2018/10/22 - 2018/10/22
268位(同エリア635件中)
さいたまさん
北区の十条台は、赤羽~十条~王子~滝野川に続く台地の台端部を構成する地形の中心部分です。
台端にあるため、東側に開けた眺望には、素晴らしいものがあります。
また、台端部の段差部の傾斜地を利用した施設が見られます。
特に、傾斜地からの湧水を利用した滝等が見られます。
東京都北区の名主の滝公園は、北区の管理する公立の公園です。
入園料は、無料です。
深山幽谷の趣を、そのまま、具現化したような公園です。
江戸時代の安政年間、王子村の名主「畑野孫八」が自邸に開いたのが始まりで、名主の滝と名付けられました。明治時代の中頃、個人の所有となり、その後、精養軒が買収し、都民に公開されましたが、空襲により焼失し、東京都の施設となり、北区が管理することとなりました。
十条台や武蔵野台地の突端である王子近辺には滝が多くありましたが、名主の滝だけが、現存しているそうです。
名主の滝は、都内でも大きな滝で、8メートルの落差を有する男滝は、圧巻です。
無料の滝の公園としては、ぜひ見ておきたい場所だと思います。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
名主の滝公園の入口です。
江戸時代からの伝統を感じさせる雰囲気があります。
名主の滝公園の入口は、南北に、2ケ所ありますが写真は、南側の入口です。 -
十条台は、平地部に屹立した台端部を有しています。
標高差が、約50m程度あります。
国土地理院の地図を見ると、標高差が良く解ります。 -
名主の滝公園の周辺の断面図を見ると、標高差が大きく、急であることが解ります。
名主の滝公園は、赤丸の段差部分にあります。 -
北区の案内の地図です。
名主の滝公園は、JR東北本線の西側にあります。
平面的な地図では、段差部の状況は、解りませんが、地積的には、広い公園です。 -
北区の案内の地図です。
名主の滝公園は、JR京浜東北線の北側にあります。
東十条駅との中間にあります。 -
航空写真による名主の滝公園の場所です。
名主の滝公園を含んで、飛鳥山公園まで、台地部が、つづいています。 -
名主の滝公園は、深い森におおわれています。
建物の一部が、見えていますが、滝や道は、樹木に隠れて見えません。 -
地図を見ますと、男滝や女滝からの水の流れが、東側の池に流れ込んでいます。
現実的には、流れた水を還流させ、再び、滝に流しているようです。 -
名主の滝公園の入口です。
名主の滝公園の入口は、南北に、2ケ所ありますが、写真は、北側の入口です。 -
名主の滝公園の入口の門柱の標識です。
北区立の名主の滝公園の表示がみえます。
入場料、無料です。感激です。 -
名主の滝公園の標識です。
名主の滝公園の南側の入口の門の上に、掲げられています。 -
名主の滝公園の入口にある案内板です。
名主の滝公園の滝からの水が、池に流れ込んでいます。
水道料の節約のためか、池の水は、滝の水として、還流させているようです。 -
名主の滝の由緒が、記載されている案内板です。
名主の滝公園の入口に掲げられています。
江戸時代からの伝統を感じさせます。 -
名主の滝の由緒です。
名主の滝に係る浮世絵が、記載されています。
江戸時代からの長い歴史を感じさせます。 -
十条の里の女滝、男滝との解説です。
江戸時代の浮世絵です。 -
名主の滝公園の北側の入口の近くにある茶室の入口です。
鄙びた門ですが、趣と伝統が感じられます。
中には、入れませんでした。
一般公開されているのでしょうか?
木戸は、鍵がかかっていますので、開けられるのでしょう。
次の機会に、管理室で聞いてみましょう。 -
名主の滝公園の配置図です。
女滝の傍にある案内板です。
男滝、女滝、獨鈷の滝、そして湧玉の滝の4ケ所の滝が記載されています。 -
名主の滝公園の配置図の細部です。
女滝の傍に獨鈷の滝があります。
東屋が、2ケ所あります。 -
女滝との表示があります。
水は、流れていません。
昔は、あったのでしょう。
現在は、どうなのでしょうか?
還流システムの問題なのでしょうか、聞いてみたいと思います。 -
獨鈷の滝の表示があります。
獨鈷の滝とは、どっこのたきと読むそうです。
丹波市の指定文化財にも、獨鈷の滝という滝があるようです。
どういう関係なのでしょうか? -
場所から判断するに、男滝なのでしょう。
こちらは、滝の水が流れています。
周りの樹々と相まって、趣を感じます。
心が洗われるようです。 -
滝からの水の流れが続いています。
流れの上に、橋が架けられています。
橋の左端の奥に、滝が見えます。
男滝です。 -
滝からの水が、流れていきます。
流れの中の石が、何とも言えない感じです。
日本庭園の趣です。 -
名主の滝公園の中の、案内です。
緑濃き庭園の中には、多くの野鳥が、やってくるようです。 -
石畳の奥に、東屋が見えます。
緑の樹々が、鬱蒼と繁っています。
なんとも言えない趣です。
このような雰囲気が、心をいやしてくれます。
これこそ名主の滝公園の名所でしょう。 -
水の流れの上に架けられた橋です。
日本庭園らしき感じがします。
人気を呼ぶ所以かもしれません。 -
滝からの水が流れる水路の傍には、道ができています。
橋の下を、潜っています。 -
別の東屋です。
石畳の細い道をたどって進むと、広い場所になり、その中心に、東屋があります。
静かな環境の中にあります。 -
石段の小路です。
小路の上に登ると、見晴らし台です。
見晴らし台は、鬱蒼と繁った森の中にあり、周りが全く見えません。
見晴らし台という名前から推察するに、昔は、樹々が育っていなかったのでしょうか? -
石畳の上には、苔が見えています。
木戸があり、その奥には、東屋らしき建物が見えます。
深い樹々の中には、深山幽谷の感じが醸し出されています。 -
名主の滝公園の北側には、管理事務所があります。
都民が利用できる集会施設があります。
写真は、1階の会議室です。 -
名主の滝公園の管理事務所の内部配置です。
都民に公開されています。
北区立の公園ですので、都民に、気軽に利用されています。
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