホテルへ

アーリントン ホテル オコーネル ブリッジ ホテル

フロント

入って左手が昨日入ったレストラン、先のエレベーターで部屋へ

部屋（ホテル）
陶器のカップがあるって、けっこううれしい

部屋（ホテル）

バスルーム

バスタブあり

夜は泊まってるホテル（地階）のディナーショー
O’Connell Bridge Irish Dance Show‘Celtic Nights’
コース・ディナー付で33.95eur（19時～予約済）

案内された席はステージ左奥の一番端にちょこんと2人席。中央は長テーブルで団体さんが多いし、ゆったり見られていいかも
ゴールウェイで教わったｍｙ定番、ギネスwithブラックカラントで乾杯
本日のスープ

メインはラム・ステーキ

味はまあ普通かな。今夜のメインはアイリッシュ・ダンス！と思ったら、その前の生演奏がけっこうたっぷり
長く感じちゃうのは、ゴールウェイで耳が肥えちゃったせいかな

よ～やく登場

おぉ～、これがアイリッシュ・ダンス！
狭い舞台上を足を鳴らしてガンガン踊る。男のダンサーが頭につきそうなくらい足を高く上げる。クール＆ホットなダンス、迫力～！

いい夜だね

上がホテルだから楽ちん＆安心

～お土産たち～

クライストチャーチにて
・ケルト装飾柄のカップ＆ソーサー（手前）