2018/10/04 - 2018/10/07
117位(同エリア827件中)
ぱやこさん
この旅行記スケジュールを元に
日本からこれだけ近い「アジア」の中にあるロシアって、一体どんなところなんだろう??
前々からずっと気になっていた極東ロシア。
中でもウラジオストクは、かつて日本人が多く住んでいた町、そして何より憧れのシベリア鉄道の終着点でもある町ということで、特に見てみたい気持ちがありました。
実際行くにはなかなか思い切れずにいたところ、昨年夏のビザ緩和で行きやすくなったこと、ウラジオ専門のガイドブックが発売されてイメージがしやすくなったこと、更に会社の同僚で「私も気になってるんです!」というとってもレア?な子が現れたことから、満を持してウラジオ2人旅が実現!
それぞれの今回の旅のお目当ては・・・
私⇒・ウラジオストク駅の見学&路面電車に乗ってみたい!
・旧日本人街のレトロな建物が見たい!
友人⇒・カフェやレストランで美味しい料理を食べたい!
そして二人共通のお目当ては・・・
・可愛いキリル文字の看板を沢山見たい!
・人生初のバレエ鑑賞をしたい!
そんなこんなで、キリルに翻弄されつつ(?!)、3泊4日のウラジオストク旅を楽しんで来ましたので、よろしければ御覧ください^^
旅行記(3)では、2日目午後のバスやトラム乗車体験、キタイスキー市場見学などの話を書いています。
【表紙写真】 キタイスキー市場前を走る路面電車
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<旅のスケジュール>
2018年10月4日~2018年10月7日(3泊4日)
成田-ウラジオストク(直行) S7航空利用
ホテルプリモーリエ泊
1日目 10/4 午後:成田発-夜:ウラジオストク着
2日目 10/5 午前:散策(噴水通り、海辺通り、ミリオンカ)
午後:キタイスキー市場、トラム乗車体験、買い物 ☆
3日目 10/6 午前:観光(ウラジオストク駅・旧日本人街)
午後:マリインスキー劇場(バレエ鑑賞)
夕方:散策、買い物
4日目 10/7 午前:買い物(スーパー)
午後:ウラジオストク発-成田着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- S7航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
PR
-
ウラジオストク滞在2日目の午後は、中央広場前のバス停からドキドキのバス初乗車!
向かったのは、中心部から5kmほど離れたエリア。
ガイドブックの地図外のエリアなので、いよいよ本格的にローカル色の強い場所に突入です。
バスは座れました。一番後ろの横長の座席。
右の窓側にロシア人おねーさん、次に友達、真ん中が私。
で、一個空けて左端に若い男性が一人。
途中のバス停から、一心不乱に後ろの席目掛けてくるウォッカ片手のおじいさんが乗車して、私の左隣(若い男性との間)に着席しました。
でも座ってからずっとお酒飲みつつ、隣で大声で独り言~(>_<;)
誰か注意したら多少静かになったけど、またすぐくだ巻き始める。
隣が気になりつつも、うまく降りられるか(アナウンスも掲示板もなかった)、気になってずっとそわそわ。
時間的にそろそろかなというところで、少し賑わったエリアが見えて来ました。
私たちが降りたかったのは「ルガバヤ市場」というところ。
市場が目的なんじゃなくてそこから出てる路面電車を見たかった&乗りたかったのです(私が)
あれがそうかな?え、どうしよう?降りる?とまごつきつつ、
友達が窓側の女性に「ここルガバヤ市場ですか?」と英語で訊いてみた。
英語は分からないみたいでロシア語で返答。
でも、指さしてるからどうやらここらしい?!
じゃあ降りなきゃ!と、あたふたしてたら、私たちの喋り声で酔っ払いおじさんに火がついちゃった?!
急にテンション盛り上がって、私の左腰を「うぇ~~~い♪」とこちょこちょして来た!!!
「んもう!!やだーーーーー!!!(((p(≧□≦)q)))」←全力の日本語
思わずでっかい声が出てしまい、車内の注目の的に。
友達が、「何してんのよ~!!しっしっ!(`Д´)」
とやってくれて事なきを得ましたが、すったもんだのおかげで降りそびれ・・・
無情にも、バスはカーブを曲がって市場から離れて行きました。
私たちが「ああ~~~!!」と言ってたら、隣のお姉さんも苦笑。
次で降りなさい的なニュアンスで慰めてくれたので、どんどん離れて行くバスに不安をおぼえながらも、次のバス停で降りました。
(酔っ払いおじさんは、もうおとなしくなってた)
はーー、もうこんなの一人だったら太刀打ちできない!
昼間っからお酒飲んでる人って、どこにでもいるもんなのね。中央広場 広場・公園
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どうにか混んでるバスを降りて、来た方向にちょっと戻って歩いてたら、出ました~!
路面電車の線路!
こんな草の中を走ってるの!
可愛い~~~~♪メルヘン~~(*゚▽゚)ウラジオストク市電 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ここなんか、水辺の上を木の板が渡ってて、何ともノスタルジックで素敵!
この上を電車走るとこ見たい!ウラジオストク市電 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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ホントにのどかな雰囲気。
ウラジオストクの路面電車、100年の歴史があるそうです。
この線路も、その頃から続いてるものなのかしら? -
当初予定のルガバヤ市場では降りそびれたけど、私的にはそこまで慌ててはいませんでした。
というのも、ルガバヤの次のバス停近くにも別の市場があって、そっちの方が大きいというのも事前にチェックしていたので。
それが、この「キタイスキー市場」でした。キタイスキー市場 市場
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ずらっと並んだテントの下、アメ横みたいな雰囲気でいろんなお店が出てました。
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洋服もあれば食品もあれば、果物や野菜など・・・
海鮮などもあったかな? -
ピロシキとか、パンを売るお店もあったけど、なかなか注文がハードル高そうだったな。
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「キタイスキー」とは、ロシア語で「中国」を意味する言葉らしく、だから出ている洋服とかは中国から来ているものが多いらしいですよ。
道理でアジアの雑多な雰囲気もあったはず。
ちょっとした食堂みたいなのもありました。 -
これはハチミツのお店!
一緒に行った子がハチミツ好きだというので、どう?と言ったのだけど、どれも市場サイズで持ち帰りが難しそうとのことで諦めてました。キタイスキー市場 市場
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果物も結構豊富そう。
キタイスキー市場 市場
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入口の辺りをさっと見て回っただけでしたが、そこそこ地元の人で賑わっていたかな。
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市場は10分くらい覗いただけで(なんせ目的が路面電車w)、その後は入口近くでバスを待つ人に紛れて、路面電車がやって来るのを待ってみました。
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しばし待ってたら・・・
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反対方向から、来た来た~~~!
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わ~、レトロでおもちゃみたいでめっちゃ可愛い♪
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路面電車は、昔はウラジオ中心部にも走ってたそうですが、今はほぼ廃止されてこの6号線1路線しか残ってないそうです。
端から端まで、約5kmに渡って延びる線を20分ほどかけて運行されているとのこと。 -
ただ、旅行客が使えるところはほとんどなく、ルガバヤやキタイスキーなど市場周辺と、東の終点近くにある「クラシックカー博物館」に行くのに使えるくらいみたい。
個人的には、端から端まで乗り続けて、どんな風景が待っているか見てみたかったんだけど、今回は同僚との2人旅ということもあり、時間もそんなになかったのでやめときました。ウラジオストク市電 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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けど、それでも一駅くらいは乗りたいな~と思って、このキタイスキー市場前から、降りそびれたルガバヤ市場前まで乗ってみよう!ということに。
だがしかし!
反対側(乗る方)の線路を見てたら、何やらずっと電車が止まったまま動いてない?!
どうやら、市場の駐車場から出て来た車とぶつかってしまった様子。
あららら~、こりゃ大変(汗)
写真の左から出てる白っぽい車が、ぶつかってしまった車。
この後、暫くは動かず(でも、こんな事故でも処理はのんびりしてた)、仕方ないから反対方向に乗ってみて、そこから一駅歩いてここにまた戻ってバスで帰ろうということに。
(「そしたら、行きに見た水辺の上を走る線路のとこも通れるし」とは、友達のナイスアドバイス!) -
反対側はちゃんと動いてました。
こちらはさっきのとはまた違うカラフル仕様で、これまた可愛い! -
ちなみにこの路面電車、一つとして同じデザインがないそうですよ。
そして運転手は全て女性なんですって。ウラジオストク市電 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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そして念願の!路面電車に乗りこみました~♪
車内では車掌らしきおばちゃんがお金を回収しにやって来ました。
16ルーブル(約32円)を払ってGETした切符がこちら。
わー、本格的に全部キリル文字だw
紙質といいデザインといい、何だか昔懐かしい雰囲気もあって心躍る~♪
これには友達と大盛り上がり。
特に回収はされず、持ち帰れたのでいい記念になりました。 -
車内の様子。
おんぼろ加減がこれまたノスタルジックでいい味出してるわ。
のんびりしてるけど、結構ガタガタ揺れて、乗り心地はいまいちw
座席は、木で出来たベンチ仕様の車両もあるようなんですが、我々が乗ったのは普通の座席でした(しかも若干混んでて座れず)。 -
ほらほら、行きに見た水の上の橋、通ってるーーー!!
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そしてあっという間に隣の停留所に到着。
でも楽しかったよ~~~!!スパシーバ! -
キタイスキー市場から遠く離れすぎることもなく、真っ直ぐの歩きやすい帰り道で良かったです。
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何度見ても、この線路と草木の感じがいいわぁ~~♪
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・・・と、またまた違うデザインの電車がやって来ました!
結構頻繁に来るもんですね。
これは、ちょっと旧ソ連ぽい?塗装。ウラジオストク市電 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
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逆方向行ったお陰様で、帰りにまたこのミニ高架線路も拝めました♪
は~、ドキドキワクワクのローカル体験、楽しかった!!
歩いて5、6分で元いたキタイスキー市場前に到着。
事故った車は線路からどかされてて、電車の姿ももうありませんでした。
そんなに大きな事故ではなかったのかな?
ぶつかった時、中の運転手頭抱えてたけどw -
キタイスキー市場前から、乗って来たのと同じ31番線のバスで街中に帰りました。
こちらがバスの中の様子。
そんなに日本と変わりはないですね。
ちなみにこのバスはブザーもなくて、目的地が近づくと自ら立ち上がり降りるアピール、出口(前)付近にかたまり、降りる時に運転席にお金を置いてく仕組みでした。
(バスは言わなくても各停留所で停まってた印象)
ICカード的なのは全くなさそうで現金払いのみだったかな。
お金も、入れるところがあるわけでもなく、運転手席前のテーブルに適当に置いていくだけ。
お釣りの人は自分でそこから小銭を取るっていう、いたって平和な金銭のやり取り(笑) -
15分くらいバスに乗って、グム百貨店前で降りました。
そうそう、これはそのグム百貨店の向かいにある建物なんですが、どうやらここ、「エルミタージュ美術館」の別館になるらしい!
ガイドブックにそう書いてありました。
ただ、結構前からその話が出てて、今年オープン予定だったのがずれ込んでるようなので、実現は一体いつになるやら・・・
でも、ホントにエルミタージュがやって来たら嬉しいな。
またウラジオに行く理由が出来るw -
グム百貨店でトイレを借りた後、店の奥のエリアに出てみました。
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ここ、グムの裏にあるから、通称「グム裏」って言うんですって。
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赤いレンガの感じが、落ち着きもあってレトロでいいですね。
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これは、グム百貨店とグム裏のお店の案内板かしら?
そうそう、百貨店は中の建物の造りが私、イマイチよく分からなかった。
方向音痴がひどいので、まれに建物内でも迷子になるんだけど、この百貨店は小規模ながら隣り合った建物同士の移動が分かりにくかったんだよな・・・グム百貨店 百貨店・デパート
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なので、先にこの絵を見たかったわw
グム百貨店 百貨店・デパート
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広場の周りに並ぶ建物や小路は、何だか映画のセットみたい。
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ここ、よくガイドブックや皆さんの旅行記などで見かける通りですね。
夜のライトアップも見てみたいな。 -
広場前の建物。
この中に、雑貨屋さんやカフェ、スーパーなどが入ってます。 -
別の建物の階段を上がったところから、広場の雰囲気を。
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広場と言ってもそんなに大きくなく、私たちが行った時は人も少なくて落ち着いた印象でした。
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そして、行く前からガイドブックで見て気になってたお店に入ってみることに。
「ビューロ ナホーダク」
キリル文字雑貨のお店です(笑) -
こんな怪しげな?階段を上がった2階にありました。
写真で見えてるドアは、スーパーの入口。 -
ビューロ・ナホーダクの店内では写真は撮らなかったんだけど、中央に何故かブランコがぶら下がってて、お茶出来るスペースもあって、お店は普通に雑貨屋さんという感じで、文房具やマグカップなどが売られてました。
作家さんの一点ものの作品なんかも。
私は悩んだ末、バスだか電車だかの時刻表?がモチーフになった、キリル文字の書かれたマグネットと、ウラジオストク駅がデザインされたポストカードだけ購入。 -
あと、グム百貨店1階のドラッグストアに「ナチュラシベリカ」という、最近日本にも入って来てるオーガニックコスメがあるのをガイドブックで見て気になってたので、帰りに立ち寄り。
ただ、パッケージ見ても何が何だか分からず、どうしようかな~と思ってたら、売り場のおねーさんが手の甲合わせてぬりぬりポーズしてくれたので、それがハンドクリームということが判明。
その他、謎のチューブ(写真一番左)も買ってみました。
おそらくフェイスマスクだと思いたい!
けど、まだ調べてないから何か分からないw
写真一番右のは、ナチュラシベリカとは別のブランドのハンドクリームだけど、お手頃価格だったのでお土産にいいなと思って翌日また買いに行ったら、もうこれ全部売り切れてた!残念。
レジでお姉さんが友達に「日本から来たの?」と声かけて来ました(英語)。
その方のお友達が日本に住んでるとかで、日本に行ってみたいみたいな話をされたそう。
ひとしきり盛り上がったらしく、友達は「アメちゃんあげちゃおう♪」と、サクマのいちごみるくをあげていた(驚)
そしたらレジのおねーさんも「Oh~!アリガト~♪」とすごい喜んでた!
すごいなー、私海外でこうして人と仲良く話したりとか全くないので、会話出来る人羨ましいし、こういう積極性は大事なんだな、とこの旅でしみじみ思いました。
ウラジオは、こうしてどこもフレンドリーな人が多かったのがこの旅で一番びっくりな点でした。
ウラジオには親日家が多いとは聞いていましたが、想像を超える親切さでした。
2日目は、この後また別の目的地へと向かったのですが・・・
そちらの様子は、旅行記(4)にて^^♪
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