2019/09/01 - 2019/09/01
343位(同エリア827件中)
スベニヤさん
忙しいけどヨーロッパに行きたい!
でも長期休暇は厳しい!!
ならば極東ヨーロッパに行くしかない!!!
こんな極地に行く人間は珍しいだろう!!!!
…という妙案を思い付いたつもりだったが、
電子ビザ導入やら、日系航空会社の路線新規開拓やら、
日本人にとってあまりマイナーではなくなってきている
ウラジオストク旅行をしてきました。
「行ってきます」投稿から早半年。2019年夏、3泊4日旅の備忘録です。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- オーロラ航空 アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- その他
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-
アエロフロートとオーロラ航空の共同便で到着。
成田空港をお昼に出て、ウラジオストク国際空港を夕方ごろ着で、
のんびり出かけられるのが大変良。
機内食のサンドイッチは、噂通りパサパサボロボロでした。
けど普通に美味しかった。良かった。 -
事前手配した車で移動し、ウラジオストク駅着。
気付けば夜だった…けど駅からの夜景が綺麗でした。
写真を撮ったちょうど背後は急勾配な坂になっていて、
散歩しようとしたところに早速ウラジオストクからの洗礼を浴びました。
坂が多い街なのは事前調査で知っていたのですが、
後にこの坂で大変な目に遭うことに…。ウラジオストック駅 駅
-
近くのスタローヴァヤ(大衆食堂)で夕食。
…ただ閉店直前だったみたいで冷っめ冷め。
料理は温めたままにしないんですね?エコかな??
(でも包装には大量のビニール袋を使っているのでエコには程遠い)
これだけ頼んで日本円にして5~600円程度だったのでびっくり。
右下のピザパンは翌日の朝食になりましたとさ。 -
2日目。
私が「海岸に行きたい」と言ったので、今日は海沿い散歩記念日。
天気に恵まれ、良い散歩日和でした。
これも事前調査で知っていた、
「ロシアにはスターバッ〇スやマ〇ドナルドなどの
世界的飲食チェーン店がない」という話。
本当にないんですね
(バーガーキン〇”なるものはありましたが)。
コーヒー、紅茶文化が元からあったので、
そんなチェーン店なんてなくても消費に貢献できてるから?
やっぱり、資本主義やら共産主義やらの違い?
いろいろ理由はあるかもしれないですね…面白い…
地元のコーヒーチェーン店、しかもキリル文字を見るのは新鮮で、
この景色を観るだけでも
ウラジオストクに来た甲斐があったと思います。
この写真のすぐ裏が映画館?になっているようで、
お昼とかになればもう少し人が増えるのかな。 -
スポーツ湾周辺。
私、旅先で車のメーカーを確認するのが好きという
友達からはあまり共感されにくい趣味があるのですが、
ロシアで見かける車は、日本製はもちろん、中国製、韓国製と
東アジアのメーカーをたくさん見かけるのが興味深かったです。
ヨーロッパでももちろんKIA(起亜自動車)のショールームとか
見ますけど、実際に街中でこんなに車を見かけたのは初めてです。
ウラジオストクは特に、中国・韓国が陸続きでしかも間近にあるので
そこ周辺の物が流通しやすいんですかね?
そういえば、空港送迎時の事前手配車も日本製(メーカーは忘れた)で、
右ハンドルのままでしたね。
ウラジオストクは右レーン走行ですがそれでいいのか。
モスクワやペテルブルグに入ると、
メーカー事情が違いそうで気になります。 -
出ましたドギツイカラーの遊園地。
インターネットで調べると「カルセリ遊園地」と出てきますね。 -
観覧車が窓なしで囲いがチェーンのみという、
安全対策?自己防衛が一番! みたいな暴論の許される遊園地です(?)
そんなに高さもないので、あっという間に一周します。
スリル満点、景色も満点の観覧車でした。
ただ、ここのアトラクション利用に必要な
プリペイドカード購入が難癖あって、ちょっと注意が必要です。
従業員の話しぶりだと、
そのプリペイドカードにお金をチャージしておけば、
この観覧車も何周かさせてくれるらしい。
あとゴミ箱のセンスがすごい。
日本ではお目にかかれないデザインです。
行く予定のある方はご自身の目でぜひチェックしてください。
結構小さい子向けのアトラクションが多く、
平日にもかかわらず地元の親子がたくさん遊んでいるのを見かけました。 -
上からの景色。
これが大丈夫な猛者はぜひ。 -
で、出たーーーーーーー!!!!!!!!!
サムネの顔歪みマンーーーーーーー!!!!!!
こいつはこの遊園地のどこかにいます。
入場自体は無料なので、インスタ映え狙いにはぜひ。 -
遊園地帰り、、、教会が目の前にありました。
聖イゴール教会、というようです。 -
鳩のクセがすごい。
-
ちょこちょこトラのモニュメントやイラストがあるのがカワイイ。
ウラジオストクは、アムールトラがシンボルらしいので
散歩しているといろんなところで見つけます。
こんなもの野生で歩かれたらたまったもんじゃないですわ。 -
噴水(アドミラーラ・フォーキナー)通りです。
スーパーマーケットや雑貨店がたくさんあり、
うろうろしながら半日くらいは潰せそうなエリアです。
公務員っぽい人がビニール袋からチョコレートを取り出して
歩きながらむしゃってたのは、日本じゃ見られない光景ですね。 -
裏通りでネコチャン見つけてかわわ…
写真以外にもあと2、3匹いました…かわなんですけど…
旅先で車調査とネコチャン調査は欠かせません。
ウラジオストクのネコチャンは、
人や犬にあまり怯えない子たちが多かった印象です。噴水通り 散歩・街歩き
-
噴水通りを抜けて、中央広場に来ました。
ロシア正教会(だっけ?)の玉ねぎ屋根がso cute。
あとやっぱり写真下にトラ(の絵)がいます。
翌日、全く同じ場所で青空市場が開かれていたので訪れました。
それはまた後程。 -
中央広場の港湾沿いを歩き、ウラジオストク駅に戻りました。
プラットホームはすんなり入れるのに、
駅構内に入るには簡易的なセキュリティチェックが必要という謎配備。
セキュリティチェックは、荷物の赤外線チェックや
自身のゲート通過が必要になりますが、
大々的ではないので、そこまで身構えなくても大丈夫かと。 -
ウラジオストク駅前にあるレーニン像。
意味不明なキリル文字を見ながら
「これなんて読むんだ…Hが二つある…
アルファベットのNの意味と同じなら…アッレーニン!?」
…と読めたときの感動よ。
やたら韓国人らしき団体客が撮りまくってたのですが、
何か幸運とか呼び寄せるパワースポットにでもなってるんですかね??
あと見てくださいよこの空。CGじゃないです。
このイワシ雲(?)、ヨーロッパの空では絶対に観られないなぁと
思ったんです。
西洋風の建築物のなかで、日本と同じ空や雲を観られることも
大変風流であると思いました。いとをかし。レーニン像 モニュメント・記念碑
-
3日目。
雨でーーーーーーーす!!!!!!!!!!!!!!!!
でも今日はバスに乗ってルースキー島の屋内水族館に行くから
天気なんて関係ないもんねーーーーーー!!!!!!
と思っていたのが間違いだった。
(写真は例の中央広場の青空市場。あとでまた来る) -
車が水しぶきを散らして走るのが分かるか…
坂の街でこんなに一気に雨に降られたら、
自分の足下から浸水してくる恐ろしさが分かるか……
「坂の多い街」であることが、
まさかこんな面でも裏目に出てくるとは…。
バス停に着くまでに靴下が犠牲になりました。
近くのコンビニ的なお店に立ち寄り、急ぎ靴下を購入。
事前にホテル近くの別のコンビニ的なお店でレインコートを買って
来ていたおかげで、犠牲はほとんど足元だけで済みました。
ロシアのコンビニ的なお店、意外と品物が揃ってて優秀かよ。 -
バス内は足元にヒーターがあって優秀かよ。
ウラジオストクのバスの路線は120くらいまであったのを見るに、
絶対混乱すること間違いなしなので、乗車には注意されたし。
ルースキー島に行く方は、
この15番のバス停を頑張って探してください。
始発は中央広場やグム通りの近くのエリアなので、
あらかじめマップで確認するのが良いです。 -
ルースキー島内水族館
「プリモールスキー・オケアナリウム」着。
ゲート手前でバスは停車してくれますが、
ゲートから水族館入り口までは徒歩20分くらいはかかるので、
さらに無料バスに乗って行きます。 -
チケット売り場は、水族館入場口の左側の、
小さい建物内にあるので注意。
基本的に入場券と、イルカショー付き入場券が買える(はず)
なのですが、見るからに大きく広い水族館で、歩くだけで精一杯と
判断した我々は、入場券のみ購入。
水族館入り口で、クジラやらシャチやらが出迎えてくれます。 -
予想は的中。どころか想像以上。
ビッグな水族館です。
タッチプールでヒトデと戯れられたり、
水族館のくせに熱帯園みたいなところでカメレオンが展示されてたり、
もうなんでもありの水族館です。 -
あとカードを専用の機械にかざすと、CGでキャラクターが出てきたり、
挙句には動く歩道があったりと、
もう意味不明なところでハイテク。
でも上を見ながらふらふら歩くよりは、
他のお客さんと当たらないから合理的!
…なのかしら?
(写真左側に人が集中していますが、足元が動く歩道になってます) -
そんなこんなでお昼過ぎまでバカデカ水族館を歩いていたら、
雨はあがってました。やったね!
通り雨がすごいのも、なんだか東アジアらしい天気なような。
(夏のヨーロッパでも通り雨にあたったことがあるので一概にそうだと言い切れませんが)
ルースキー島を歩くには広すぎるので、
またバスでウラジオストク中心部まで戻ることに。
慣れないバス移動は大変でした…。
帰りも15番バスに乗ったのですが、電子案内板では
見慣れた終点名が書かれてなかったので、
本当にこれに乗って大丈夫なのかとヒヤヒヤしました。
あわやシベリア送り…?(; ・`д・´)プリモルスキー水族館 テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
バス終点まで戻ってきたときには
雨は晴れ、日差しが出てきてました。ヤッタネ!
近くのグム通りに行きました。ジェラート美味しかった。
ここは日本のガイドブックにも頻繁に出てくるエリアなので、
ようやく日本からの団体客に会いました。
皆今までどこを観光してたんだ。
旅行当時(2019年9月)は、
まだ日系の航空会社は就航していなかったので、
日本人観光客は増えたといえど、そこまで見かけませんでした。
その代わり、圧倒的韓国人(と思われる)観光客の多さよ。
1日目のウラジオストク駅で絡んできたタクシーのおっちゃんからも、
韓国人と間違われました。
地元の人からしても、
やっぱり当時はまだ日本人は多くなかったんですかね。 -
グム通り、メインのはずのグム百貨店は、
全然テナントが入ってないんですね…
これから入るのかしら?潰れない?大丈夫???
(写真に入ってない部分には、いくつかテナントがありました)グム百貨店 百貨店・デパート
-
そして戻ってきました青空市場。
「青空」市場の名にふさわしい晴れ間でした。
同行者がベリーを買ってたのでご相伴にあずかりましたぐふふ。中央広場 広場・公園
-
4日目。
我々はのんびりやさんなので、まったり朝食を済ませて
するっと空港に戻りました。
【追記】
帰りも事前手配した車で帰ってきたのですが、
高速道路(と思われる道路)で最高時速150kmくらいで
半端なく飛ばされました…。
行きもそんな感じで、1時間掛からず着けたのですが、
何より心臓に悪い…。
別の方のウラジオストク旅行記を見てみましたが、
どうやらタクシーもそれくらい飛ばされるみたいなので、
スピード耐性がない人は
(気を付けようがないけど)気を付けてください。 -
秘儀☆スーツケースラップ巻きの術!
有料ですが、結構お願いしている人が多かったです。
スーツケースの外側が壊れたり汚れたりする心配がないし、
メリットは大きいと思います。ウラジオストック国際空港 (VVO) 空港
-
最後にご飯の紹介。
これは牛ひき肉入りブリヌイ。
ロシア風クレープ、とガイドブックでは紹介されてますが、
ボリュームのすごさは間違いなし。
同行者と余裕あったらデザート食べるか~なんて言ってましたが無理。
こんな薄い生地のどこにそんなパワーがあるんだ…
(と言いつつその後チョコレートは食べる)ウク ティ ブリン (ウラジオストク) スイーツ
-
あとこのお店の肉料理がどれも美味しかった。
写真にないけど、ボルシチスープは
パンの容器に入って運ばれてくる。しかも大きい。
「人数分お願いします」と頼んだら
「人数分用意していいの?」的ニュアンスで店員が聞いてきたから
んんん???と思ったけど、
なるほどそういうことかと納得のボリューム。
店員さんチャーミングだし大満足。ストゥーディオ カフェ
-
そんなこんなで帰ってきました~。
ビザの準備が必要な国への渡航経験はそうなく、
大変未知の国で不安はあったのですが、
いつか行きたいと思っていたところだったので、毎日ワクワクでした。
懸念していたロシア語、キリル文字に関しては、
ウラジオストク内ではあまり心配はいらなかったです。
翻訳アプリで会話し合うのも面白いですし、
キリル文字も読み方を覚えれば
数日でなんとなーく読めるようになります。
あとは夏なので、過ごしやすい気温でした。
半袖に、防水加工のジャケットを着て終日歩いていれば、
ちょうどいい気候でした。
地図を見ると分かりやすいのですが、ウラジオストク、
実は札幌とほぼ同じ緯度なので、服装調整がしやすかったです。
ウラジオストクに集中したガイドブックについては、
営業時間やクレジットカード利用の可否とかは
あまり信用しない方がいいです。
「24時間営業!」とか書いてあるお店は普通に夜閉まってましたし、
「クレジットカード利用不可」のお店でカード決済ができました。
ウラジオストク自体が、観光地としては
まだまだこれから栄えてくるところだと思うので、
あくまで参考資料として携帯するのが良いかもしれません。
付属の地図は大変活用できたので!
(発行年とか考えるといろいろ更新があって当たり前なのですが)
成田からウラジオストクまで行くのに
3時間かからないのは大きいですね!
限られた時間のなかで、コンパクトに旅行したい方にはぴったりです。
自分は、今回C-56潜水博物館に行けなかったので、
ぜひリピートしたいです!
【追記】
Wi-Fiについて。
自分は日本からルーターをレンタルしました。
その場合、LINEもTwitterも繋がりました。
現地でWi-Fiが通じているカフェ・公共施設はありますが、
利用予定のアプリやセキュリティの心配がある場合、
ご自身で事前に手配する方が良いかと思います。
【追記2】
そういえば。
とある雑貨屋で、店員さんが英単語「Genius」を
「ぎーにあす」と発音してたのが大変興味深かったです。
ロシア語には、日本語で言う「ざ行」がないのかしら?
【追記3】
お土産を開封していて思い出しました。
ロシアで売られている食品類は、
製造年月日だけしか記載がない場合があります。
最初店頭で食品類を見かけたときは、
「えっ!?これ賞味期限過ぎてない!!?」と思ったのですが、
あまりにも過去の日付のものがたくさん並んでいるので
よく調べたら製造年月日オンリー記載だったのでした。
ただ、ロシア語表記にはなりますが、それぞれのパッケージに
「賞味期限:記載の製造年月日から○○か月」という記載があるので、
不安な方はGoogle翻訳アプリ等でしっかり調べる方が良いと思います。
【個人的メモ】(※感覚には個人差があります)
初心者オススメ度:★★☆☆☆(ちょい中級者向け)
便利度(渡航編):★★★★★(飛行機で2時間半だから)
便利度(現地編):★★★☆☆(インフラ、クレカ普及率的に)
コストパフォーマンス:★★★★★(安うま)
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