5度目のローマ、中世を巡る一人旅7日間　6

2018/11/26 - 2018/11/26

ローマ観光最終日になりました。昨日買ったフォロロマーノのチケットは2日有効なので今日は昨日行かなかったところに行ってみることにしました。

パラティーナの丘に入りスーパーチケットで前日行けなかった有料施設に入りますが、アウグストゥスの家やリヴィアの家は有料だけでなく、英語やイタリア語の案内の時間の予約もできたようです。博物館の係員に空いている時間を教えてもらい空いている時間帯のツァーに参加。ただガイドがいるわけではなく英語の案内が流れるかイタリア語の案内が流れるかの違いで、順次映像なども織り交ぜて紹介してくれたのでやはりこれはスーパーチケット買っておいてよかったなと思いました。
一通り見終わって次に古代ローマの住居が地下にあるというカーサ・ロマーネ・デル・チェリオを見学。その後パンテオン近くまで移動して遅いランチをとりました。帰りにはテルミ二駅で帰国時の空港までのレオナルドエクスプレスのチケットを購入して翌日に備えました。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日もバスで移動します。バス停近いのでありがたい。バス停にはだいたいこんな看板があり行き先を確認します。

バス停には到着予定のバスの番号とあとどれくらいで来るかが表示されます。でも必ずしもあてにならないけど。この到着予定が表示されるのは全部ではないけど複数のバスが到着するバス停には結構ありました。

フォロロマーノの入り口はいくつかありますが、コロッセオ近くはいつも混雑。パラティーノの丘の入り口、地球の歩き方の地図で出口と書いてある場所から入ることもできてこちらはそれほど混雑もなく、セキュリティチェックも係員がちらっと見るだけでした。

パラティーノの丘 史跡・遺跡

パラティーノの丘は結構緑があって歩きやすいです。

スタディオ

ドムスアウグストゥスとパラティーノ博物館に向かいます

有料施設のAula Isiaca - Loggia Mattei

ドムス フラヴィア 史跡・遺跡

壁画が比較的よく残ってます。

天井はきれい。

パラティーノ博物館に

パラティーノ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

パラティーナの丘で発掘された出土品などが多数展示されてました。

博物館の係員に他の施設の行き方を聞いたところ、公開が始まったアウグストゥスの家やリヴィアの家は英語とイタリア語案内時間が決まっていて、今日は既に予約で埋まっている時間帯もあるのだとか。慌てて地下遺構に行きます

スーパーチケットで入れるのはこの青の看板があります。

係員に時間を聞いて両方とも空いている時間帯の英語のツァーを選ぶとかなり待ち時間ができるようだったのでイタリア語と英語を選んでいくことにしました。

リヴィアの家

リヴィアの家 史跡・遺跡

順次英語でアナウンスがあり説明場所にライトがあてられます。

マッシモ宮でも壁画はみましたが、博物館と現地で見るのは受ける印象が違いました。こんなところに住んでいたのだ、実際の生活を感じます。

狭い方の部屋。

アウグストゥスの家へ。
階段下にあるガラス越しに眺めるのがアウグストゥスの書斎。

アウグストゥスの家 史跡・遺跡

鮮やかな色が前面に残ってます。

プロジェクションマッピングで説明してくれる場所もありました。

この後は自由にみられるエリアに移動。トンネルのようになっているところに入りました。

入ってみると薄暗いトンネル。

ここも映像が定期的に投影されます。

一通り入れる施設は見たので他を見ながら出口に向かいます。
テラスから眺めがよく大きなマクセンティウスのバジリカなどが見えました。

このテラスからはフォロロマーノを見渡せました。

フォロロマーノをでるとコロッセオが見え、こちらは沢山の人が列を作ってました。青空が見え始めてます。コロッセオは今回も外から眺めるだけ。

フォロロマーノ近くから移動。
歩いてチェリオ公園から上がっていく道は煉瓦塀の道で昔の住宅街。

サン・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会の地下にあるカーセ・ロマーネ・デル・チェリオへの入り口がこの道にあります。
ここはガイド付きとなしのチケットになっていたのでガイドなしを選びました。
複雑な構造ですが順路に従ってみていくと見落としは無いのですが、説明を聞いて回った方が良かったような気がしました。

チェリオの丘の古代ローマの邸宅 博物館・美術館・ギャラリー

複雑に入り組んだ古代の住宅の部屋の壁には鮮やかに残るフレスコ画。

地下にあったからか保存状態は良いです。

パラティーノの丘で見た室内装飾を思い出します。

様々な色で描かれてます。

複雑にあがったりさがったりして見学

様々なところに描かれてますし、地下深くにはさらに遺跡があるようでした。

お部屋の全面に壁画が描かれてます。

出土品を展示してある博物館になっているところもあります。

それほど量はありませんが、丁寧に説明がありました。

かなり色彩豊かな壁画もあったようです。

サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂の正面に回ってみますが、既に公開時間を過ぎていたので閉まってました。

バスでパンテオンへ移動。ここは観光客がおおいです。何度も中には入っているのでパスします。

パンテオン 建造物

近くにあったレストラン・アントニオ。昔からやっていて日本の雑誌にも紹介されてました。前に季節の野菜が積みあがってます。

ランチ時間としては遅かったので空いてました。地元の人しかいない感じでした。ルッコラとパルメザンチーズのサラダ

トマト味のパスタは量も多くなくてすごくおいしかったです。

移動中にジェラートを食べました。

昼食後は歩いてスパーニャ広場を目指します。途中の道はブランド通り。

クローチェ通りにあるフラテッリ・ファッビは食料品店。高級食材がありますが店はそれほど大きくなく、最終日なので買い物しようとしたのですが、前にいた男性が次々といろいろなチーズを試して買っていて終わりそうもなく、店を出ました。私としてはアンティーカ・カチャーラのほうが庶民的でよかったです。

やっと青空が見えてきました。スペイン広場はそれなりに人でいっぱいです。

スペイン広場 広場・公園

地下鉄で戻ります。

スパーニャ駅 駅

テルミ二駅に戻ってきて明日の空港行きのチケットを購入しました。機械が並んでいるところには鎖が張られていて係員や警官がいるので以前より盗難の危険性は少ない感じでした。でも画面を操作したら最初に出てきたのは「スリに注意！」という警告。英語で進めて行って列車を選ぶ画面になったので、そばの係員に聞くと列車を指定しても何時に乗っても良いとのことだったのでレオナルドエクスプレスの切符を購入しました。
無事スリにも遭わずホテルに戻りました。