2018/11/06 - 2018/11/10
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FUKUJIROさん
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ベテラン役員4名のお供に選ばれた私、ベトナム中部の観光です。
皆さんハノイやホーチミンは何度も行っておりますが、全員初めてのダナンです。
そろそろ乾季の東南アジアですが、ベトナム中部は雨季なんですね。フエやホイアンは徒歩で回るので、雨は困ります。
3日目の夜にホーチミンへ移動し、4日目にかけてお仕事です。
ホーチミン市内では、車窓からでしたがチャンフンダオ像を見ることができて大感激です。
13世紀、世界帝国の元(モンゴル)は3回ベトナムに攻め込みましたが、いずれも元軍を退けた国民的英雄です。3回目の「白藤江の戦」において元軍は壊滅的損害を受け、フビライ・ハンは日本への3回目の元寇を断念せざるを得ませんでした。
もしも、チャンフンダオ率いるベトナム兵士の活躍がなければ、日本は元に侵略されていたことでしょう。
私は5月に対馬と壱岐で元寇の恐ろしさを目にし、6月には博多市内に残る元寇防塁を見ました。そして7月にはモンゴルを訪れてフビライ・ハンの記念館(カラコルム博物館)も見学し、その恐ろしい野望も見て来ました。
3回目の元寇(未遂)やチャンフンダオの活躍は、歴史を正しく認識するために日本の教科書にも載せるべきだと思います。
ところで、大事なお役目だというのに私は風邪を引いてしまい、体調不良のまま出発です。
表紙の写真は中華レストランに飾ってあったバッチャン焼きの人形です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 団体旅行
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コンフォートホテル成田。
体調が思わしくなかったので、成田に前泊しました。 -
VN319便。A321。
エコノミーは3-3です。6割ぐらいの搭乗でした。 -
ピッチはまあまあ。隣が空いているので余裕でした。
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離陸して45分後、食事です。
これは和食、何でも美味しく頂く私ですが、お味はギリギリかな。 -
右側に台湾の南部、墾丁が見えています。
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久しぶりのタラップ。好きです。
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ダナン空港、国際線の出口。
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暗くて分からないですが、グランド メルキュール ダナン。
こちらのレストランで夕食を頂きます。
ここに来る前に日本人向けのお土産屋さんで両替、1万円が202万ドンでした。 -
海鮮あんかけビーフン。とても美味しいです。
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プルマン ダナン ビーチ リゾート。
2010年にオープンしたダナンの5星リゾート。2泊しました。 -
蓮の花。蓮はベトナムの国花です。
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中庭のプール。
泳いでいる人は見ませんでした。 -
レストラン棟。
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朝食。とても美味しいです。
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プライベートビーチから見たミーケビーチ方向。
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プールから見たフロント・ロビー棟。
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ダナンからフエまでは車でAH1を走り、2時間半かかりました。
ハイヴァン峠を抜ける長いトンネルができて、約1時間短縮されてずいぶん便利になったそうです。
ここにはトイレ休憩に立ち寄りました。 -
カイディン帝陵のチケットブース。大人100,000ドン(500円)。
フエの他の施設も見るなら、大人280,000ドン(1,400円)。 -
カイディン帝陵。
1993年に、ベトナム初の世界遺産に認められたフエの建造物群の一つです。 -
石段の下にある龍、足の指が4本です。
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碑亭。
最初の石段を上ると、正面にあります。 -
碑亭の中は、皇帝の功績を記した聖徳神功碑が置かれています。
左右の石柱には龍が刻まれており、龍の眼はフランス産のワインボトルの底が使われているそうです。 -
庭には文官・武官の像が並んでいます。
奥には馬や象の石像も見えています。 -
石段の上に、啓成殿。
石段は全部で170段以上あります。 -
石段の上にある龍、足の指が5本です。
5本指の龍は王様の印です。 -
啓成殿。
中国の支配が終わり、フランス統治に変わった時代の建物です。 -
啓成殿の内部。
壁面には華々しいモザイク装飾が施されています。
カイディン帝は建設に当たって大増税を実施したことから「フランスの傀儡」と非難され、国民との溝が広がりました。 -
壁画の材料は、中国や日本から輸入したガラスや陶器を割った物を使っています。
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中央にはグエン王朝第12代皇帝、カイディン帝の像。
金箔が施された像の下には帝の遺体が安置されています。 -
カイディン帝の遺影。
遺影の左奥に、少しだけ金箔の像が見えています。 -
フエの街中もバイクが疾走していました。
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宮廷料理のレストランで昼食。
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所々に置かれた盆景の一つ。
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グエン朝王宮へ入るための入場門です。
車でいきなり通ってしまったので、内側からの写真です。 -
ベトナム戦争時の大砲が展示されています。
フエはベトナム戦争時に激戦地でした。
この先に進むとチケットブースがあります。大人150,000ドン。 -
初代皇帝、ザーロン帝が建てた「フラッグ・タワー」。
当初は木製、現在は鉄筋コンクリート製で37m。 -
午門。
フラッグ・タワーの真向かいにあり、王宮の南に位置する正門。
高さ約17m、幅は約58m。
午門の2階は、五鳳凰樓。1945年8月30日にラストエンペラー(第13代皇帝)パオダイ帝が退位を告げた場所です。 -
午門の内側から。奥にフラッグ・タワーに掲揚された国旗が見えます。
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太和殿。午門の正面にあります。
ベトナム戦争中、1968年テト攻勢で破壊され、1970年に再建されました。 -
皇帝の玉座。
太和殿の内部は撮影禁止。これは博物館の写真を転写したものです。 -
青銅製の大釜。
太和殿の中庭に置かれている古い釜ですが、ベトナムの国宝です。 -
太和殿を抜けて、向かって右にある左廡。
当時は文官の詰め所でした。現在は、王朝関係の展示がされています。 -
展示室内。舞踊関係のものが多いようです。
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世界遺産の証明書。
折れ目が付いているところがベトナムらしい。 -
王宮の模型。
拡大すると何となく全体像が見えるような気がします。 -
庭の奥の壁のさらに奥が紫禁城エリア。
フランスとの独立戦争で全て破壊されてしまいました。 -
壁には銃弾痕が残っています。
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紫禁城の外側の回廊。
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太平樓。
第3代皇帝ティエウチー帝が建てた書暇清樓をカイディン帝が改築しました。 -
カイディン帝好みの装飾が施されています。
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皇帝の書斎として使われていました。
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修復中の建物がたくさんありました。
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王宮は、南北604m、東西620mの城壁に囲まれ、約3.6 平方キロメートルあります。
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このような電動カートが走っていますが、予約制らしいです。
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顕仁門(北側の門)から出ました。
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門の外にはカフェやショップがいろいろあります。
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タクシーも客待ちです。
緑色のタクシーがマイリンタクシー、安全です。
後方の白いビナサンタクシーも安全です。 -
シクロ。
客引きもないし、乗ってる人もほとんどいませんでした。 -
私たちが、車に乗り込んで30秒後に雨が降り始め、凄いことになりました。
流石にベテラン役員の皆さん、恐るべき強運です。 -
ダナンへ戻る途中で長~い貨物列車に遭遇しました。
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夕食はダナン市内のレストラン。
ベトナム料理のお店ですが、クメール朝かチャンパ王国か、そんな感じのお店です。 -
お店の女性がその場で生春巻きを作ってくれました。
とても美味しいです。 -
とりあえずお土産。
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ダナン市内を流れるハン川。遠くに龍橋が見えています。
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ロン橋(龍橋:ドラゴンブリッジ)。
2013年に開通した全長666mの綱橋。市街地とビーチを渡しています。 -
チャム彫刻博物館。60,000ドン。
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1915年、フランスの植民地時代に建設されました。
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7世紀から15世紀ごろのヒンドゥー教の影響下にあったチャンパ王国の貴重な遺蹟が多く展示されていました。
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ビシュヌ神。
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ブラフマー神。
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シヴァ神。
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レスリングの像。クメールのスポーツです。
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ガルーダ。構図がちょっと変わっています。
チャム彫刻博物館は入り口から想像するよりも大きく、1日いても飽きないぐらい、素晴らしい展示があります。
しかし、ガイドさんは30分ほどで打ち切ってしまい残念でした。 -
刺繍工場。ガイドさんはここに連れて来たかったようで、強制連行されました。
写真を見ながら、縫い子さん達が一針一針と作業していました。
この作品はかなり大きいもので、たぶん15,000,000ドンぐらいの値段が付くのではないでしょうか。
一つの作品は一人で1ヶ月半から2ヶ月以上かかり、その出来映えも素晴らしいので一概に高いとも言えないのですが、だまし討ちのように連れて来られては、購買意欲もわきません。 -
ホイアンのチケットブースです。
旧市街地全体が世界遺産になっているので、観光するには60,000ドンの入場料を払います。
右側の男性が私たちのガイドさんですが、係の女性から渡されているチケットを私たちには渡しません(どの施設でも、そうです)。
注意深く観察していると、後からチケットを買い戻しをしてもらっているようで、その差額を着服しているみたいです。かなり質の悪いガイドに当たってしまいました。 -
来遠橋(日本橋)の裏側。
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1593年、ホイアンに居住していた日本人がかけた橋と伝わっています。
後に、中国風に改装されて屋根が付いています。写真は西側から。 -
18m足らずの橋ですが、橋の中央には、カウ寺があります。
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祭壇があります。現在も地元の方がお祀りしています。
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来遠とは、「朋あり遠方より来たる、また楽しからずや」の意味があるのだとか。
老朽化が進み、改修工事をすることも検討中のようです。 -
ホイアンの旧市街。
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ホイアンの旧市街。日差しが強い。
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ホイアン市場。日中は出歩く人もまばら。
予定では、海のシルクロード館や福建会館などを観光するはずでしたが、チケットがないため、観光打ち切りです。 -
ダナンへ戻る途中、予定どおり五行山へ寄りました。
グエン王朝の第2代皇帝ミンマン帝が、陰陽五行説を元に五行山と名付けました。
ダナン市内から来る場合は、車で20分ぐらいです。 -
入山口の前の広場にはお土産屋さんがたくさんあります。
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チケットブース。
この後、ガイドがまたやります。 -
これが入場券、一人40,000ドン。
下山後に個人で購入したものです。 -
かなり急な石段を上るため、エレベーターが用意されています。
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エレベーターのチケット、15,000ドン。
記念に買いました。 -
入山口。山全体が大理石です。
一番有名なトゥイーソン(土山)に登ります。 -
この石段を上っていきます。
右下の男性がチケットをチェックします。
ここは、一人一人チケットを見せなければならないため、ガイドはいったんチケットを私たちに渡しましたが、通過したらすぐに回収、ハッキリしました。 -
石段が不揃いで歩きにくいです。
「おくのほそ道」の立石寺よりも登りにくいです。 -
龍や仏様の像がたくさん。
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ここが作られた頃はこの地は中国の支配下でした。
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石段を上りきると、正面に白い仏様が見えます。
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左手に、霊應門。
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霊應門を抜けると、正面にはリンウン寺。
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リンウン寺の裏に抜ける道を進みます。
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タンチョン洞窟。
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洞窟内の祠堂。
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ここにも仏様がいます。
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さらに洞窟の奥に進むと、仏様がいます。
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ずっと上まで登る人がいましたが、かなり危なそうなので止めました。
この上は展望台になっているようです。 -
私たちのガイド、五行山の一番の観光スポットである「ホアギエム洞窟」は案内しませんでした。
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展望広場にも行けなかったので、とりあえず1枚。
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ガイドは、先を急いでこの石段を下りてしまいます。
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やっと入山口まで戻ってきました。
ガイドが急いでいた理由は、この後、前触れなしに「石屋」に連れて行きたかったのです。
五行山の周辺は石屋が多く、観光客相手に高額な石細工を取り扱っています。
私たちは誰も購入する意志がないにも関わらず、1時間ほど強制的に見学させられました。 -
ダナンの中心街。
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海鮮レストラン。この辺りには同じようなお店がたくさんあります。
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恐い顔した魚ですが、白身で美味しいです。
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ダナン空港。国内線の搭乗手続きです。
酷いガイドとお別れしてホーチミンに移動です。 -
タンソンニャット空港。国内線出口。
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ホテル ニッコー サイゴン。
日本人が大勢泊まっていました。朝食がとても美味しいです。 -
ホテル近くの交差点。ベトナム国旗がたくさん立てられていました。
ホーチミンのガイドさんは愛想が良く、また物知りでした。 -
激しい噴水。チョロン地区の公園にありました。
まるで放水訓練の様です。 -
中央郵便局。
フランス統治時代の建築で、現役の郵便局。中にはお土産屋さんもあり、入場無料です。 -
市民劇場。
1898年に統治していたフランス人がオペラハウスとして建設。
バロック様式の建築物で、普段は中には入れません。 -
チャンフンダオ(陳興道)像。
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ドンコイ通りにあるバタフライ。
日本人御用達のお土産屋さん、1Fは雑貨、2Fはお菓子と衣類。
ドンでも円でも米ドルでもOKです。 -
違うお店で買った小さいショルダーバッグ。
3個千円と言ってきたので、4個200,000ドンで買いました。 -
金曜日の夜、バイクの集団。
1,200万人の市民と900万台のバイク。 -
最後の夜は、このフレンチレストランに招待されました。
日本人がよく使うお店だそうです。 -
タンソンニャット空港の国際線出発フロアですが、左側の待合イスの部分が工事中のため狭いです。何とか荷物を詰め替え、ベトナム航空チェックイン。
現地時間9日夜23:50、登場開始です。
A350-900の先端だけが見えています。 -
VN300便。エコノミーは、3-3-3の配列、座席幅はともかくピッチが狭く窮屈です。
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2時間ほど寝たら目が覚めてしまい、映画を見ることにしました。
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今春の大阪アジアン映画祭に出た『仕立て屋 サイゴンを生きる / The Tailor」。
ベトナム語が分からなくても、英語字幕が読めなくても楽しめました。 -
朝食です。噂どおり『不味い』です。
VN300便を利用する際には、コンビニで食べ物を買ってから搭乗して下さい。
帰ってきたばかりですが、業界団体の旅行で21日からホーチミンへ行ってきます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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